夢の続きを見る方法①夢の内容を書く(夢日記を付ける)
「今日はいい夢を見たので、またこの夢の続きを見たい」と思った時に1番おすすめな方法は、夢の内容をノートにメモをしておくことなのです。
いわゆる『夢日記』を付ける方法ですね。
起きたらすぐに、ノートに手書きで夢の内容をメモしておきましょう。
ストーリーをそのまま書いてもいいですし、単語でも大丈夫です。
一つ一つ丁寧に、キーワードがわかるようにメモしておくことが大切です。
夢の中のイメージの色や、夢の中でどう思ったか、どういう気持ちになったかなどの感情も、できるだけたくさん書いておくようにしましょう。
見た夢の情報をメモに書く事で、夢の内容の細部まで頭の中にインプットでき、夢の続きを見ようという意識を強く持つことができるようになるのです。
こうすることによって、続きが見たい夢への意識が高まっていくのですね。
ちなみに、この夢日記は手書きでないと効果がないとされています。
最近はスマホのメモ機能が便利だという事で、色々な事をスマホにメモしておく人が多いですよね。
私も買い物リストのメモや、記事のネタを思いついた時のメモを書くのに便利でよく使っています。
しかし、夢日記に限ってはスマホのメモよりも手書きが推奨されています。
何故かというと、スマホの画面を開くと、着信やメール、ライン、ニュースなどの情報が入ってきてしまい、その瞬間夢の内容を忘れてしまう可能性があるからです。
できるだけ細かくデティールを記した方がよい夢日記においては、1つや2つでも重要な手がかり、キーワードを忘れずにメモする事が重要なのです。
そういった理由から、夢日記はできるだけ手書きで起きてすぐに記録する事が望ましいとされているのです。
この夢日記を付けて、もう一度続きが見たい夢があるなら、その夢について書いた記録を繰り返し読みながら思い出すといいそうです。
できるだけ詳しく、頭の中でその夢を初めから再現させるつもりで思い出すのです。
夢の内容を反復し、復習するのですね。
この方法を繰り返していると、ある日突然その夢の続きが見られるようになります。
この方法なら手軽で簡単にできるので、試してみてはどうでしょうか?
夢日記をつけると夢占いにも使用できて便利ですし、何より自分の深層心理や精神状態の記録にもなるのでおもしろいかもしれません。
心理学的な事に興味がある人も、夢日記をつけるのは勉強になるのでおすすめですよ。
夢の続きを見る方法②夢を書いた紙を枕の下に入れて寝る
前項で、夢日記をつける事が『夢の続きを見る方法』としておすすめだとご紹介しました。
次に紹介するのは、夢日記の延長のような方法です。
夢日記ではノートに夢の内容を記録しましたが、それと同じ内容を1枚の紙に書いて、寝る時に枕の下に入れて眠るという方法があるのです。
昔から、夢に見たい対象の写真や絵を枕の下に置くと、夢に出てくると言われていますよね。
小学生の頃に、「好きな男子の写真を枕の下に入れて寝ると夢に出てくる」なんていうおまじないを試したことがある人もいるのでは?
さらに日本では昔から、初夢で縁起のいい夢を見るには『七福神が宝船に乗っている絵と回分』が書いてある絵を枕元に入れて寝るといい、などとも言われてきました。
これらのおまじないや、縁起をかつぐ方法は、実際に効果があるので今まで言い伝えられてきたのでしょうね。
今回ご紹介している『夢の続きを見る方法』もこれに当てはまるのです。
続きを見たいと思っている夢の内容を、紙に書いて枕の下に置く。
たったそれだけです。
そして、眠りにつく時にはその紙に書いてある内容を頭の中で思い浮かべて反復するようにしましょう。
その時、リラックスした気持ちで思い浮かべるのが大切です。
そうしているうちに眠りが訪れて夢の中に入っていき、続きが見られるという仕組みなのです。
これは、意外と効果がありそうですね!
子供だましだと思わずに、チャレンジしてみてもいいかもしれませんよ。
なにより、自分の意識に働きかける方法としては有効だと思いますので、続きを見たい夢がある人は夢日記と共に試してみる事をおすすめします。
夢の続きを見る方法③潜在意識に働きかける
前項の『続きを見たい夢』の内容を書いた紙を、枕の下に入れて眠る方法もその1つになるのですが、大きなくくりとして潜在意識に働きかける、という方法があります。
潜在意識なんて言うと「難しそう……」だとか「催眠術?」なんて思うかもしれませんが、そんな大げさな物ではありません。
どちらかというと、スポーツ選手やアーティストが行うイメージトレーニングに近いイメージになります。
寝る直前に、続きを見たい夢の内容を思い出しながらイメージすることで、続きを促すという方法です。
その方法はとても簡単です。
寝る準備が整ったら、布団に入ってリラックスしましょう。
そして続きが見たいと願っている夢の内容を、ゆっくりと初めから思い出していきます。
この時「夢の続きが見たい」と強く願う事も大切です。
自分の脳の潜在意識に働きかける事によって、同じ夢の続きを見られるようになります。
そもそも夢というのは本来、潜在意識からのメッセージです。
潜在意識があなた自身からの反応を待っている状態なのです。
夢に出てくる内容というのは、現在の自分にとって優先度が高い事柄です。
自分にとって必要な事や、重要なメッセージが夢となって表れることが多いのです。
ですから、そのメッセージに応えるためにも、夢について考えたり反復したりするのは重要な事なのですね!
夢の続きを見る方法④リラックスして眠りにつく
前項では、自分の潜在意識に働きかけて夢の続きを見るという方法についてご説明しました。
その方法としてリラックスして布団に入る事が重要になるのですが、どうすれば寝る前にリラックスした精神状態にもっていけるのでしょうか?
ここでは、その方法についてご説明します。
まずは今現在、あなたの寝室がリラックスして眠れる環境になっているか、気をつけて見てみましょう。
温度や暗さなど、リラックスして眠れる環境を整えるのがなによりも大切だからです。
必要であれば、アロマテラピーなど香りでリラックスするのも有効ですね。
さらに、快適に眠れる寝具も重要なポイントです。
布団や枕など、自分が1番心地よく眠れる素材や柔らかさ、軽さなどにこだわってみましょう。
また、パジャマなどの寝巻も大切です。
締め付け感がなくゆったりとしていながら、肌触りが快適な素材にこだわりましょう。
寝る少し前に少しぬるめのお風呂に入るなどの方法も効果がありますよ。
副交感神経を優位にしてあげる事で、完全にリラックスして熟睡できるようになるのです。
寝る前にストレッチやヨガを行うのも効果的です。
要するに、快眠できる方法と同じような事を心がけるのが大切なのですね。
快眠できて深い眠りが訪れる事で、望んでいる夢の続きも見やすくなるのです。
環境が整ったら、夢の続きを見る準備はバッチリです。
寝る環境や、精神状態を整えたらさっそく布団に入ります。
ゆっくりと息を吐きながら深呼吸をして、全身の力を放出しながら力を抜いていきましょう。
そして前項でお話ししたように、自分の潜在意識に働きかけながら、続きが見たい夢の内容を思い浮かべましょう。
このような方法を行う事で、脳もリラックスしてリフレッシュされます。
夢の世界と向き合って準備しているうちに、その願いを脳がはっきりと認識してくれるようになりますよ。
見たい夢の内容をつぶやきながら、眠りに落ちていけば、いつか夢の続きを見られるでしょう。
焦らずに「いつか夢の続きを見られる」と楽しみに待つのもいいかもしれません。
夢の続きを見る方法⑤夢の途中で目が覚めた時には?
ところで、眠っていて夢の途中で目が覚めてしまった時にはどうすればよいのでしょう?
夜中や明け方など、まだ起きる時間ではない時に夢の途中で目が覚めてしまったら、次に紹介する方法で続きを見る事ができるかもしれません。
夢が中断されてしまった直後は、一番夢の続きを見やすいからです。
もし夢を見ている途中で目が覚めてしまったら、電気は消したままの状態で動かずにじっとしていましょう。
そして、見た夢の内容をゆっくりと思い出します。
この時はまだ半分眠っている状態ですので、ぼんやりと夢の中にいるような感じですね。
なんとなく夢の内容を思い出しながら目をつぶっていると、そのままもう一度夢の続きに戻れると言われています。
夜中以外に、明け方や昼寝中もこのような状態になりやすいそうですよ。
ただし、夢の続きに入り込んでしまって、寝坊をしないように気をつけてくださいね!
夢の続きを見る方法⑥明晰夢を見る
さて、これまで説明してきたような方法を行う事で、夢の続きを簡単に見る事ができるようになったという人もいるかもしれません。
そうなると、夢をコントロールできるようになり次のステップに進むことができます。
それが『明晰夢』を見られるという状態です。
『明晰夢』というのは、「夢の中で、これは夢だとわかっている」という状態です。
つまり、「これは夢だ」と自覚しながら眠っている状態ですね。
今までそのような状態になった事があるという人は、かなり少ないのではないでしょうか。
ここまでくると、見ている夢のシナリオをコントロールできるような状態になっています。
そうなると、毎回ストーリーのように夢の続きを見ることができるようになるのでしょう。
なんだか毎日眠るのが楽しみになりそうな気もしますが、実際にはどうなのでしょうね。
なにか、危険な事やデメリットはないのでしょうか?
調べてみたところ、明晰夢を見ている時というのは、脳波などが普段夢を見ているレム睡眠とは違う状態になっているそうです。
その為に、眠りのメカニズムが狂ってしまう事もあり、睡眠の質も下がってしまうんだとか。
そうなると、最悪の場合は睡眠障害を起こすかもしれないのです。
なんだか怖いですね。
だから自分で夢を完璧にコントロールしようとは思わずに、リラックスして眠る事を優先させるのが大切です。