同性でも異性でも、誰かを好きになるのは素敵なこと
同性を好きになるのが初めてという人の中には「恋愛は異性とするものなのに…」「同性を好きになるなんて変」と自分の気持ちを否定している人もいるかもしれません。
しかし同性でも異性でも、好きな人がいるのはとても素敵なことです。
そもそも恋愛は「相手が異性だから好きになる」のではなく「相手の優しさや人柄が魅力的だから好きになる」もの。
つまり、誰かに恋している人はそれだけで「他人の魅力に気づけた人」ということになります。
同性を好きになるのはちっとも変なことではない、ということをまずは知ってくださいね。
同性が好きな女性の特徴
同性が好きな女性には、いくつか共通する特徴がみられます。
この項目では、同性が好きな女性の特徴について紹介するので、自分に当てはまる項目がないかチェックしてみましょう。
男女ともに人気がある
同性が好きな女性は、男女どちらからも人気があります。
「男ウケ」を意識して男性に媚びたりしないので女性の支持を集めやすく、サッパリとした性格は男性にも親しみやすさを持たれるためです。
また、同性が好きな女性は自分の気持ちを隠すのに慣れているため、たとえ好きな女性がいても大々的にはアピールしません。
自己主張よりも周りに同調することを得意とするので「誰にでも平等に優しい人」というイメージを持たれ、学校や職場でも多くの人から愛されます。
過去の恋愛について語らない
同性が好きな女性は、恋愛トークをしても自分の恋愛観や過去の恋愛遍歴をあまり話したがりません。
結婚や出産を諦めている同性愛者の女性も多く、一般的な恋バナに興味を持てないことも理由でしょう。
また、同性が好きな女性の中にはバイセクシャルの人も多いですが、異性と付き合っていた頃の話をするのは「異性愛者アピール」のように感じられ気が進みません。
しかしだからといって、同性と付き合っていたと明かせば周囲を驚かせてしまう可能性が高いので、結果として恋愛トークには消極的になってしまうのです。
同性の芸能人が好き
異性愛者の女性でも女性芸能人のファンになる人はいますが、同じくらいの熱量で男性芸能人も好きという人が多いですよね。
しかし、同性を好きな女性はファンになる芸能人も女性と決まっていることが多く、反対に男性芸能人にはあまり興味がありません。
芸能人は「こんな素敵な人になりたい!」と憧れる存在であるとともに「こんな素敵な人と付き合えたら…」と想像をかき立てる存在でもあります。
そのため、性的指向や恋愛傾向が反映されるのは自然なことといえるでしょう。
差別に敏感
恋愛において自分が少数派に属しているとわかっているからこそ、同性が好きな女性は他人の差別的発言に敏感です。
たとえ自分に向けられた言葉でなくても、少数派の人を貶める発言を耳にすると、まるで自分のことを言われているかのような気持ちになり苦しくなるのでしょう。
差別的発言は、言った人は冗談のつもりでも聞く人によっては深く傷つくケースもあります。
誰かを傷つけ自分の視野の狭さをバラしてしまうだけなので、使わないようにしてくださいね。
極端なスキンシップ
女性は、男性よりも同性間でのスキンシップが多いですよね。
ですが同性が好きな女性は、スキンシップが一般的の範疇を超えるほど激しかったり、反対に気を使い過ぎて全く触れてこなかったりと極端な傾向が見られます。
自然なスキンシップが取れない理由は、相手に特別な感情を抱いているから。
「たくさん触れたい」「触れたら嫌われるかも」と頭でぐるぐる考えるため、どうしても不自然なスキンシップになってしまうのです。
「同性が好きかも?」を確かめる8つの診断方法
同性の女性が好きかも、と気づいても「この気持ちは本当に恋?」「友情を愛情と勘違いしているだけでは?」と悩んでしまうこともありますよね。
ここからは、同性が好きな気持ちを確かめる8つのポイントを紹介するので、自分の感情と照らし合わせながら読んでみてください。
会うときはおしゃれしたくなる
ただの友達なら気遣いも不要なので「今日は時間がなかったから、おしゃれは手抜きなんだ」なんて言葉も気軽に言えるはず。
しかし、好きな同性と会うときは「相手から魅力的な人だと思われたい」という心理が働くため、バッチリおしゃれしていたいと考えます。
誰かのためのおしゃれは、自分を最大限まで可愛く見せて相手から好かれたいという気持ちの現れです。
好きかもしれない同性女性に会える日は、メイク時間が長くなったり服選びに悩んだりする…という人は、本気で相手に恋しているといえます。
一緒にいられるだけで嬉しい
同性を好きかどうか診断したいときは、自分の気持ちを冷静に分析するのが一番!
試しに、あなたと好きな同性女性が何もない場所で一緒に過ごすシーンを想像し、そのとき自分がどう感じるのかを考えてみてください。
もしも「一緒にいるだけで嬉しい」という気持ちが想像できるなら、あなたは心から相手を愛している可能性が高いです。
たとえ何もない場所であっても大好きな人が隣にいれば、それだけであなたは幸福感が得られ嬉しいと思います。
気づくと目で追っている
気づくと相手のことを目で追ってしまうのも、本気で同性が好きなサイン。
好きだからこそ相手のことをもっと知りたくなるし、何かに困っていないか心配になって、ついつい目で追ってしまうのです。
目で追う行為は、やっている本人は無意識であることも少なくないので、普段の自分の行動をよく思い返してみてくださいね。
大勢の人がいる中でも、ふと彼女に視線をとめてしまう、彼女がいないと心配になってキョロキョロしてしまうという人は、自分の恋心に気づいていないだけで相手を特別視しているのかもしれません。
他の人と楽しそうに話していると嫉妬する
「気になる女性が他の人と楽しそうに話していたらどう感じるか?」を考えるのも、恋心を診断する方法の一つ。
たとえば彼女が誰かと親しげに話しているシーンを想像して、何となくイヤな気持ちになるなら、あなたは嫉妬しているといえます。
嫉妬心は「好きな同性を誰にも取られたくない」「自分だけのものにしたい」という気持ちがなければ生まれず、ただの友達にはなかなか抱かない感情です。
自分の気持ちが本物かどうか診断したいなら、嫉妬心や独占欲の有無をチェックしましょう。
ふとした瞬間にも相手のことを考える
家に帰ったとき、おいしいものを食べたとき、彼女に似合いそうな服を見つけたとき…。
本気で恋をすると、上記のようなふとした瞬間にも「ここに好きな同性女性がいれば」と考えてしまいます。
好きだからこそ、常に頭の片隅に彼女の存在があり、ちょっとしたきっかけで思いを馳せてしまうのです。
また、好きな女性と離れた場所にいると「今、彼女は誰かと一緒に過ごしているのかも」と考え、ネガティブになることも。
LINEの返事が遅いと心配になる
家族や友だちからLINEの返事が届かなくても「忙しいのかな」と考えあまり気にしない人が大半でしょう。
しかし、好きな同性からLINEの返事がないと「何かあったのかな」「嫌われたのかも」と、とても心配になります。
同性女性の些細な反応が気になってしまうのは、あなたが彼女に好意を寄せ嫌われることを恐れているからです。
「好かれたい」と思っている相手だからこそ、LINEの返事が少し遅かったり内容がそっけなかったりするだけで過剰に反応してしまいます。
2人きりになりたいと思う
友達なら、大勢の友人を交えてわいわい遊んでも楽しいと感じるはずです。
しかし、好きな同性の場合は「できるだけ2人きりで過ごしたい」と思います。
2人きりを望むのは、踏み込んだ話をして自分の魅力を最大限にアピールしつつ、彼女のことを知るチャンスを掴みたいからです。
好きな人に対しては誰だって、自分のことを知ってもらいたいと思うのと同時に、相手のことも知りたくなるもの。
周囲に大勢の人がいると話を遮られてしまう可能性があるため、邪魔が入らない2人だけの空間を望むのです。
性的な想像をしても嫌悪感がない
同性が好きなのか診断する手っ取り早い方法は、性的な想像をしてみることです。
もしも思いを伝え好きな同性と付き合うことになれば、当然キスやセックスをすることもあるでしょう。
そんなとき、あなたはどう思うのかイメージしてみてください。
もしも「興味がある」「きっと楽しめる」と思えるのなら、あなたは本気で同性女性のことを愛しているといえます。
しかし反対に、嫌悪感や拒絶したい気持ちが生まれたなら、友情や憧れを恋心と勘違いしている可能性が高いです。