2021.09.29

女性の退職理由ランキング|退職理由に使える建前や上手な伝え方を紹介

給料が少ない、人間関係が不安。会社で働く女性はさまざまな悩みを抱えています。「女性の退職理由はどんな内容なのか知りたい……」と思った人必見です!今回は、女性の退職理由ランキング6選を紹介!ランキングの他に、退職理由で使える嘘や退職の伝え方も解説します。

女性の退職理由ランキング


女性の退職理由は、人によってさまざま。
ここでは厚生労働省の統計調査の結果をもとに、女性の退職理由ランキングを紹介します。

出典:厚生労働省|第2回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)結果の概況(外部リンク)

1位:給与・報酬が少ない

女性の退職理由として最も多く挙げられたのが「給与・報酬が少ない」ことです。

具体的な理由としては、以下のようなものがあります。

  • 仕事量に対して給与が少ない
  • サービス残業が多い
  • 会社の評価制度がおかしい

頑張って仕事をして会社に貢献しているのに、給料が少ないままではモチベーションが上がりませんよね。

生活がかかっているため、給与に関してはシビアに考える女性が多いようです。

2位:会社の経営方針に不満がある

次に多く挙げられた女性の退職理由は「会社の経営方針に不満がある」からです。

具体的な理由としては、以下のようなものがあります。

  • 会社のトップが無謀な理念を押しつけてくる
  • 部下の状況を把握せずに方針変更を頻繁にする

このような態度にうんざりして退職をする女性が多いようです。

3位:残業が多い・休みが少ない

「残業が多い・休みが少ない」も女性の退職理由として多く挙げられます。
会社によっては残業が多く、家に帰るのが毎日遅くなるということも。

特にサービス残業の場合はやる気も上がらず、そんな職場に疲れを感じ、退職を決意する女性も少なくありません。

また、休日を返上して働く・年間休日が少ないなどを理由に不満を感じる女性も多いようです。

4位:自分の希望する仕事ではない

つづいて、女性の退職理由として挙げられたのが「自分の希望する仕事ではない」です。
新卒の女性は、自分のチャレンジしたい仕事に就けなかったというケースがあります。

いずれは希望している部署に配属されると思いながら頑張っていても、何年も時が経つと会社に対して不満を感じますよね。

そのような理由で退職を考える女性も多いようです。
また、転職者の女性では働く前に提示された条件が、入社してみたら全然内容が違うという状況もあります。

そんな対応をさられたら、退職を考える大きなきっかけになりますよね。

5位:体調不良のため

つづいて、女性の退職理由として挙げられたのが「体調不良のため」です。
過度な残業や人間関係など、女性は日々のストレスによって体調を崩す場合があります。

自身で体調不良を感じているのにも関わらず、退職させてもらえないケースがあり、体調は崩れていく一方。

そんな状態で仕事を続けていると、過労やうつ病などに繋がる恐れがあるため、嘘をついてでも辞めようとする女性が多いようです。

6位:人間関係が上手くいかない

ランキングの最後に挙げられたのが「人間関係が上手くいかない」です。
会社によっては社内イジメや派閥など、さまざまな問題があります。

特に女性の場合は人間関係が難しく、常に気を使わなければならないという気持ちから、退職を考える人も多いようです。

他にも、上司によるパワハラやセクハラなどに悩まされて退職する場合もあります。

退職理由で使える無難な理由3つ


退職を伝える際に、会社への建前として真実ではないことを伝えるケースがあります。
退職理由に嘘を言っても良いのかと不安になるかもしれません。

しかし、本当のことを言って会社と揉めるよりは建前を伝えたほうがいいこともあります。
ここでは、退職理由に使える建前を3つ紹介します。

結婚は円満退職しやすい

女性は建前の退職理由として結婚が使いやすいです。
結婚はプライベートな問題のため円満に辞めやすく、会社から引きとめられることも少ないでしょう。

しかし、場合によっては結婚式の日取りや、相手の男性のことについて聞かれるケースがあります。

ここで上手く答えられないと、結婚は嘘ということがバレてしまうため、あらかじめ聞かれた場合のイメージトレーニングを行っておくことが大切です。

あまりしつこく聞いてくる人がいたら、「結婚式の日程は調整中」や「とりあえず先に籍だけ入れる」などと言って上手にかわしましょう。

また、面倒な上司や同僚が相手だと、辞めるまで詳細をしつこく聞いてくる可能性もゼロとはいえません。
円満に辞めるためにも、嘘を貫き通して退職してくださいね。

親の介護を理由に使う

親の介護は、建前の退職理由として使いやすいワードです。
家庭内の問題のため周囲も聞きにくく、結果的に円満退職へと繋がります。

この際、必ず親の介護には自分が必要ということを伝えておきましょう。
家族内で他の人に頼めないのかと聞かれる場合もあるため、しっかり押し通すことが大切です。

新しい仕事にチャレンジしたい

新しい仕事への関心があるため退職したいという理由は、円満に辞めやすい方法の一つです。
上司から印象が悪くなることは少なく、むしろ応援してくれる場合もあります。

ただ、同じ企業内での部署異動を勧められる可能性があるため、今の会社ではできない仕事だということを念入りに伝えておくことが大切です。

上手な退職の伝え方


退職理由を上手く伝えるだけでは、円満に仕事を辞めることはできません。
最低限のルールやマナーを把握しておかないと、余計なトラブルを引き起こす可能性もあります。

ここでは、上手な退職の伝え方を紹介します。
しっかりポイントをおさえて、円満退職を目指しましょう。

退職報告は1~2ヶ月前が目安

退職報告をする際は、退職予定日の1~2ヶ月前には報告しましょう。
民法上では退職する2週間前までに報告すれば問題ないですが、会社側からすると急に人員が減るため、困る場合があります。

また、取引先への挨拶や引継ぎなどもあるため、余裕をもって報告を行うことが大切です。
退職を伝えるタイミングは、直属の上司や周囲が忙しくないときを狙いましょう。

特に、組織編成や人事異動が公表された直後などは避けた方が無難です。
退職報告をする際は、相手に余裕があるときに切り出す方が、受け入れられる可能性が上がりますよ。

まず最初に直属の上司に退職報告をする

退職報告は、まず最初に直属の上司に伝えましょう。
直属の上司より上の役職の人や、同僚・部下から退職が伝わるのはマナー違反です。

上司に退職を報告する際は、まずはアポイントを取りましょう。
就業中にいきなり退職を伝えても迷惑ですし、周りに人がいるデスクで伝えられても返答に困ってしまいます。

必ず上司に時間を取ってもらい、個室や会議室など、人がいない場所を確保したうえで退職の旨を伝えましょう。
また、退職を報告する際は、直接口頭で伝えることが重要なポイント。

メールでは自分の意図が伝わらない場合があるため注意が必要です。

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退職理由は本音と建前を上手く使う


女性の退職理由はさまざまあります。
退職を報告する際は本音を言いつつ、建前も使って上手く伝えましょう。

また、伝え方を間違ってしまうとトラブルを引き起こす恐れがあります。
しっかりルールを守って、円満な退職を目指してくださいね。

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Rolmy編集部(ライター)
Rolmy編集部

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