2021.11.01

3週間で3キロのダイエットを成功する!必要な運動や避けるべき行動

3週間で3キロのダイエットは無理な目標ではありません。ダイエット効果を高めるためには、正しい食事と運動を取り入れる必要があります。この記事では3週間で3キロ痩せるためのコツを、食事と運動それぞれの観点から紹介します。避けたほうがいいNG行動にも注意しましょう。

3週間で3キロ痩せるのは難しい?


3週間で3キロ痩せるのは、簡単ではないものの、絶対にできない目標ではありません。
期間としてもちょうどいいため、3週間のダイエットはおすすめです。

ダイエットの期間が短すぎると過度な食事制限や運動が必要となり、体に何かしらの悪影響を及ぼしてしまいます。
また、期間が長すぎてもモチベーションを保つのが難しくなるため、3週間はちょうどいい期間です。

3キロ痩せると、顔まわりがすっきりしたり、ウエストが細くなったことを実感したりできます。
顔まわりが痩せることで周囲からも気づいてもらえるため、モチベーションも上がるでしょう。

ただし、体重だけに意識を向けるのは危険。
脂肪を消費しやすくなる筋肉量が増えると体重は重くなるからです。

ダイエットを計画するときは、体重だけでなくカロリー計算や体脂肪率にも目を向けるといいでしょう。

運動の消費カロリーは、メッツ×運動時間×運動する人の体重で計算します。
メッツというのは、運動内容ごとに定められた数値。

たとえばウォーキングのメッツは4.3です。
45kgの体重の人であれば、1時間のウォーキングで193キロカロリーの消費になります。

出典:厚生労働省|運動基準・運動指針の改定に関する検討会 報告書 平成25年3月(外部リンク)

消費カロリーを計算しながら計画を立てていきましょう。

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3週間で3キロ痩せるために必要な運動3選


3週間で3キロ痩せるためには食事に気をつけるだけでなく、運動も取り入れることが必要です。
しかし、ダイエットだからといって激しい運動をする必要は決してありません。

ご紹介する運動は今からでもできるものばかりです。
自分の体力と相談しながら、無理のない程度に継続してみてくださいね。

1.有酸素運動

有酸素運動は脂肪をエネルギーとして消費するため、体重減少に効果が期待できます。
激しい運動をする必要はなく、ウォーキングや階段の上り下り、軽いジョギングでもOKです。

1日20分程度の有酸素運動でも効果が期待できるため、無理のないペースで続けていきましょう。
たとえば、最寄り駅の1駅前で降りて歩いてみたり、エスカレーターは使わず階段を積極的に使ったりすることも、有酸素運動になります。

近くにプールなどがある方は水泳を取り入れることもおすすめです。
ウォーキングなどとは異なり、水の抵抗や圧力がかかるため全身を均等に使ってダイエットができます。

2.ストレッチ

ストレッチはダイエットに無関係だと感じる方もいるかもしれませんが、実は非常に効果が期待できる運動です。

ストレッチすることで食欲が抑制されたり基礎代謝がアップしたりします。
太りにくい体をつくるのに効果が期待できるでしょう。

また、リラックス効果も期待できるため、ダイエットに関係なく日々の生活に取り入れるべき運動とも言えます。

ストレッチするタイミングはお風呂上がりがおすすめ。
お風呂上がりは血流が良い状態で体が柔らかくなるため、体が硬い人でもストレッチしやすいタイミングです。

3.筋トレ

筋トレはダイエットにぜひ取り入れたい運動です。
筋トレすることで基礎代謝力がアップし、痩せやすい体になります。

筋トレをすると筋肉量が増えるため、体重は減りにくいです。
そのため、有酸素運動に比べて数字としての効果がわかりにくいデメリットがあります。

しかし、体の引き締め効果が期待できるため見た目に変化が表れるでしょう。

やり方としては、腹筋やスクワット、腕立て伏せなどを1日10分程度継続するのがおすすめです。
有酸素運動やストレッチと合わせて取り入れてみてくださいね。

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ダイエットの効果がなかなか目に見えないと、モチベーションも上がりません。
しかし、過度な運動や食事制限をしてしまうと体調を崩す心配があります。

健康的にダイエットを成功させるためには、正しい方法で継続することが重要です。
ここからは、ダイエット中に気をつけるべきことを3つ紹介します。

1.朝食を食べない

過度な食事制限に挑戦しようと朝食を食べない方もいるかもしれませんが、ダイエットには逆効果です。

なぜなら、朝食を食べないと体内がエネルギー不足だと判断。
次に食べた食事のエネルギーをわざと蓄え、脂肪にしようとするためです。

また、朝食を食べることは代謝をあげたり、体内のリズムを整えてホルモンの分泌が正常に行われたりする効果があります。

つまり健康的に痩せるためには朝食をしっかりと食べるべきなのです。

2.頻繁に外食する

コンビニやカフェ、レストランへ日常的に行く方は要注意です。
外で販売されているご飯は味を濃く調理していることが多く、無駄なカロリーを摂取する原因になります。

人付き合いで外食が避けられない方は、和食のレストランに行くようにしたり、ヘルシーなメニューを選んでみたりしてください。

ストレスを溜めないために、数日に1度ご褒美として外食するのは問題ありません。
ハイカロリーなメニューを食べるすぎることは避けてくださいね。

3.体重にとらわれすぎる

ダイエットの目標は体重自体を減少させることではなく、見た目を変えることではないでしょうか。

体重はわかりやすい目安になるものの、体重ばかりにとらわれすぎるのも良くありません。
なぜなら、体重が減らなかったり、逆に増えたりするのは、単にダイエットの失敗が原因ではないからです。

筋肉は脂肪より重いため、運動で筋肉量が増えることで体重が増えることもあります。

体重はあくまでも目安として考え、鏡の前で自分の姿をチェックするなど、見た目の変化に意識を向けてダイエットしましょう。

ダイエット中の食事で意識すべき4つのこと


断食などのダイエット中の過度な食事制限は、リバウンドの原因になるためおすすめできません。

その代わり、食事内容や食事の順番を意識してみましょう。
ダイエットのポイントは、糖質を控えてタンパク質を多く摂取することです。

1.糖質制限する

ダイエット中は糖質の摂取量に注目することが重要です。
糖質とは、炭水化物から食物繊維を除いたもののこと。

実は、お菓子やジュースなどの甘いものを控えるだけでは足りません。
なぜなら、糖質はお菓子だけでなく、白米や麺類、パンなどの主食にも多く含まれているためです。

たとえば、白米100グラムに含まれている糖質は約77.1グラムあります。

出典:文部科学省|食品成分データベース(外部リンク)

糖質を摂取しすぎると太りやすい体になってしまうため、ダイエットは糖質の摂取量に意識を向けましょう。

2.タンパク質を積極的に摂取する

ダイエット中には、タンパク質を積極的にとるようにしましょう。
なぜなら、タンパク質は筋肉をつくったり、ダイエットに不可欠な体脂肪燃焼ホルモンを活発化させたりする効果があるためです。

筋肉が多くなると基礎代謝量が上がり、運動していなくても脂肪を燃焼してくれる効果があると言われています。
そのため、ダイエットには適度な筋肉をつけることも必要なのです。

タンパク質は、魚、卵、豆腐などに含まれています。
日々の食事のメニューに取り入れてみてくださいね。

3.食事の順番を意識する

食事するときは炭水化物からではなく、食物繊維を多く含むものから食べ始めるよう意識しましょう。

食物繊維は血糖値の急上昇を抑えるはたらきがあり、脂肪を蓄えにくくする効果が期待できます。

食物繊維は野菜や果物に多く含まれているため、サラダなどから食べるように意識してみてください。

4.アルコールを控える

ダイエット中はアルコールを控えるようにしましょう。
アルコールには糖質が多く含まれており、摂取しすぎると太りやすい体になってしまいます。

とはいえアルコールが好きな方にとっては、我慢するのは苦しいもの。
ストレスによってダイエットを中断してしまっては意味がありません。

アルコールの中でも、以下のような蒸留酒は比較的太りにくいと言われています。

  • 焼酎
  • ウイスキー
  • ウォッカ

蒸留酒を中心に、たしなむ程度に飲むといいでしょう。

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3週間で3キロ痩せることは、決して無謀な挑戦ではありません。
正しい食事と運動を継続していれば、達成できる可能性が高くなるでしょう。

とはいえ、ストイックすぎるダイエットはストレスの原因です。
たまにはチョコレートを数個食べたり、たしなむ程度にアルコールを飲んだりして、ストレス調整をしながら継続していきましょう。

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恩田 彩花(ライター)
恩田 彩花

20代のフリーライター。国内外問わず、ひとり旅をするのが大好きです。読者さんの悩みを解決できるよう、丁寧でわかりやすい記事を執筆します。

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