2021.10.23

転職活動における内定辞退のマナー|穏便に辞退するにはどうする?

転職活動を行っていると、企業から内定をもらっても辞退したい場合もありますよね。今回は、転職活動で内定を辞退するときのマナーと穏便に内定を辞退するポイントをいくつかご紹介します。転職活動時に内定を辞退するときは、ぜひ覚えておきましょう!

転職活動中もらった内定は辞退できる?


頑張って転職活動を行い、内定をもらえたら嬉しいですよね。
ですが、場合によっては内定を辞退したいと考えるケースもあると思います。

転職活動中にもらった内定は、実は辞退することが可能です。
ただし急に内定をもらった企業に「辞退します」と伝えることはマナー違反になってしまいます!

まず最初に、どの段階であれば内定辞退が可能なのか?
そして内定を辞退しようか迷っているときに覚えておくべきことをお話します。

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回答期限内で承諾前なら内定辞退が可能


企業から内定をもらったけれど辞退したい場合は「企業が決めた回答期限内で内定を承諾する前の段階」であれば、内定を辞退することができます。

そのため転職活動中に内定を辞退したいときは

  • 内定を辞退できる期限内かどうか
  • 内定を承諾する前の段階かどうか

上記2点をチェックしておきましょう!
そして面接を受けたあと、特に回答期限内を伝えてもらえなかった場合は内定の連絡をもらった際に「いつまで待ってもらえるか」という点をしっかり確認しておくことが大切です。

迷っている時は保留の連絡を忘れずに


内定をもらったけれど、辞退しようか悩むこともあると思います。
迷ったときは、まず採用担当者に保留の連絡をするようにしましょう!

内定を辞退するか迷っているからといって、放置してしまうのはNGです。
「もう少し考えて決めたい」ということを伝えておきましょう。

内定を辞退できる期限と辞退するか迷っているときの対応方法は、わかりましたね。
では次に内定を辞退するとき覚えておくべきマナーをいくつかご紹介します。

内定辞退のマナー


転職活動を行い内定を辞退するとき、覚えておくべきマナーがあります。
内定を辞退するとき、どのようなことに気を付けて辞退すればマナー違反にならないのかわからない人もいるのではないでしょうか?

ぜひ内定辞退のマナーを覚えておいて、穏便に辞退できるようにしましょう!

内定辞退メールは遅くとも1週間以内に


内定を辞退する場合、なるべく早く連絡することが重要です。
内定辞退の連絡は、メールでも電話でも可能です。

辞退の連絡をする目安は「遅くとも1週間以内」。
1週間以上、企業側を待たせてしまうと迷惑をかけてしまう可能性があるので要注意です。

内定辞退のメールを送らないのはマナー違反


「内定を辞退するから、もう自分には関係ないかな…」と考え内定辞退のメールを送らないのはマナー違反になってしまいます。

内定を辞退する場合でも、社会人として常識のある行動を心がける必要があります。
内定を辞退したい場合は放置せず、きちんと内定辞退のメールを送るようにしましょう!

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承諾後の辞退はNG


最初にお伝えしたように、承諾した後に内定を辞退することは避けましょう。

内定を承諾してしまうと企業側は入社できるように色々な準備を行ってしまいます。
そのため、内定承諾後に辞退の連絡を入れてしまうと企業側に迷惑をかけてしまうのです。

感謝の意を伝えるのを忘れずに


転職活動時に内定辞退の連絡をする際は、必ず感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

  • 内定を自分に対して出してくれたこと
  • 貴重な時間を割いて選考を行ってくれたこと

上記2点について感謝の意を伝えることは、内定辞退のマナーの1つです。
内定を辞退したい気持ちだけでなく、感謝の気持ちもしっかり伝えるように心がけてくださいね!

では次に、転職活動中に内定をもらった会社に内定辞退を申し出るときの方法をいくつかご紹介します。

転職中もらった内定辞退の仕方


転職活動中に内定をもらったけれど辞退したい場合、どのようにすればいいのか迷いますよね。
内定辞退の方法は、おもにメールや電話で連絡するのが一般的です。

メールと電話で内定辞退の連絡を連絡をするときのポイントをご紹介していきます。
転職活動中に内定を辞退するときは、ぜひ参考にしてみてください。

基本はメールで辞退できる


転職活動中に内定を辞退する場合、基本は「メールのみ」で辞退することが可能です。
内定辞退のメールを送るときは

  • 内定を承諾する前の段階かどうか
  • 企業が提案した回答期限内かどうか
  • 企業に対して感謝の気持ちが伝わる文面が入っているかどうか

上記3点をチェックしてから内定辞退のメールを送信するようにしましょう!

「丁寧に電話で辞退」もあり


転職活動で内定をもらって辞退する場合、メールだけでなく電話で辞退する方法もあります。
電話はメールと違って、直接企業の担当者と会話することになるので丁寧な対応を心がけましょう。

もし上手く電話で話せる自信がない人は、事前に伝えたいことを紙に書いておくといいかも。
内容を確認しながら電話できるので、落ち着いて企業の担当者と話せるはずです。

ただ、基本的にはメールで内定辞退の連絡をしても問題ないので無理に電話する必要はないです。
自分自身が直接企業の方と会話して伝えたいことがある場合は、電話で内定辞退の連絡をしましょう。

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内定辞退し辛いと思ったら


「転職活動中、内定をもらったけれど辞退し辛いな…」とモヤモヤしてしまうこともありますよね。
そのときは、次にご紹介する2つのことを覚えておくといいかもしれません。

「転職活動をして内定をもらったのに辞退してもいいのかな」と迷ってしまったら、参考にしてみてください。

連絡を待っている先方の都合を考える


内定辞退の連絡がし辛いと感じたら、連絡を待っている企業側の立場になって考えてみるといいかもしれません。

内定を出したあと、企業側は色々な準備をする必要があります。
そのため、なるべく早く決断して伝えてもらった方が企業側は作業しやすくなります。

逆に、面接で内定を出した人から連絡が来ないと企業側は対応に困ってしまうのです。

内定を辞退することで迷惑をかける部分もありますが、何もしないで放置している方が企業側にとって都合が悪くなることが多いのです。

「就職活動中に、せっかく内定もらったのに何だか辞退し辛いな…」と思う気持ちもわかります。
ですが、連絡を待っている先方の都合を考えて行動することも転職活動では大事なのです。

転職エージェントに代行を頼む


内定を辞退したいけれど、自分から言い出しにくいと思う場合もありますよね。
転職活動中に内定をもらい、辞退したい場合は転職エージェントに依頼するのも方法の1つです。

自分でメールや電話で連絡すると、内定を断りにくいように事前に業務に関連する研修を受けさせるなどの方法を取り入れている会社もあります。

そのため「自分で連絡しても上手く逃げられないな…」と思ったときは、転職エージェントに相談して第三者に内定の辞退を行ってもらうといいでしょう。

ただし、第三者に依頼することでデメリットも発生します。

まず1つ目として「お金がかかってしまう」ということです。
やはり他の人に任せるので、無料で依頼することは難しいということを覚えておく必要があります。

そして2つ目は「紹介してもらった場合は印象が悪くなりやすい」ということ。
例えば面接を受けるときに紹介してもらって内定を辞退した場合、やはり紹介者からの印象が悪くなります。

内定を辞退することが面倒という理由だけで安易に転職エージェントに依頼するのは、あまりおすすめできません。
転職エージェントに内定辞退の依頼をする場合は、最終手段として利用した方がいいのかもしれません。

マナーを守って穏便に内定辞退を


転職活動中に内定をもらったけれど、辞退したいと考えることは決して悪いことではありません。
ですが、内定を辞退する際はマナーを守った行動を心がけましょう。

そして穏便に内定辞退を済ませて、次の新しいステップに進んで頑張ってくださいね!

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なる子(ライター)
なる子

女性メディアで恋愛とライフスタイル担当の主婦ライター

文章を書くこと・まとめることが好きなアラサー主婦です。趣味で始めたブログがきっかけでライター業を開始。読者の気持ちに寄り添った優しい文章の執筆を心掛けています。

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