一人称が「自分」の男性との恋愛
恋人や好きな人の一人称が「自分」だったら、どのように接するのが良いのでしょうか。
どのような意図から「自分」を使っているかによっても異なります。
それぞれのタイプごとにチェックしてみましょう!
適度に頼る
体育会系出身で「自分」を使う男性に対しては、頼ることでアプローチしてみましょう。
何事も積極的、人とコミュニケーションをとることが好きなタイプは、リードしたいと考えている人が多くいます。
頼り甲斐のある彼氏でいたいと思っていることがしばしば。
「強くありたい」「自分の力を示したい」と考えていることもあります。
そんな彼の気持ちを、適度に満たしてあげることを意識するといいでしょう。
リードする
真面目でおとなしいタイプで「自分」を使う男性は、こちらからリードする気持ちを持つといいでしょう。
女性に対して緊張したり、傷つきたくないと感じていたりするケースがあるためです。
このようなタイプの男性は、自分の言動に自信を持てないことも。
自分の判断で物事を進めていくことに対して抵抗感があります。
こちらから連絡やデート誘いをするのもOK!
デートの内容を提案してあげてもいいでしょう。
一人称で「自分」を使うおとなしいタイプの男性には、リードすることを意識しましょう。
本音を出す
友人や家族に対しては「僕」「俺」を使うのに、女性に対しては「自分」を使う男性がいます。
相手との関係が定まらなかったり、まだ打ち解けていなかったりするため、とりあえず無難な「自分」を使うというケースがあります。
中には、恋人になっても「自分」を使い続けるという人も…。
そのような男性に対しては、もう少し打ち解けると「僕」「俺」を使うようになるかもしれません。
自分から本音を話すなどして、距離を縮めていくといいでしょう。
一人称が「自分」の女性の特徴は?
一人称「自分」を使うのは、男性の方が多いもの。
しかし、女性が使う場合もあります。
女性が「自分」を使うのは、どんな理由からなのでしょうか。
チェックしてみましょう!
女性らしさを出すのが照れくさい
女性の一人称の中でも、一般的なのは「わたし」です。
しかし女性らしいと思われるのが照れくさいという理由から「わたし」を使うのがなんとなく恥ずかしいと思う女性もいます。
女性が使うその他の一人称は「うち」、もしくは自分の名前という人もいるでしょう。
どちらも幼いイメージを抱かれることがあり、特にビジネスシーンには不向きです。
そんな女性がどんな一人称にするか考えた結果「自分」になるケースがあります。
男性も使う一人称であるからこそ、照れくささを意識せずに使えるのでしょう。
女性であることで弱く見られたくない
性別によって自分の立場を左右されたくないという場合に「自分」という一人称を使うことがあります。
中でも、周囲に男性が多い職場の中では顕著です。
女性らしくいることで下に見られるなど、損をしてしまうケースも…。
そのような立場にいる女性は、弱くみられたくない、男性に負けたくないと思い「自分」を使うことがあります。
「部下が男性で、自分は女性」という場合もあります。
男性部下のプライドを傷つけてトラブルになるくらいなら、女性らしさを出す必要がないと考える人もいるのでしょう。
また「性別を変に意識してほしくない」「気をもたせたくない」という理由から、性別に関係ない「自分」を選んで使うこともあります。
女性であることを意識させないため、一人称で工夫しているのですね。
男性的な感覚を持っている
全ての女性が、女性らしい可愛らしさを目指しているわけではありません。
ボーイッシュなファッションを好む女性や、格好良い自分でありたいと思っている女性など、人によってその価値観はさまざまです。
男性的な感覚を持っている女性は、女性らしくいることが苦手なケースも。
かといって、男性的なイメージの強い「僕」「俺」を使うほどでもない…。
もしくは、周りの目を気にして「僕」「俺」を使わないという場合もあります。
そんな女性は、性別を意識せずに使える一人称である「自分」を選ぶことがあります。
一人称が「自分」の女性に対しての印象は?
一人称が「自分」という女性に対して、男性はどのような印象を持つのでしょうか。
「仕事で関わる人や友達であれば特に気にならない」と感じる男性がいます。
真面目で誠実、遊んでいないという雰囲気を感じて、好印象になることも。
反面、女性らしさを感じないという意見も…
「硬い感じがする」「距離感を感じる」と考えるのでしょう。
特に恋人や近しい関係なら、距離が遠い感じがして寂しいと感じる男性もいるかもしれません。
とは言っても、一人称は自分らしさにかかわるもの。
性別や周囲の視線に関係なく、好きな一人称を選びたいものですね!
一人称で「自分の名前」を使う女性の特徴は?
女性を中心に、自分の下の名前を一人称にしている人がいます。
子どもの頃は自分の名前を使っていたという人もいるでしょう。
しかし中には、社会人になっても自分を名前で呼ぶという人も。
番外編として、一人称が「自分の名前」の人の特徴や心理もチェックしてみましょう!
クセになっている
子どもの頃から自分のことを名前で呼ぶ習慣があり、クセになっているという人がいます。
中には大人になっても、恋人や家族の前では名前を使っているという人も。
そんな人でも、会社や友人の前では「わたし」などと言うようにしている人がほとんど。
しかしクセになっているため、ふとした時にうっかり自分の名前を使ってしまった…ということが!
子どもの頃から可愛がられて育ってきた人は、大人になってもその感覚が残っていることがあります。
兄弟の中では末っ子で、親からも兄弟からもたっぷりの愛情を受けて育ってきたというケースも多いでしょう。
「○○はね〜」と、いつも自分の話を聞いてもらっていたのかもしれませんね。
また、一人称が自分の名前の人には、名前が2文字の人が多いのではないかという意見も。
「わたし」と言うよりも短くて楽なのかも?
そのような人は特別な理由がなく、大人になった今でも自分の名前を使うことがあります。
可愛いと思われたい
かまってほしい、可愛いと思われたいという理由から、意図的に自分の名前を使うケースもあります。
中にはそんな女性のことを可愛いと感じる男性もいるそう!
また、中には親から十分な愛情を受けられなかったなどの理由から「甘えたい」「かまってほしい」といった感情が生まれることも。
自分のことを可愛がってほしいという欲求の表れかもしれません。
家族や恋人など、特別親しい関係にある人以外に対して使うのは、トラブルのもと!
幼いイメージを持たれたり、反感を買ったりと、何かと損をしているかも。
ビジネスシーンで適切な一人称とは
厳密に言えば、ビジネスシーンで使う「自分」はマナー違反です。
「自分」を使うのは、旧日本軍での文化。
それを知っている人からは、あまりよくない印象を持たれかねません。
「融通がきかず、お硬い感じ」と思われてしまうことも。
また、関西では「自分」を二人称として使うことも。
誤解や混乱を防ぐためにも、相手の出身などによっては避けることが無難でしょう。
もちろん、自分の名前を一人称にするのもNG。
同期など、親しい同僚に対しても使わないという人が大半でしょう。
「わがままな人なのかな?」「ちょっとズレている人なのかな?」と思われかねません。
ビジネスシーンでは、「わたし」「わたくし」で統一することが無難です。
加えてビジネス文書では「当方(とうほう)」が使われることがあります。
自分や、自分が属す組織などを指す表現で、こちらも男女問わず使用できます。
しかし、中にはそこまで気にしていないと言う会社も。
会社の雰囲気や、その時の状況によって許容範囲は変わるのですね!
まとめ
一人称が「自分」の人はその理由や背景はさまざま。
一人称だけでその人の性格を判断することはできません。
しかし「自分」を使う理由を考えることが、相手に対しての理解を深めるきっかけになる可能性もあります。
これを機に、一人称について考えてみてはいかがでしょうか。