2021.10.27

すぐ仕事を休む人の特徴5選|信頼されない人になる怖さとは

疲れやストレスが溜まり、「今日は仕事を休んでしまいたい!」と思ったことのある人は多いでしょう。しかし、実際に仕事を休むには大きな勇気がいるものです。今回は、すぐに仕事を休む人の特徴を紹介します。周りからの信頼を失う怖さや、どう改善すればいいかにも触れていきます。

1.疲れやすい

元々疲れやすい体質の場合、仕事で体力を削られすぎてしまいます。
頑張ろうと思っても集中できなかったり、朝起きられず遅刻したり、業務に影響が出ることも多くなるでしょう。

日々「つらい」「休みたい」と思い続けることが増え、気持ちが続かなくて急に仕事を休んでしまいかねません。

ストレッチやヨガなど手軽にできる運動を取り入れて体力づくりをしたり、栄養バランスに気をつけた食事をしたりして、体の調子を整えていきましょう。

2.睡眠時間が定まらない

睡眠時間が定まらないと、体に疲れが残りやすくなります。

人付き合いが多くて夜遅くまで出歩いていたり、つい趣味に夢中になって夜更かししていたりすると、翌日すっきり起きられません。
寝坊してそのまま仕事を休むなど、突発的な欠勤も増えてしまいます。

反対に、シフト制のような不定期な仕事であったとしても、1日あたり7~8時間しっかり寝ていれば問題ありません。

自分の睡眠習慣を見直し、心と体が疲れているときこそ長めに寝れるよう工夫していきましょう。

3.職場での人間関係にストレスがある

職場での人間関係にストレスがある場合、「行きたくない」という気持ちが勝ってしまいます。

仕事が忙しいだけで休もうとする人は少ないものの、いじめ・陰口・パワハラ・セクハラなど人間関係でのトラブルが重なると、心に大きな負荷がかかってしまうでしょう。

仕事を休むことで周りに迷惑がかかると分かっていても、つい自分を優先してしまいたくなる瞬間が訪れます。
快適に働くためには快適な人間関係こそが、欠かせないと分かります。

4.「どうにかなるだろう」と楽観視している

仕事を休んでも「どうにかなるだろう」という気持ちがはたらき、深刻に受け止めていない場合は要注意です。
確かに、絶対に自分でなければいけない仕事がない日であれば、休んでも問題ないと考えてしまうかもしれません。

しかし、その日のルーティンワークを誰かが肩代わりしたり、速やかな仕事ができず停滞したり、少なからず周りへの影響は出るものです。

「どうにかなるだろう」と軽い気持ちで仕事を休み、結果として周りからの信頼を損なう可能性も出てきます。

少なくとも自分に任された仕事だけはきちんと進められるよう、責任感を持つことが大切です。

5.周りからのサポートがあって当然だと思っている

周りからのサポートがあって当然だという、自己中心的な考え方が根本にあると、すぐに仕事を休みやすくなります。

「困ったときはお互い様」という言葉がある通り、誰かが困っているときはお互い助け合うことが大切です。

しかし、それに甘えて周りに頼る回数が増えすぎると、チームメンバーとして対等な働きをすることはできないでしょう。
いわゆる「お荷物」として見られることが増え、周りから冷たい視線を向けられる可能性も出てきます。

仕事を休むことで本当にメリットがあるのか、冷静に判断していく必要があります。

関連記事

すぐに仕事を休むことで生じる怖さ


次は、すぐに仕事を休むことで生じる怖さを確認していきましょう。
休みたいと思ったときに以下の項目を思い出せれば、自分にブレーキをかけられるかもしれません。

上司や同僚から信頼されなくなる

すぐに仕事を休んでしまうと、上司や同僚からの信頼をなくし、チームメンバーとして認めてもらえなくなります。
「どうせすぐに休んでしまうから」というレッテルを貼られ、社内での立ち位置も危うくなっていくでしょう。

場合によっては嫌われてしまうこともあり、冷遇されるリスクが増していきます。
相手も自分自身も嫌な思いをする可能性があるため、仕方のない理由がない限り、仕事を休むことはデメリットでしかないと分かります。

重要な仕事を任されなくなる

すぐに仕事を休む人に、重要な仕事を任せることはできません。
そのため、単純なルーティンワークしか任されなくなり、仕事のやりがいを失ってしまいます。

やりたい仕事や興味のあるプロジェクトがあって立候補しても、意見が通ることは少ないです。
加えて、勤続年数が長くなっても業務スキルが身につかず、今後の昇進・昇給や転職時に不利なことも増えるでしょう。

なんのために仕事をしているか分からなくなってしまうため、特に注意したいポイントです。

人事評価や賞与査定に影響する

欠勤・早退・遅刻の多さは、人事評価や賞与査定に影響します。
また、すぐに仕事を休む人をマネージャーとして成長させることはできず、いつまでも部下や後輩の教育係になれません。

当然、出世や昇進の機会は遠のいていくでしょう。
年収が大きく下がることもあり、生活に影響して困ってしまうことも増えていきます。

仕事で高い評価を得られれば金額面にも反映されるため、自分を守るためにもきちんとした勤務態度を貫くことが肝心です。

関連記事

すぐに仕事を休む人にならない方法


最後は、すぐに仕事を休む人にならない方法を紹介していきましょう。
休み癖のある人や、休みたいと常々思っている人は、特にチェックしてみることをおすすめします。

しっかり睡眠を取って休む

何よりも大切なことは、しっかり睡眠を取って休むことです。

体を休めれば心が安まることも多く、ストレス発散しやすくなるでしょう。
また、多少嫌なことがあっても跳ねのけられる、ポジティブな気持ちも育てやすくなります。

まずは1日7~8時間寝ることを目標に、夜更かしのない生活リズムを整えていくことが大切です。

オンオフをはっきりさせる

仕事をするときの「オン」と、プライベートの「オフ」を明確に区切り、仕事のことを考えない時間を作りましょう。

持ち帰り残業をしたり、休日出勤したりすることをなるべく減らし、休みの日は自分の好きなことに思い切り熱中することが大切です。

自分の時間をしっかり作れれば、ストレス発散になる他、「今からは仕事の時間」という切り替えもしやすくなるでしょう。
仕事への集中力も上がりやすくなり、一石二鳥の方法だと分かります。

仕事での困りごとは早めに相談する

仕事でトラブルや困りごとを抱えている場合、つい出社へのモチベーションが下がってしまうものです。
休んでも何の解決にもならないと分かっているのに、休んでしまうこともあるでしょう。

解決のためには、困りごとを早めに相談し、早めの対策をすることがポイントです。
自分ひとりで抱え込まないという意味で情報共有することも有効であるため、積極的に試していきましょう。

どうしても休みたいときは事前に有給申請する

どうしても休みたい気持ちが抑えられない場合、思い切って事前に有給申請してみましょう。
突発的に休むよりも周りへの負担を減らしやすく、自分も後ろめたさなく全力で休めます。

また、土日と合わせるなどして上手く連休を取得できれば、「この日までは頑張るぞ」という前向きな気持ちを生みやすくなるでしょう。

リフレッシュのために有給を取るのは、悪いことではありません。
むしろ自分のモチベーションを管理するために有効活用し、たまには平日思いっきり遊ぶ日を作ることをおすすめします。

すぐに仕事を休むことは大きなリスクです!


すぐに仕事を休むデメリットは、非常に大きいものです。

周りから信頼されなくなって任される仕事の裁量が減ったり、評価に影響して収入が下がったり、大きなリスクがあることを知っておきましょう。

事前に仕事でのトラブルを回避できるよう作戦を練り、有給を上手く活用しながらリフレッシュしていくことが大切です。
オンとオフを上手く切り替えられれば、仕事も生活の彩りになるかもしれませんね。

関連記事

この記事をシェア

Twitter
Facebook
渡辺 瞳(ライター)
渡辺 瞳

大手転職エージェントのキャリアコンサルタント兼フリーライター。女性ビジネスマンサポートに強く、各種オウンドメディアの記事作成・SEO対策を手掛けている。

このライターの記事を見る