2022.01.06

彼氏に冷めたかも?原因と対処法、彼への気持ちを取り戻す方法を解説

彼氏への気持ちが冷めたかもしれないと感じ、悩む人も多いのではないでしょうか?気持ちが冷めたからといってすぐに別れる必要はありません。恋愛では、冷めたり再燃したりするのはよくあること。この記事では、冷めてしまう理由や彼への気持ちを確かめる方法を紹介します。

彼氏に冷めたと感じるのはどんなとき?


ふとしたときに、彼氏に対してスッと気持ちが冷めてしまうことがあるかもしれません。
彼の言動がきっかけとなることもあれば、小さな不満が積み重なって少しずつ気持ちが冷めてしまうことも。

まずは、女性が彼氏に対して「気持ちが冷めた」と自覚しやすいシチュエーションを解説します。

1.一緒にいても楽しくないと感じたとき

付き合い始めやラブラブな時期は、ただ彼と一緒にいるだけでとても楽しく、満たされた気持ちになっていたはずです。

何気ない会話でも盛り上がり、笑いが絶えなかったことでしょう。
一緒にいてもつまらないと感じるときは、彼に対して興味が薄れているサインです。

デートや会話をしていても「明日の会議の準備をしなきゃ」「今日は早く帰って寝たいな」など、別のことを考えて上の空。

このようなときに、彼に対して気持ちが冷めていることを自覚するでしょう。

2.何気ない言動にイラついてしまうとき

ちょっとした彼の言動が気になったり、イラついてしまったりしたときに、気持ちが冷めていることに気付く人も多いのではないでしょうか。

付き合い始めは気にならない、気付かなかったことも、関係が落ち着いてくると目に付くようになるもの。
ささいなことでもイライラして、彼に対してきつく当たってしまうことがあるでしょう。

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3.スキンシップを避けてしまうとき


女性の身体は心と深くつながっています。
好きな相手には自分から積極的にスキンシップを求めますが、冷めている相手に対しては密着したくないと思ってしまうものです。

  • 彼からのスキンシップを避ける
  • 触れ合うことに嫌悪感を抱く

このような態度の自分に気付いたとき、気持ちが冷めていることに気付くかもしれません。

4.彼からの連絡をめんどくさいと感じるとき

以前は心待ちにしていた彼からの連絡が「めんどくさい」と感じるとき、気持ちが冷めたと気付く人もいます。

頻繁にしていたLINEでの何気ないやり取りも減り、必要最低限の連絡だけに。
「仕事で忙しいから」、「疲れているから寝たい」など、何かと理由をつけてLINEや電話を避けてしまっていませんか?

5.彼のために自分磨きをしない

気持ちが冷めてくると、「彼の前でキレイな自分でいたい」という気持ちも薄れてきます。

以前はデートの前日からスキンケアに気合いを入れて、わくわくしながらメイクやファッションを選んでいたのに、今では時間をかけずにいつもと同じメイクやファッションで済ませている……。

自分の気持ちの変化に、「気持ちが冷めた」と感じるかもしれません。
付き合いが長くなり、彼に対して気を許していることが原因という場合もあります。

女性が彼氏に冷めてしまう5つの原因


好きで付き合った彼氏に対しての気持ちが冷めてしまうということは、それなりの理由があるはずです。

決定的な理由が思い当たらず、「いきなり気持ちが冷めた」と思っている人もいるかもしれません。
しかし、小さな不満や違和感が積み重なっているなど、何かしらの理由があることがほとんど。

冷めた原因と向き合うことは、2人の関係を今後どうするか判断するうえでも重要です。
まずは冷静になって「どうして冷めたのか」を掘り下げてみましょう。

1.束縛や嫉妬が激しい

彼女の行動を常に把握していないと気が済まず、少しでも連絡がとれないと「何をしてたの?」「誰と一緒にいたの?」としつこく聞いてくる束縛彼氏。

少しの嫉妬は「愛されている」と嬉しく感じることもありますが、激しい束縛が続くと息苦しくなってしまいます。
「信用されていない」と感じて、気持ちが冷めてしまうでしょう。

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2.嘘をつかれる

すぐに嘘をついたり、誤魔化したりする彼氏は信用できません。
たとえ1つ1つは小さな嘘だったとしても、不信感がつのって気持ちが冷めてしまいます。

「正直に言ってくれればいいのに」「どうせまた嘘かもしれない」と、彼への信頼度が下がるにつれて気持ちも冷めていくでしょう。

3.彼からの愛情が感じられない


彼からの愛情が感じられないことも冷めてしまう原因のひとつ。

  • 記念日や誕生日を忘れられた
  • LINEや電話をしてくれない・極端に返事が遅い
  • 「好きだよ」などの言葉や、愛情を示す言動がない

このように彼からの愛情が感じられないと、「自分だけが好きなのでは」と不安になるでしょう。
彼のことを好きな気持ちが強いほど、報われないように感じて悲しくなりますよね。

大事な記念日を忘れる・連絡が少ないなど「彼が自分に対して興味がない」と感じると、気持ちがどんどん冷めていってしまいます。

4.彼との将来が見えない

彼との未来に不安があるときも、気持ちが離れてしまいやすいです。

  • 彼に対して仕事や経済的な不安がある
  • 彼が結婚に対して消極的
  • このまま一緒にいていいのかと不安がある

未来に向かって2人が同じ方向に進むことができなければ、いつまで続くかわからない不安定な関係になってしまいます。
彼との幸せな将来が想像できない場合は、気持ちが冷めてしまうでしょう。

5.当たり前の存在になって刺激がない

お互いの存在が当たり前になって物足りなさを感じている場合も、気持ちが覚めてしまうことがあります。
特に付き合いが長いカップルは陥りやすい原因です。

気を遣わずに居心地の良い関係になりすぎると、安心感がある一方で付き合ったばかりの頃のような刺激を求めてしまうのです。

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彼氏に冷めたと感じた時にやりたい3つのステップ


大好きだったはずの彼氏に対して気持ちが冷めていると感じたら、複雑な気持ちになりますよね。
冷めてしまった気持ちを抱えて、これから彼とどう付き合っていけばいいのか戸惑ってしまう人も多いでしょう。

しかし、いくら気持ちが冷めたとはいっても、すぐに別れてしまう必要はありません。

まずは、自分が彼のことをどう思っているか、じっくり向き合ってみてください。
今後の2人にとってより良い判断をするために、気持ちが冷めたときに行うべき対処法を紹介します。

ステップ1.会う頻度や連絡を減らし1人の時間を作る

冷静に自分の気持ちと向き合うには、1人の時間が必要です。
冷めた気持ちのまま今まで通りに彼と会っていると、罪悪感を抱いてしまったり、彼の雰囲気や態度にのまれて自分の気持ちがわからなくなってしまう可能性があります。

少しずつ会う頻度や連絡を減らし、自分の気持ちを整理する時間を作りましょう。

頻度を減らすことで、彼もあなたの気持ちに何らかの変化があったことに気付くかもしれません。
お互いに2人の関係について、見つめなおすきっかけになる可能性もあります。

ステップ2.冷めた原因を考えてみる

自分の気持ちと向き合う時間ができたら、冷めた原因について考えてみましょう。

決定的な原因がなかったとしても、小さな不満や違和感が積み重なって冷めてしまうことも多いもの。
原因によっては彼に直接伝えることで、改善されて、もう一度良好な関係が築けるかもしれません。

また、自分が「男性に対して冷めるポイント」を知ることは、今後の恋愛においても活かせます。
具体的に彼のどんな部分に冷めてしまったのか、じっくり向き合ってみましょう。

ステップ3.どうしても修復できないなら別れるのも手

冷めた原因の改善が望めない場合や、自分の気持ちが彼から大きく離れてしまっている場合は、別れることも選択肢の1つです。

  • 彼と一緒にいる時間が苦痛に感じる
  • 彼との将来がどうしても考えられない
  • 彼から電話やLINEがくると嫌な気持ちになる

このような状態が続いているのなら無理に付き合い続けてもしんどいだけ。
悩んでいる時間がもったいないため、思い切って別れを告げて気持ちを切り替えましょう。

彼氏に対する本当の気持ちを確かめる方法


「自分の気持ちと向き合う」とはいっても、彼に対する気持ちをどうやって確かめたらいいのかわからないという人も多いはず。
1人で黙々と考えているだけでは、余計に気持ちがわからなくなるかもしれません。

別れたあとに「やっぱりまだ好きだった……」と後悔しないように、彼に対する自分の気持ちを確かめる方法を紹介します。

別れたほうがいいのか、もう一度関係を修復に向けて努力すべきなのか、迷っている人はぜひ試してみてくださいね。

距離を置いて「もし別れたら」を想像する

しばらく、彼との距離を置いてみましょう。
できれば連絡や会うことも最小限にし、1人の時間を増やします。

こうすることで「もし彼と別れたら」という状況を想像しやすくするのです。

  • いざ離れてみたら、彼を恋しく感じた
  • 無意識に彼に連絡しようとしている自分に気付いた

このように、距離を置くことによって「別れたくない」という気持ちに気付くことができるかもしれません。

  • 距離を置いたら気持ちが楽になった
  • 「もし別れたら」と想像しても、彼に対して何も感じない

このような気持ちになった場合は、彼との関係に限界を感じているか、すでに気持ちが離れている証拠です。
別れを選択する必要があるかもしれません。

彼氏が他の女性と付き合うことを想像する


彼があなたと別れ、他の女性と付き合うことを想像してみてください。
多くの女性にアプローチされている場面や、他の女性と幸せそうに恋愛している場面でもいいでしょう。

悲しい気持ちや嫉妬を感じたら、まだ彼に気持ちが残っている証拠です。
執着しているだけだったり、情が移っているだけだったりする可能性もありますが、彼に対する気持ちを取り戻すために努力をしてみる価値はあるでしょう。

彼が他の女性と付き合うことを想像しても何も感じない場合は、気持ちが完全に冷めている可能性が高いです。

他の男性に目を向けてみる

他の男性に目を向けてみることも、自分の気持ちを確かめるために効果的です。
男友達や職場の同僚と食事に行ってみる、あるいはマッチングアプリで男性とやり取りをしてみるのもいいでしょう。

他の男性と彼氏を比べてみると、「彼氏のほうが居心地がいいな」「他の男性は気を遣って疲れる」などと、改めて彼氏の良さに気付くかもしれません。

もし他の男性を魅力的に感じたり、心が動いたりする場合は、すでにあなたの気持ちが彼から離れているということ。
彼氏とは別れて、新しい恋に気持ちを切り替えましょう。

やっぱり別れたくない!彼への気持ちを取り戻すには?


彼に対する自分の気持ちを確かめたうえで「別れたくない!」と思ったら、冷めた気持ちを取り戻す努力をしてみましょう。

必ずしも今までのような気持ちが戻るかどうかはわかりません。
それでも、冷めた気持ちに変化が生まれるなら関係を修復できる可能性があるでしょう。

ここでは、彼に対する気持ちを取り戻すために、ぜひ試してほしい方法を紹介します。

これまでの2人の思い出を振り返る

まずは、これまでの2人の思い出を振り返ってみましょう。

  • 彼のどういうところを好きになったのか
  • 付き合うときはどんな気持ちだったのか
  • 一緒にいて楽しかったこと・嬉しかったこと
  • 2人で乗り越えてきたこと

当時のポジティブな感情をひとつひとつ振り返ってみてください。
写真や記念日のプレゼントなどを見ながら、当時の気持ちや出来事を思い出すのもおすすめです。

思い出とともに、彼のことを好きだった気持ちを再確認できるかもしれません。

あえて少し距離を置く

長く付き合ってお互いの存在が当たり前になると、感謝や思いやりの気持ちを忘れがちです。
あえて少し距離を置いて、彼から離れてみましょう。

どれほど彼に頼っていたのか、自分のなかで彼の存在が大きかったのか、離れることで改めて彼の大切さに気付くかもしれません。

思い切って気持ちを伝えて話し合う

彼への気持ちが冷めるのは、彼氏に対する不満や不安が原因になっていることがあります。
心の中に違和感を抱きながら我慢してしまうと、ネガティブな感情が消化されずに気持ちが冷めてしまうためです。

彼に対する不満は本人に言いにくいものですが、思い切って気持ちを伝えてみましょう。
一方的に彼に対しての嫌な部分を伝えるのではなく、次のように伝えるのがポイント。

  • なぜそのように思うのか(理由)
  • どのように改善してほしいのか(希望・改善案)

この2点を意識することで、お互い感情的にならずに話し合えるはずです。

もし、問題が完全に解決できなかったとしても「言いにくいことを伝えて話し合いができた」と前向きな気持ちになれるでしょう。

彼も「思っていることを素直に伝えてくれた」とうれしく感じ、今後は少しでも歩み寄ろうと努力してくれるかもしれません。

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気持ちを取り戻さず別れたほうがいいケース


よく考えた末に「彼と別れたくない」「気持ちを取り戻したい」と思ったとしても、彼氏自身に問題がある場合は、気持ちが冷めたのを機に別れたほうがいいこともあります。

以下のような特徴のある彼氏は、努力して気持ちを取り戻してもあなたが消耗したり、辛い思いをしてしまったりする可能性が高いでしょう。

自分の彼氏に当てはまる部分がないか、確認してみてください。

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1.浮気をされた

浮気をされたら、気持ちが冷めるのは当然です。
「裏切られた」という思いから、彼に対する信用も一切なくなってしまうでしょう。

たとえ一時的に気持ちが冷めたとしても、最終的に「どうしても別れたくない」と思うのなら、気持ちを取り戻して付き合い続けるのも選択肢の1つです。

しかし、浮気をする男性は繰り返す可能性が高いのも事実。

「また裏切られるかもしれない」と不安を感じながら付き合うのはつらいです。
思い切って別れて、次の出会いを探したほうが前向きになれるかもしれませんよ。

2.モラハラ気質がある

次のような言動がある彼は、モラハラ気質かもしれません。

  • 日常的に言葉の暴力がある
  • すぐに感情的になる
  • 彼女に高圧的な態度をとる
  • 彼女を見下してバカにするような言動が多い
  • 自分の否を絶対に認めない

常に彼の機嫌を気にして過ごさなければならないのは、大きなストレスです。

また、直接あなたに対するモラハラがなくても、店員さんなど弱い立場の人に対して態度が悪かったり、攻撃的だったりという場合は要注意。
今後、あなたに対しても同じような横柄な態度をとる可能性が高いためです。

モラハラを受け続けていると、自己肯定感が下がって「自分は本当にダメな人間だ」と思い込むようになってしまいます。

気持ちが冷めたと感じているなら、彼の支配から抜け出すチャンスです。
自分を守るためにも、モラハラ気質のある彼氏からはすぐに離れましょう。

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3.束縛が激しすぎる

過度な束縛をしてくる男性の場合も別れたほうが良いでしょう。

  • LINEの返信が少しでも遅れたら不機嫌になる
  • 男の連絡先はすべて削除するように強要される
  • 出かけるときは誰とどこに行くのかしつこく聞かれる

あなたの気持ちが冷めているということは、束縛に耐えられず限界を迎えているということです。
彼が過剰に束縛しなければいけないほど、あなたのことを信用できていないのも問題です。

我慢して付き合い続けていると束縛がエスカレートする可能性もあるため、早めに別れることをおすすめします。

4.誠実さや思いやりがない

彼の言動に誠実さや思いやりが感じられない場合も、別れたほうが良いケースといえます。

  • 頻繁に嘘をつく・約束を破る
  • 時間やお金にルーズ
  • 体調を崩しても気遣ってくれない
  • 彼女よりも常に自分を優先する

もともとの人間性に問題がある可能性が高く、話し合いでの改善はあまり期待できません。

付き合いを続けてもあなたがぞんざいな扱いを受け、消耗するだけでしょう。
気持ちが冷めたのを機に別れたほうが無難です。

彼氏に冷めたら2人の関係を見直そう


彼氏に冷めたと感じたとしても、すぐに別れることはありません。
まずは自分の本心を探るのが優先です。

「こんな気持ちで付き合い続けるなんて……」と罪悪感を抱いてしまう人もいるかもしれませんが、付き合いが長くなれば気持ちが冷めたり、また再燃したりということはよくあるもの。

気持ちが冷めたと感じたら、その原因や自分の本当の気持ちと向き合うことが大切です。
場合によっては、別れを選ぶことも必要かもしれません。

「彼に対する気持ちを取り戻したい」と思う場合は、思い切って彼に対する不満や不安を話し合いましょう。
解決しなかったとしても「ちゃんと話し合えた」という達成感で、気持ちが前向きになるはずです。

彼氏に対する気持ちが冷めたときは、2人の関係を見直すチャンスです。
後悔しない選択をするために、じっくりと見つめ直しましょう。

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栖山みやこ(ライター)
栖山みやこ

働く女性の心に寄り添いたいWebライター。自身も結婚、移住など環境の変化によりキャリアや働き方について悩んできた経験あり。趣味は読書とカフェ巡り。

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