2021.12.30

告白の上手な断り方とは?相手を傷つけないおすすめ例文もご紹介

せっかく告白をしてくれた相手にお断りをするのは、意外と難しいものですよね。今回は告白を断るときの上手な断り方をご紹介。相手を傷つけない断り方の例文もご紹介しますので、良い断り方が見つからず困っている方もぜひご覧ください。

告白されたときの、良い断り方や例文が知りたい…!


好意のない相手からの告白は、うれしい反面、戸惑うもの。
特にこれからも仲良くしていきたい友達や、関係を壊したくない仕事仲間からの告白はうまく断りたいですよね。

また、よく知らない相手であっても逆恨みなどをされないよう、できるだけ相手を傷つけずに気持ちを伝えたいものです。

告白を断るというのは勇気も必要ですが、返事までの期間が長ければ長いほど、相手に期待を持たせてしまうということになります。
告白を受けないと決めたら、少しでも早く断るというのが、上手な断り方になります。

とはいえ良い断り方が分からない……という方向けに、今回はスマートな断り方をお相手別にご紹介。
そのまま使うこともできる例文も掲載していますので、上手な告白の断り方をお探しの方もぜひチェックしてみてください。

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これだけはNG!やってはいけない告白の断り方・例文


はじめに、やってはいけない告白の断り方と例文をご紹介します。

1.笑いにする


告白を断るときに深刻にしたくない……と、ついつい笑いにしてしまうのは断り方としては絶対にNGです!

不誠実な印象を相手に与えてしまうのはもちろん、場合によってはお相手のプライドを傷つけてしまいトラブルになってしまうことも。
相手は真剣に告白をしてくれたのですから、こちらも誠実に断ることが重要です。

NG例文

「告白とかウケる!」
「私二次元しか無理だから!あ、嘘だけど!」

2.なかったことにする


特にずっと仲が良かった相手の場合や、飲みの席の場合での告白の場合は「聞かなかったことにしよう!」と思ってしまうもの。

ですが、勇気を出して告白をしてくれた相手からすると、なかったことにされるのはとても傷つきます。
こちらも勇気を出してきちんと断るのが大切でしょう。

NG例文

「告白?そんなのあったっけ?」
「私何にも聞いてないよ?そんなことより違う話しよ!」

3.別の何かのせいにする


告白を断るときについ考えてしまうのは「自分が悪者になりたくない」ということではないでしょうか。
そんな時はつい、友達や家族など第三者のせいにしたくなるかもしれません。

ですが、告白を断ると最終的に決めたのは自分。
仮に誰かに相談して決めたことであっても、人のせいにした断り方はやめましょう。

また、占いなどを根拠に断るのもNGな断り方です。

NG例文

「友達が辞めたほうが良いって言ってたから」
「〇〇座と〇〇座は相性が悪いって占いで言われたんだよね」

4.曖昧にする


優しい性格の人がついついやってしまうのは、相手を傷つけまいと曖昧な断り方をすること。
「無しではないけど、ありでもない」などとよくわからない断り方をすると、相手としても「何が言いたいの?」と混乱してしまいます。

場合によっては「OKってことかな?」と勘違いさせてしまうこともあるので、お断りをするときにはキッパリと「お付き合いはできません」と言うようにしましょう。

NG例文

「彼氏がいらないわけじゃないけど、でもまあ、そういう感じで……」
「きっと付き合ったら幸せになれると思うんだけど……なんかごめんね」

5.ダメ出しをする


キッパリとした断り方をするときに、ついついその理由を正直に言ってしまうという方もいるかもしれません。
ですがその理由が相手に起因する場合はいちいち言ってしまうのは良くありません。

特に年齢や外見など、本人ではどうしようもないことを理由にした断り方や過去に関することを言う断り方は相手を必要以上に傷つけてしまいます。

NG例文

「あなたは年下だし収入も低いから無理!」
「あのとき言ってくれたら考えても良かったけど」

6.誰かに頼んで断る


仮に相手が誰か別の人経由で告白をしてきた場合でも、断るときには直接断るのがマナー。
誰か別の人経由で断ってしまうと気持ちがうまく伝わらなかったり、場合によっては誤解を招いてしまうこともあります。

また、告白というのは非常にデリケートなものなので第三者に知られたということが相手を傷つけることもあります。
結婚相談所などプロに頼む場合は別ですが、基本的には告白は自分で断るのが重要といえるでしょう。

NG例文

「返事は〇〇ちゃんに聞いてください」
「〇〇ちゃんから聞いてると思うけど、告白はお断りさせてください」

7.先延ばしにする


告白をされたときには「返事はいつでもいいです!」と言われることもあるかもしれません。

実際に迷っているときには少し待ってもらっても良いですが、気持ちがしっかりと決まっているなら少しでも早く断ることが上手な断り方といえるでしょう。

場合によっては「キープ状態」ととられ、最終的に断った時よりも相手を傷つけることにもつながります。
また、少し待ってもらう場合はなるべく具体的な日数(長くても1週間ぐらいがベター)でいったん区切りを付けるのが良いでしょう。

NG例文

「まだもうちょっと考えさせて」
「今は仕事を頑張りたいと思ってるの。2~3年ぐらいはまだ忙しいと思うんだけど、落ち着くまで待っててくれる?」

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【相手別】告白の良い断り方・例文集


続いては、おすすめの告白の断り方をお相手別にご紹介。
例文も載せていますので、ぜひ参考にしてみてください。

告白の良い断り方・例文【友達へ】


友達からの告白を断る場合は、まずは告白のお礼をするのがポイント。
そのうえで、気持ちに気付かなかったことに対する謝罪や自分の気持ち、今後の関係について言及するのが、スマートな断り方といえるでしょう。

また、仲の良い友達からの告白の断り方は、「これからも友達として仲良くし続けたい」という気持ちを伝えるのが重要です。
ただし、これから友達として仲良くし続けられるかどうかは相手次第。

こちらから「これからも絶対に友達でいてね!!」と強制するのは、良い断り方ではありません。
相手があなたとこれからも友達を続けられないと考えているときには、食い下がるのではなく諦めたほうが良いでしょう。

おすすめ例文①

「この間は、告白してくれてありがとう。
〇〇くんの気持ち、気づかずにごめんね。
せっかくの告白なんだけど、私はやっぱり〇〇くんのことは友達以上には見られません。
でも〇〇くんのことは友達としてとても信頼しているし、これからもまた遊んだりできたら嬉しいです。
もしよければ来月の×××に行く予定は、ぜひ決行させてください」

おすすめ例文②

「〇〇くん、この間の告白のお返事をさせてください。
まずは、気持ちを伝えてくれてありがとう。
お返事、遅くなってごめんね。
真剣に〇〇くんとのことを考えたんだけど、やっぱり今は恋愛をする気にはなれません。
これからも私は〇〇くんと今まで通りに飲みに行ったりしたいけど、〇〇くんが嫌なら無理にとは言いません。
知らずに傷つけてしまってたことがあれば、本当にごめんなさい」

告白の良い断り方・例文【仕事仲間へ】


仕事仲間からの告白を断るのは、慎重さが求められます。
特に同じチームの相手や取引先の相手には、後を引かないような断り方が大切になるでしょう。

まずは、友達のときと同様に気持ちを伝えてくれたということに関してお礼を言うのがスマート。
その後、「恋人としては考えられないけれど、社会人としては尊敬しています」というスタンスの断り方をすると角が立ちません。

また、もし可能であれば「他に好きな人がいる」「現在は仕事を頑張りたい」などと第三者から見ても分かりやすい理由も告げるとスマートな断り方になります。

そして、仕事人同士今までと同じ付き合い方をしたいということもきちんと伝えておくと良いでしょう。

おすすめ例文①

「お気持ち伝えていただき、ありがとうございます。
せっかくのお気持ちなのですが、現在は仕事にまい進したいと考えているため〇〇さんとはお付き合いできません。
ですが、〇〇さんのクリエイティブな発想や積極的な姿勢にはいつも助けていただいております。
今後とも一緒にお仕事をさせていただければと思います」

おすすめ例文②

「昨日のお話の件、お返事遅くなりましてすみません。
一晩ゆっくり考えたのですが、〇〇さんとはこのまま良い仕事上のパートナーのままでいたいと思います。
こんな私に告白をしていただいたこと、とても嬉しかったです。
お気持ちに応えられず、申し訳ありません。
来月の×××ではまたお世話になるかと思いますが、引き続きどうぞよろしくお願いいたします」

告白の良い断り方・例文【マッチングアプリの相手へ】


マッチングアプリで知り合った方からの告白の断り方も、難しいもの。
特にお相手との関係がまだ浅い場合は、どういった断り方をすると良いかもわかりづらいですよね。

マッチングアプリで知り合った相手からの告白を断るときには「条件があわないこと」そして「相手が悪いわけではないこと」を中心にまとめると相手を傷つけずにすみます。

また、メッセージを送ったり直接話す際には最後に「あなたの幸せを願っています」といった言葉をつけると、相手の心も少し和らぐでしょう。

おすすめ例文①

「好きと言っていただいてありがとうございます。
とても嬉しかったのですが、私は共働き希望ということもあり今後のお付き合いは難しいのではないかと思います。
せっかくの告白だったのに申し訳ありません。
〇〇さんならきっともっと素敵な女性と出会えると思います。
今までお時間をいただきまして、ありがとうございました」

おすすめ例文②

「先日は×××に連れて行っていただき、ありがとうございました。
今後のことをじっくりと考えたのですが、〇〇さんとは恋愛以上の関係を思い浮かべることはできませんでした。
私のわがままで、申し訳ありません。
〇〇さんがこの先幸せな出会いができるよう、お祈りしております」

告白の良い断り方・例文【元カレへ】


元カレからの復縁連絡というのは、やはり多少はドキドキするもの。
とはいえ再び付き合う気がない時にはきっぱり断ることが重要になるでしょう。

気を付けたいのは、元カレだからといって必要以上に優しくしたり冷たくしたりしないようにすること。
現在は恋人同士ではないので、あくまで程よい距離感での断り方が重要になります。

おすすめ例文①

「まだ〇〇が私のこと覚えていてくれて、うれしかったです。
でも、今私には好きな人がいます。
せっかくの告白なんだけど、その人以外の人とのお付き合いは考えられないのでお断りさせてください。
ごめんね。
寒くなってきたから、風邪引かないように気を付けてね」

おすすめ例文②

「久しぶりだね、元気そうでよかったです。
復縁の話なんだけど、やっぱり〇〇ともう1回付き合うというのは難しいです。
〇〇ならきっと、もっと素敵な人と出会えると思うよ。
陰ながら応援してます」

告白の良い断り方・例文【古い知り合いへ】


同窓会で久しぶりに会った同級生や、地元の友人、幼馴染、昔の職場の人などからの告白は悩むもの。
ついつい昔話に花が咲いてしまうかもしれませんが、告白を受ける気がないのであればキッパリと断りましょう。

そのうえで、また友人や知人として仲良くしたいのであれば一言添えるのもポイント。
ただし久しぶりの連絡が告白だった場合は、期待を持たせてしまうことにもつながるので距離感の測り方には慎重になるほうが良いでしょう。

おすすめ例文①

「ご無沙汰しております。
お変わりないようで、良かったです。
せっかくのお気持ちなのですが、現在は仕事で忙しく恋愛までは考えられない状況です。
またいつかお会いできた際には、××の時の話ができればと思います。
それまでお元気で」

おすすめ例文②

「わざわざ連絡してくれて、ありがとう!
告白までしてもらって、びっくりしました。
うれしい気持ちもあるんだけど、〇〇くんとお付き合いというのはちょっと難しいです。
気持ちに応えられなくてごめんね。
今度帰省した際には、またみんなで集まれたらうれしいです」

告白の良い断り方・例文【あまり知らない人へ】


ほとんど顔を合わせたことがない人や、友達の友達など人柄も分からないような人からの告白は戸惑ってしまいがち。

ですが「あなたのことをよく知らないから……」などの曖昧な断り方をしてしまうと「だったら友達からお願いします!」などとより距離を縮めてこられる可能性もあります。

断るといったん決めたならキッパリと断ることが重要です。
誰が聞いても「それなら仕方ないね」と思われるよう、理由も添えると相手もあきらめてくれるでしょう。

おすすめ例文①

「告白、びっくりしました。
せっかくですが私には彼氏(もしくは好きな人)がいるため、お付き合いはできません。
ごめんなさい」

おすすめ例文②

「わざわざ、ありがとうございます。
お言葉ありがたかったのですが、現在恋愛には興味がないので気持ちには答えられません。
(誰かから紹介された場合)〇〇さんにもよろしくお伝えください」

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何度も告白してくる……。相手がしつこい場合の良い断り方は?


たいていの場合、ご紹介したような告白の断り方や例文を使えば男性側もあきらめてくれるもの。
ただし、場合によっては男性の方から何度も繰り返し告白をしてきたり、あきらめてくれなかったりすることも。

こういった場合は、どういった断り方が有効なのでしょうか。

1.第三者に入ってもらう


いくら断ってもしつこく告白してくる場合は、「この子だったらグイグイ押せば何とかなるかも!」と思われている可能性もあります。
こういった場合は2人で話していても平行線になってしまうことが多いので、友人や先輩など第三者に間に入ってもらうというのも一考です。

ただし突然第三者を連れて行くと相手のプライドを傷つけることもあるので、偶然を装ってその場に立ち会ってもらうなど工夫も必要です。

2.音信不通になる


マッチングアプリなどネット上の知り合いの場合は、お相手をブロックしたりサービスを退会したりというのもひとつの方法です。

連絡先や住所などが知られている場合は逆上される危険性もあるのでおすすめしませんが、基本的には連絡が取れなければ相手もあきらめてくれるはず。

突然音信不通にするのは不安という時には「仕事が忙しいので退会することにしました」「諸事情によりアカウントを削除することにしました」などとあらかじめ送っておくと良いでしょう。

中途半端にやり取りを続けたりすると相手にも期待を持たせてしまうので、告白を断ると決めたならキッパリと連絡を絶つのがおすすめです。

3.自分では絶対に無理と納得してもらう


基本的に告白の上手な断り方は「相手を傷つけない」というのが原則なのですが、しつこすぎる相手には多少厳しい言い方が必要になることもあります。

例えば職業や相手の考え方などを出して「あなたは恋愛対象ではない」ということをはっきりと分かりやすく伝えると、相手も「さすがに無理か……」と諦めてくれるかもしれません。

もしかしたら「改善するから」と食い下がるかもしれませんが「それでも無理です」としっかり伝えましょう。
ただしその理由に嘘をつきすぎると、あなたに悪評がつく可能性もあるので言葉選びは慎重にするのが無難です。

告白を断るときはしっかり伝えよう!


お相手から告白されたときの上手な断り方や、参考にしていただきたい例文をご紹介しました。
断り方で重要なのは「告白してくれたことに対するお礼」と「キッパリと断る言葉」そして「相手を気遣う気持ち」です。

どんな断り方であっても、相手を全く傷つけない断り方というのはありません。
ですが、少しでも傷を浅くする断り方をするのは、大人のマナー。

ぜひご紹介した例文や断り方を参考に、スマートにお相手に気持ちを伝えてみてください。

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mochi_kinako(ライター)
mochi_kinako

インテリア・女性向け記事を中心に執筆するライター

SE、受付事務を経てライターに。着心地の良い服と、居心地の良いお部屋が大好きです。最近は和菓子にハマっています。

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