妊娠初期とはいつからいつまで?
妊娠はとてもおめでたいことです。
赤ちゃんがほしいなと思っている人にとっては、少しでも体の変化があると期待で胸がドキドキしますね。
一般的には妊娠の初期とは、妊娠1~4ヶ月までの時期を指します。
妊娠1ヶ月目までの時期については妊娠超初期と呼ぶこともありますが、1ヶ月目までは妊娠の兆候が出ないことも多く、妊娠していることに気付くことも少ないはずです。
妊娠初期の時期になってようやく普段とは違う、体や心の変化に気付きやすくなります。
2021.12.17
妊娠初期はとてもデリケートな期間です。妊娠すると女性の体にはさまざまな変化が表れます。今回は妊娠初期における女性の体や心の変化や、妊娠初期に特に気を付けるべきポイントなどについてご紹介します。
妊娠はとてもおめでたいことです。
赤ちゃんがほしいなと思っている人にとっては、少しでも体の変化があると期待で胸がドキドキしますね。
一般的には妊娠の初期とは、妊娠1~4ヶ月までの時期を指します。
妊娠1ヶ月目までの時期については妊娠超初期と呼ぶこともありますが、1ヶ月目までは妊娠の兆候が出ないことも多く、妊娠していることに気付くことも少ないはずです。
妊娠初期の時期になってようやく普段とは違う、体や心の変化に気付きやすくなります。
妊娠初期になっても、すべての女性が体や心の変化に気付くとは限りません。
しかし性生活があったり妊娠を望んでいたりする場合は、定期的に自分でチェックするのもおすすめです。
ドラッグストアなどには妊娠検査薬と呼ばれる商品が販売されており、尿をかけることで妊娠しているか確認できる便利なアイテムがあります。
最近の妊娠検査薬の精度は99%だとも言われていますので、説明書にある通りに正しい時期に使うことで、婦人科を受診する前に自分で妊娠しているか確認することも可能です。
妊娠初期には、主に体や心に変化が見られます。
妊娠の可能性が考えられる時は、その変化を1つずつ自分の症状に当てはめてみることが大切です。
まずは妊娠初期に見られる体の変化について確認していきましょう。
妊娠初期はまず基礎体温が高くなります。
基礎体温とは、起きてから体を動かす前に測る体温のことで、さまざまな体の変化を知る手掛かりになりますね。
女性は生理周期によって、基礎体温に変化が生じ、生理期間および排卵までは低温期、排卵後から翌月の生理までは高温期と交互に続きます。
妊娠するとホルモンの影響により、この基礎体温が常に高い状態を維持することが分かっています。
妊娠初期は微熱っぽい症状が続くことも珍しくありません。
実際に体温は通常よりも少し上がり、顔や体が火照ってまるで風邪のような症状を示すこともあります。
妊娠を意識していなければ見過ごしてしまうような小さな変化ですが、これも妊娠初期の大きな特徴の1つです。
妊娠すると当然ですが、生理が止まります。
生理は受精しなかった卵子や、受精卵を迎えるために準備していた子宮内膜がはがれて体外に出てくる仕組みです。
妊娠すると子宮内膜は受精卵を守るという役割を果たすことになり、毎月の生理はストップします。
生理が来ないことで、妊娠していることに気付くケースが一番多いかもしれませんね。
妊娠すると女性の体の中ではプロゲステロンという女性ホルモンが多く分泌されるようになります。
このホルモンは妊娠を安定させるために働きますが、同時にその影響で体がだるくなって疲れやすくしてしまうことがあります。
普段通り行動しているのに体に違和感を覚える時は、風邪以外に妊娠の可能性も考えてみましょう。
妊娠すると赤ちゃんや大きくなった子宮、羊水などの重さを支えるために腰の痛みを訴える人も少なくありません。
妊娠初期においては赤ちゃんなどの重さはまだそれほどありませんが、妊娠中に分泌されるホルモンの影響で骨盤の関節が緩むことで痛みを感じることがあります。
腰の痛みが辛い時は、骨盤ベルトなどを巻くことで楽になりますよ。
妊娠すると、おりものの量が増えることがあります。
おりものは普段からまったくない方もいれば多めの方もいて個人差がありますが、おりものの量の変化で自分の体の変化に気付くことも少なくありません。
排泄時はおりものも毎回しっかり確認してみてください。
また妊娠しておりものの量が増えると、おりものの色も変化することが多いです。
通常のおりものは透明に近い色をしていますが、妊娠すると白っぽい色に変わります。
ただし白っぽいといっても黄色っぽい白などの場合は性器などの感染症にかかっている恐れがありますので、不安な時は病院で検査を受けた方が良いかもしれません。
妊娠初期はおりものの匂いがきつくなったと感じる人もいるようです。
基本的におりものは無臭である場合がほとんどですが、妊娠初期のおりものは酸っぱい匂いが鼻につくようになるケースもあります。
他に明らかに不快な匂いがある場合は、感染症にかかっている可能性も考えてみるべきです。
おりものの変化は匂いもしっかり確認しておきましょう。
妊娠すると、常に眠い状態が続くと言われていますね。
これも妊娠することで分泌が盛んになるプロゲステロンという女性ホルモンが関係してます。
妊娠は女性の体にとって大変な仕事です。
そのため少しでも母体を休ませて体力を温存させようという自然の働きだと考えられています。
仕事などで日中休めない時は少し辛いかもしれませんね。
妊娠初期は女性の体内では大きな変化が起こっています。
特に子宮は受精卵を守るために収縮を繰り返したり、体積を増やして大きくなったり常に活発に動いています。
そのため人によってはお腹が痛くなったり、なんとなく引っ張られているような違和感を待つことも少なくありません。
我慢できないほどの強い痛みがある場合は、子宮で何らかのトラブルが起こっている可能性もありますので、すぐに病院を受診したほうが良いでしょう。
妊娠すると女性は、胸が張っているような感じがする人も多いです。
これは出産に向けて、体が母乳を出すために乳腺などが発達してくるのが理由です。
胸の張りや痛みは女性ホルモンのプロゲステロンが影響しています。
実際に妊娠すると胸の張りだけでなく、胸全体が大きくなることもあり、下着のサイズを変えなくてはいけないという話もよく聞きます。
妊娠するとつわり症状で吐き気がすることも有名ですね。
つわりは早ければ妊娠5週目頃から始まり、安定期になると軽くなると言われています。
ただし、つわりは個人差も大きく、妊娠する直前まで続いたというケースもありますので一概には言えません。
吐き気がする時はゼリーやお粥など食べやすくて消化の良いものを少量ずつ食べて体を休ませましょう。
妊娠してつわりが始まると、匂いにひどく敏感になる人もいます。
よく言われるのが、炊き立てのご飯の匂いや生魚の匂いで吐き気を感じる、香水や化粧品などの人工的なの匂いを不快に感じてしまうなどですね。
匂いに敏感になることで、食べ物の好みが変わることも多いです。
妊娠するとたくさん分泌されるプロゲステロンという女性ホルモンは、水分を体にためこむ作用もあります。
そのため、妊娠初期は体がむくんでしまうことも多いようです。
むくみは特に痛みなどがなく気付きにくい症状ですが、とても大切な妊娠を示す症状となります。
妊娠初期は、つわりの症状で食欲が無くなってしまう人もいますが、反対に食欲が旺盛になる人もいます。
つわりの程度も個人差があり、特定の物が食べられなくなったり、甘いものしか受け付けなくなったりさまざまな症状が見られます。
妊娠している可能性がある時は、食欲の変化もしっかりチェックしてみてください。
妊娠すると子宮が大きくなることで膀胱が圧迫され頻尿になります。
また女性ホルモンのプロゲステロンの影響で、膀胱を支える筋肉が緩むことも頻尿の原因の1つだと言われています。
外出時などは、トイレが近くなることも考えて休憩を多めに取るなどの対策が必要かもしれません。
トイレを我慢するのは膀胱炎の原因になるため注意してください。
妊娠すると貧血になりやすいと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
妊娠初期は特に体内でホルモンのバランスが急激に変化することで、自律神経が乱れてしまうことが原因です。
また妊娠中の貧血は血液中の鉄分不足でも起こります。
頻繁に貧血を起こす時は、病院で診察を受けて相談したほうが良いでしょう。
妊娠すると生理が止まりますが、妊娠初期の時期にはおりものや尿に血が混ざることがあります。
これは着床時の出血の可能性が高いです。
生理の経血のように粘着性がなく、色も真っ赤ではなく茶色っぽいという特徴がありますので見分けがつきやすいはずです。
妊娠初期に頭痛がするのも、プロゲステロンの影響です。
プロゲステロンは妊娠を維持するために欠かせない重要なホルモンですが、頭痛の原因になるというのも悩ましいところですね。
頭痛は酷くなると吐き気を感じる人もいますので、我慢できない時は無理をしないで病院で医師に相談しましょう。
妊娠初期のホルモンの変化は肌トラブルも引き起こします。
ニキビのような吹き出物ができたり、乾燥肌やオイリー肌になってしまったりする人もいますね。
肌トラブルも妊娠中の女性の大きな悩みとなっています。
さらに、妊娠初期は便秘や下痢になりやすいです。
胃腸が弱い人だけでなく、それまで快便だった人も同様です。
食べるものが変わったり、ホルモンバランスが乱れたり、腸の働きが低下することが原因になります。
妊娠すると体だけでなく心にも変化が表れます。
妊娠するといつもは何も感じなかった些細なことでも気分の浮き沈みが見られるようになり、その気分の上下で疲れやすくなる人もいるようです。
妊娠初期の心の変化については、次のような症状が多いと言われています。
妊娠初期にたくさん分泌される女性ホルモンのプロゲステロンは、心にも大きな影響を及ぼします。
妊娠初期は気分がコロコロ変わるようになります。
楽しくて笑っていたかと思うと、次の瞬間には悲しくてたまらなくなってしまうなど、自分で感情のコントロールができないと感じる人も少なくありません。
妊娠初期は精神的に落ち込みやすくなり、うつ症状に似た気持ちの低下が起こることが多いです。
訳もなく泣きたくなったり何でもネガティブに考えてしまったりする時は、周りの人のサポートが必要になることもあります。
プロゲステロンの影響で妊娠初期はイライラしやすいとも言われています。
普段は温厚で穏やかな女性が急に不機嫌になって怒りっぽくなると、まるで性格が変わってしまったように感じてしまうかもしれません。
妊娠初期はなるべくストレスを溜めないように過ごすことが大切ですね。
気分が落ち込みやすくイライラしている時は、外出も億劫になってしまいます。
妊娠初期は体の変化も大きいため、外に出たくないと家に引きこもりがちになってしまう人もいるようです。
しかし適度な外出は気分転換にもなりますし、出産に向けて体力を維持するためにも非常に大事なことです。
一度外に出てしまえば気分も晴れることが多いですよ。
体のだるさを感じていたり気分が落ち込んでいたりすると、人に会いたくないと考えてしまうこともあります。
妊娠を嬉しく感じていても、自分の体に起こるさまざまな変化をストレスに感じ、家に引きこもりがちになることで孤独感を感じてしまうことも珍しい話ではありません。
このような場合も親しい友人や家族などに声をかけてもらうだけで少し明るい気持ちになれるはずです。
妊娠初期は体がだるくなったりお腹が痛くなったり、生理の症状と非常によく似ていますね。
実際に妊娠初期の症状を生理と勘違いして気付くのが遅れてしまう人もいます。
妊娠初期と生理の違いを詳しくみていきましょう。
妊娠初期には着床時出血といい、少量の血が出ることがあります。
この着床時出血は、普通は生理よりも血の量が少なく、期間も短いのが特徴です。
生理は1週間ほど続きますが、着床時出血は長くても3日ほどで終わります。
妊娠初期の着床時出血と生理は、血の色も少し違いが見られます。
一般的に生理の経血は少し茶色が混ざったような赤褐色であることが多く、着床時出血の血は鮮やかな赤色をしています。
注意深く観察してみると、生理とは違った血の色だと気付くことができるはずです。
さらに着床時出血と生理では、血の粘り具合も異なります。
生理の経血はドロリとした粘着性があり、塊になって出てくることがありますが、着床時出血の血はサラリとしていて塊で出てくることはありません。
妊娠初期は女性ホルモンの影響などで腹痛を感じることがあります。
生理でも腹痛を訴える人はたくさんいますが、妊娠初期の腹痛は生理の腹痛と少し感じが違う場合が多いです。
生理の腹痛はお腹が重くキリキリとした痛みを感じやすいですが、妊娠初期の腹痛は腰や下半身全体に響くような感じだと言われています。
妊娠初期と生理の違いは、出血やお腹の痛み以外の体の症状からも判断できます。
基礎体温の変化や肌トラブル、食欲の変化、胃腸の調子の変化など小さな変化を総合的に見ていくことが大切ですね。
検査薬やさまざまな体や心の変化、病院の診察などで妊娠していることが判明した後は、気を付けなくてはいけないことがたくさんあります。
ここからは妊娠初期に気を付けるべきポイントをチェックしていくことにしましょう。
妊娠初期は、まず体を冷やさないことがとても重要です。
体を冷やしてしまうと、子宮の血管が収縮することでお腹が張りやすくなり、流産などの原因になる恐れがあります。
冬だけでなく、夏でも空調の効いた室内ではカーディガンやひざ掛けなどを準備して体を冷やさないようにしましょう。
妊娠初期はアルコールの飲みすぎも要注意です。
アルコールは赤ちゃんの発育に悪影響があるだけでなく、酔ってしまったことによる転倒などのリスクも高くなってしまいます。
お付き合いでもノンアルコール飲料にしておきましょう。
カフェインはコーヒーや紅茶、緑茶などに多く含まれています。
妊娠初期にカフェインをたくさん摂取してしまうと、不眠になったり、赤ちゃんの発育を妨げる可能性があります。
飲み物は、温かい麦茶やカフェインレスコーヒーなどを選ぶようにしたいですね。
妊娠初期は体に負担となる激しい運動は避けるべきです。
激しい運動はお腹の張りや流産の原因になります。
スポーツをしている人は病院の診察の時に医師に相談して決めたほうが良いでしょう。
ゆっくりお散歩をしたり、無理をしない程度に軽い家事をするのは気分転換にもなりおすすめですよ。
妊娠初期は重い荷物の持ち運びもなるべく控えるべきです。
重い物を持つためには下半身に力を入れることになり、体にとても大きな負担となってしまいます。
できれば周りの人にサポートをお願いしましょう。
妊娠初期はお腹を圧迫する姿勢をとらないことも大切です。
ヨガなどの有酸素運動は妊娠中もおすすめですが、お腹を圧迫しないポーズにした方が良いですね。
靴ヒモを結ぶ、物を拾うなど前かがみになる時も十分気を付けるようにましょう。
妊娠初期は転倒には特に注意が必要です。
お腹を強く打ってしまったり、尻もちをついてしまうのは非常に危険です。
自転車やバイクなどの運転も可能であればやめたほうが良いでしょう。
妊娠中は転倒しづらいヒールの無い運動靴やぺたんこの靴にしたり、階段はしっかり手すりを持つなどの対策も必要です。
妊娠初期は精神的に不安定になりやすいため、睡眠不足になる人もいます。
睡眠不足はお腹の赤ちゃんの成長も妨げてしまいます。
夜眠れなかったときはお昼寝をするなど、きちんと睡眠を取ることが大切です。
妊娠初期は眠気が強くなる人も多いため、周りの人達に理解してもらえるのが理想ですね。
さらに妊娠中はストレスを溜め込むのも良くありません。
仕事や人間関係などストレスをゼロにするのは難しいかもしれませんが、自分に合った気分転換の方法を見つけてストレスをうまく解消したいですね。
妊娠すると食欲の変化などの影響で、太りすぎてしまったり痩せすぎてしまったりすることも少なくありません。
妊娠中はつわりや過食もあってなかなか難しいですが、栄養を摂りながらなるべく適正体重を維持するように注意が必要です。
病院で診察を受けると適正体重などは医師が計算してくれますよ。
妊娠中は適度に体を動かすことは大事ですが、長時間の歩行はあまりおすすめできません。
特に買い物などで重い物を持ってウロウロすることはやめたほうが良いでしょう。
外出中に疲れを感じた時は早めに休憩を取り、疲れを溜めないようにしなければいけません。
妊娠中は初期に限らず、喫煙は絶対にやめておくべきです。
タバコに含まれる成分は、お腹の中の赤ちゃんに非常に悪影響を及ぼします。
また自分が喫煙していなくても、喫煙している人の近くにいるだけでも副流煙を吸い込んでしまう恐れがあるため十分注意しなければいけません。
家族の中に喫煙者がいる場合はベランダなどの屋外で吸ってもらうか、禁煙してもらうなどの協力が必要です。
妊娠が分かると性生活に不安を感じる人もいるのではないでしょうか。
一般的には妊娠初期の時期は性生活は控えた方が良いと言われています。
安定期に入る妊娠5ヶ月目以降は、激しい動きなどをしなければ大丈夫です。
ただしお腹の張りや早産の傾向がある場合は別です。
定期健診の時などに医師に確認しておくと安心ですね。
妊娠初期はとてもデリケートな時期です。
この時期は薬の服用も十分気を付けなければいけません。
風邪薬や持病の薬なども医師に相談して確認してから服用したほうが良いでしょう。
特定の栄養成分を接種する目的で作られているサプリメントなども同様です。
万が一にも赤ちゃんや母体に悪影響が出ないように安易な服用は避けるようにしましょう。
最後は妊娠初期に積極的に食べたい食材をご紹介します。
妊娠初期は栄養が偏らないようにいろんな食材をバランス良く食べることが大切ですが、特に次の食材は妊婦さんに不足しがちな栄養をたくさん含んでいておすすめですよ!
妊娠初期は葉酸を含む野菜をたくさん食べたいですね。
ブロッコリーやほうれん草、卵などに多く含まれています。
ブロッコリーやほうれん草はシチューやスープに入れたり、サラダや炒め物にして毎日食べても良いでしょう。
卵は完全食品と言われているほど栄養価が高く、1個あたりのカロリーは80~100kcalで糖質もほとんどないためヘルシーです。
メイン料理からスイーツの材料にもなり、使い勝手も抜群です。
妊娠中はたんぱく質も必要です。
植物性のたんぱく質は大豆製品など、動物性のたんぱく質は鶏肉や豚肉、牛肉などですね。
妊娠中はお肉の脂身を避けて赤身を選ぶと食べやすくなります。
大豆製品は豆腐や納豆、味噌、厚揚げなど色々ありますので日替わりで献立に取り入れるのも良いかもしれませんね。
妊娠中の貧血を予防するためには、鉄分が豊富な食材も毎日食べたいですね。
鉄分はお肉のレバー、シジミや牡蠣などの貝類にたくさん含まれています。
鉄分が豊富な食材は少し癖が強いものが多いですが、調理方法を工夫すれば美味しく食べられますよ。
カルシウムが豊富な食べ物は小魚や牛乳、チーズやヨーグルトなどです。
ヨーグルトはつわりの時期でもさっぱりして食べやすいですね。
食後のデザートにもぴったりですが、体を冷やしてしまうため食べすぎには注意しましょう。
ビタミンやミネラルなどの貴重な栄養素をたくさん含んでいる海藻やキノコ類も、妊娠中はたくさん食べたい食材です。
便秘や下痢を予防する整腸効果もありますし、低カロリーで体重の増加が気になる時にも安心です。
妊娠中の体の冷えを防止するためには、常温または温かいスープやドリンクもおすすめです。
冷えは流産などの原因になりますし、風邪などの体調不良の原因になることもあります。
夏も冷蔵庫で冷やした麦茶やジュースではなく、温かいお茶や薄味のスープを選ぶと良いですね。
妊娠初期における女性の体や心の変化や、妊娠初期に特に気を付けるべきポイントなどをご紹介しました。
妊娠している可能性がある時は自己判断で決めつけず、なるべく早く婦人科を受診することが大切です。
妊娠初期を健康的に過ごし、元気な赤ちゃんを産む準備を始めましょう!
女性メディアを中心に活動する在宅WEBライター
愛犬とのんびりお散歩するのが趣味のマイペースな在宅WEBライターです。大人の女性のお役に立てる記事をお届けるよう頑張ります。
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