2021.11.04

女性でも人の役に立つ仕事はある?おすすめ職種や転職の際の注意点

人の役に立つ仕事がしたいと考えてはいるものの、どのような仕事が役に立てるのかわからずに仕事選びで悩んでいませんか?この記事では女性におすすめな人のためになる仕事を具体的に紹介。転職の注意点を知り、自分の希望に合った職種を選んでやりがいを感じながら働きましょう。

人の役に立つ仕事ってどのような仕事?


基本的に、この世にあるほとんどの仕事は人の役に立っています。
なぜなら、誰かが求めているからこそ仕事は成り立っているからです。

しかし、役立ち方が直接的か間接的かは仕事によって異なります。
ここでは、誰かのためになっていると実感しやすい仕事を3種類見ていきましょう。

福祉や介護に関わる仕事

福祉・介護系の仕事は、人の役に立てるという大きなやりがいを感じられるのが特徴。

高齢者や障がい者など1人では自由に生活できない人のサポートをするのが仕事です。
例えば介護士は着替えや食事、入浴などの手伝いをします。

困っている人を支える仕事なので、人の役に立つことを実感できるでしょう。

社会に貢献する仕事

社会問題の解決のために働くことは、人の役に立つ仕事と言えます。
なぜなら福祉・介護に関わる仕事と同じように、困っている人々への支援をするからです。

社会問題は環境保護や子どもの貧困、自然災害の復興などさまざまあります。
民間の企業で社会貢献に協賛しているところもありますが、直接的に人の役に立てるのはNPO法人のような職場での仕事です。

人の笑顔が見られる仕事

人を笑顔にできる仕事をすると、誰かのためになっていると実感できます。
笑顔になるということは、あなたがくれたサービスに喜んでいる証拠だからです。

例えば美容師であれば、希望通りの髪型にしたり、お客様に似合うスタイルを提案したりすることでお客様を笑顔にすることができます。
人に役に立つ仕事をしたい場合は、人を笑顔にできるかどうかを基準にするとわかりやすいでしょう。

自分にあった人の役に立つ仕事を見つける3つのポイント


人の役に立つ仕事はたくさんありますが、自分に合っているかどうかを考えるのも大切なポイント。
自分に合う仕事を考えるときは、以下の3つのポイントを参考にしてください。

1.自分が楽しく働けるか

仕事で人の役に立つには、まず自分が楽しく働けることを重視しましょう。
「辛い、苦しい……」と心に余裕がないと、誰かのためになりたいという気持ちは湧きづらくなります。

誰かのために役立つ仕事だとしても、全く興味を持てない仕事に挑戦することはオススメしません。
人それぞれ興味関心を持つ対象は異なるので、どのような仕事なら楽しめるのかじっくり考えてくださいね。

2.家庭と仕事を両立できるか

仕事を選ぶときは、家庭と仕事を両立できそうかを考えるのも重要ポイント。
仕事ばかりにエネルギーを使ってしまうと、私生活が疎かになり家族との関係も悪くなってしまう可能性があります。

また、将来結婚や育児をしたいと考えている場合は、家庭のことも見据えたうえで仕事を選択すると「キャリアか家庭か」といった選択を迫られる確率が低くなるでしょう。

3.長く続けることでスキルアップできるか

人のためになる仕事で、かつスキルアップできる仕事を選ぶのがオススメです。
長く勤務してもスキルが身に付きにくいと、転職を希望する際に不利になってしまいます。

スキルアップしやすい仕事とは、専門性の高い仕事。
誰もができるわけではない仕事であれば、人の役に立ちながらキャリアアップを目指していけます。

人のためになる福祉・医療系のお仕事7選


人の役に立つ仕事の代表ともいえる、医療系の職業。
医師や看護師以外に、未経験でも始められる仕事があるので今回は7つ紹介します。

介護士

介護士は資格がなくても働くことができ、人の役に立てる仕事です。
身体の自由がきかない方をサポートする仕事で、本人だけでなく家族からも感謝されるのでやりがいを持って働けます。

介護士として3年以上の実務勤務を積み、介護福祉士実務者研修を修了して試験に合格すると、国家資格である介護福祉士にキャリアアップすることも可能です。

生活相談員

生活相談員も介護施設で働く職種なので、人の役に立てる仕事です。
高齢者を直接サポートする介護士とは異なり、生活相談員は主に利用者の家族や他機関などの窓口となって施設を運営します。

生活相談員になるには、次の3つの資格のうちどれか1つを取得することが条件です。

  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 社会福祉主事任用資格

ホームヘルパー

ホームヘルパーは、介護士として働くよりも1人ひとりに深く寄り添えます。
高齢者の自宅に直接伺い、着替え・入浴などの補助や掃除・洗濯などの家事、通院の付き添いをすることがホームヘルパーの主な仕事内容。

食事などの補助に限らず、利用者や家族の精神的サポートも担います。
笑顔や感謝の数が多くなりやすいので、仕事のモチベーションが保てますよ。

保育補助


保育補助は未経験でも働ける可能性があり、子どもの成長を直接見届けられるのでやりがいを感じやすい仕事。

保育士や幼稚園教諭は資格が必須ですが、保育補助は資格や経験がなくても応募可能です。
保育補助という名称ですが、保育園だけでなく幼稚園でも働けます。

補佐スタッフと言えども、子どもの命を守る重要な仕事。
責任感を持って子どもの世話ができる方にオススメです。

看護助手

看護助手とは、看護師さんのサポートを行う仕事です。
患者さんのサポートや診察のお手伝いなどを担います。

医療の現場に関わりたいと思っている人にはオススメ。
患者さんから直接お礼を言われたり、看護師さんからも感謝されたりと、やりがいを感じられる仕事です。

歯科助手

歯科助手は、受付や治療のサポートをする仕事です。
治療行為はもちろんできませんが、治療のサポートをおこないます。

スムーズに治療を進めるお手伝いだけでなく、受付などで患者さんからも感謝される仕事です。

医療事務

医療事務は、受付、会計、カルテやデータの準備など、医療現場の事務業務をおこなう仕事。
患者さんと直接接する機会も多く、感謝の言葉をもらうことも少なくありません。

受付の人のちょっとした気遣いはありがたいもの。
事務面から医療の現場を支える、縁の下の力持ちのような存在です。

人の役に立てる事務系のお仕事3選


続いては、事務系の仕事について見ていきましょう。
事務の種類はさまざまありますが、特定の人の役に立つ仕事を選ぶとやりがいにつながります。

営業事務・アシスタント

営業事務は、特定の営業担当を事務の面からサポートする仕事です。

営業担当のと二人三脚で仕事を進めるため、営業担当の営業成績やプレゼン結果も自身のやりがいに。
誰かのサポートをするのが好き、気が利くサポートをよく褒められる方にオススメです。

秘書

上司のサポート役を担う秘書業務。
社内・社外ともにやりとりが多く、コミュニケーション能力が求められます。

誰かのサポートが好きな方はもちろん、多くのタスクをテキパキ進めるのが得意な方にもオススメです。

経営コンサルタント

経営コンサルタントは、経営状況に悩んでいる企業にアドバイスを提示する仕事。
企業の上層部とやり取りをして経営の改善について一任されるので、責任が重いぶん、解決できたときには大きな達成感を得られます。

論理的思考力や課題解決能力を持っている方、コミュニケーション力に自身がある方は向いているでしょう。

未経験からでも挑戦できる専門的なお仕事5選


最後に、専門的な分野で活躍する仕事について紹介します。
知識や経験が必要になる仕事ですが、未経験からのスタートができる仕事です。

ウェディングプランナー

結婚式の準備から当日までをサポートする仕事。
ウェディングプランナーの仕事は多岐に渡るため、多くの仕事を一度にこなすスキルが求められます。

結婚式という人生の大きなイベントをお手伝いするため、ときには大変な場面もありますが、お客様から感謝される機会も多く、やりがいを感じられる仕事です。

人の幸せな姿を見るのが好き、人生の節目のサポートがしたいと考える人にはオススメです。

WEBデザイナー

WEBデザイナーとは、WEBサイトの制作・デザインを通して企業の課題解決をお手伝いする仕事。

専門的なスキルはもちろん必要ですが、最近ではオンラインのWEBスクールが盛んです。
未経験からWEBデザイナーになる方も少なくありません。

具体的には、HP集客を伸ばしたい企業サイトにリニューアルデザインをしたり、クリックされるバナーデザインを考えたりする仕事です。

デザイナーと聞くと自由に好きなものを作るイメージがありますが、「集客したい」「クリックして欲しい」などの企業からの要望に応える必要があります。

デザインが好きな方はもちろんですが、コツコツと作業をするのが好きな方にオススメです。

WEBライター


WEBライターとは、WEBサイトに訪れた方や企業が抱える悩みを文章で解決する仕事です。
たとえば、この文章を作る作業もWEBライターの仕事の一部。

仕事内容はコラム記事やECサイトの商品説明など、長い文章から短い文章まで多岐にわたります。

一見難しそうに見えますが、WEBライターは未経験から始めやすく、在宅でできるため、副業としても人気が高い仕事。
文章を書くのが好きという人にはオススメの仕事です。

コスメ販売員・美容部員

コスメ販売員・美容部員は、1人ひとりの美容に関する悩みにアドバイスし、オススメの商品を提案する仕事です。

「メイクに興味があるけれど、自分に合うコスメが分からない」「自分でメイクすると何か変……」と悩む女性は結構多いもの。

もともとメイクやコスメが好きな方は、これまでに培ってきた経験や知識を活かして楽しみながら仕事できますよ。

フィットネスインストラクター

フィットネスインストラクターは、主に利用者のトレーニング指導を行う仕事。
体型に悩んで通う人が多いので、数か月〜数年かけて目標達成に導けると達成感を得られます。

資格がなくても採用してもらうことが可能なので、運動や健康に関心がある人であれば楽しみながら勉強できるでしょう。

キャリアアップとしてはフィットネスクラブ運営を任されたり、独立してパーソナルコーチになったりすることを目指せます。

仕事選びに失敗しないための3つの注意点


新しく仕事を探す際は、選び方に失敗するともう一度就職活動する手間が……。
ここでは、仕事選びで失敗しないための注意点を3つ紹介します。

情報収集をしっかりやっておく

仕事探しでは、情報収集を抜かりなくおこないましょう。
焦って情報収集を疎かにしてしまうと、企業とのミスマッチが生じて長続きできなくなります。

集めるべき情報とは企業理念や企業風土、業界知識や仕事内容、実際に働いている方の口コミなど。
収入や福利厚生も大事ですが、まずは仕事内容や社風が自分の価値観と合うかどうかに注目しましょう。

長期的な目線で考える

面接や就職直後のことだけを考えるのではなく、長期的な目線で就職先を探すのがポイント。
ある程度キャリアアップしたほうが仕事の幅が広がるので、人の役に立てる機会も増えます。

10年先まで見据えて、なるべく明確にビジョンを描いてみましょう。
あくまで理想の計画にはなりますが、長く続けられる仕事を選択してください。

志望動機に「人の役に立ちたい」と書くのはNG

転職を決めて実際に応募する際、志望動機には「人の役に立ちたいから」と書かないように注意しましょう。

基本的にどんな仕事でも人の役に立つことができるので、志望動機を使い回していると捉えられる可能性があるからです。

社会貢献などについて触れたい場合は、具体性を持たせて志望動機を作成する方法があります。
例えば「〇〇〇という経験をしたことで、〇〇〇のような人の役に立ちたいと思い志望しました」のように書くといいですよ。

自分にぴったりの人の役に立つ仕事を見つけよう!


「人の役に立つ仕事とは?」という基本的な部分や、「人の役に立ちたい」と考える女性へオススメの職業を紹介しました。

自分にぴったりな仕事を見つけるためには、以下の3つから考えてみましょう。

  • どんな人の役に立ちたいか
  • それはなぜか?
  • その人の役に立てる仕事はなにか?


また、自分がどんな時に「やりがい」を感じるのか理解するのも重要なポイント。

最初にお伝えした通り、どんな仕事も人の役に立つ仕事です。
ぜひこの機会に、自分にぴったりな人の役に立つ仕事を見つけてくださいね。

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はせがわみき(ライター)
はせがわみき

自分らしく働く大切さを伝えたい!複業WEBライター

働く女性を全力で応援するWEBライター。ブライダル業界に5年勤務。20代前半に激務のこなした経験から、女性がもっと輝けるための「働き方」「ライフスタイル」の提案が得意。現在は、対人接客の経験を生かし「行動心理学」「心理カウンセラー」の資格勉強中。サウナとドラマが大好物。サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を所持。

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