相手を好きではないときの対応
好きじゃない相手から無理やりのキスは、反応に困ると同時に、恐怖を感じる人もいるかもしれません。
間違った反応をすると、相手が勘違いしてしまう可能性もあります。
相手に勘違いさせないためにも、毅然とした態度で接しましょう。
無理やりキスされたら体を引き離す
好きでもない相手から無理やりキスをされそうになったら、すぐに体を引き離すのが基本です。
両腕を使って、思いっきり相手を押しのけましょう。
嫌であることを態度ではっきりと表すことで、ほとんどの男性は無理やりキスするのをあきらめるはず。
拒否しても無理やりキスしようとするなら、周りに助けを求めてください。
無理やりキスは強制わいせつ罪にあたるケースもあります。
好きではない相手に無理やりキスをされたら、全力で拒否して身を守ってくださいね。
「やめて!」と声に出して拒否する
好意のない相手からキスを迫られたら「やめて!」と声に出して拒否するのも効果的です。
拒否する気持ちを言葉にすることで、ストレートに気持ちが伝わります。
はっきり伝えれば、ほとんどの男性は我に返り、無理やりキスするのをやめるでしょう。
しかし、言い方によっては勘違いされる可能性もあります。
「嫌よ嫌よも好きのうち」と言うように、女性の「やめて」を「もっとしてほしい」という気持ちの表れであると間違った考えを持っている人もいるためです。
勘違いされないためにも、ハッキリと大きな声で拒否しましょう。
無理やりキスされた後日の対応方法
無理やりキスをされたあと、どのように相手と接したらいいか悩んでしまうでしょう。
相手に好意を持っている場合はより近づくチャンス。
一方で、相手のことを好きではないのなら身の安全を守る必要が出てきます。
ここからはキスされた後の対応方法について見ていきましょう。
相手に対して好意がある場合
無理やりキスをしてきた相手があなたの好きな人なら、キスをきっかけに2人の関係を進展させたいと思うのではないでしょうか。
こちらでは、好きな人に無理やりキスされた後日の対応方法を紹介します。
無理やりされたキスを利用して、好きな人に近づいてみましょう。
もしかすると告白につながる可能性もあるかもしれませんよ。
キスした理由を聞く
どうして彼は無理やりキスしてきたのか、その理由が知りたいですよね。
本気なのか遊びなのか判断するには、ストレートに「あのキスはどういう意味?」のように理由を聞くのが一番です。
男性の言うキスした理由や態度から、あなたのことをどう思っているのかわかります。
もし、あなたのことが好きなら、無理やりキスした理由を正直に教えてくれるはず。
一方で、遊びで無理やりキスしたのなら、適当な理由をつけてはぐらかされる可能性が高いです。
本音は言葉だけではなく態度にも出ます。
LINEやSNSではなく、できれば顔を合わせて直接キスした理由を聞いてみてくださいね。
いつもとかわらない態度でOK
無理やりキスされたからと言って、態度を変える必要はありません。
あえて、いつもと変わらない態度をとりましょう。
なぜなら、男性は無理やりキスしたことで「嫌われたかもしれない」と思っている可能性が高いためです。
普段どおりに接すれば、男性も接しやすくなります。
男性があなたに対して好意があるのなら、相手のタイミングで無理やりキスしたことについて触れてくるはず。
いつもとかわらない態度で、男性がキスしたことについて話しやすい状況を作ってあげましょう。
相手に対して好意のない場合
好きじゃない相手から無理やりキスをされたら「もう顔も見たくないし、会うのも気まずい」と思うでしょう。
ここからは相手を勘違いさせない2つの対処法を紹介します。
相手に反省させ、自分のことを諦めてもらうためには、無理やりキスされた後日の接し方が重要です。
2人きりにならないようにする
相手に好意がないのなら、どのような場所でも2人きりにならないように注意しましょう。
その理由は、相手に勘違いさせないためです。
2人きりになるチャンスがあると「この前は嫌がったけど、今度はキスしていいのかな?」と勘違いする人も少なからずいます。
無理やりキスを一度拒否してやめたからといって、もうしてこないとは言い切れません。
嫌な思いをする前に、無理やりキスしやすい状況を避けることを徹底してください。
連絡をとらないようにする
連絡を取らないようにして、無理やりキスしてきた相手と距離を置きましょう。
なぜなら、今までと変わらない態度だと「キスを受け入れてくれた」と勘違いすることもあるためです。
無理やりキスした相手に好意がないのなら、思わせぶりな態度は絶対にやめましょう。
たとえ仲の良い男友達でも、連絡を絶って、無理やりキスされたことが受け入れられないと意思表示をしてください。
無理やりキスした相手が生理的に受け付けない、連絡がしつこいなら、ラインブロックや着信拒否するのもアリ。
嫌いな相手の気持ちよりも、自分の気持ちを大切にして行動しましょう。
本気度の高い無理やりキスの特徴
無理やりキスされても、本気なのか遊びなのかわかりませんよね。
特に、好きな男性から無理やりキスをされた場合、本気なのか知りたいでしょう。
実は、本気度の高い無理やりキスには特徴があります。
こちらでは、本気度の高い無理やりキスの特徴を見ていきましょう。
あなたがされた無理やりのキスに当てはまるところがないか、確認してみてください。
キスしたあと見つめてくる
無理やりキスしたあとに、あなたのことを見つめてくるのは本気のサイン。
なぜなら、見つめるのはあなたのことを想う気持ちの表れだからです。
口に出さなくても「好き」だと伝えようとしているといえます。
また、あなたとキスできた余韻に浸っているのでしょう。
「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、気持ちのこもった目つきは、言葉にするのと同じくらい相手に伝わります。
見つめ合うのは恥ずかしいですが、相手の目をじっと見て男性の本気度を感じてみてくださいね。
「いきなりキスしてごめん」と謝ってくる
「いきなりキスしてごめん」と、謝ってくるのは本気度の高いキスである証拠のようなもの。
謝るということはあなたのことを大切に思っていることを表している可能性が高いからです。
女性の気持ちを考えずにキスしてしまって、素直に申し訳ないと感じているんです。
気持ちが抑えられなくて無理やりキスしたものの、時間が経ち、我にかえって謝るといったパターンが多いでしょう。
無理やりのキスでも、女性の気持ちに対して配慮してくれているなら本気度の高いキスだといえます。
拒否したらやめてくれる
無理やりキスされた時、あなたが拒否したらすぐにやめてくれましたか?
すぐにやめてくれたのなら、相手の本気度が高い可能性があります。
なぜなら、誰だって好きな相手の嫌がることはしたくないからです。
勢いで無理やりキスしてしまっても、好きな女性に拒否されたらすぐにやめるはず。
逆に、遊びでした無理やりのキスなら、相手の気持ちは二の次。
多少嫌がっても無理やりキスする傾向にあります。
キスを拒否した時の男性の反応を見れば、相手の本気度がわかりますよ。
無理やりのキスは強制わいせつ事件として訴えてもいいこと
好意のない相手からのキスは到底受け入れられるものではありません。
場合によっては、強制わいせつ罪として事件化するのも有効です。
警察と連携し、はっきりと「本当に嫌だった」と伝えることによって、相手がこれ以上エスカレートする可能性を低くすることにも繋がります。
事件化することに対して抵抗がある人もいるでしょう。
しかし、無理やりのキスは暴行事件といえるほど悪質です。
また、今後ストーカーにならないとも言いきれない事件。
あなた自身が我慢することなく、しっかりと意思表示をすることが重要です。
強制わいせつ罪はどんな時に適用になる?
強制わいせつ罪というと、とても恐ろしく聞こえますよね。
決して我慢すべきでない犯罪です。
強制わいせつ罪として事件に問うためには、次のようなポイントがあります。
- 抵抗したのに頭を押さえてキスをした
- 顔を背けて拒否したのにキスをした
- 「やめてください」と声に出したのにやめなかった
このように、抵抗した事実があると事件として扱われやすくなります。
そのため、好意のない相手から無理やりキスを迫られた際には、唇を手で押さえたり、オーバーすぎるくらい拒否する姿勢を見せたりすることが大切です。
被害届を出す際、状況を詳しく聞かれるため、嫌な記憶を詳しく思い出さなければならず苦痛でしょう。
しかし、相手にもしっかりと罪の意識を持ってもらう必要があります。
泣き寝入りせず、被害届を出して毅然とした対応をしてください。
示談する場合の被害者へのメリット
被害届を出して事件化することを嫌がる加害者もいます。
慰謝料としてお金を払うからと示談を持ちかけられることもあるでしょう。
示談の交渉は被害者と加害者の当事者同士が行うのではありません。
女性側の弁護士と加害者側の弁護士が交渉します。
- 相手が知り合いで今後も関わる可能性が高い
- 悪気があってキスしたわけではないことが明白
- 事件化するほど深刻に感じていない
このように感じている場合には示談するのもいいでしょう。
示談=お咎めなしであると思うかもしれませんが、示談金として金銭を受け取ることになります。
加害者側に前科がつくわけではないものの、金銭的な負担から反省することも期待できるでしょう。
ただし、連絡先を知らないような相手からのキスの場合には、示談ではなく、事件化して捜査してもらうほうが犯人の特定が早く安心です。
示談金の相場
同意のないキスで示談する場合、慰謝料の相場は30万円以上から100万円前後であるといわれています。
強制わいせつ罪として事件化した場合には、必ず懲役刑を求めるほどの事件。
そのため、示談金も通常より少し割高になっています。
しかし、大切なのはお金ではなく被害者の気持ち。
納得して示談できないのであれば、被害届を出し、事件として捜査してもらいましょう。
無理やりキスされたら男性の本音を見極めよう!
男性が無理やりキスする時は、必ずしも本気とは限りません。
無理やりキスしてきた相手が、あなたの好きな人かどうかで対応は変わります。
好きな人なら、男性との関係を進展させるチャンス。
一方で、相手のことを好きではないなら勘違いさせない態度をとりましょう。
一番大切なのは、あなたの気持ちです。
どうしても許せないのであれば、被害届を出して事件化することも含めて検討していきましょう。