なぜ男は顔で選ぶのか
男性は女性よりも相手の顔を重視する傾向があります。
なぜ男は顔で選ぶのか?その理由に迫っていきましょう。
男性は視覚優位
「男は結局顔で選ぶ」といわれる理由は、男性は女性よりも視覚に頼っている部分が多いためです。
異性とコミュニケーションを取る際、女性の脳は相手の言葉や声音を聞く「聴覚」を司る部分が活性化します。
しかし男性の脳の場合は、子どもが生める健康な女性であるかを目で見て確認するために「視覚」を司る部分が活性化するのです。
「男は結局顔で選ぶ」は、本人でさえ制御できない脳の仕組みも関係しているため、仕方のない部分もあるといえるでしょう。
「美人と付き合う」は男のステータス
「美人と付き合うと周囲に自慢できて気分がいい」という理由で、女性を顔で選ぶ男性がいるのも事実。
女性にはあまりない風潮ですが、男性には「美人を連れて歩ける男は成功者」という傾向があります。
男性の世界では付き合う女性で自分の価値が値踏みされるところがあるため、自分のプライドやステータスを重視する男性ほど女性の顔にこだわるのです。
ただし、いくら男は結局顔で選ぶといっても、顔だけで交際相手を決めてしまう短絡的すぎる男性の恋はなかなかうまくいきません。
理想に近い
「男は結局顔で選ぶ」といわれるのは、美しい女性が男性の理想像に限りなく近い存在であることも理由です。
多くの人は心の中に「こんな人と付き合えたら…」という理想を持っているもの。
そして理想像は、芸能人やアニメのキャラクターなどをもとに作られた美男美女であることが大半でしょう。
つまり、男性にとって理想の人物は美女であることが多いため、顔の整った女性と出会うと男性は「自分の理想通りの人だ!」と運命を感じて恋に落ちやすくなるのです。
容姿のいい子孫を残したい
「男は結局顔で選ぶ」が起こるのは「かわいい子どもが欲しい」という本能を持っていることも一因です。
人間は「自分の子どもならどんな子でもかわいい」という母性や父性が備わっていますが、それとは別に「優秀で魅力的な子孫を残したい」という本能も持っています。
なぜなら、容姿や能力が他者よりも優れていれば、激しい生存競争が起こっても勝ち抜ける確立が上がるから。
美人な女性と関係を持てば容姿のいい子孫を残せる可能性があるため、男性は女性を顔で選んでしまうことがあるのです。
男は結局顔で選ぶが、完璧な美人を求めていない
ここまで読んで「女は顔が10割って本当なんだ」「世の中は結局顔じゃん」とがっかりした人もいるのではないでしょうか?
しかし、男は結局顔で選ぶものの、完璧な美人を求めているわけではありません。
ここからは、顔で選ぶ男が美人を求めない理由を解説します。
男にも好みのタイプがある
男は結局顔で選ぶといっても、男性にも好みのタイプがあります。
中には「誰もがうらやむ、絶対的美女が好き」という男性もいますが、女性の顔から伝わる安心感や清潔感、愛嬌などを重視している男性も多いです。
タイプではない女性を見ると、男性は「美人だな」と思うことはあっても、恋愛感情を持って好きになることはほとんどありません。
男は絶世の美女には尻込みする
「本物のイケメンを前にすると緊張する」という女性は多いと思いますが、それは男性も同じ。
口では「かわいい子がいい」と言いつつも、男性は自分に釣り合わないほどの美人と出会うと尻込みして、アプローチをかけられません。
多くの男性は「自分の顔面レベル」をよく理解しており、自分よりあまりにもハイレベルな女性には恋愛感情が働かないのです。
男は「顔全体」よりも「顔のパーツ」に注目している
「男は結局顔で選ぶ」「男は視覚優位」というわりに、男性は女性がちょっと前髪を切ったりメイクを変えたりしても全然気づいてくれませんよね。
これは、男性が顔全体を見ているのではなく、目や口元、肌など女性らしさが現れるパーツに視線を集中させているからだといわれています。
つまり、男性にとって本当の美しさの基準である「左右対称の顔」はそれほど重要ではありません。
メイクで各パーツを良く見せる工夫をすれば、男性から選んでもらえる女性になることは十分可能です。
付き合うとなればやっぱり内面も大切
恋愛において相手の顔はとても大切ですが、だからといってやはり性格や価値観が合わない人とは付き合えません。
特に真剣交際を考えている場合は、顔よりも内面が重要視されます。
「男は結局顔で選ぶ」といっても、最終的には顔と性格のバランスが大切なので、自分磨きする際は外見・内面の両方を磨いてくださいね。
「男は結局顔で選ぶ」を覆す方法
「男は結局顔で選ぶ」は事実ですが、あなたの努力次第で覆すことができます。
ここからは、美人じゃなくても男性に選ばれる方法を紹介しましょう。
清潔感はマスト
「男は結局顔で選ぶ」を覆したいなら、清潔感を保つのは大前提。
どれだけ顔が整っていても、清潔感がなくては男性から選ばれません。
清潔感は顔の造りではなく、髪質や肌、服のシワ、まとう香りなどで判断されることが多いため、顔だけでなくボディや衣類のケアにも気を配ってみましょう。
清潔感をキープするため、普段からいい匂いのハンドクリームや食後すぐに使える歯磨きセットなどを携帯するのもおすすめです。
愛嬌と気遣いを身につける
「女は顔が10割」といわれますが、実際には愛嬌と気遣いも必要です。
男性が女性を選ぶとき、実は顔と同じくらい「内面のかわいらしさ」を重要視しています。
好きな女性に対し「笑顔を見せてほしい」「かわいく甘えてほしい」と考えるのが男心なので、男性は性格にかわいげのない「内面ブス」の女性を絶対に選びません。
愛嬌や気遣いを身につければ、顔の器量だけではわからない内面からにじみ出るかわいらしさを男性に伝えられます。
「男は結局顔で選ぶ」状況を逆転したいなら、明るい笑顔をたくさん見せ、人を思いやる心を大切にしてくださいね。
美しい仕草を意識
仕草が美しいとその人そのものが美しく見え「男は結局顔で選ぶ」を覆せる場合があります。
美しい仕草といっても特別なことをする必要はなく、日常の所作に意識を配って「上品な女性」を目指すだけでOK。
たとえば、背筋や指先をピンと伸ばして歩く、座るときに膝を揃えるなどの行動なら、今日からでもできそうですよね。
また、笑うときに手で口元を押さえると、上品さとかわいらしさを両方演出できますよ。
徹底的に容姿を磨く
顔をはじめとする容姿の美しさは、お金と手間をかければある程度は手に入れられます。
そのため「男は結局顔で選ぶ」をひっくり返したいなら、徹底的に容姿を磨いて美しさを底上げするのも有効でしょう。
「男は結局顔で選ぶ」は半分本当、半分嘘
男性は本能により、女性を顔で選ぶことがあります。
ですが、だからといって「顔さえ良ければ誰でもいい」と思っているわけではありません。
つまり「男は結局顔で選ぶ」という言葉は、半分は真実、半分は嘘でできているということ。
男性から選ばれる女性になりたいなら、メイクで顔のかわいさを追及しながら、愛嬌や美しい仕草なども身につけましょう。
見た目以外の部分を伸ばしてモテを手に入れた女性も多くいるので「どうせ世の中顔」と悲観せず、自分の魅力を高めてくださいね。