彼氏と毎日電話をするメリット・デメリット
彼氏と毎日電話をすることには、良い面・悪い面の両方が存在します。
まずは毎日電話するメリット・デメリットを知りましょう。
2022.03.17
毎日電話をかけてくる彼氏を、少し負担に感じることもありますよね。また、毎日電話をするカップルは別れるともいわれていて心配な方もいるでしょう。今回は、毎日電話するカップルが別れる理由や彼氏の心理、電話がしんどいときの対処法を解説します!
彼氏と毎日電話をすることには、良い面・悪い面の両方が存在します。
まずは毎日電話するメリット・デメリットを知りましょう。
忙しい学生や社会人にとって、時間はとても貴重なもの。
そんな貴重な時間を割いて毎日電話することで、お互いに「愛されている」「大切にされている」と感じ安心できるでしょう。
時間を共有することで離れていても寂しいと感じにくく、恋人を身近に感じられるところは、毎日電話する大きなメリットです。
また、相手が落ち込んでいたり体調を崩したりした際にも気づきやすく、すぐに恋人の力になれるところも毎日電話する魅力ですね。
毎日電話すると些細な会話から相手の人間性が見え、相互理解につながります。
彼氏がどんな人かよくわかるとともに、彼氏にも本当の自分をわかってもらいやすくなるので、信頼関係が構築され2人の心の距離がぐっと縮まるでしょう。
お互いのことをたくさん知れば「そんな人だと思わなかった!」という理由でケンカになったり、相手を信じられず浮気を疑ったりすることも減るはずです。
付き合った当初は「考え方」や「趣味」の話で盛り上がっても、毎日電話していると次第にネタ切れを起こします。
1日を振り返り「今日あった出来事」を話すのも一つですが、毎日はほとんど同じような日常の積み重ねなので、わざわざ話すほどの出来事がない日もあるでしょう。
話すことがないと沈黙の時間が生まれてしまい、人によっては「気まずい」「毎日の電話が苦痛」と感じるかもしれません。
スケジュールや心に余裕がある時期なら、毎日電話してもさほど負担を感じません。
ですが、忙しいときや疲れているときは「1人でリラックスしたい」「1分でも長く寝ていたい」という気持ちが強くなるので、毎日の電話が苦痛になります。
また、疲れていると気持ちが動きにくいので、たとえムリして電話しても通話を楽しめない可能性が高いです。
カップルの適切な電話頻度は、2人の考え方や交際時期によっても異なります。
ここからは「カップルにおける理想の電話頻度」をチェックしてみましょう!
付き合ってすぐの頃は、お互いに気持ちが盛り上がり「相手のことをもっと知りたい」「相手ともっと親密な関係になりたい」という欲求がわきます。
そのため、いくら電話しても話足りないような気持ちになり、毎日電話するカップルが多いです。
また、付き合ってすぐは「本当に自分が恋人でいいのかな」とお互い不安になる時期ですが、毎日の電話には安心感を育てる効果もありますよ。
この時期は、電話越しに声が聞けるだけで幸せな気持ちになり、毎日電話してもしんどさを感じないでしょう。
付き合ったばかりの時期を越え盛り上がる気持ちが落ち着いてきたら、電話するペースを2~3日に一度くらいに落とすカップルが多いです。
毎日電話するとなれば、どうしてもプライベートな時間を削る必要が出てきます。
しかし、電話の頻度を2~3日に一度にすれば、自分の時間も楽しみつつこまめな近況報告ができ、程よい距離感で付き合えるでしょう。
お互いに、自分の生活リズムを崩すことなく恋人を近くに感じられるので「最も交際が長続きする電話の頻度」ともいわれています。
さらに付き合いが長くなり、確かな信頼関係が築けているカップルの場合は、用事があるときだけ電話するというケースも少なくありません。
長い年月をかけてたくさん愛情表現をしたからこそ、頻繁に電話をして愛情を確かめる必要がないのです。
また、あえて電話の頻度を減らすことでデートのときに話すネタが増え、長く付き合ってもお互いに新鮮な気持ちをキープできます。
連絡不精の男性も少なくないからこそ、毎日電話をかけてくる彼氏の心理がわからない女性も多いのではないでしょうか。
毎日彼女に電話をする彼氏は一体何を考えているのか、ここからはそんな男性心理を読み解きます。
毎日電話をかけてくる彼氏の心理で最も多いのは「彼女のことが好きすぎて、常に近くに感じていたい」というものです。
彼氏はきっと、たとえ話すことがなくても次の日寝不足になっても、少しでも長く電話してあなたと同じ時間を共有したいのでしょう。
また、彼氏はあなたのことが大好きだからこそ「あなたにもっと自分のことを好きになってほしい」と思っています。
彼氏が毎日電話してくるのは、あなたに自分の魅力を伝えさらに好きになってもらおうとする努力なのかもしれません。
「寂しがり」は、女性だけの特徴ではありません。
男性でも、人よりも寂しいと感じやすい人は毎日彼女に電話をかけてきます。
離れていても電話をすればお互いを身近に感じられ、寂しさを紛らわせることができるためです。
彼氏はもしかすると「あなたと毎日でも会いたい」と考えているのかもしれませんね。
ですが、毎日会うことはできないため、せめて声だけでも…という気持ちから毎日電話をかけてくるのでしょう。
「彼女と電話すると癒される」という男性は多いです。
今日のご飯は何だった?もうお風呂に入った?など、自分を気遣うようなあなたの些細な言葉が、彼氏の「明日も頑張ろう」という活力の源になっています。
社会のなかに男性が甘えられる場所はほとんどないため、彼氏は自分を受け入れて甘えさせてくれるあなたとの電話を1日の癒しとしているのでしょう。
仕事が忙しい彼氏に多い傾向で、普段は常に気を張っているからこそ、あなたとの電話でほっとしたいと思っているのです。
毎日電話をすると相手の些細な変化にも気づけるため、浮気対策として日々電話をかけてくる彼氏もいます。
もしかすると彼氏は「いつかあなたに浮気されて捨てられるのでは…」と不安な気持ちでいっぱいなのかもしれません。
また、彼氏からの毎日の電話には「彼女の浮気を防ぎたい」という気持ちとともに「自分が浮気していないことを彼女に知ってほしい」という気持ちが込められていることもあります。
毎日電話をかけてくる彼氏のなかには、自分の暇をつぶすことが目的なケースもあります。
アウトドアな男性や、気軽にできない大がかりな趣味を持つ男性に多く、帰宅後に没頭できることがないため彼女との電話で時間をつぶそうと考えるのです。
あなたが電話を切りたそうにしても彼氏がムリに会話を続けようとするなら、暇つぶしに利用されている可能性大。
もちろん「彼女のことが気になる」という好意もありますが、一番大きな気持ちは「誰か話し相手がほしい」であるため、つい自分勝手な言動が目立ってしまうのが特徴です。
体調を崩していないか?落ち込むことはなかったか?など、彼女のことが心配な気持ちから毎日電話をかけてくる彼氏もいます。
また、過去に浮気や女性の心変わりにより失恋した経験を持つ男性は、毎日電話することであなたの心をつなぎとめたいと考えている場合も。
彼氏があれこれ心配してくれるのは嬉しい反面、度を超えると愛が重く負担になる場合もあるので、まずは彼氏が余計な心配をしなくて済むよう安心させてあげることが大切です。
付き合った当初からしている毎日の電話が彼氏の習慣となっている場合もあります。
彼氏のなかでは既に「あなたと電話する時間」が生活リズムに組み込まれていて、ご飯を食べたりお風呂に入ったりするのと同じように、ごく自然な日課としてあなたに電話をかけているのでしょう。
毎日決まった時間に同じような内容で彼氏から電話がかかってくるなら、彼氏にとって毎日の電話は1つのルーティンになっている可能性が高いです。
人一倍愛情深い彼氏の場合は、毎日電話することであなたにどっぷり依存し、あなたなしでは生きられない状態になっているのかもしれません。
「少しでも彼女を感じたい」「見捨てられたくない」という気持ちから、毎日電話をかけてくるのでしょう。
恋をすると周りが見えなくなる恋愛体質の男性に多く、彼女をとても大切にする一方で、重すぎる愛により彼女に息苦しさを与えてしまうこともしばしば。
このような心理を持つ男性は、元カノにも依存して振られた経験を持っていることが多く、過去のトラウマをこじらせてさらに彼女を束縛しようとします。
電話する適切な頻度はカップルにより異なりますが、一般的には「毎日電話するカップルは破局しやすい」といわれています。
なぜ、毎日電話するカップルは別れやすいのか、ここではその理由をお話します。
人の気分には波があるので「今日はあまり人と話したくないな」と思う日もありますよね。
しかし、毎日電話するのが当たり前になると「今日は電話したくない」となかなか言い出せず、義務感だけで電話を受けてしまいます。
乗り気ではない本心を「恋人と電話しなくてはいけない」という義務感で覆い隠すので、せっかく電話しても気分が晴れず通話を楽しめないでしょう。
そうすれば2人の空気感は何となくギクシャクし始め、結果的に関係性にも亀裂を生んでしまいます。
毎日電話しているうちに共依存関係となりやすいことも、別れやすいといわれる理由です。
共依存とは、お互いが自分の日常や交友関係をおざなりにしてまで恋人を優先させたり、自分の気持ちを犠牲にしてまで相手に尽くそうとしたりする関係のこと。
一度共依存に陥ってしまうと関係を変化させるのは難しく、お互いに傷つきながらも一緒に過ごそうとします。
しかし、そんな疲れる恋愛がいつまでも続けられるわけもなく、その内どちらかが力尽きてしまうため別れやすいといわれているのです。
毎日電話を続けていると、人によっては次第に束縛されているような気持ちになり、窮屈さを感じます。
「今日はどんな一日だったの?」「何時ごろ帰ってきた?」なんて他愛ない質問も、毎日のこととなればまるで取り調べや事情聴取のように感じられ、次第にイライラするでしょう。
そうすれば返事にもイライラの片鱗が現れてしまうため、彼氏とケンカに発展しやすく気持ちのすれ違いが生じやすくなるのです。
毎日電話がかかってくるうえ、一回の通話時間が長いとなれば、当然自分の時間はなくなります。
自分の時間がなくなると、うまくセルフケアや気分転換ができなくなり、人によっては強いストレスを感じるでしょう。
ストレスは人から冷静な判断力を奪うので「別れれば全てのストレスから解放されるんだ」と極端な思考になりやすく、そのまま勢いで別れてしまうカップルも少なくありません。
毎日電話をすると「近くに居るのが当たり前」のような感覚になり、勘違いからお互いを大切にしなくなる場合もあります。
毎日電話でたくさん話していると会えたときの嬉しさや傍に居てくれるありがたみが薄れてしまい、恋愛の醍醐味ともいえる「ドキドキ感」がなくなってしまうのです。
ドキドキ感の消滅は、カップルのマンネリ化にもつながりやすく、2人の関係にヒビを入れ破局へと導きます。
「毎日電話するのはしんどい」「電話の回数を減らしてほしい」と思っても、気持ちを正直に伝えると彼氏を傷つけてしまいそうで対処法に悩みますよね。
ここからはそんなときに試してほしい7つの対処法をお伝えするので、ぜひ今日から実践してみてください。
「彼女のことが心配だから」「愛されているか不安だから」という理由で、毎日電話をかけてくる彼氏は非常に多いです。
そのため、まずは彼氏を安心させ「毎日電話しなくても大丈夫」だと思わせる必要があります。
日頃から愛情表現するのはもちろん、彼氏が不安になるような行動はできるだけ取らないようにしましょう。
あらかじめ彼の安心感を高めておくと「毎日の電話をやめたい」と伝えても理解を得られやすいです。
毎日の電話を減らしたいと思ったら、これまで以上にLINEのやりとりを増やしてみてもいいでしょう。
こまめなLINEは彼氏の安心感につながり、電話する必要性を減らしてくれます。
また、電話のなかで冗談っぽく「LINEでたくさん話したから、電話で話すことないかも」と言ってみても◎。
彼氏もあなたに同意してくれた場合は、彼氏の方から「電話の回数、少し減らす?」と提案してくれるかもしれません。
毎日の電話を受け入れつつ、何日かに一回は早めに電話を切る日を設けるのもおすすめ。
「忙しい」「疲れている」といえば、きっと彼氏も電話を早めに切り上げてくれるはずです。
あなたにとって、毎日の電話が負担になっていることを遠回しに伝えれば、彼氏も気を使い事前に「今日は電話できる?」と聞いてきてくれるようになるかもしれません。
ただし、中には「たまたま忙しい時期なのかな」とだけ思って毎日の電話を続行しようとする彼氏もいるので、反応次第では他の対処法を試してくださいね
前日の電話や当日のLINEで、あらかじめ彼氏に予定を知らせておくのも電話の頻度を減らす方法の一つ。
予定といっても、遊びや仕事だけでなく「今日は帰ったら楽しみにしてるドラマを見る」「好きなアーティストのCDを聴く」などでもOKです。
あなたが自分の時間を楽しみたいと思っていることが伝われば、彼氏の方から「じゃあ今日は電話はやめておくね」と言ってくれるでしょう。
また、仮にうまく伝わらず彼氏が電話をかけてきたとしても、事前に予定があることを伝えているため電話を早く切る口実になります。
電話を切る際は「じゃあね!」と言って切るのではなく「次は〇日に電話しようね!」と伝えてから切るのも効果的。
彼氏から「明日は電話できないの?」と訊ねられた際は「忙しい」や「少し遠い約束にしたほうが楽しみになる」と言って納得してもらってください。
これを繰り返し、通話の最後には次の電話の約束をすることが2人の定番となれば、毎日の電話から解放されるはずです。
毎日の電話が猛烈にしんどいときは、思い切って彼氏の電話を無視してもOK。
いつもつながっていた電話が急につながらないと彼氏は心配するかもしれませんが、心配性や過保護を直すためにも短時間の放置は必要です。
ただし、翌朝には「ごめんね、昨日は寝ちゃってた」ときちんと謝り無事であることを報告してくださいね。
毎日の電話が原因で寝不足になり体調を崩しては元も子もないので、まずは自分を大切にしましょう。
毎日の電話がきついなら、その気持ちを正直に伝え、2人で電話のルールを見直してみてもいいでしょう。
大切な彼女が自分との電話のせいでしんどい思いをしていると知れば、きっと彼氏も頻度を減らしてくれます。
このときのポイントは、自分だけの主張を通すのではなく、彼氏の希望もきちんと聞くことです。
2人の希望を把握したうえで、両者が納得できる適切な電話のペースを決めてください。
やんわりと行動で示す、正直に自分の言葉で話すなど、伝え方はさまざまですが、毎日の電話をやめたいと伝える際はいくつか注意すべきポイントがあります。
注意点を知ってから行動することで、2人の関係性を壊すことなく電話のペースを落とせるはずです。
彼女から「電話の頻度を減らしたい」とだけ告げられれば、彼氏は不安になります。
そのため、毎日の電話をやめたい言動をとる際は、いつも以上に愛情が伝わる言葉や行動を心がけてください。
彼氏の不安感を煽ったまま一方的に毎日の電話を避ける素振りを見せれば、さらに束縛がきつくなり電話の回数が増える可能性が高いです。
彼氏からの電話を避ける際「自分だけが我慢している」ような言い方をするのはやめましょう。
たとえ彼氏は楽しんでいたとしても、あなたのために時間を使って電話してくれていたことは事実です。
「〇〇くんも疲れてると思うから」「〇〇くんも自分の時間を楽しんでほしい」など、相手を思いやる一言があるだけで、2人の関係を良好に保てます。
彼氏からの毎日の電話は、愛を実感できる一方でしんどくなってしまうこともあります。
そんなときはムリをせず、お互いにとって程よいペースを一緒に探してみましょう。
毎日電話しなくても2人の愛情は育めるので、彼からの電話がしんどい時はこの記事を参考に少しずつペースダウンしてみてくださいね。
恋や仕事に悩む女性を応援するマルチライター
web制作会社に勤務し、デザイナー兼ライター業務を担当。女性らしいデザインや文章を学ぶ。認定心理士の資格を所持しており、心理分析をもとにした恋愛記事が得意。現在はフリーライターとして恋愛、キャリア、エンタメなどの情報を発信中。恋に悩む女性の背中を押せるよう、心を込めて記事執筆しています。
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