2021.10.12

自己紹介の一言コメントの例文4つと好印象を与えるポイントも解説

転職先で自己紹介するときは、100〜200字程度に短くまとめると聞きやすくなります。基本の型を意識して文章を作ると、あなたの人物像を分かりやすく伝えることが可能です。この記事では「自己紹介で話す項目4つ」「自己紹介の例文」「自己紹介のポイント3つ」を解説します。

一言コメントで自己紹介するときの項目2つ


転職先などで自己紹介を一言でするときは、2つの項目に絞って話すとシンプルかつ好印象を与えるコメントになります。

ポイントを詳しく解説するので、参考にしてください。

1.配属先、名前

自己紹介なので、最初は所属と名前を言いましょう。
最初に名乗ることで、あなたの名前を覚えてもらいやすくなります。

配属先は、例えば「4月1日付けで〇〇支店の〇〇部に配属されました、〇〇〇〇と申します」のように、「支店名」「部署名」を言います。

事務所が1つのみで支店がない場合は、省略して構いません。
一言で自己紹介するときは、まず自分の配属先と名前から紹介してください。

2.仕事の目標

転職先での仕事の目標も、一言添えましょう。
やる気を見せることで、先輩社員に安心感を与えるためです。
例えば「1日でも早く戦力になれるように日々努力いたしますので、ご指導よろしくお願いいたします」のように、今後どのような姿勢で仕事するのか話すと好印象になります。

しかし、「私がこの会社を変えます!」などのように大きすぎる目標は語らず、謙虚な姿勢を忘れないようにしてください。

一言コメントは短いからこそ、仕事の目標を忘れずに言いましょう。

一言で自己紹介するときの例文


「一言で自己紹介をお願いします」と言われときの例文を紹介します。
1文のみだと短すぎて淡白な印象を与えてしまうため、100字程度で話すとベストです。

無難な一言コメント

本日付けで〇〇支店の〇〇部に配属になりました、〇〇〇〇と申します。
不慣れな部分もあってみなさんにご迷惑をおかけすることがあるかもしれませんが、少しでも早くお役に立てるように努めていきます。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

謙虚な姿勢を見せる一言コメント

〇〇支店の〇〇部に配属になりました、〇〇〇〇と申します。
至らない点があるかもしれませんが、これから精一杯頑張って参りますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

自分の長所をアピールする一言コメント

〇月〇日から〇〇支店の〇〇課に配属されました、〇〇〇〇と申します。
物覚えには自信があるので、少しでも早く仕事に慣れるよう努力いたします。
よろしくお願いいたします。

職の経験をアピールする一言コメント

本日付けで〇〇部に配属になりました、〇〇〇〇と申します。
前職でも〇〇(業種や職種)の経験があるので、1日でも早く戦力になれるように精進いたします。
これからよろしくお願いいたします。

関連記事

長めに自己紹介するときに追加する項目2つ


「自己紹介をお願いします」と言われたときは、一言ではなく少し長めに話す必要があります。
そのため、先ほど紹介した2つの項目にプラスして、以下の2つを盛り込むと良いでしょう。

以下の解説を参考に、転職先での自己紹介文を考えてみてください。

1.前職の簡単説明

前職ではどんな仕事をしていたか簡単に説明しましょう。
なぜなら、新しく入社する人がどんな経歴を持っているのか、先輩社員は気になるためです。

例えば「前職では、〇〇銀行で総務をやっておりました」のように、一文で短く話します。
詳しく説明する必要はないため、一言で短く説明するのがベストです。

面接のように前職での実績などを話してしまうと、自慢に聞こえてしまう可能性があるため、避けた方が良いでしょう。

前職の簡単な説明をすることで、あなたの経歴を知ってもらえます。

2.好きな物・趣味・特技

好きな物や趣味、特技を自己紹介に盛り込むのをおすすめします。
あなたの好きな物を話すことによって、人物像が先輩社員に伝わるためです。

例えば「休みの日は家で映画を3本以上見ます」のように、仕事とは関係ない話もしましょう。
また、「おすすめの映画があったら、ぜひ教えていただきたいです」のように話すと、趣味や特技をきっかけに先輩社員と距離が縮まる可能性もあります。

あなたが興味関心を抱いているものについて紹介し、どんな人物か早めに覚えてもらいましょう。

少し長く自己紹介するときの例文


一言コメントよりも長く自己紹介するときの例文を3つ紹介します。
あまり長すぎても先輩社員の時間を取らせてしまうため、文章は150~200字程度にまとめるのがおすすめです。

無難な自己紹介

本日付けで〇〇支店の〇〇課に配属されました、〇〇〇〇と申します。
前職では〇〇(業種名)の〇〇(部署名)として働いておりました。
趣味はカラオケで、1人で行くこともあります。
ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、1日でも早くお役に立てるように努力して参ります。
これからどうぞよろしくお願いいたします。

やる気を見せる自己紹介

〇〇支店の〇〇部に配属になりました、〇〇〇〇と申します。
前職では〇〇(業種名)の〇〇(部署名)として働いておりました。
前職では新規開拓の営業をしていたので、その経験を活かしながら励んでいきます。
学生時代はバスケをやっていたので、今でも時々練習しています。
何事も素直に吸収し、1日でも早く戦力になれるように精進いたしますので、ご指導のほどよろしくお願いいたします。

印象を残したいときの自己紹介

〇月〇日付けで〇〇部に配属されました、〇〇〇〇と申します。
前職は〇〇(会社名)で〇〇(部署名)をやっておりました。
アクセサリーのハンドメイドが趣味で、月に30個作るときもあります。
その人のイメージに合わせて作れるので、もしよければみなさんのも作ってみたいです。
少しでも早く会社に貢献できるよう努めていきます。
よろしくお願いいたします。

自己紹介の印象をよくするポイント3つ


転職先で自己紹介するときは、以下の3つのポイントを意識すると良い印象を与えられます。
緊張しやすい方は、以下のポイントを参考に練習してみてください。

1.笑顔を忘れない

自己紹介するときは、笑顔を忘れないようにしましょう。
入社初日の第一印象は、今後の印象を左右する可能性があるためです。

マスクで口元が出せないときは、目も含めて笑うように意識してみてください。
緊張して声のトーンを明るくできなくても、表情が穏やかだと好印象になります。

反対に、声のトーンが低い上に真顔だと、怖い印象を与えかねません。
笑顔で自己紹介することで、先輩社員に安心感を与えられます。

2.ゆっくり話す

自己紹介のときは、普段よりゆっくり話すように心掛けましょう。
なぜなら、早口で話してしまうと聞き取りづらくなり、あなたのことを覚えてもらう機会が無駄になる可能性があるためです。

具体的にはいつもの0.7倍速くらいで、1文字ずつ丁寧に発音するように話すと、相手はスムーズに聞けます。
緊張しやすい方は早口になる傾向があるため、特にスローテンポで話すことを意識してください。

最初の自己紹介での挨拶は、聞き取りやすさに注意してゆっくり話しましょう。

3.歓迎会での自己紹介はお礼も言う

職場ではなく歓迎会の場で自己紹介するときは、歓迎会を開催してくれたことに対して一言お礼を付け加えてください。

歓迎会は、新入社員が早く職場に打ち解けるように配慮して開催されることが多いためです。
「本日はお忙しい中、このような会を開いていただき、誠にありがとうございます」と、謙虚に感謝の気持ちを伝えましょう。

歓迎会のお礼は、自分の名前を名乗る前でも良いですし、締めの挨拶として言うこともできます。
歓迎会がある場合は、自己紹介にプラスしてお礼も述べましょう。

転職先での自己紹介は分かりやすく簡潔に


転職先での自己紹介は、あなたの人物像や仕事へのやる気などを分かりやすく簡潔に話すのがベストです。
事前に内容を決めておくと、当日に緊張してもスラスラ話しやすくなります。

ポイントや例文を参考にして、自己紹介を作ってみてください。

関連記事

この記事をシェア

Twitter
Facebook
あおぬ(ライター)
あおぬ

クリーニング店受付の経験を元に「あおぬのせんたく」にて、服のメンテナンス知識を分かりやすく発信しているブロガー。Webライターとして坂道グループ紹介なども執筆。

このライターの記事を見る