2023.01.13

でき婚男の本音って?結婚を後悔する人って多いの?

子供を授かったことをきっかけに「でき婚」するカップルはめずらしくありません!おめでたいのはもちろんですが「でき婚」した男性たちはどのような本音を抱えているのでしょうか。今回はでき婚した男性の本音を探ってみました。

でき婚男の本音を探る!後悔してる?してない?


「でき婚」と聞くとマイナスなイメージを抱く人もいるはず。
実際に「でき婚」を経験した男性はどのような気持ちを抱えているのでしょうか。

後悔している意見、後悔していない意見を集めてみました。

後悔している男性の本音


・まだ遊びたい気持ちがあった
・覚悟が決まっていなかった
・子供をつくるつもりはなかった
・自分が親になる実感がわかなかった
・本当は結婚したくなかった
・本当はやりたいことがあった

女性目線からすれば「なんて無責任な!」と思う意見が多数。

ただこれが男性たちの「本音」というものなのかもしれません。
客観的に見てみると「不安」「心配」「後悔」からくる本音が多いように思えます。

子供を授かったことは喜ばしいと本心では思っていても、結婚のタイミングはもっと先だと思っていた、予想外のタイミングだったと本音がこぼれているのでしょう。

結婚すれば、「自分が家庭を支えないといけない」とどこかプレッシャーを感じる意見にも思えます。

後悔していない男性の本音


・自分の子供に出会えて幸せ
・子どもは授かりものなので、単純に嬉しい
・結婚のタイミングだったと思えた
・2人の絆が生まれ、もっと愛情を抱けるようになった
・もっと仕事を頑張ろうと思えた

マイナスな意見がある一方で「でき婚」を後悔していない男性も。

子供を授かったことで、彼女に対する愛情が芽生えるのはもちろんのこと、自分自身もっと頑張りたいと新しい命の誕生に背中をおされた男性もいます。

私の周りにも「でき婚」した男性がいますが、「とにかく子供がかわいい」「仕事終わりに子供と遊ぶのが幸せ」「結婚してよかった」と非常に幸せそうです!

「でき婚=順番が違う」と考える人も多いのかもしれませんが、結果的に本人たちが幸せかが大切なのかもしれませんね。

でき婚する男性って特徴がある?


でき婚した男性の本音を集めてみると、後悔する人、後悔しない人両方いることが分かりました。

でき婚を後悔する男性の本音を女性が聞けば、

「でき婚を後悔するのはクズすぎる」
「でき婚を後悔するなら、なぜ避妊しない?」
「後悔するなら結婚するな!」

と怒りの声も聞こえてきそうですよね。

でき婚する男性には、どのような特徴があるのでしょうか。
考えられる特徴を5つあげてみました。

①後先考えないタイプ


思い立ったら一直線!
男性はマルチタスクが苦手と言われていますが、後先考えず目の前のことに全力!の男性ほど、でき婚の確率が高いのではないでしょうか。

②快楽を優先しがち


ギャンブルにお酒、タバコ、女遊びなどなど…。
日頃から自分の快楽や欲望を優先しがちな男性もでき婚する確率が高いかもしれません。

いざという時に自分を律することができないと、快楽や流れのまま避妊しないで性行為してしまった…ということもありそうですよね。

③人を信用しやすい


でき婚した男性の中には
「彼女が安全日って言ってたから…」
「今までも大丈夫だったから…」
しっかり避妊せず、子供ができてしまった…という場合も多いとか。

後悔しないなら問題ないのですが、人を疑うことも時には大切なのかもしれませんね。

④他人に左右されない


でき婚した男性の中には、他人の意見に左右されない芯の強さをもつ方も!

「でき婚だと報告しづらい」
「上司に説明しづらい」

となかなか覚悟が決まらない男性もいる中で、

「子供ができたので結婚します」とさらっと報告できる芯の強さがあります。

「でき婚=順番が違う」というイメージもありますが「これで子供ができたら、それでいい」とある意味腹が据わっている男性もいるようです。

他人の意見でなく自分たちの意見を重視する男性は、どこか信頼できますよね。

⑤物事に動じない


「できちゃった…と相手の男性に報告したら逃げられてしまった」
「結婚しようという話になっていたけど、急に連絡がつなかくなった」

男性の中には現実に向き合えず、その場から逃げ出してしまう人もいるようです。
それほど、子供をもつ・家庭をもつことに覚悟が必要なのがよく分かりますよね。

もちろん逃げ出す男性だけではありません!
でき婚を経験した男性のなかには、物事に動じず冷静に行動できる人も。

結婚への段取りはもちろんのこと、親御さんへの挨拶、出産への準備もしっかり段取りできる男性もいます。
こういった男性は、もともと結婚を意識していたからこそ冷静に行動できるのかもしれませんね。

でき婚する女性にも特徴あり?



「でき婚」と聞くと「男性側が悪い」と思ってしまう方もいるかもしれません。
実は「わざとでき婚した」「でき婚は女の策略だ」という意見も多いんです。

でき婚する女性にはどのような特徴があるのでしょうか。
男性同様、考えられる特徴を5つ考えてみました。

①流されやすい


その場の空気に流されて、望まない妊娠をしてしまう女性も。
でき婚は決して悪いことではありませんが、子供を授かることは人生を大きく変える出来事。

・頼まれるといやでも断れない
・周りの空気に流されがち

当てはまった方は要注意かもしれません!

②計画性がある


でき婚した女性の中には「わざとでき婚した」という方も。

・親御さんから結婚を反対されたから
・彼との子供が欲しかったから
・どうしても結婚したかったから

など、理由は人それぞれです。
わざとでき婚を選んだ女性ほど「計画性」があると言えるのではないでしょうか。

③芯が強い


でき婚は、子供ができたことをきっかけに結婚すること。
結婚するだけでも人生の大きなターニングポイントですが、結婚と出産が同時のタイミングにくるというだけでも、かなりの覚悟が必要なはず。

・妻になること
・母になること

同時に覚悟を決めた女性は芯が強いと言えるのではないでしょうか。

④後先考えないタイプ


でき婚した男性も「後先考えない」特徴があると考えられますが、これは女性も一緒かもしれません。

先のことを考えるのが苦手で、感情優先。
感情を大切にするのはまったく問題ありません。

ただし、「あの時妊娠しなければ…」とタラレバ女にならないことが重要ですね。

⑤ポジティブ


この記事では「でき婚」という言葉をメインに使っていますが、今や「授かり婚」の方がしっくりくる方も多いかもしれません。

実際Instagramでタグ検索してみると、「でき婚」が487件に対して「授かり婚」は1.2万件という結果に。(※2022年12月30日時点のデータ)

この数字だけみると「授かり婚」という言葉の方がより多くの人に使われていることがわかります。

「授かり婚」は、子供ができたことを「大変なこと」「しんどいこと」ととらえずに、「幸せなこと」「おめでたいこと」「喜ぶこと」と思わせる力があります。
つまり、でき婚を選んだ女性は、ポジティブな方が多いとも考えられるのではないでしょうか。

でき婚を「後悔する人」「後悔しない人」差が生まれるのはなぜ?


ここまででき婚した男性の本音、でき婚する男性の特徴をお伝えしました。

でき婚した男性の中には人それぞれ「後悔」が残る場面もありそうです。
一方で「でき婚を後悔していない人」も存在します。

同じでき婚でも、なぜこのような差が生まれるのでしょうか。
理由を5つ考えてみました!

①経済的


内閣府が公表する『第2節 家庭と社会全体の子育て費用』の中には、「”生まれてから小学校にあがるまでの子育て費用は、約440万円と計算される”」という記載があります。

小学校に上がるのは6歳なので、6年間で440万円。
年間にすると約70万前後の計算です。

子供を授かることはとても喜ばしいことではありますが、「子育てにはお金がかかる」のも否めませんよね。

でき婚したことで、経済的に苦しくなったり、子供を養うために朝から晩まで働いたり。
こうした経済的なことが原因で、でき婚を後悔するケースもありそうです。

②親が協力的


続いて、でき婚を後悔していないケースです。
経済的な問題と合わせて、それぞれの両親が協力的であるかどうかは非常に重要なポイントです。

子供ができたのは嬉しいけど、家族を養うために働かないと生活できない…。
そういった場面で、頼れる大人たちが協力的で味方になってくれると安心感が違いますよね。

よく結婚は「家族と家族の結びつき」と言われていますが、家族で子供を育てていく環境がととのっていれば、むしろでき婚してよかったと思えるのではないでしょうか。

③2人の関係性


親御さんが協力的だとしても、夫婦、そして親となった2人の関係性は大切ですよね。
2人で協力して小さな命を育てていかないといけません。

しかしながら、
「子供ができた責任感から結婚した」
「でき婚はしたけど奥さんを愛していない」
と悲しい意見をのべる男性もいるようです。

離婚の原因でもっとも多いのは「性格の不一致」というデータもあるほど。
二人の関係性がうまくいっていないと、結果的にでき婚を後悔することになってしまいそうですよね。

④子供の好き嫌い


子供の好き嫌いも、でき婚を後悔する、しないに大きく影響するのではないでしょうか。

WEBメディア『​​famico』によるアンケートによれば、男性が子供を嫌いと思う理由の第1位は「わがまま」、第2位は「対処法が不明」、第3位は「泣くから」、第4位は「さわがしい」という結果に。

・どう対応したら泣き止むのか分からない
・泣いている声に耐えられない
・どんな態度をとれば正解なのか分からない

アンケートを紐解いてみると、どう対応したらいいか分からない「不安」と正解が見えてこない「憤り」が男性の子供嫌いを加速させているように感じました。

「赤ちゃんは泣くのが仕事」と言われますが、泣き声に耐えられない場合や、子供にどう接したらいいか分からないと、でき婚を後悔してしまうことになりそうです。

⑤年齢的な問題


厚生労働省が公表する「出生動向の多面的分析」によれば、結婚前の妊娠は「15〜19歳」世代がもっとも多いことがわかっています。

また、それに合わせるように若い世代の「離婚率」が高いようです。
公益財団法人生命保険文化センターによる『離婚件数が増えているというのは本当?』にある『年齢階級別有配偶離婚率』からは、男女ともに20〜24歳の離婚率は50%以上ということが分かります。

もちろん「でき婚=離婚」が完全に関係するわけではありません。
しかしながら、若いうちの方ができ婚を後悔し、新しい道を選択する決断が早いのではないかということがデータから推測できます。

結婚する年齢が若すぎるゆえの後悔もありそうですよね。

⑥準備不足


子供を授かったことで結婚、出産を経験するカップルと、
結婚してから、子供を授かり出産を経験するカップル。

後者の方が、結婚に対する気持ちや子育てに対する心の準備期間が長いように感じますよね。

もちろん準備に時間をかければいいという訳ではありません。
ただし「準備不足」が重なるといい結果をもたらさないのは事実。

心の準備、知識の準備、経済的な準備…。
準備は「心の余裕」にも繋がります。

でき婚を後悔する人がいるのは、日々に忙殺されてしまい余裕がないことが原因の一つかもしれません。

でき婚したカップルって「離婚率」は高いの?


「でき婚したカップルって離婚しそう…」
そういったマイナス意見が多いのも事実ですよね。

実際のところ離婚率はどのくらいなのでしょうか。

「3組に1組が離婚する」時代と言われているけど…?


「3組に1組は離婚する」という言葉をなんとなく聞いたことありませんか。

厚生労働省の『令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況』によれば、この年の婚姻件数は約50万組、離婚件数は約18万組。

単純計算すると、『50÷18=2.7』で、全体の約3割のカップルが離婚している計算になります。
ただし、この年に結婚したカップルがその年に離婚するとは限りません。

3組に1組が離婚するのは、単純にその年の婚姻数と離婚数を計算したものであり、実際に離婚したカップルの数とは言い切れないからです。

「3組に1組は離婚する」というのはあくまで「参考程度」なのかもしれませんね。

実際「でき婚の離婚率」ってどうなっているの?


では次に、でき婚カップルの離婚率をみていきましょう!

厚生労働省の『令和3年(2021)人口動態統計月報年計(概数)の概況』によれば、この年の離婚率は1.50。
令和2年と比べると離婚率は低下していることがわかっています。

しかしながら、でき婚したカップルの離婚率を直接結びつけるデータは見つかりません。

近年「でき婚」よりも「授かり婚」という言葉が使われるようになり、子どもを授かったことで結婚することも決してマイナスなイメージではなくなってきました。

しかしながら、子どもを授かったことで、
「結婚するほかなくなった=不安定な状態=離婚しそう」
というマイナスなイメージがまだまだあるのは事実です。

こうした価値観は人それぞれまったく異なるため、正解はありません。
だからこそ難しいですよね。

「でき婚=離婚」のイメージが強いのはなぜ?


でき婚したカップルの離婚率がわかるデータはありませんが、なぜでき婚は離婚するイメージが強いのでしょうか。

考えられる理由を3つあげていきます。

①若い世代のでき婚が多いから


まず若い世代のでき婚が多いからという理由が挙げられるでしょう。

厚生労働省の『令和3年出生動向の多面的分析』では、年齢別に結婚前に妊娠していた母親の統計を出しています。

「結婚する前に妊娠していた母親の割合」は

①15~19 歳 8 割
②20~24 歳 6 割
③25~29 歳 2 割
④30 歳以降 1 割

という結果です。(令和元年の統計)

この結果から、圧倒的に若い世代が多いことがわかります。

もちろん「妊娠=結婚」ではないため、全ての女性が結婚したとは限りません。
しかしながら、この女性たちが相手男性と結婚した場合は「でき婚」ということになります。
25歳未満の母親の半数以上が「でき婚」である計算です。

自分自身の10代後半、20代前半を思い返してみると、まだまだ考え方や生き方も定まっていない時期。
特に現代は選択肢が多種多様で、自分に合った生き方を選択できます。

そういった時期に、子どもを授かり、夫婦で生活を共にするのは覚悟が必要ですよね。

・子どものためにも離れた方がいい
・お互いのために距離をおいた方がいい

若いからこそぶつかることも多く、それが離婚につながるイメージが強いのかもしれません。

②計画性がないよう見られるから


でき婚は「だらしない」「順番がちがう」「計画性がない」まだまだそんな風に見られがちです。

もちろん子どもを授かったことをきっかけに結婚することは、決して悪いことではありません!

ただ「価値観」はひとそれぞれ。
「でき婚は行き当たりばったりで、計画性がなさすぎる」と感じる方もいるとか。

「でき婚は離婚する」と言われるのも、「計画性がない2人の結婚生活はうまくいかないはず」とマイナスなイメージがあるからかもしれませんね。

③愛のない結婚を疑ってしまうから


子どもがきっかけで結婚したカップル。
2人の関係性によっては「もしかすると…」と思われてしまいそうです。

例えば、

・付き合いが長い
・元々結婚予定だった

こういった場合の「でき婚」であれば、2人の関係性を疑うものはないかもしれません。

しかしながら、

・付き合い始めたばかり
・むしろ交際関係ではなかった
・結婚するつもりがなかった

この場合の「でき婚」はどうでしょうか。
なんとなく後者の方が「もしかすると…」と思われてしまいそうですよね。

男性の中には
「妻のことは愛していないけど、責任感で結婚した」
「本当は結婚するつもりがなかったけど仕方なく」
という本音を漏らす人も。

2人の関係性に「将来性」があるのか、ないのかで、でき婚に対するイメージは大きく変わってきそうですね。

でき婚のメリット・デメリットって?


どんな出来事も、いいこともあれば悪いこともあります。
離婚率などをふまえて、でき婚のメリットとデメリットも考えてみましょう。

でき婚のメリット


まだまだマイナスなイメージを抱かれやすい「でき婚」ですが、メリットも多いんです!
でき婚するメリットを4つ紹介します。

①結婚と子育てへの覚悟がうまれる


やはり一番のメリットといえば、これではないでしょうか。
現代は「結婚」にこだわらずとも、お互いを「人生のパートナー」として生きていくカップルも大勢います。

一方で、「やっぱり結婚したい」「きちんと入籍したい」と考える女性も多いです。
自分のパートナーに「結婚したい」「子どもが欲しい」と伝えてもなかなか行動にうつされない…ともどかしい関係を続けている方も。

しかしながら「子どもができた」のであれば、話は別。
2人の間に小さな命を授かったことで、結婚・出産・子育てへの覚悟が生まれるはず!

でき婚は2人の覚悟を後押しするいいきっかけになるのではないでしょうか。

②子どもがいると「離婚」しづらい


・子どもがいるからこそ離婚を踏みとどまる
・子どもがいるからこそ2人で協力する
・子どもがいるからこそ2人の絆が深くなる

でき婚は離婚しやすいイメージも強いかもしれませんが、むしろでき婚こそ離婚しづらい、2人の関係性を強くするものなのかもしれません。

現に、子供たちが成人し自立してから離婚する夫婦も多いとか。
子どもが2人をつなぎとめる絆と言えるかもしれません。

③そもそも授かったことが奇跡


「子どもが欲しくてもなかなかできない」
「妊活が大変・しんどい」

子どもが欲しくても、さまざまな理由から授かれないカップルもいます。

いくら「欲しい」と願ってもこればかりは授かりもの。
つまり、でき婚はとても幸福なことなのです。

この先、子どもが欲しくてもできないケースもあるでしょう。
子どもを授かり、家族をもてることもでき婚のメリットと言えるのではないでしょうか。

④結婚を反対されにくい


さまざまな理由からご両親に結婚を認めてもらえないカップルもいますよね。
しかし、2人の子どもを授かったのであれば話は別。

小さな命を育てるためには、周りの人の協力は不可欠。
周りの大人たちが急に協力体制になることだってあります!

子どもがいると分かれば、反対されていた結婚も祝福される可能性もあるのです。
もちろん反対される可能性も考えられますが、自分の孫ができたことを喜んでくれる親御さんもいるのではないでしょうか。

でき婚のデメリット


メリットがあればデメリットもある!
ということで、でき婚のデメリットを4つ考えてみました。

①夫婦2人の時間がほとんどない


でき婚あるあると言えるのは、夫婦2人の時間が取れないこと。
結婚すれば、新しい生活の「中心」はお腹の中にいる子どもになりますよね。

つまりでき婚すると、2人きりのデートや旅行を楽しむ時間やなかなか取れない可能性も。
特に出産後の女性は「妻」から「母親」に切り替わる、非常にナイーブな時期です。

「新婚気分」はなかなか味わえないかもしれませんね。

②お金が必要


結婚、出産、新生活、育児…。
とにかくでき婚は急激にお金が必要になります。

新生活の準備と並行して、出産準備を整える必要があるからかもしれませんね。
まとまったお金を準備する大変さも、でき婚ならではのデメリットではないでしょうか。

③将来設計を大きく変更する必要がある


男性、女性に限らず、子どもを授かり結婚することは、人生の大きなターニングポイント。
将来設計やキャリアプランなどを大きく変更する必要もあるでしょう。

例えば、
・海外勤務が決まっていた
・転職したばかりだった
・フリーランスとして自立したばかりだった

新しい道を進んでいても、結婚、出産のために道を途中で引き返す必要も出てきそうです。

④タイミングを逃すと結婚式がやりづらい


結婚式への憧れが強い方も多いはず。
しかしながら、妊娠中の結婚式は制限も多いもの。
出産後に結婚式する方も多いですが、比較的お子さんが中心のパーティーになる印象です。

タイミングを逃してしまうと「結婚式はいいか」と諦めてしまう方も。
結婚式への憧れが強い方は、でき婚がデメリットに感じる場合もあるかもしれませんね。

でき婚でも結婚式はあり?気をつけたい3つのポイント


でき婚の結婚式、もちろんありです!

ただし気をつけたいポイントがあるのも事実。
いい結婚式にするために、3つのポイントを紹介します。

①2人で「結婚式」についてしっかり話合う


「そもそも、結婚式をする必要があるのか」
「友人を大勢呼ぶ式にするのか、家族だけの式にするのか」
「挙式はするのか、パーティーだけにするのか」

一言で「結婚式」とは言っても、決めることはたくさんあります。
どんな結婚式にするのか、まずは2人でしっかり話し合うことが大切です。

とくに男性は「結婚式」への憧れがない方も。

「妻が(結婚式を)やりたいと言ったので」
「本当はやりたくなかったけど、妻のために」
と本音をもらす男性もいます。

挙式にこだわらず写真だけ残す選択肢も!
どういった結婚式にするのが2人にとって最適なのか、しっかり話し合うことが大切です。

②予算を決める


子どもが生まれることがすでに決まっている「でき婚」。
新生活、出産、子育て…。
助成金なども増えてきましたが、これから先何かと出費が続く…。

「結婚式なんてしてる余裕ないんじゃない?」と男性の本音も聞こえてきそうです。
大切なのは、結婚式を含めて今後必要になる「予算」を計算すること。

「愛はお金では買えない」とよく言いますが、お金がないと人間「余裕」が失われるもの。

もちろん結婚式は非常に素敵なこと。
しかしながら、身の丈にあった結婚式にすることは、これから共に生活していく上で非常に大切なポイントと言えるのではないでしょうか。

③結婚式の時期を考える


結婚式する時期も、でき婚カップルには非常に重要なポイント。
時期によっては、新婦のお腹の大きさや体調の変化が気になってくるからです。

マイナビニュースが行ったアンケートによると、「妊娠3ヶ月未満」と「妊娠5〜6ヶ月」の時期に結婚式を行ったカップルが多いそう。

妊娠3ヶ月未満は「お腹が大きくなる前」、妊娠5〜6ヶ月はいわゆる「安定期」と言われる時期です。

しかしながら、妊娠中の体調やつわりの症状も人それぞれなので、一概には言えません。
結婚式をあげたいと考えているならば、結婚式の時期を決めるのは重要なポイントと言えるでしょう。

でき婚男の本音は「不安」や「世間の声」が強く影響する


でき婚男性の本音は「不安」が大きく影響するように感じます。

「子どもができた」と言われてもどうしたらいいのかわからず、覚悟も決まらない。
不安な気持ちがとにかく大きく、どうしてもマイナスな感情が生まれやすいのかもしれません。

「結婚は大変だ」
「家族ができると自由がなくなる」

そういった世間からの声も影響して、自分に家族ができる覚悟が決まるのも、女性よりも時間がかかるかもしれません。

しかしながら「でき婚してよかった!」という夫婦が多いのも事実。

でき婚後、お子さんが大きくなってから結婚式を行うカップルもいます。
小さなお子さんがいる結婚式は特別愛にあふれていて、2人だけでなく、2人の家族も幸せそうです。

でき婚は決してマイナスなことだけではありません。
でき婚した男性の本音もマイナスな意見ばかりではありませんでした。

今はいろんな形を選択できる時代。
でき婚後の生き方も夫婦で相談できます。

「でき婚=大変そう」と考える人も多いですが、「本人たちが幸せかどうか」がもっとも大切だと言えるのではないでしょうか。

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はせがわみき(ライター)
はせがわみき

自分らしく働く大切さを伝えたい!複業WEBライター

働く女性を全力で応援するWEBライター。ブライダル業界に5年勤務。20代前半に激務のこなした経験から、女性がもっと輝けるための「働き方」「ライフスタイル」の提案が得意。現在は、対人接客の経験を生かし「行動心理学」「心理カウンセラー」の資格勉強中。サウナとドラマが大好物。サウナ・スパ健康アドバイザーの資格を所持。

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