自己紹介に入れるべき項目
まずは、自己紹介に入れるべき項目を確認していきましょう。
「何を話せばいいか分からない」と悩んでいる場合は、是非参考にしてみてください。
自分の名前
基本的な項目ですが、まずは自分の名前をはっきりと伝えましょう。
緊張していると自己紹介の内容にばかり考えが及び、名前を言い忘れてしまうことは意外と多いものです。
苗字だけでなく姓・名どちらも伝えましょう。
また、難しい漢字を使う場合や、あらかじめ職場内に同姓同名がいると分かっている場合は、漢字の表記を含めて伝えると分かりやすくなります。
簡単な経歴
簡単な経歴を話し、今までの自分を想像してもらえるような取り組みも重要です。
例えば、下記のような形で話しましょう。
「大学を卒業してから5年間、旅行会社のカウンター業務をして参りました」
「金融業界・IT業界を経て、今回ご縁があって入社させていただくことになりました」
「前職も出版社であり、校正・校閲の仕事を中心に携わっていました」
学歴や職歴を全て話す必要はなく、一言二言で完結に示していくことがポイントです。
趣味・特技
余裕があれば、趣味や特技を伝えておけば、後日話のネタになるかもしれません。
基本的な人柄や好みが分かるため、先輩社員たちからも話しかけてもらいやすくなるでしょう。
自分のプロフィールに加え、下記のような形で伝えると無理がありません。
「休日はもっぱら山に登っていることが多く、この辺りの山はほぼ制覇しています」
「趣味でオーケストラの楽団に所属しており、毎年2回程舞台に上がっています」
「学生時代からずっとテニスをしています。テニス好きな人がいらっしゃったら、是非声をかけてほしいです」
ただ趣味を伝えるだけでなく、頻度や内容など、よりイメージできるような話し方をするのが理想です。
目標や抱負
転職・異動してからの目標や抱負を伝えます。
大きなことを言い過ぎてビッグマウス扱いされたり、反対に目標を小さく掲げすぎてがっかりされてしまわないよう、事前にどんなことを期待されているのか、リサーチしておくとよいでしょう。
よくある伝え方として、以下のような例が挙げられます。
「早く会社に貢献できるよう、仕事に慣れていきたいと思います」
「より世間から認知されるサービスが作れるよう、皆様と話し合っていければと感じています」
まずは仕事に慣れること、先輩社員や同僚とスムーズなコミュニケーションを取ることを目標に掲げ、職場に馴染めるよう自己紹介することがおすすめです。
周りに対する挨拶
自己紹介の最後には、周りに対する挨拶を欠かさずにおこないましょう。
意気込みを伝えたり、感謝の気持ちを伝えたりすることがおすすめです。
以下のようなフレーズを用いると、分かりやすくなります。
「色々お伺いすることもあるかと存じますが、宜しくお願い致します」
「この度入社(異動)できたこと、嬉しく思います。精一杯頑張ります」
自己紹介が終わるタイミングをはっきりさせることで、キリをよくする効果もあるでしょう。
拍手で迎え入れてもらえる自己紹介ができそうですね。