なぜ免許証の写真は残念な仕上がりになるの?
運転免許証の写真は、多くの人が残念な仕上がりになって嘆きます。
逆に、芸能人などが盛れた写真で免許証をつくると「すごい」と話題になるほど。
どうして免許証の写真は残念な仕上がりになるのか、不思議に思う人もいるでしょう。
運転免許証の写真は公的使用されるため、顔情報を正確に反映する必要があります。
そもそもの目的が美しく撮影することではなく、正確に撮影すること。
そのために色ムラや凹凸がはっきり写ってしまいます。
また運転免許証の背景はほとんどが青です。
青い背景は血色を感じさせにくいので、免許証の写真は顔色が悪く写りがちになります。
免許センターでは多くの人の写真を撮影するため事務的な撮影環境になり、表情が暗くなるのも残念な仕上がりになる要因でしょう。
免許証写真をできるだけ盛る「映えメイクテクニック」とは
一度発行したら次の更新まで数年間持ち続ける免許証。
身分証として提示することもあり、多くの人の目に触れる機会もあります。
写真は少しでも美しく仕上げたいですよね。
ここからは、免許証写真の撮影に取り入れたいメイクテクニックをご紹介します。
ベースメイク&コンシーラー
土台となるベースメイクは最重要といっても過言ではありません。
下地はトーンアップするものを選び、ファンデーションは小ジワができにくいクリームタイプを丁寧になじませましょう。
クマやシミが免許証写真に写らないよう、コンシーラーで念入りにカバーすることも忘れずに。
全体的にいつもよりカバーしつつ、首との色に大きな差が出ないように注意しましょう。
免許証の写真は胸元まで写ります。
顔が白浮きをしてしまうとお面をかぶったような不自然な仕上がりに。
顔と首の色が大きく変わらないように、鏡で確認しながら補正しましょう。
ハイライト&シェード
免許証の写真はのっぺりと平面的な仕上がりになりがちです。
ハイライトやシェードを上手に使って、お顔に立体感を出して撮影に臨みましょう。
ハイライトは特に、目の下から目尻横にかけてのCゾーンにしっかりのせます。
免許証写真はクマが写りやすいので、コンシーラーとハイライトのWカバーがおすすめです。
シェードはフェイスラインをすっきりさせるように自然にぼかしましょう。
鼻が低めの人はノーズシャドウを入れると鼻筋が通って見えますよ。
アイシャドウ
免許証の写真では自然なイキイキ感が出るようなアイシャドウを使いましょう。
目力アップにカラーコンタクトやディファインコンタクトも使用できすが、本人確認ができないほど不自然なアイテムはNGです。
アイシャドウに寒色系を使ってしまうと、目元が暗く小さく見えやすいので注意。
また、目尻に濃い色を乗せると陰に見えることがあります。
免許証の写真を撮るときのメイクでは、縦グラデーションにするのがおすすめです。
アイライナー&マスカラ
免許証の写真で目の輪郭がぼやけると、一気に残念な仕上がりになりやすい傾向。
目の輪郭をはっきりさせるアイライナーとマスカラは重要なアイテムです。
アイライナーは発色のいい黒のリキッドを選び、目の輪郭を自然に強調しましょう。
まつ毛はビューラーでくるんと上向きカールにしたら、ボリュームタイプのマスカラで仕上げると目力アップにつながります。
リップ&チーク
免許証の写真背景は青なので、いつものメイクだと血色感が飛ばされがちです。
リップやチークも普段より、ややしっかりと付けていきましょう。
ただし濃いレッドやパープル・プラム系のコントラストが強い色だと不自然に仕上がります。
リップやチークには自然なピンク系・コーラル系をチョイスするのがおすすめです。
もし時間があれば、撮影直前にグロスをオンすると写真映えしやすくなります。
免許証写真が映える!おすすめのメイクアイテム
免許証の写真を盛るためのメイク方法をご紹介しました。
ここからはおすすめのメイクアイテムをピックアップしてお伝えします。
POLA ディエムクルール カラーブレンドパウダーコンシーラー|透明感と明るさをプラス!
SNSでも大人気のPOLAディエムクルールから、2021年新作のコンシーラーが発売。
独自のカラートリックでパーツトラブルを自然にカバーします。
透明感と明るさを演出する、見た目もかわいいパウダー状のコンシーラー&チーク。
ブレンドされた虹色カラーをブラシでくるっととって、気になる部分に乗せるだけで簡単に完成します。
塗った瞬間目元がパッと明るくなり、カバー力も抜群!
パウダータイプなので免許証写真を撮る直前のお直しアイテムとして使えます。
カネボウ ルナソル スキンモデリングアイズ 01 Beige Beige|自然な立体感で目力アップ
ルナソルのスキンモデリングアイズは、自然な立体感が出る定番アイシャドウ。
特に「01 Beige Beige」は、肌にとけこむようなナチュラル発色が特徴です。
派手すぎない上品なカラーが大人女子に大人気です。
「02 Beige Orange」も肌になじむ自然な発色なので、お好みでチョイス。
免許証写真では、いつもよりしっかりめにカラーをのせるといいでしょう。
ディオール アディクト リップ グロウ|ティントなので発色が長時間続く
ディオールのナチュラル ティント リップ バーム。
ティントタイプなので崩れにくく、鮮やかな発色が免許証写真にぴったりです!
たっぷりのうるおいを与え、1人ひとりに合った血色感で唇をほんのり彩ります。
リップバームとしてそのまま塗ったり、口紅のベースにしたりと優秀なアイテムです。
免許証写真を美しく撮影する服装選びのポイント
免許証の写りをよくするには、メイク以外にも押さえておきたいポイントがあります。
まずは、服装選びのポイントから見ていきましょう。
ホワイト系、ライトベージュ系など顔映りのよい色を選ぶ
黒などの暗めのトーンの服装を選んでしまうと、顔映りが暗くなります。
服装の色はホワイト系、ライトベージュ系がおすすめ。
ホワイトやライトベージュは清潔感があり、顔色を明るくするレフ板の効果が期待できます。
免許証の写真は背景が青なので、青や濃いグリーンだと背景と同化してしまうので注意です。
鎖骨ラインが出て、首元がすっきりした服装を選ぶ
免許証写真の服装は、首元のデザインも大事なポイント。
首元が詰まった服は首が短く見えるのでもったいないです。
免許証写真の服装は、鎖骨が軽く見える程度のVネック・Uネックのシャツやブラウスが良いでしょう
胸元が大きく開いている服やノースリーブなどは身分証として使用する際に適さないため、避けたほうが無難です。