ミニマリストとはどんな人?最低限の物だけで暮らす幸せに必要なこと

ミニマリストという言葉をご存知ですか?彼らは物を最低限しか持たず快適に生きることを信条にしていますが、実際どのような暮らしをしているのでしょうか?では、ミニマリストとは何なのか、ミニマリストであるメリット、そして注意点について解説します。

  1. ミニマリストとは何なのか
  2. ミニマリストであることのメリット
  3. ミニマリストになりたいなら捨て過ぎに注意!
  4. まとめ 

ミニマリストとは何なのか


ミニマリストとは、一体どんな人たちなのでしょうか?
ミニマリストという言葉の意味と、類似する言葉との違いについて解説します。

ミニマリストという言葉


ミニマリストとは、必要最低限の物だけで生活し、自分にとって本当に必要な物だけに囲まれることでストレスフリーな生活を送る人たちを指します。

彼らミニマリストの中にはベッドやソファー、タンスが無い方も多く、冷蔵庫が無いという方もいます。

部屋を占拠している家電や家具はどの家にでも当たり前にある物ですから、要らない物かどうか考えたことすらないという方も多いと思います。

しかしミニマリストは、物を買うもしくは捨てる際に「必要か、必要無いか」をじっくり考えます。

生活に必要な物だけを厳選することで無駄な出費を減らし、本当に必要な物だけにお金を使います。

タンスやベッドにお金を使わない一方で、家事の時間を短縮してくれるお掃除ロボットや乾燥機付き洗濯機には積極的に投資します。

自分にとって必要な物や、自分の気持ちを快適にしてくれる物にはお金を惜しまないので、ただの節約とは訳が違うのです。

ミニマリストの生活スペースには、「何に使っているか分からない」、「使っていないけど頂いた物だから捨てられない」など、そこにあるだけで放置されている物は存在しません。

自分にとって要らない物、見てテンションが上がらない物は捨てるか誰かに譲るかして処分しています。

また、捨てる物は形ある物だけではありません。
不必要な出費の管理もしっかり行います。

例えばですが、「スマホを買う時初月無料で契約したけど、無料期間が過ぎているのに解約するのを忘れていた月額○○円のサブスク料金」や、「節約のために契約したのに、だんだん必要性を感じなくなってきた月額固定料金でレンタルし放題のサービス」なども、必要無いと判断すれば即解約します。

いくら少額でも長く続けばそれなりの金額になってしまいますから、必要無い物に無駄なお金を支払うようなことはしません。

ミニマリストは、本来なら不要な物に費やすお金を好きな物や趣味に回し、時短が出来る家電などへ投資します。

不要な物を徹底的に排除することで、時間もお金も余裕のある生活をすることが出来るようになるという考え方です。

実は私はかつて部屋中が物だらけでした。
本好きなので本が部屋の殆どを占拠していたのですが、何度も読み返す本だけを残して他の本はフリマアプリなどで売りました。

現在読書はほとんどKindleで済ませており、ペーパーレスな読書を楽しんでいます。

断捨離との違い


結論からすれば、意味が全く違います。

断捨離とは、新しく入ってくる不要な物を「断つ」、今ある不要な物を「捨てる」、物への執着から「離れる」ことで、「もったいない」という固定観念から解放され、身軽でストレスフリーな生活を送るという考え方を指します。

今ある物をただ捨てれば良いというだけでなく、物への執着を捨て去ることで不要な物を買ってしまう習慣を断ち切るところまでが断捨離です。

ミニマリストは物を持たないので、今ある物を処分する意味を指す断捨離とは異なります。

しかし今まさに家中が物だらけの状態でミニマリストを目指すなら、「断捨離→ミニマリスト」という過程を通ることになりますね。

シンプリストとの違い


ミニマリストとよく似た言葉に、シンプリストがあります。

根本的な考え方は同じですが、シンプリストはあくまで「シンプル」な暮らしをしている人たちを指します。

インテリアなどの色を統一することと、物が多くてもスッキリと整理収納することにこだわる一方で、不要な物を処分することに関してはミニマリストほど厳しく行わない特徴があります。

ミニマリストほどストイックでないという点で、シンプリストとミニマリストは異なります。

ミニマリストであることのメリット


ミニマリストになることで、メリットはあるのでしょうか?
ミニマリストであるメリットについて主な5つを解説します。

(1)掃除が簡単になる


ミニマリストは物が少ないので、掃除もとても楽です。

いちいち物をどかす手間も省けますし、大きな家具が邪魔で掃除が隅々まで出来ないという悩みが無くなります。

常に掃除が行き届いていれば大掃除も必要ありませんし、常に綺麗な状態を保つことが出来ます。

急に友人や恋人が部屋に来ることになった時、物だらけでぐちゃぐちゃの状態では呼べませんよね。

普段から整えられる物の量を保っていれば、緊急時でもすぐ対応出来ます。

(2)探し物に時間がかからない


物が少ないと、探し物に時間を食ってしまうことがありません。

ミニマリストとして有名なRolandさんは、「停電になっても物の場所が分かる」と言っています。

「これ何だっけ?」という物が無いので、急に使うことになった物の保管場所が分からなくなってしまうことを避けられます。

大事な書類や印鑑などを適当に箱へ詰め込んで放置していると、いざ必要になった時すぐに取り出すことが出来ません。

常に場所が分かるよう管理するなら、物が少ない方が楽ですよね。

(3)無駄な出費を無くせる


ミニマリストは必要最低限しか物を持たないので、持つ物に対しては本当に必要な物なのか真剣に考えます。

大して使わない物を買えばお金を無駄に使ってしまいますし、いざ処分する時に面倒です。

また、物が少ないことは引っ越しなどで運ぶ荷物を大幅に減らせますし、物を置くためにわざわざ広い部屋を借りずに済むメリットもあります。

物を探し回る時間の浪費を防ぐことも出来るので便利です。

(4)心や時間をより有効に使えるようになる


全ての人が当てはまるとは言えませんが、人間は狭い空間に押し込められているとストレスを感じます。

また、部屋に物が散乱していると、視覚が無駄に刺激されることで脳に負荷がかかり、ストレスを感じたり集中力が落ちてしまうという研究結果が出ています。

一番能力や時間を使いたいところに集中するには、まず部屋の物を捨てて減らしていくことが重要です。

私も随分物を処分しましたが、片づける前よりも気持ちがスッキリし、余計なことを考えなくなったと感じています。

(5)流行に左右されない


巷に物があふれている現在は、流行に常に振り回されてしまいがちです。

「みんな持ってるから」、「今流行っているから」と新しい物にすぐ飛びついても、流行は永遠に続くものではありません。

いざブームが終わった後に「何でこんなの買ったんだろう」と後悔することになってしまいます。

普段から必要な物を厳選していれば、周りに流されず無駄な出費やストレスを抱えずに済みます。

ミニマリストになりたいなら捨て過ぎに注意!


先程も書きましたが、ミニマリストは何でもかんでも捨てれば良いという訳ではありません。

ミニマリストに憧れて早速物を処分したら、まさかの捨て過ぎで大後悔してしまうこともしばしばあります。

処分してしまってから「捨てなきゃ良かった!」という状態を避けるために、物を処分する時に心がけたいポイント4つについてご紹介します。
 

(1)自分にとって必要な物、要らない物を見極める


必要な物は人それぞれ違います。

他人から見れば必要性を感じない物でも、自分にとって大切な物なら持っていて良いのです。

例えば一人暮らしのミニマリストなら、冷蔵庫が無くても一日に食べる分だけを買えば必要無いかもしれません。

でも家族のいる方は、おかずを作り置きすることもありますし、毎日家族分の買い物に行く手間を考えれば冷蔵庫は必要不可欠な物です。

お掃除ロボットも、時短を考えれば持っていたいという方がいる一方で、無駄だから要らないと思う方もいます。

ただ物が無ければ良いという訳ではなく、自分にとって必要な物かどうかを見極めることが大切です。

物を処分する時はまず手に取ってみて、直感的にときめきを感じない物は捨てるか誰かに譲ってしまうのがおすすめです。

しかし「後で使うかもしれない」と思うとなかなか捨てられませんよね。

ミニマリストの書籍では思い切って捨てて良いとしている本が多いですが、私は捨てるか迷う物は2週間や1ヶ月などと制限時間を決め、その間使わなければ処分するようにしています。
 

(2)捨てることにこだわり過ぎない


物を捨てる快感に目覚めてしまうと、「もっと捨てられる物は無いかな」と家中を探し回り、「家族の物だけど要らないから捨てちゃえ」と、つい捨てたい欲に暴走してしまうことがあります。

物への執着を捨て、要らない物を探すことは良いことだと思います。

しかし今度は物を捨てることに執着してしまい、家族の物を勝手に捨てたり、使う物まで処分したりするようになってしまうのは考え物です。

家族との関係が悪化し、生活が不便になってしまっては本末転倒です。

もし新しく買い直してしまえば、断捨離ではなくただのお金の無駄になってしまいます。
 

(3)ひとつ買ったら、ひとつ処分する


新しく物を買うと、家に物が増えることになります。

物を極力増やさないよう、新しい物を買ったらその分古い物を捨てるルールを決めておくと良いでしょう。

捨てるのは勿体無いですが、使えなくなるまで大事に使うか、欲しい人に譲ってしまえば問題ありません。

「もう捨ててもいいかな」と思えるようになるまで使い、それから新しい物を買うように心がけると物が増えないのでおすすめです。
 

(4)災害用ストックはあっていい


今必要でなくても将来的に必要になるかもしれない物が、災害用のストックです。

自然災害はいつ起こるか分かりませんから、常に準備しておくことが大切です。

無駄な物を持つストレスを避けるなら、無いことで感じるストレスも避けなければいけません。

今必要な物だけを持っているイメージのミニマリストですが、無いと不安になる物にはお金を惜しんだりしません。

災害用ストックは必要な物だけをしっかり調べて保管しておきましょう。
 

まとめ 


ミニマリストとは、自分にとって不要な物を全て取り除き、必要最低限の物だけで快適な生活を営む思想を持っている人たちです。

まず前提として、人は物が無ければ生きていけません。

しかし、「いつ買ったっけ?」、「何で買ったんだろう」という物が部屋中を占拠していたり、「掃除が面倒くさい」、「物が多すぎてイライラする」とストレスを感じていたりする状況は良くありませんよね。

ミニマリストの暮らし方は、物が最低限しか無いことで掃除を楽にし、いつでも必要な物が取り出せるため余計な時間とストレスを感じずに済みます。

また、不必要な物に本来使っていたお金を時短家電や趣味に回すことで、本当に楽しいことや大切な物にお金を使うことが出来ます。

流行に流されず、自分の信念を曲げない強さを身に付けることも出来るようになります。

ミニマリストはメリットがたくさんあるので是非真似してみたくなりますが、今ある物を処分する時には、使う物まで捨ててしまい後悔すること、家族と揉めて関係が悪化してしまうこともあるので注意が必要です。

物が無ければ良いと言う訳ではなく、物の価値は人それぞれ違いますから「物を持っていることが悪」と思っている人たちではないことを頭に入れておきましょう。

また、今使う物以外にも災害用ストックのような「いつか使うかもしれない物」もミニマリストはちゃんと持っています。

快適な生活を送るためには、物があることで感じるストレスと、物が無いことで感じるストレスの両方を排除しなければなりません。

例え今使わないとしても、持っていることで安心する物は必要な物です。

捨てずに取っておきましょう。
見極めは難しいですが、決めるのは周りではなく自分です。

物を持たないことにこだわり過ぎず、自分で物の価値を見極めて保有するかどうかを決めることが大切です。

私もまだまだですが、現在も物を少しずつ減らしている状態です。

もし今自分の部屋が物だらけでストレスを感じているなら、ミニマリストの生き方を真似して少しずつ処分してみるのも良いと思います。

要らない物が無くなることで、とてもスッキリとした気持ちになれるかもしれませんよ!

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ミミリン(ライター)
ミミリン

趣味は読書、音楽鑑賞、漫画を描くことが趣味のWebライター。最近Kindle読書にハマり中。悩める女性が明るい気持ちになれるような記事を目指します。