2021.09.14

女性の仕事選びのポイントは?おすすめの仕事、やりがいや本も紹介!

このまま今の会社でいいのかな、転職したいけどどんな会社がいいのかなと考えている方もいるのではないでしょうか。仕事選びのポイントや、おすすめの職業を紹介します。また最後の方には女性の仕事でのやりがいや、悩むポイント、そして少しでも背中を押してくれる本も紹介しています!

仕事・会社選びのポイント


仕事で成果を出したいと思っている女性も多いのではないでしょうか。

ただ一方で子供が欲しいと考えている女性にとっては、仕事だけしているわけにも行かず出産や子育てにも時間を使う必要があります。

ここでは女性が働きやすく、続けやすい仕事や会社選びをポイントを紹介します。

経験値が価値になる仕事


1つ目のポイントは経験値が価値になる仕事です。
経験が価値になる仕事とは、こなせばこなすほど専門性が身につく仕事のことを指します。

一つの企業でしか生かせない経験ではなくて、前職の経験が転職先の企業で生かせるか、将来的に独立できるかなどがポイントです。

例えば、広報、人事、労務管理などは、どの企業でも必要としている職種です。
またプログラミングエンジニアは将来的に独立することも可能です。

専門性が身につく仕事を続けることで、将来的な転職やキャリアアップの幅が広がるため柔軟に仕事を選ぶことができます。

仕事と家庭を両立する環境がある会社


結婚を希望して、子供も欲しいしキャリアも形成したい、と考えている女性だと仕事と家庭の両立ができる仕事がいいですよね。

仕事と家庭の両立を目指している女性は、産休・育休、時短勤務そして半休が取れる会社がおすすめです。

子供のいない家庭だとある程度広い範囲で仕事ができると思いますが、子供がいると仕事と家庭との両立はかなり難しくなるのが事実です。

第一子出産後の6割にも当たる女性が離職している、というデータもあるほど、子育てと仕事の両立は難しいのが現実です。

自分のペースでできる仕事


自分のペースでできる仕事は一日の時間を好きなように使えるため、家庭との両立が可能になります。

好きな時間に起きて、好きな時間に休憩ができる。
子供が熱を出したときには、罪悪感なく付き添ってあげられるのは理想ですよね。

具体的には会社員でなく、組織に属さないフリーランスが考えられます。
フリーランスの仕事内容としては、フリーライター、WEBデザイナー、イラストレーター、ブログ・アフェリエイト、ネットショップ経営などがあげられます。

ただ自分のペースでできる仕事ということは、収入も時間管理も自分次第ということでかなり難しいことも出てきます。
またある程度スキルがないと難しいのも事実です。

男女比に偏りがない会社


会社の男女比に隔たりがある会社は、いまだに男性中心の価値観が残っている場合が多いです。

人は自分と同じ人といる方が自然と一体感が持てるため、男性ばかりの集団では女性に対して少し差別的な感情を抱く人もいます。

また女性が男性の補助や部下という立場ではなく、同等の立場になったときに強い拒否反応を示す男性も少なからずいます。

女性がある程度いる職場だと、そのような状況は見かけないのではないでしょうか。

就職を希望している会社に女性の先輩が全くがいなければ、その会社で長く働くイメージはできないですよね。
また産休・育休の事例も少ない職場で子育てしながら働くのは相当なメンタルが必要になります。

おすすめ①専門性があり転職先が豊富な仕事


専門性があり転職先が豊富だと、結婚や出産で仕事から離れても復職できるのが魅力です。

ここでは看護師、薬剤師、保育士、管理栄養士、作業療法士の仕事内容や資格取得方法を紹介します。

看護師


就職・転職に強く、やりがいもあり、女性でも十分なほどの収入が得られる職業といえば看護師を想像する人が多いのではないでしょうか。

一生モノの資格ということで、結婚や出産で職場を辞めても別の職場に転職しやすいのも魅力ですよね。

病院や介護施設はどの地域にでも必要とされているため、旦那さんの転勤先に付いていくことがあっても仕事探しに困ることはありません。

また安定した収入があるので、シングルマザーになっても金銭面で困ることもありません。
直接人を助ける仕事のためやりがいも十分ありますね。

看護師になるには

高校を卒業していると看護師になる方法は3つあります。

①看護大学(4年間)
②看護系短大(3年間)
③看護専門学校(3年間)

4年間通わなければい看護大学は、助産師や保健士などの資格を平行して取れるというメリットがあります。
また看護大学出身の方が初任給が若干高く、出世も早いと言われているようです。

しかし、大学にせよ専門学校にせよ看護師の資格がとれるのには変わりはありません。

費用が一番安いのは国公立の専門学校です。
総額100万円程度で卒業し看護資格を取得することが可能です。

社会人になって看護師の資格を取る方は、お金と時間を考えると専門学校に通う方が多いようです。

薬剤師


薬剤師と言えば薬のスペシャリストですね。
薬の調合や、患者さんに薬の説明を行う職業です。

6年間大学の薬学部をでなければ取得できない国家資格というだけあって、給料も高くなる傾向があります。

精度が求められる仕事ではありますが、肉体的に過酷な職場ではありません。
また精神的な面で穏やかに働ける業種と言われています。

女性が多い職種ということで、既に産休育休をとり復職されて先輩も多く、産休育休が取りやすい職場が多いようです。

また育休明けに、薬局やドラックストアでパートとして働くときにも、薬剤師の資格があると時給が1000円程度アップすると言われています。

薬剤師になるには

薬剤師は国家資格のため、薬剤師国家試験を受験し合格しなければいけません。

薬剤師国家資格の受験資格は、薬学系の大学に6年間通い修学した人のみとなっています。
残念ですが夜間や、短期大学はありません。

社会人になると6年間大学に通うのは金銭的にも時間的にもハードルが高いため、取得する難易度が高い職種といえます。

管理栄養士


管理栄養士といえば食事や栄養のスペシャリストですよね。

学校の給食や、病院食の栄養価を計算し、献立を作成するイメージが強いのではないでしょうか。
認知度も高い資格ですよね。

その他にもスポーツ選手や、病気の方などの、個人の状態を把握して栄養指導なども行っています。
最近では急速に老人介護の需要が増加してきたことをうけ、老人ホームなどの就職先も増えてきています。

管理栄養士は一度資格を取得すると、更新テストなどがないため資格を持ち続けることができます。
結婚や出産などの理由で職を離れても、専門性をもったまま再就職できる仕事と言われています。

また、家庭でも管理栄養士の知識は生かせそうですよね。

管理栄養士になるには

管理栄養士も国家資格です。
管理栄養士国家試験の受験資格を得るには2つの方法があります。

①管理栄養士養成施設に4年間通う
②栄養士養成施設で栄養士資格を取得し、既定の期間実務経験を経験する

①の管理栄養士養成施設は4年制大学と4年制専門学校があります。
いずれも4年間学校に通う必要があります。

卒業と同時に栄養士の資格を得られ、管理栄養士の国家試験を受験することができます。

②の栄養士養成施設は2~4年制の大学もしくは専門学校です。
その後、国が指定する施設で一定期間働くことで管理栄養士の国家試験の受験資格が得られます。

一定期間とは「4年制大学の場合は1年以上」「3年制短大・専門学校の場合は2年以上」「2年制短大・専門学校の場合は3年以上」となっています。

社会人から管理栄養士を目指すのであれば、2年生の専門学校で栄養士の資格を取得して就職。
その後3年間栄養士として働きお金を稼ぎながら、管理栄養士を目指すルートが良さそうですね。

作業療法士


作業療法士は日常生活をスムーズに送るために、食事や入浴、歯を磨くなどの細かい動作の支援を行うリハビリテーション職です。

また体だけではなく、精神面に生涯がある方にも心をケアし、社会への適応能力の回復を支援する職業です。

病院などの医療施設での病気やケガに対してのリハビリのイメージが強いですよね。
それだけでなく介護老人保健施設や特別養護老人ホームでの治療やリハビリも行っています。

さらに、精神科病院でも活躍しているのはあまり知られていませんよね。
年齢を重ねるごとに経験値がつき専門性も磨かれ、さらに男女の給与格差もない職業ということおすすめです。

これからますます高齢化が進むことと、精神的な病気を抱えている人が増えている傾向を考えると、転職先にも困ることはなさそうですね。

作業療法士になるには

作業療法士になるには3年から4年間、専門学校もしくは大学に通う必要があります。
その後、作業療法士の国家試験受験資格がもらえます。

3年制の専門学校だと卒業までの費用は330万円から460万円といわれています。

また作業療法士養成校は夜間部を設けているところもあり、夜間部だと学費も若干安いようです。
社会人の方が作業療法士の資格取得を目指すときは、夜間部に通う方が多いようです。

夜間部のメリットとしては経済面の負担も少なく済みますし、昼間に仕事や家事をすることもできます。

何よりも夜間部では社会人仲間が多いようで、精神的にもお互い支えあえる仲間になれるようです。

おすすめ②長く続けることができる仕事


では産休や育休の制度が整っていて、結婚や出産しても女性が長く続けやすいのはどのような仕事でしょうか。
役所などに勤務している地方公務員は比較的女性でも続けやすいお仕事いえます。

ただし同じ地方公務員でも警察官や、消防士では時差勤務も多い職種といえます。

地方公務員


地方公務員は福利厚生として、産休や育休が充実しています。
具体的には民間だと育児休暇が最大1年という長さに対して、公務員は最大3年間の取得が認められています。

また職場にも女性の産休・育休は当然という認識と雰囲気があります。
さらに育休からの復帰も簡単で、時短勤務や有休が1時間から取れるなど子供に合わせて勤務時間を調整できます。

さらに市役所などはさまざまな部署から成り立っている組織のため、子供が小さい女性は比較的業務の軽い部署に異動させてもらえる事例が多いようです。

仕事も子供も両方充実させたいと考えている女性には間違いなく良い環境ですね。
また、基本的に給料面、業務内容での男女の格差がないのも公務員の魅力です。

地方公務員になるには

地方公務員の採用年齢や採用人数は自治体によって変わってきます。
また、試験の難易度や学歴、年齢別などいくつもの枠が用意されていることが多く高卒からも目指すことが可能です。

事務などを担当する行政職を目指す場合は、30歳前後の年齢を上限としていることが一般的ですが、これも自治体によって変わります。

最近では年齢制限を緩和する自治体も多く、社会人経験があり即戦力として活躍できる人材を求めている自治体も多いです。

これまで民間企業で働いていた方でも地方公務員の転職は十分可能です。

おすすめ③在宅勤務が可能で、フリーランスになれる仕事


在宅勤務が可能な仕事だと、通勤時間がないため家庭との両立がしやすいですよね。

さらにフリーランスになると、自分の時間で仕事を行うことができるため一定の収入が確保されているのであれば、かなり良い条件ですよね。

在宅勤務が可能で、将来的にフリーランスになれる仕事としてWebライター、Webデザイナー、心理カウンセラーを紹介します。

Webライター


WebライターはWebサイトの記事を作成する仕事です。
最近ではスマホを持っていない人が少ないため、Webサイトを見ない人はかなり少数派ではないでしょうか。

Webライターは企業や個人事業主の方が希望する記事を書いて、記事を納品することでお金がもらえます。
中には会社員でWebライターをやっている方もいます。

場所にとらわれずに自宅で仕事ができることと、自分の生活に合わせた働き方ができるのことが魅力です。

Web記事の内容としても、子育てや家事、料理に関する記事が求められることもあるため、家庭を持っている女性の方は活躍しやすい分野ではないでしょうか。

デメリットとしては収入が不安定なことと、普段からWebサイトをあまり見ない方にとってはとっつきにく仕事内容といえます。

Webライターになるには

WebライターになるにはIT企業やWEB制作会社に入社する方法もありますが、クラウドソーシングなどで単発のWebライティングの案件を受ける方法もあります。

前者では先輩からの記事のフィードバックがもらえるため、お給料を安定してもらいながらライティングの勉強ができるというメリットがあります。
しかし、未経験で就職先を見つけることは簡単ではありません。

クラウドソーシングなどで案件を受ける方法では、自分のペースで仕事ができるというメリットがあります。
しかし稼げるようになるまでに時間がかかってしまうのも事実です。

まずは初心者向けのライティング案件を受けてスキルを身につけ、案件の単価をあげていくことがおすすめです。
良い文章を作成できるのなら学歴やキャリアなどは関係なく稼げるのは魅力的ですね。

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心理カウンセラー


心理カウンセラーは悩みを持っているクライアントの心の悩みを聞いて、悩みに向き合いサポートする仕事です。

相談に対してしっかりと傾聴、共感しクライアントの方の心で何が起こっているのか冷静に分析することが大切です。

病院やメンタルクリニック、スクールカウンセラー、企業内のカウンセラーや、独立開業することが可能です。

最近では自分自身のSNSやHPサイトを作成して、オンラインで相談にのるカウンセラーの方も多いです。
その場合は、家で仕事ができるので子育てもしやすいですね。

長く続けていくほど知識や、経験値もつき、自分のやり方次第で独立開業できるので、心理カウンセラーはおすすめの職業と言えます。

心理カウンセラーになるには

実は心理カウンセラーという資格は存在していません。
そのため、なにも資格を持っていなくても、心理カウンセラーと名乗って仕事をすることができます。

ただ、実際に仕事をしていくためには当たり前ですが知識やスキルは必要です。
また、クライアントの方の信頼を得るためにも、何かしらの資格を持っておくのがおすすめです。

心理系の職種で最も信頼度があるのは臨床心理士や、国家資格である公認心理師です。

こちらの2つの資格は、心理系の大学院を修了していないと取得できない資格です。
難易度は高い資格と言えますね。

臨床心理士や公認心理士の資格があると、病院やクリニックまたスクールカウンセラーとしての就職も可能になります。

国家資格ではないですが、通信講座で取れる心理系の資格はたくさんあります。

その中の産業心理カウンセラーは会社でのメンタルヘルスケアを学べます。
メンタルケアカウンセラーは履歴書にも記載できるというメリットがある資格です。

免許がなくても心理カウンセラーを名乗っていいのは驚きですね。
しかしクライアントの方の信頼を得るためにも、資格や心理系の勉強をしっかりしておく必要がありますね。

WEBデザイナー


Webデザイナーとは主にWebサイトを制作・デザインする職業です。
学歴や資格が必要なく実力重視の職業です。

Webに関する知識を身に着ける必要はありますが、やる気さえあればいつからでもWebデザイナーを始められます。

また、パソコン1台さえあれば仕事できるため、在宅勤務も可能です。
さらに、スキルがあればフリーランスとして、自分の都合で仕事量を調整することが可能です。

場所に縛られずに働くことができるため、旦那さんの転勤等で引っ越す場合も継続して仕事をすることができます。

また、女性ならではの色彩感覚や、細かい配慮が求められることが多いため、女性が活躍できる職業とも言えます。

Webデザイナーになるには

Webデザイナーに資格はなく、スキルをもっているとWebデザイナーと名乗ることができます。
正しい方向で努力をすれば、いつからでもWebデザイナーになれるのは魅力的ですね。

働く場所は大きく分けて、Web制作会社、インハウス、フリーランスとあります。
未経験からフリーランスになっている方もいますが、Web制作会社やインハウスで経験を積んでフリーランスとなる方が一般的です。

未経験からWebデザイナーの仕事を始めるステップ以下の通りです。

  1. 知識・スキルを身につける
  2. ポートフォリオや実績をつくる
  3. ポートフォリオや実績をもとに就活や仕事を獲得していく

Webデザイナーになるには、独学とスクールに通う2種類の方法があります。

スクールに通うとお金はかかりますが、専門家に直接見てもらえるため正しい知識を最短距離で習得できるのが魅力です。

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女性の仕事へのやりがいとは


仕事に使う時間は1日の3分の1以上ですよね。

仕事にお給料を求めるのはもちろんですが、“やりがい”もないと家庭と両立して働くことがつらくなってしまいますよね。

ここでは家庭と仕事を両立している女性の仕事のやりがいを紹介します。

人に感謝してもらえる


人に感謝してもらえると嬉しいですよね。
世の中の役に立つために仕事をしているので、感謝される場面も多いのではないでしょうか。

特に医療系や、接客業などは感謝される機会も多そうですよね。

お客様や取引先の方、もちろん同僚からでも「助かった」「嬉しかった」など言葉を掛けてもらえると嬉しい気持ちになりますよね。
また「〇〇さんのおかげです」なんて言われると、その日一日中嬉しい気持ちが続きます。

家の中だけでなく社会でも自分が人の役に立っていると実感すると、自己肯定感が高まりメンタルも安定しますよね。

自分自身の成長


仕事を通して学ぶことは多いです。

新しい業務内容から、新しい分野の勉強をはじめることもあるかと思います。
これまで出来なったことに挑戦して、できるようになったときは嬉しいですよね。

また、仕事でなければ、好きな人とだけ話していれば問題ないですが、組織に属すると苦手な人とも付き合わなければならない機会は多いです。

他人の許せなかったところを許すことができた時、自分と違うところを受け入れることが出来た時、自分の中の成長を感じられる機会も多いかと思います。

もちろん家庭での成長が感じられる瞬間も多いと思いますが、仕事と家庭を両立していると苦労が多い分、成長を実感できる機会も多いといえますね。

社会とのつながり


また仕事のやりがいは社会とのつながりと答える方もいます。
社会のつながりとは、自分が世の中に役に立っている実感です。

結婚や出産で仕事が時に自分の知らないところで何かか進んでいるようで、自分だけ時が止まってしまっているような喪失感を感じる女性もいるようです。

仕事をすることで家庭の外に出ることができ、家庭と会社という2つのコミュニティを持つことで一方のストレスを程よく発散できるようです。

子供に働いている姿を見せれる


子供に母親がやりたいことにむけて努力している姿を見せることができるのもやりがいではないでしょうか。

共働きだと子供に寂しい思いをさせるといわれていますが、生き生きと働いているお母さんが傍にいることで子供に良い影響を与えられることもあります。

例えば、毎週休みの日に仕事の勉強をしている母親を見ている子供は、机に向かって勉強することが習慣になるとも言われています。

一番身近にいる親が何も勉強していない家庭環境と、当たり前のように新しい知識を吸収しようとしている家庭環境を比べれば、子供の知的好奇心が高くなるのはどちらの環境か明らかですよね。

生き生きとやりたいことに向かい努力している母親を身近に見せることで与える影響は大きいはずです。

女性が仕事を辞める理由


ここでは女性が仕事を辞める理由を紹介します。
仕事を辞めた女性が全員仕事が嫌で辞めているわけではありません。

何に悩み、どのような事情で仕事をやめたのか紹介します。
将来の参考にしてみてください。

結婚して男性と暮らすため


好きな人と結婚し一緒に生活するために仕事を辞めるという選択をする女性もいます。

離れて暮らすよりも一緒に暮らしたいということで、女性が仕事をやめて男性に付いていくパターンですね。
せっかく結婚したのだから一緒に暮らしたい、という気持ちになるのは理解できますよね。

男性が仕事を辞めて女性の仕事に付いていくというケースが少ない理由としては、男性の方が収入多いことと、女性には妊娠出産があるため働くこと制限される時期ができてしまうため、と考えられます。

しかし最近では結婚しても一緒に住まない別居婚という生活スタイルを選んでいる夫婦もいます。

同僚からの負の感情に耐えられないため


最近の会社では産休、育休、また子供が小さい時の時短勤務が認められています。
しかし、認められているのは法律や制度だけだと感じる方も多いようです。

つまり、法律や制度は認められていても、一緒に働く同僚が受け入れられていないのです。
これは認めていない人が悪いのではなくて、相当な人格者ではないと人は自分のことで精いっぱいのため仕方のないことでもあります。

会社という組織の中で、産休や育休、時短勤務で自分よりも仕事をしていない女性社員に対して、負の感情を抱いてしまうのはコントロールできるものではありません。

そういう職場の負のオーラに耐えることができず、自ら退職してしまう女性もいます。

子供と一緒に過ごすため


子供と過ごせる時間は人生のなかで限られています。
出産し子供が生まれると自分の優先順位が変わったという女性も多いのではないでしょうか。

子供と一緒に過ごす時間を優先したいため仕事を辞めるということもあります。

仕事に行くたびに、小さい子供がお母さんと離れることが寂しくて泣いていたら、毎朝出社するときに退職することが脳裏に浮かびますよね。

また、子供が手のかかる特徴を持っているため仕事を辞めるしかなかったという女性もいます。

まずはなりたい人物像を明確に!


1つ前の世代の女性は「結婚し、子供を産んで、家事をする」ということが求められていたのではないでしょうか。
しかし最近では、少子化のため、女性に「働き、経済的に自立し、男に頼らない」という要求もあるように思います。

つまり「結婚し、子供を産んで、家事をして、働き、経済的に自立して、男に頼らない」を世間が女性に要求して来ているように感じます。
プラスにとらえると女性が色々な選択ができる時代と言えますよね。

色々な生き方があるからこそ、自分のなりたい人物像を明確にしていると仕事選びがしやすいのではないでしょうか。

理想の生活から逆算する


理想の生活はありますか?
すぐに答えられる人は少ないかもしれません。

しかし、人生をどこに向かわせているかはっきりさせておくと、どう行動すると良いか分かりやすいですよね。

仕事よりも子供との時間を大切にしたい人、仕事で成果を出して認められたい人、仕事でも成果を出して子供との時間もしっかり欲しい人。
理想の生活は人によって様々だと思います。

仕事でも成果を出して、子供との時間もしっかり欲しけど今の会社では難しそうだと感じると、転職を考えた方がいいかもしれません。

家庭と仕事を両立したい女性は、自分の理想の生活から逆算して仕事選びをするといいですね。
とはいっても、理想の生活を考えるのは難しいのでまずは5年後なにをしていたいか考えてみてはいかがでしょうか。

先輩から学ぶ、女性の仕事に関する本


ここでは仕事を頑張る女性の背中やちょっとしたヒントになる本を3冊紹介します。

人生の先輩の言葉を参考にして少しでも幸せな人生を送りたいですね。

LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

著者の方が自身の職業経験、家庭経験、子育てを振り返りながら幸せとキャリアの成功を手に入れる方法を記した本です。

これからどう働いていけばいいんだろう、結婚後も働けるだろうか、子どもを産んだら、など不安を抱える女性におすすめの本です。

著者はアメリカの方ですが、日本で女性が働くなかでのあるあるが書かれていて共感でき、背中を押してもらえる内容が多いです。

読んだ後は、普段仕事中に感じていた何気ない違和感が「そうだったのか!」と、すっと納得できる一冊です。

自分らしい働き方・育て方が見つかる 新・ワーママ入門

200名以上のベビーシッター経験があり、1000名以上の働くお母さんと出会っている方が書いた本です。

「これをした方がいい」「これはだめ」という方法論ではなく、「こういう状況でこういうことで苦しくなるよね、わかるよ」と寄り添ってくれる内容です。

「あなたはどうしたい?そのためにはこういう風に考えていくと答えが見つかるんじゃない?」と考え方を示してくれる一冊です。
0歳児の保育園入園から小学校まで、どんな育児体制が必要かなどが詳しく書かれています。

子供がいるいないに関わらず様々なステージ、境遇の人に、もっと自分の人生を楽しんでいい、という優しいメッセージをもらえる本です。

夫を最強のパートナーにする方法 2人で理想の未来を叶えていく

仕事と家庭を両立させたいと気には、パートナーと協力することも大切ですよね。
この本は夫婦関係に悩む方の、解決のヒントがたくさん詰まっています。

夫婦で仕事をしていると時間がなくすれ違いも多くなってしまいがちですよね。
夫婦の問題は人生に大きく影響するものです。

あっ!というような内容ではなく、分かっていてもなかなかできないこと、夫婦関係に確実に大事なことが書かれています。

夫婦関係も、親子関係もとっても素敵なものにして仕事に打ち込みたいですよね。
深い内容ですが読みやすいので、さらっと読めます。

より良い人生を求める女性におすすめの1冊です。

まとめ


女性が仕事を選ぶときに注意するポイントや、家庭と仕事を両立している女性の仕事へのやりがいなどを紹介させてもらいました。

女性が定年まで仕事をするという考え方は親世代までは一般的ではなく、今30代の私たちの世代から一般的になってきているのではないでしょうか。

少しでも楽しい人生が送れるようになり、みなさんが良い仕事に恵まれますように!

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Rolmy編集部(ライター)
Rolmy編集部

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