副業の先輩に聞くアンケートの結果
政府によってモデル就業規則の改定が行われ、副業を解禁する流れができた今、副業をスタートさせた先輩方もいっぱいいます。
まずは『マイナビ転職』が800人に対して行った調査から、実際に副業で稼げた金額や、副業を行ってみてどんな感想を抱いたのか見ていきましょう。
副業でいくら稼いでるのか
マイナビ転職の調査によると、副業で稼いでいる収入は、平均5万9,782円という結果になりました。
一方、「このくらい稼ぎたい!」という希望金額は13万2,546円。7万2,764円も下回る結果に。
47.2%と約半数の人が月収3万円以下しか稼げない一方で、10%以上の方が10万円以上、中には20万円以上のお金を手にしています。
出典:マイナビ転職|副業の平均月収は「5万9,782円」。希望と実態のギャップは「7万2,764円」で半分に届かず(外部リンク)
多くの人がやっている副業は、以下のようなものが人気です。
- ポイントサイト(サイト内で特定の広告をクリックすることなどで報酬が発生するサイト)
- 自動売買サービス(あらかじめ組まれているプログラムによって、自動的にFXの注文をしてくれるサービス)
- アフィリエイト
- WEBライターなどのクラウドソーシングサービス
副業の稼ぎ方4パターン
副業はその種類によって稼げる額に目安があります。
テレワークで行える副業には以下のようなパターンに分けることができます。
月の報酬 | 時間/週 | ポイント | |
---|---|---|---|
初級 | 〜5万円 | 4〜5時間 | 知識やスキルがなくてもできる副業(ポイントサイトなど) |
中級 | 〜5万円 | 10時間ほど | 自分の持つスキルを活かせる副業(ライティングなど) |
上級 | 5万円以上 | 20時間以上 | 長期的な収入が見込める副業(アフィリエイトやせどりなど) |
このほか、投資(FX、株式、仮想通貨)も副業のひとつといえるでしょう。
うまく立ち回らなければ損してしまうこともありますが、作業にかかる時間がほとんどありません。
LINEを使った怪しい副業バイトには注意!
最近、増えているのがLINEを使った副業の勧誘です。
インターネット上には「え、そんなことで稼げるの!?」と思うような広告がいっぱいありますよね。
「LINEに登録するだけで全員に1万円」「知識・スキル不要LINEスタンプを送るだけで1日1万円」など。
しかし、それらの多くは詐欺の可能性が高いです。
例えば、「LINEスタンプを送れば1万円」というものは、登録すると、「ただいま、申し込みが非常に多く、登録まで一週間ほどの時間を頂いております」などと返事が来ます。
そして、その一週間の間、さまざまな副業の勧誘やアプリやゲームの勧誘がひっきりなしに来るようになります。
もちろん、1週間たっても登録は完了しません。
一週間前のコメントと同じコメントが来るだけです。
このシステムを作った会社は、ほかの副業の勧誘やアプリやゲームの広告を見せたり、登録させたりすることで利益を得ているのです。
残念ながら、いつまで経っても登録が完了することはなく、わずらわしい広告にうんざりするだけです。
おすすめのテレワーク副業7選
おすすめのテレワーク副業はズバリ、クラウドソーシングを利用する方法です。
自分の得意なことを活かして仕事ができるので、シール貼りやAmazonの出品代行などと比べて、高い単価で始めることができます。
以下、おすすめのテレワーク副業をご紹介します!
動画編集・制作
動画編集などに興味がある人におすすめなのが、動画編集・制作のお仕事。
未経験でも編集のみでしたら、OKなお仕事がたくさんあります。
現在はYouTubeのお仕事が増加していることから、動画編集を副業にすることができます。
仕事の種類としては、「テロップを入れる」「動画の編集を行う」「静止画をつないで動画を作る」などがあります。
動画編集の単価の相場は編集のみの場合、5,000円~3万円/本です。納期は大体1~2週間ほど。
企画や構成まで担当できるようになれば、5万~10万円/本も可能です。
webライター
文章を書くことが得意なら、Webライターがおすすめです。
例えば、あなたが建設業勤務のOLなら、建設関係の記事が強みになりますし、20代~30代のOLであれば、同じ立場の女性たちに送る恋愛記事やファッション記事を書くことができるでしょう。
最初は1文字0.5円~が相場ですが、良い記事を納品していけばステップアップが十分に可能です。
ライターは文字数と単価によってもらえる額がかなり変動します。
初心者の場合は文字数2,000文字で1本1,000円くらいが相場です。