2022.07.06

おばさんに見えるファッションの特徴とは?素敵な女性とどこが違う?

「おばさんに見えるファッション」には特徴があると知っていましたか?おばさんに見えるファッションには多くの特徴があるのです。本記事では、アパレル店員として多くの女性と接してきた筆者が「おばさんに見えるファッション」を徹底解説していきます。

おばさんに見えるファッションの特徴を知っていますか?


「30代になってから、何を着ればいいのかわからなくなった」
「若い頃に着ていた服が似合わなくなった」
「体型が変わってしまい、何を着てもおばさんくさくなる」

このような悩みをお持ちではありませんか?

30代になったとたん、何を着たらいいのかわからなくなる人が増えています。
アラサーになると体型が変化するため、数年前に着ていた服が似合わなくなるのです。

体重が落ちにくくなり、体型が変わってしまったという人も多いでしょう。
髪質や肌も変化するため、見た目に変化があらわれてくる年齢でもあります。

意識が高い人と、そうでない人の間に大きな差が開くのもこの年代です。

あなたも、若い頃と同じ服を着たときに「おばさんくさいファッション」に見えて悩んでいませんか?

本記事では「おばさんに見えるファッションの特徴」を徹底解説するとともに、素敵な大人の女性になる方法も一緒にお伝えします。

ファッションだけでなくボディケアやヘアメイクにも気を配り、おばさんに見えないように自分磨きを続けましょう。

「最近おばさんっぽくなっているかも?」とお悩みの方は、ぜひ読んでくださいね。

急におばさんファッション化してダサくなるのはなぜ?


アラサーから30代になると、急におばさん化してダサくなる女性が多いことをお話ししました。

一部の女性は、なぜ30代になると急激にダサくなってしまうのでしょうか?
その理由を詳しく解説します。

30代に入ると急激におばさん化する女性が多い理由は、年齢を重ねて変化する体型や見た目に、気持ちが追いつかないためです。

自分の変化に気づかずに、いつまでも若いつもりなのが、逆におばさん化してしまう原因になっています。

彼女たちは、現在の自分をなかなか客観視できないのでしょう。
もしくは薄々気づいているけれど、現実逃避しているのかもしれません。

自分の現状を認められないため、ファッションも年相応に変化できないのです。

そのマインドが、おばさんに見えるダサいファッションにつながっているのではないでしょうか?

おばさんに見えるファッションの特徴あるある8選


ここからは「おばさんに見えるファッションの特徴あるある8選」をお伝えしていきます。

自分のファッションが特徴に当てはまっていないか、ぜひチェックしてみてください。
もし当てはまっていたら、ちょっと危険かも……。

このままだと、さらに「痛いおばさんファッション」になってしまう可能性があります。
さっそくチェックしてみましょう!!

一番きれいだった頃のまま時が止まっている


自分が一番輝いていた頃のまま外見が変化していないのは、おばさんに見えるファッションの代表かもしれません。

10代~20代の頃に流行ったファッションやヘアメイクを引きずっている女性が、あなたのまわりにもいませんか?

一番よかった頃、楽しかった頃のままファッションが止まっている人は、意外と多いですよね。

いわゆる、自分が「イケていた頃」で時が止まっている状態です。

このケースは、わりとよく見るのではないでしょうか?
若い頃に一番似合っていたファッションから、なぜか脱却できないのです。

当然ですが、その間にもトレンドは変化していますよね。
それなのにまったく変化していないため、時代遅れになります。

ヘアメイクも当時のまま止まっている可能性が大ですね。
この状態でも「おかしい」と気づかないマインドこそ、おばさんに見える原因です。

ギャル系ファッションで露出多め


若い頃のまま進化していないパターンで多いのが、ギャル系ファッションを引きずっている人ではないでしょうか?

アラサーや30代以上なのにギャル系ファッションだと、逆におばさんに見えるかもしれません。

自分の年齢を考えずにミニスカートやショートパンツを着用してしまうのは、おばさんに見えるファッションの特徴なのではないでしょうか。

男性目線を意識しすぎて肌の露出が多いのも、ちょっと痛々しいおばさんファッションの特徴です。

男性から見た場合、色気というよりも少し下品だと思われていそうで心配ですね。

男性目線を意識したつもりが、男性からしたら「見たくない」「目のやり場に困る」と悪い評価になる可能性が高いです。

大人の色気を出したいのなら露出するのではなく、さりげない肌見せくらいにとどめておいたほうがいいでしょう。

フリルやレース多めの甘いファッション


おばさんに見えるファッションで意外と多いのが、フリルやレースを使った甘めのファッションではないでしょうか?

フリルやレースがついている服自体がおばさん向けということではなく、大人なのに過剰に甘いファッションだと、そう見えてしまうのです。

甘いファッションは女性らしさを表現しやすいため、若い頃から着続ける人が多いでしょう。

世界観がしっかりとあるため、大人になっても卒業しにくいファッションなのかもしれません。

甘い洋服自体はとてもかわいいのですが、大人女性の顔や肌と合っていないと違和感を与える可能性があります。

男性から見ると、少し不自然に感じられてしまうかもしれません。

全身ファストファッションで安っぽい


全身をファストファッションのブランドや、量販店で購入した安価な洋服で固めるのも、おばさんに見えるファッションの特徴です。

ファストファッションブランドや量販店では、お手頃価格でトレンドのアイテムを購入できるため世代を問わずに人気を集めています。

しかし、大人の女性が全身ロープライスの服で固めていると、なんとなく生活感が出てしまうのです。

ただし最近は、ファストファッションブランドのアイテムも質が良くなっています。

質が良ければ全身コーデに使ってもいいのですが、バッグやシューズ、アクセサリーなどの小物はリッチなものを組み合わせると大人の女性らしくなりますよ。

若い人も着るファストファッションのコーデこそ、合わせる小物使いで差別化を図りましょう。

全身をブランド物でまとめている


おばさんに見えるファションの特徴で、あるあるなのが「全身をブランドで固めたファッション」です。

全身ファストファッションだけの人とはまた違った意味で、おばさんくさく見えてしまいます。

ブランドの洋服でも、ロゴが目立たないアイテムをさりげなく着こなしていれば、おしゃれですよね。

しかし、ロゴが主張する服は要注意かも。
ゴージャスなマダム感が出て、悪目立ちしてしまいます。

マダム感があると、おばさんっぽいファッションだと思われてしまうかもしれません。

ゆったりした服で体形カバーしている


ゆったりした服で体型カバーすると、おばさんっぽいファッションに見えてしまいます。

30代になると、代謝が悪くなりやせにくくなりますよね。
体型が変わってくるため、ゆったりしたファッションで隠したい人も多いでしょう。

ここ数年のファッショントレンドでは、ゆったりしたシルエットのリラックス系コーデが多かったです。

リラックス系のコーデは、スリムな人が着こなしていると、モデルみたいで素敵ですよね。

しかし、ぽっちゃりした体型の人がゆったりめの服を着ると、リラックス感が出すぎてしまうこともあります。

リラックス系ファッションでなく、リアルなおばさんコーデになっていないか、しっかりと鏡で確認しましょう。

体にフィットしすぎる服


体にフィットしすぎるファッションも、おばさんに見えてしまう危険性があります。

ほどよくフィットしていればいいのですが、やけにピタピタで体のラインが出すぎているファッションだとおばさんっぽくなってしまうかもしれません。

その理由は2つあります。

1つめの理由は、自分の現状を把握できておらずサイズ選びに失敗しているから。
2つめの理由は、単純に加齢による体型の変化です。

30代以降は急に体型が変わりやすいため、1年前に購入した服でもサイズが合わなくなることがあります。

ピチピチでサイズが合っていない服でも着続けてしまうマインドが、おばさんファッションっぽく見える原因です。

若い頃にスタイル抜群だった人こそ、このような状態におちいりやすいため注意が必要かもしれません。

加齢による体型変化を、しっかりと受け止めましょう。

若者の流行をそのまま取り入れている


30代以降の女性が、10代~20代の間で流行っているファッションを取り入れると、おばさんっぽく見えてしまうことがあります。

ファッションは若い人と同じでも、顔や髪・体型が違うため違和感があり、逆におばさんに見えてしまうのです。

若い世代に流行っているトレンドファッションは、かわいらしく見えるため自分でも着てみたくなります。

しかし全部そっくりそのまま取り入れると、若い人との違いが浮き彫りになってしまうのです。

若い人に流行っているトレンドを取り入れるなら、部分的に使いましょう。

さりげなく流行を取り入れていれば「大人なのに最新のトレンドに敏感で若々しい」というイメージで見られるはずです。

痛いおばさんに見えるファッションアイテム5選


おばさんに見えるファッションの特徴8選を解説しました。

当てはまる項目はありましたか?
「あるある」と思った人もいるのではないでしょうか。

ここからは、さらに具体的に「痛いおばさんに見えるファッションアイテム5選」をご紹介します。

30代以降の女性が着ると、痛いおばさんに見えてしまう要注意アイテムです。

これらのアイテムを着ていたら、ちょっと危険かも。
思い切って、封印したほうがいいかもしれません。

ミニスカートやショートパンツ


10代から20代の頃に愛用していたミニスカートやショートパンツ。
30代以降になっても履いていませんか?

履いていたら、ちょっと危険かもしれません。

自分ではまだまだ若いと思っている、細くてスタイルがいい女性に起こりがちなパターンです。

同年代の女性よりは若くて美脚かもしれませんが、10代や20代の女性とくらべるとどうでしょうか。

ひょっとしたら、痛いおばさんに見えてしまっているかもしれません。
いちど冷静に鏡で確認してみましょう。

チュニック


ピンポイントでおばさんっぽく見えてしまうファッションアイテムは『チュニック』です。

チュニックとは、少し丈が長めのトップスのこと。
おしりや腰周りが隠れる長さのため、体型カバーには便利ですよね。

中高年以上の女性達が愛用しているため、おばさんに見えるというよりは、おばさん向けのアイテムになりつつあります。

レギンスや細身のパンツを合わせたら「痛いおばさん」というよりも「完全なおばさん」になるので、注意しましょう。

フリルたっぷりやレーシーなアイテム


30代以上になっても、フリルやレースがふんだんに使われている甘い洋服を着ていると「痛いおばさん」に見えるかもしれません。

ガーリーな雰囲気の、甘いファッションが好きな女性は多いですよね。
白やピンク系の洋服はかわいい雰囲気ですし、若い頃はとても似合っていたでしょう。

しかし若い頃と同じように取り入れると、ぶりっ子している痛いおばさんという印象に……。

ガーリーなアイテムは、30代以上の女性にも人気なのですが、度を越すと一気に痛いおばさんに見えてしまうのです。

ガーリーな洋服が好きなら、ごく控えめにコーデの一部分にのみ取り入れましょう。

どくろ柄や迷彩柄


着ている人は少ないですが「痛いおばさん」に見えてしまうのが、どくろ柄や迷彩柄のアイテムです。

少し前にヤンキーやギャルが愛用していたイメージが強いため、痛いおばさんに見えてしまうのかもしれません。

最近は小中学生の男子が着ることも多いため、下手したら息子のおさがりを着ているお母さんに見えてしまうかも……。

そんなふうに見えていたら、痛いおばさんというよりも「リアルおばさん」に認定されてしまう可能性があります。

これは相当危険ですよね。
もし持っているなら、外には着ていかないほうがいいかもしれません。

アニマル柄


時代を超えて愛され続けるのが、アニマル柄のアイテムです。
今も10代~20代向けのトレンドアイテムとして、人気を集めています。

しかしこのアニマル柄、30代以上の女性が愛用していると「痛いおばさん」に見えてしまう可能性があるのです。

若い頃はアニマル柄を着てもおしゃれなイメージでしたが、一定の年齢を超えるとなぜかおばさんっぽく見えるようになります。

アニマル柄は関西のおばさんファッションの特徴でもあるため、一気におばさんっぽく見えてしまうのでしょう。

アニマル柄を取り入れるなら、ワイルドで強烈な柄ではなく、さりげない柄を小物で取り入れるといいかもしれません。

バッグやパンプス、ベルトなど、小物でアニマル柄を取り入れればおしゃれな着こなしになりますよ。

かっこいいおばさんファッションとは?素敵な大人になるために


「おばさんっぽく見えてしまうファッションの特徴」や「痛いおばさんに見えるファッション」について解説してきました。

「あるある」と思った人も多いのではないでしょうか?

では、おばさんに見えてしまうファッションを避けるためには、どうすれば良いのでしょうか?

年を重ねても「おばさん」だと思われずに、かっこいい大人の女性でいたいですよね。

かっこいい大人の女性の特徴は「自分の年齢を受け入れていて潔い」ことだと考えられます。

自分の年齢をきちんと受け入れているけれど、努力を放棄しない女性はかっこいいですよね。

体型・肌・ヘアスタイルなどのトータルビューティーもファッションの一部と考えて、努力を続ける大人の女性はかっこいいですし、おばさんには見えません。

かっこいい大人女性のファッションは、基本的にシンプル系ですが、トレンドアイテムも一部取り入れています。

トレンドアイテムはファストファッションから選んでも、定番アイテムはいいものを選ぶのが大人の女性です。

上質な定番アイテムと組み合わせれば「痛いおばさん」にならず、かっこいい女性になれますよ。

大人のおしゃれな女性は自分のことをよくわかっているため、個性を出しすぎず、しかし自分らしいファッションを楽しんでいます。

若作りおばさんに見えてしまうヘアメイクの特徴とは


ファッション以外にも「若作りなおばさんに見えてしまう特徴」があるので要注意です。

どのようなヘアメイクだと「若作りなおばさん」に見えてしまうのでしょうか?

もっとも特徴的なのは、若い頃のメイクから脱却できていないパターンでしょう。

30代以上でも、若い頃に流行っていたギャルメイクから卒業しきれていない人は多いかもしれません。

ガッツリ系のアイメイクがその特徴です。

くっきりとした太いアイラインや、盛りに盛ったまつ毛、いつまでもカラコンを愛用しており眉毛は細め……。

こんなメイクが当てはまったら要注意です。
今の時代には合っていないので、きっぱりとやめたほうがいいかもしれません。

ヘアスタイルも、ゴージャスな巻き髪や明るすぎる茶髪、傷み過ぎた髪の毛などは危険です。

「いつまでも若いつもりの痛いおばさん」に認定される可能性が高くなりますよ。

おばさんファッションを避けて大人の女性になろう!


今回は、おばさんに見えるファッションの特徴について解説しました。

もしかしたら、当てはまる部分が多かった人もいるかもしれません。

しかし、当てはまっている部分を、ひとつずつ解消していけば大丈夫です!

全て改善できれば、もう「おばさんみたいなファッション」なんて言われないはず。
素敵な大人の女性になれるように、ひとつずつ取り組んでいきましょう!

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早乙女フミカ(ライター)
早乙女フミカ

ファッション美容恋愛メインのオールジャンルライター

大手アパレル勤務時にレディースブランド2店舗を担当。その後ファストファッションブランドに転職、レディースとメンズを担当。異性ウケするファッションが得意。美容好きのコスメマニアでもあります。趣味が高じてコスメ薬事法管理者資格と化粧品検定3級を取得。読書が趣味で図書館にも長年勤務していたので本についての知識も豊富。

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