休みが少ない・ボーナスが減った…正社員ならではの悩みと葛藤

休みが少なくなってしまった、就業時間や残業時間が伸びてしまった、ボーナスが減った…。正社員イコール安定、喜ばしいことというイメージが根強くありますが、このような正社員ならではの悩みと葛藤について、どのように向き合えば良いのかを見てみましょう。

正社員ならではの女性の悩みとは?


パートやアルバイトのままではなかなか収入が増えず、貯金や将来のために備えることが難しいと考えている方は多いでしょう。

しかし、正社員になることへの不安を抱えている方も少なからずいます。

正社員になる不安①休みが少ないこと


正社員になるとアルバイトやパートの時に比べて残業代が出づらくなったり、休みを取りづらくなったりすることがあります。

「正社員だから」といって休みづらくなったり、繁忙期でもないのに契約と異なる出勤日数だったりすると心身ともに休めないほか、仕事内容が多くなるなど責任が重くのしかかります。

また、盆正月など一般的な休みでも、飲食業などなかなか休みを取れない場合、アルバイトよりも正社員の方が出勤するケースも少なくありません。

きちんと休みをとれるのか、給与に見合った待遇があるのかなど、「正社員」という立場だけでは不安になることもあるでしょう。

正社員になる不安②ボーナスが少なくなること


正社員になると非正規雇用と異なり、ボーナスがあるという会社が多くなります。
しかし、正社員になると各種保険料も天引きされるため、ボーナスや給与が少なくなる懸念があります。

さらに、毎月の給与も時給換算すると決して良いとは言えない金額になることも考えられるため、残った手取り金額でやりくりしていけるのか不安になることがあるでしょう。

正社員になる不安③ライフステージの変化についていけないこと


育休・産休は、職場で申し出た人がいれば企業は応じなくてはなりません。

2019年(令和元年)の女性の育休取得率は83%。妊娠・出産を経た多くの女性が育休を取得し、職場復帰している結果が出ています。

産前と同じ働き方をしている方もいる一方、時短勤務や在宅勤務(テレワーク)、さらに子どもの急病などで休まざるを得ない方も。

こうした働き方の変化は、子どもをもつ女性にとって想定できるものです。
しかしながら、ライフステージの変化と働き方の変化により、正社員になることへの不安が募る女性は少なくありません。

家庭?仕事?自分は何を優先したい?


統計調査によると、女性が卒業後すぐから60歳まで正社員で働き続けると、高卒で1億5,000万円、大学卒で2億2,000万円の生涯年収が得られるという結果が出ています。

これはずっと勤続し続けた場合の金額のため、結婚・妊娠・出産というごく当たり前のライフステージの変化があった場合、大きく収入が下がることになるでしょう。

お金が人生のすべてではないにしろ、大きな差がついてしまうという不安はつきまといます。

ただ、家庭はお金では買えません。
さらに、結婚後や出産後も再び正社員として働くチャンスがあること、産休・育休を経て元の会社に戻ることも可能です。

「自分に合う働き方」を考えよう


不安や悩みが多くなる、女性の正社員問題。
ですが、結婚後に夫の扶養範囲内におさまるよう収入を調整するパートの方も、フルタイムで引き続き働く正社員の方も、どちらも同じ責任のある仕事です。

正社員ではなくパートなどで家庭と仕事との両立を目指す方、待遇や働き方を大切にして仕事に注力する方など、ひとりひとりに合う働き方は異なります。

自分に合う働き方はどのようなスタイルなのか、結婚を視野に入れている方もそうでない方も、早めに考えておくことで悩みを少しでも和らげることができるでしょう。

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Maki(ライター)
Maki

2012年よりライターとして独立。 3児の育児と並行しながら幅広いジャンルのライティング・イラスト作成・Youtube投稿などクリエイティブな活動を行っている。