2021.09.16

転職のオススメ資格はコレ!独身キャリア女性向け資格10プラスα

価値観が多様化する中、キャリア女性の生き方も様々で転職を前向きに誇れる時代です。更に新しい資格が欲しいと感じるのは貴女だけではありません。実は多くの20代後半~30代前半の女性が今後の生き方について悩み、転職のための資格取得を考えています。

転職のために取るべき資格とは?


まずは、転職の為に取るべき資格について知っておきましょう。

資格は主に民間資格・公的資格・国家資格の3つに分けられます。
民間資格は、民間団体や企業が独自の基準を設けている資格で、労働や日々の生活に活かすことのできる幅広い資格があります。(MOSや秘書検定など)

公的資格は、国家資格に準ずるもので官庁や大臣が認定している資格になります。(日商簿記やカラーコーディネーターなど)

国家資格は、国の法律で規定されており、業務独占・名称独占資格に分けられ、より信頼と専門性のある資格です。(弁護士や中小企業診断士など)

現在、民間・公的・国家資格を合わせると1000以上の資格がありますが、それぞれに特徴があり、難易度にも違いがあります。
その中で仕事に直結するような資格は取得しておきたいですよね。

特に20代後半~30代前半の女性にとってのキャリアアップや転職に繋がるため、ぜひチャレンジしてみましょう!
以下、おすすめ資格10と難易度を記載していますので、ぜひ参考にしてください!

押さえておきたい定番資格ベスト2


まずは仕事をするうえで必要かつ定番な資格を見てみましょう。
転職する際には基本的な知識がある状態で活躍できるように、以下の資格を押さえておくと良いです。

1.マイクロソフトオフィススペシャリスト


「MOS」とも呼ばれるこの資格は、Word・Excel・PowerPointの操作スキルの証明になります。
昨今スマホが主流になり、パソコン操作が苦手・Ofiiceソフトアプリが使えないという方も多いです。

そのため、周りとの差をつける意味でも取得すべき資格と言えます。
もし、業務改善に関わりたい・よりテクニカルな操作を習得したいなら、ワンランクアップのMOSエキスパートに挑戦するのもアリです。

知識やスキルをそのまま職場で活かせるため転職先でも困りません。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆(難しくはありません)
MOSの合格率は約80%、MOSエキスパートの合格率は約60%と言われています。 まずはMOSからの取得をおすすめします。

2.日商簿記


ビジネスの基本的な知識を学べるため、どんな分野の仕事にも活かすことができます。
特に経理や財務を扱う職業への転職を希望しているのなら、少なくとも日商簿記2級以上を取得していることが求められます。

転職活動の際も、実務経験がなくても日商簿記を取得していることで応募できる求人があるなど、未経験の方でも転職に大いに役に立ちます。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆☆☆(難易度高めです)
日商簿記2級の合格率は約20%と言われています。

2級取得後は、ぜひ1級を目指してください。
1級の合格率は約10%と言われています。

今よりも収入アップ?の資格ベスト2


資格取得まで難易度の高いものもありますが、キャリアアップと収入アップが期待できる資格で、いずれ独立することも可能となります。
働きがいももちろんあるため、周りよりも一歩進んだ転職活動ができます。

1.公認会計士


国家資格で、主に上場企業からベンチャー企業までの財務情報監査を独立した立場で行う専門職です。
年収は一般的なサラリーマンの平均より高い水準で、フリーランスでの活動も可能のため、まずは転職を見据えて地道に勉強していくのが一番の近道です。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆☆☆☆(極めて難易度高いです)
公認会計士の合格率は約10%と言われています。

相当な覚悟を持って望んでください。

2.宅地建物取引士


不動産業界や金融業界への転職を考えている方に特におすすめです。
不動産売買や取引の際に仲介役として契約のサポートを行います。

不動産取引がある限り仕事には困らず、資格手当をもらえる企業もあるため、長期的に働くことが可能です。
また、最近では転職に限らず、将来に備え宅地建物取引士を取得する人も少なくありません。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆☆☆(難易度高めです)
宅地建物取引士の合格率は約20%と言われています。

暗記物が得意な人は更に合格率アップできるかもしれません。

未経験の分野を目指す足がかりにする資格ベスト2


今までとは違う分野に挑戦してみたい時は、知識をつけるためにも資格勉強をしてみることがおすすめです。
資格取得することによって、自信をもってその分野に飛び込むことができますよ。

1.衛生管理者


あまり聞きなれない資格ではありますが、労働者の健康や安全を守るため50人以上の労働者がいる職場には必ず衛生管理者の存在があり、それだけニーズがあります。

転職を考えている方は、すでに社会人経験をしていることで受験資格は取得できていますので、実務経験という条件での心配は不要です。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆☆(普通レベルです)
衛生管理者の合格率は約50%と言われています。

受験の際、各科目の正解率が40%以上かつ全科目の合格得点が満点の60%以上ですので、それほど難しいものではありません。

転職の際にもこの資格を持っていると相応の評価が得られますし、様々な職種のニーズも高いため転職の際にチャレンジしやすいです。

2.キャリアコンサルタント


働き方も多様化している今、その人にあったキャリア形成や就職サポートを行うのがキャリアコンサルタントです。
企業の人材マネジメントやキャリアカウンセリング、子どもたちのキャリア教育などに従事することができます。

2016年に創設された国家資格で、転職の際も有利に働き、周りとの差をつけることができてキャリアアップが図れます。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆☆(普通レベルです)
合格率は約50%と言われています。

合格率の高い国家資格ですので、ぜひチャレンジしてみるとよいでしょう。

働きながらでも取得しやすい資格ベスト2


働きながらの勉強は難しいと感じている女性には、資格取得しやすいものがおすすめです。
もちろん、これまでお伝えしてきたMOSなどすべての資格は働きながらでも勉強は可能となります。

独学で取得できるものも多いため、転職やスキルアップを目指すならチャレンジしてみる価値があります。

1.医療事務


レセプト作成や受付・会計など、医療機関の窓口で働きます。
医療事務は無資格でも働くことは可能ですが、医療業務の知識や転職先での即戦力として活躍したいのなら資格取得が望ましいです。

医療事務は民間資格で、未経験からでも転職がしやすいところが嬉しいポイントです。
前職が事務系の方なら経験も活かせますし、ワークライフバランスが保てるため、働き方を重視している方にはオススメです。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆(難しくはありません)
医療事務の合格率は約60%と言われています。

市販のテキスト1冊で合格している女性が多く、独学で勉強しても十分合格が狙えます。

2.ファイナンシャルプランナー(FP)

個人や家族のライフプランに合わせた資金計画のアドバイスや提案ができるようになります。
お金の勉強は難しそうと感じますが、転職のほかにも私生活でも取り入れることができる知識がたくさんあるため、勉強してみてはいかがでしょうか。

ファイナンシャルプランナーには2種類あり、1つは国家資格のFP技能士、もう1つは民間資格のAFPとCFPです。
どちらも学ぶ内容に変わりはありませんが、転職やキャリアアップのためにファイナンシャルプランナーを初めて勉強する方は、FP技能士の合格を目標にすることをおすすめします。

特に、金融や不動産・保険業界の転職を考えている方は、FP2級以上を取得しているとより有利に転職活動ができます。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆☆(普通レベルです)
FP技能士とAFP(FP2級)・CFPは合格率はほぼ変わりなく、約40%と言われています。

それほど難しいものではありませんので、チャレンジする価値は大いにあると言えるでしょう。

独立も目指せる資格ベスト2


自分の力で仕事をしてみたい、雇われない働き方に憧れる人もいるでしょう。
このように独立や開業を目指すことも転職です。

まずは、資格を取得して専門的な知識や技術を手にれることから始めましょう。

1.アロマセラピスト


プロのアロマセラピストとして活躍することができる資格です。
アロマテラピー検定に合格している必要があり、他の資格と合わせて自宅開業など独立して施術を行うことが可能です。

なお、アロマテラピー検定は合格率が高く取得しやすいので、まず始めにこちらの資格取得を目指してください。
対人スキルやコミュニケーション能力が活かせて、人を喜ばせることができる資格の一つとしてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆(難しくはありません)
合格率は学科試験で約70%と言われています。アロマテラピー検定合格→アロマセラピストへの道を進んでください。

2.行政書士


企業の法務書類などで資格を活かすことはもちろん、行政書士事務所を目指し転職活動することもできます。
法律系の資格で難易度は高そうに感じますが、勉強する環境は現在増えているため、働きながら資格取得が可能です。

資格を取得すると実務経験が無くても開業できるのがポイントです。
キャリアアップを目指すなら、まずは企業で社員として働き、実務経験が伴ってきたら独立に切り替えるのも手です。

資格難易度

難易度ランキング:☆☆☆☆☆(極めて難易度高いです)
行政書士の合格率は約10%と言われています。

法律の勉強が多く、かなり難しい内容となりますが、将来の独立を目指して頑張ってください。

資格を取ろうと思ったら


ここまで転職に役立つおすすめの資格を紹介してきました。
しかし、働きながらの資格勉強は時間がなくて難しそうですよね。

どのようにすれば合格に近づくことができるのでしょうか。
そこで、仕事が忙しくても前向きに取り組める方法を3つご紹介します。

有利に転職を進めるためにも、毎日の積み重ねが重要であり、それによって着実に合格の階段を上っていくことになります。

スキマ学習で集中力アップ

資格勉強をしようとすると、どうしてもまとまった時間がほしくなりますよね。
とはいえ、毎日仕事が忙しくて、休日は疲れをとるためにゆっくりしたい気持ちになります。

そこで、短時間の間にササっと勉強するスキマ学習の習慣をつけると、集中力が途切れず勉強することができます。
例えば出勤中の電車の中や、お昼休憩の10分間を勉強に使ってみるなど、仕事中でも意外と資格勉強ができます。

また、最近では動画やアプリで勉強できるものも増えてきています。
資格の勉強をすると自信がつきますし、達成感も感じることができます。毎日の継続で資格合格を目指しましょう。

仲間を見つけてモチベーションアップ

資格勉強が続かなく、だらけてしまう人もいるでしょう。
そういう時には、資格勉強をしている仲間を見つけてモチベーションを保ちましょう。

SNSで見つけたり資格の勉強会に参加するなど、同じ目標に向かっている人を見つけて資格勉強をするとより一層頑張れそうですよね。
転職の際にも活かせることなので、仲間を見つけて進んでいきましょう。

テキスト・問題集に取り組む

資格勉強が進んできたら、必ず1回は過去問題集に取り組みましょう。
今までの出題範囲や問題の傾向が読めて、より試験対策がしやすくなります。

資格の公式テキストや問題集はもちろん、各出版社から対策用のテキストや問題集が販売されています。
自分に合う教材を見つけて、試験に向けて取り組んでいきましょう。

その他おすすめ資格ベスト10

話題性のある資格でパワーアップを目指しましょう!
➀登録販売者
②秘書検定
③ビジネス実務法務検定
④福祉住環境コーディネーター
⑤証券外務員
⑥TOEIC
⑦色彩検定
⑧整理収納アドバイザー
⑨美術検定
⑩雑穀マイスター

資格取得でキャリアの底上げをしよう!


転職をする際、絶対に資格が必須というわけではありません。
ですが、今後のキャリアアップや即戦力として活躍したいのなら、その業種に合った資格を取得することで、貴女の強みとして活かされるはずです。

自分の将来への投資として、まずは何か一つ資格取得のために進んでみてはいかがでしょうか。
今までの経験と資格取得で磨かれたチャレンジ精神で、転職をより有利に勧めていきましょう!

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Rolmy編集部(ライター)
Rolmy編集部

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