デビルズトリックって何?
デビルズトリックを使って髪色を楽しんでいる人は多いです。
その一方で、「デビルズトリックって聞いたことあるけど、イマイチわからない」なんて人も多いのでは?
デビルズトリックがどんなアイテムなのか理解すれば、黒髪への使用方法が見えてくるはずです。
2022.03.16
手軽にカラーチェンジできて高発色のデビルズトリックが人気です。でも、黒髪だと綺麗に染まるのか気になるところ。この記事では「黒髪×デビルズトリック」の相性からおすすめの色まで紹介します。黒髪でもデビルズトリックを試したい人は必見です!
デビルズトリックを使って髪色を楽しんでいる人は多いです。
その一方で、「デビルズトリックって聞いたことあるけど、イマイチわからない」なんて人も多いのでは?
デビルズトリックがどんなアイテムなのか理解すれば、黒髪への使用方法が見えてくるはずです。
デビルズトリックはカラートリートメントです。
つまり、トリートメントしながらカラーも楽しめるアイテム。
イオン化したプラスの色素が、傷んだ髪に多いマイナスのイオンとくっつくことで、髪の表面に色を吸着させます。
髪をコーティングするようなイメージです。
ビビッドな色が多いデビルズトリックは、おしゃれに敏感な大人女子にも人気ですよ。
デビルズトリックは全部で6色。
・ワイルドレッド
・マーメイドブルー
・キャプテンターコイズ
・ムーンヴァイオレット
・キラーブラック
さらに、上記の色に混ぜて使う「マジカルミルキー」があります。
ビビッドな色が多いので、イベントや旅行など気分を上げたい時にぴったりです。
そして、使い方のバリエーションが豊富なのもデビルズトリックの良いところ。
インナーカラーにしたり毛先だけ染めたり、もちろん全体に使用することも可能です。
色で個性を出すだけではなく、使い方でも周りと差をつけられちゃいますよ。
デビルズトリックは、おしゃれな女子を中心に人気です。
なぜ、それほどまでにデビルズトリックが人気なのでしょうか?
デビルズトリックの魅力的な特徴を解説します。
髪が傷みにくいことは、デビルズトリックの特徴の1つです。
その理由は、一般的なヘアカラーのように脱色作用がないから。
また、デビルズトリックにはホホバ種子油などの保湿成分が配合されているため、繰り返し使用しても「ゴワゴワすることなく手触りが良い」と評判です。
「髪色を楽しみたいけど、髪が傷むのは嫌……」そんな気持ちに応えてくれるのが、デビルズトリックと言えます。
デビルズトリックは、使用後のシャンプーで少しずつ色が落ちていきます。
そのため、個人差はありますが色持ちは約1週間です。
長く髪色を楽しみたい人にとって、1週間程で色が落ちることはデメリットになります。
しかし、短期間だけ髪色を変えたい人にとっては、魅力的なメリットです。
「長期休暇中だけ髪色を変えたい」「挑戦してみたい髪色があるけど長く持たせたくない」というような人にはマッチするでしょう。
色持ちが短期間のため、思いきった髪色も挑戦しやすいのがうれしいですよね。
デビルズトリックは「放置時間5分」なので、手軽に使用できます。
一般的なヘアカラーの放置時間約20分と比べると、4分の1の時間で染められるのはうれしいですよね。
「忙しくて美容院にいけない」「セルフカラーは面倒くさい」というような人も使いやすいはずです。
また、デビルズとリックは放置時間が短いだけではなく、使用方法も簡単。
一般的なヘアカラーのように、1剤と2剤を混ぜる手間もないのでトータルの時間もかなり短縮できるでしょう。
簡単で時短できるデビルズトリックは、「今日染めよう!」と思い立った時に使用できるアイテムです。
黒髪でデビルズトリックを使おうとする際、「黒髪でも染まるのかな?」と思いますよね。
逆に、「黒髪にデビルズトリックを使用して、染まりすぎたらどうしよう……」と不安になる人もいるはずです。
こちらでは、黒髪はデビルズトリックでどのように染まるのか解説します。
結論からいうと、デビルズトリックで黒髪は染まりにくいです。
なぜなら、デビルズトリックはダメージを受けた明るい髪ほど染まるようになっているから。
例えば、黒髪にデビルズトリックのブルーを使用することは、黒い画用紙に青いペンで色を塗っているのと同じです。
つまり、黒髪にデビルズトリックを使用しても、見てわかるような発色は期待できないと言えます。
とくに、一度も染めたことのないバージンヘアや、健康な黒髪はデビルズトリックを使用しても変化を感じにくいです。
健康な黒髪にデビルズトリックを使用しても、色を付けるのは難しいです。
しかし、ダメージがある黒髪なら、ニュアンス程度ですが染まる可能性があります。
デビルズトリックはダメージ毛に色が吸着しやすいからです。
ヘアアイロンやドライヤー、日焼けなどで髪がダメージを受けている人は、黒髪でもデビルズトリックで染まりやすいでしょう。
とはいっても、黒髪に色を付けるので、染まったとしても太陽の下でなんとなくわかる程度です。
黒髪にデビルズトリックを使用する場合、「ニュアンス程度でも染まればラッキー」くらいの気持ちがちょうど良いかもしれません。
黒髪でもハッキリと発色させたいなら、ブリーチをする必要があります。
デビルズトリックはもともとブリーチした髪や髪色が明るい人を想定した商品だからです。
でも、「会社の規定で髪を明るくできない」などの理由でブリーチできない人もいますよね。
もし、長期休暇の間だけでも髪色を楽しみたいなら、毛先だけブリーチしてデビルズトリックを使用するのもあり。
休暇が終わる前にブリーチ部分をカットすれば、もとの黒髪に戻れます。
ニュアンス程度の染まり具合が物足りないのなら、毛先だけブリーチしてデビルズトリックを使用するのもおすすめです。
黒髪にデビルズトリックを使用しても染まりにくいです。
それでも、デビルズトリックを使いたい人もいますよね。
実は、デビルズトリックの使い方にはコツがあります。
黒髪を綺麗に染めるコツを紹介しますので、デビルズトリックを使用する際は参考にしてくださいね。
デビルズトリックは連続して使うことが可能です。
黒髪でも色を付けたいのなら、毎日使うことがおすすめ。
なぜなら、デビルズトリックは毎日使うことで、色の定着率もよくなるからです。
1回目のデビルズトリックで黒髪がほんのり色づいたなら、連続して使用することで彩度が高くなる可能性もありますよ。
デビルズトリックを使う前は、ブラッシングをしてください。
ブラッシングをすることで、髪の絡まりをなくしたり、ほこりや汚れをとったりできます。
絡みや汚れがある状態でデビルズトリックを使用すると、ムラの原因になりかねません。
染める前にブラッシングをすることは、デビルズトリックに限らずセルフカラーでも大切なプロセスです。
デビルズトリックで黒髪を綺麗に染めるための下準備として、ブラッシングを忘れずに。
デビルズトリックは髪が乾いた状態で使用しましょう。
濡れた髪に使用するより染まりやすいので、デビルズとリックは「乾いた髪」に使用することが推奨されています。
もし、髪にワックスなどのスタイリング剤がついている場合は、髪を洗って乾かしてからデビルズトリックを塗布してください。
染まりにくい黒髪だからこそ、推奨されている方法でデビルズトリックを使用してくださいね。
デビルズトリックを塗布した後、クシでとかすようにしましょう。
この1ステップをおこなうだけで、ムラを防ぎ、均一に染めることが可能になります。
使用するクシは、粗目のタイプがおすすめ。
デビルズトリックを髪全体に塗布したら、少量ずつ丁寧に、クシをとおすのがポイントです。
黒髪にデビルズトリックを使った場合でも、ムラがあるとないとでは仕上がりが変わるはずですよ。
黒髪を綺麗に染めるためにも、デビルズトリックは多めに用意しましょう。
量が足りないと、ムラの原因になり得ます。
途中で足りないと気づいても、どうしようもできません。
デビルズとリックは、髪全体に使用する場合ミディアム(肩につく程度)で1袋が目安です。
筆者(ミディアム・毛質細い・毛量少ない)もデビルズトリックを使用しましたが、1袋では髪表面しか塗れず、2袋で全体にまんべんなく塗布できました。
毛量や毛質などによって必要な量は変わりますが、十分な量でデビルズトリックを使用したいなら、
・ショート……1、5袋
・ミディアム……2袋
・ロング……4袋
ほど必要になりそうです。
簡単に髪を染められるデビルズトリックですが、使用する際に注意することが2つあります。
デビルズトリック使用時の注意点を知っておけば「デビルズトリックを使わなきゃよかった……」なんて後悔することもなくなるはず。
デビルズトリックは絵の具のようにハッキリとした色なので、髪以外に付着すると、なかなかとれないことも。
ですので、デビルズトリックを使用する際は、汚さないよう工夫が必要です。
・ビニール手袋をつける
・生え際は油性のクリーム(ワセリンなど)で保護する
・首元に汚れても良いタオルを巻く
上記のように、デビルズトリックが付着する可能性がある場所は、あらかじめ対策しましょう。
他にも、洗面所や浴室など、デビルズとリックが付着して時間が経過すると、取りづらくなることも。
「汚れたらすぐ洗い流す」を意識して、髪以外は染まらないように気をつけましょう。
「デビルズトリックを使ったけど、思った感じと違う……」そう思う可能性もあります。
しかし、デビルズトリックで染めてすぐは美容院でのヘアカラーもセルフカラーも、控えた方が良いです。
なぜなら、デビルズトリックの染料が髪に残っていると、ムラになったり希望どおりの色にならなかったりする可能性があるから。
ですので、デビルズトリックを使用してから1週間は別のヘアカラーの使用は控えましょう。
また、使用してから1週間以上経過していても、染料が残っている可能性もあるので、美容院でヘアカラーをする際は「デビルズトリックを使用した」と伝えてくださいね。
デビルズトリックは黒髪だと染まりにくいです。
だからこそ、黒髪でも染まりやすい色はあるのか気になりますよね。
こちらでは、黒髪に「おすすめの色」「おすすめできない色」をそれぞれ紹介します。
黒髪でも発色しやすいのは暖色系カラー。
デビルズトリックだと、下記の2色がおすすめです。
・ワイルドレッド
・キャンディピンク
レッドならかっこいい雰囲気、ピンクなら可愛い雰囲気に。
太陽の下でなんとなく分かる程度のニュアンスカラーが楽しめるでしょう。
寒色系のカラーは、黒髪だと発色しにくいです。
そもそも、寒色系のカラーは髪色が明るくないと発色しづらいカラー。
黒髪に寒色系カラーで染めても、色付きがわかりにくく「染まらなかった……」と感じる可能性が高いです。
・マーメイドブルー
・ムーンヴァイオレット
・キャプテンターコイズ
上記の3種類は寒色系のカラーですので、黒髪に使用しても思うような発色が期待できないでしょう。
しかし、デビルズトリックの寒色系カラーを黒髪に使用した人のなかには「透明感がでた」と感じる人もいるようです。
デビルズトリックに限らず、カラートリートメントで黒髪をトーンアップさせるのは難しいのが事実。
「デビルズトリックが染まらなかったから」と言って、他のカラートリートメントを使用しても無駄な出費になる可能性が高いです。
そこで、こちらでは黒髪でも髪色を楽しめるアイテムを紹介します。
色持ちは1日ですが、髪色を楽しめますよ。
1つ目に紹介するのが、リーゼのDAYヘアモンスター。
スティック状のスポンジを、髪の上で滑らせるようにして使用するアイテムです。
ウォータープルーフなので、汗などで落ちにくいのもうれしいポイントですね。
1DAYヘアモンスターは、ハイライトカラーとして使用するのがおすすめ。
スポンジがローラーになっているので、ポイントカラーも簡単にできます。
手を汚すことなく使用できるので、1DAYヘアカラーがはじめての人でも取り入れやすいですよ。
「ワックス×ヘアカラー」が新感覚のエマジニーのヘアカラーワックス。
カラーは18色ほどで、どれもビビッドな色ばかり。
なりたいイメージに合わせて、カラーを選ぶのも楽しそうです。
黒髪でも色が付きやすいので、簡単にイメチェンができちゃいます。
また、1つあたり36グラムの大容量なので、気兼ねなく使用できるのもうれしいポイント。
ワックスとしても使えるので、髪に動きを出したいショートヘアの人におすすめの商品です。
シュワルツコフのゴットトゥービーヘアチョークは、挟むタイプのヘアチョーク。
チョークの面を外側に、スポンジの面を内側にして髪を挟んで根元から毛先へスライドさせるように使用します。
髪全体に色を付けると言うより、ハイライトカラーとして使用するのに適した商品です。
ハッキリしすぎない自然な発色なので、目立ちすぎないポイントカラーに挑戦したい人にはちょうど良いでしょう。
広範囲に使用したいなら、ビューティーンの1DAYクレイジーヘアカラーがおすすめ。
スプレータイプならではの高発色とパール感のある仕上がりが特徴です。
スプレータイプなので、短時間で髪色を変えられるのもうれしいですよね。
しかし、スプレー特有のパリパリ感はどうしても出やすいので、使用後はクシでとかすと◎
思いっきり目立ちたい日は、スプレータイプのヘアカラーを使ってみてはいかがでしょうか?
デビルズトリックで黒髪は染まりにくいです。
そのため、見てわかる程に髪色を変えたい人には向いていません。
もし、休暇中やイベント時だけ派手な髪色を楽しみたいのなら、1DAYヘアカラーを検討してもいいかもしれません。
あなたに合った方法を探して、髪色でおしゃれを楽しんでくださいね。
アダルト・恋愛ジャンルが得意なママライター
育児をしながらママライターとして活躍。日本化粧品検定1級を取得。過去には、脱毛サロンで4年間勤務していたこともあり、美容業界の知識も豊富。現在は、美容関係の知識をアップデートするために化粧品関係の資格取得に奮闘中。
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