2021.10.01

ダイエット中なのに小腹がすいた…そんな時は栄養豊富なナッツを食べよう!

ダイエット中はセーブしている分、間食を我慢するのに苦労しますね。全く食べないとストレスになって暴飲暴食の引き金をひいてしまうこともあります。ダイエット中に間食するとしたらナッツがおすすめです。ナッツは太りやすいイメージがありますが健康に良い栄養がたくさん含まれているんですよ!

ダイエット中に食べてもいいナッツの種類は?


ここで紹介するナッツの種類は以下です。

  • アーモンド
  • カシューナッツ
  • ピスタチオ
  • くるみ
  • ピーナッツ

ナッツとは「木の実」のことを指します。
ただ、ピーナッツだけは「木の実」ではなく「豆」の仲間。

厳密にいえばナッツではないのですが、ダイエット中の間食に向いているという点で共通しているので、一緒に紹介していきますね。

ナッツがダイエットに向いている理由


「ナッツは油分が多いから太る」ってどこかで聞いた人もいるかもしれません。
なのにダイエットに向いているとはどういうことでしょうか?

脂質のほとんどは体に良い脂|ナッツがダイエットに良い理由1

ナッツに含まれる脂質はオレイン酸やリノール酸などの健康に良い脂がほとんどです。

脂質には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
飽和脂肪酸は牛乳、バターなどの乳製品や牛肉、豚肉などに多く、太る原因になりやすい脂質といわれます。

一方で、不飽和脂肪酸はコレステロール値を正常にしたり、血をサラサラにしてくれる効果もあるとされている良い脂質です。
もちろん、良い脂であってもとり過ぎは体に毒となりますから、適量を心がけなくてはなりません。

健康な体は痩せやすさにも関係します。
間食をするなら、ナッツを食べれば健康的なダイエットが目指せるでしょう。

たんぱく質やビタミン、ミネラルが豊富|ナッツがダイエットに良い理由2

ナッツには、ダイエット中に不足しがちな栄養が含まれています。
たんぱく質は筋肉、爪、髪など体をつくる大事な栄養です。

ビタミンやミネラルは代謝に関わる重要な役割を持っています。

ダイエット中はどうしても食べる量が減るので、栄養も不足しがちです。
量をたくさん食べない代わりに、いろんな栄養が入っている自然の食材を少量食べるのが賢いダイエットといえるでしょう。

食べすぎ防止になる|ナッツがダイエットに良い理由3

ナッツは硬いので飲み込むにはしっかり嚙まないといけません。
たくさん噛むことによって満腹中枢が刺激されて、食べすぎを防ぐ効果が期待できます。

また、そのときだけ食べすぎずに済むばかりではなく、そのあともしばらく食欲が抑えられるといわれています。
食べたくならないので、カロリーもセーブできるでしょう。

【種類ごと】ナッツの栄養


「ナッツ」と一言で言っても種類はいろいろあります。
冒頭で挙げた種類に的を絞って、どんな栄養があるのか紹介していきますね。

アーモンドの栄養

アーモンドは特にたんぱく質と食物繊維、カルシウムが豊富に含まれていて、ダイエットの強い味方になってくれます。
カルシウムは骨を丈夫にするだけではなく、脂肪燃焼にも深く関わっているので、ダイエット中にも積極的にとってほしい栄養です。

さらに、ビタミンEが非常に多く含まれていて、血行を良くする効果も期待できます。
健康にも良い上に、ダイエットにも最適なナッツといえますね!

カシューナッツの栄養

カシューナッツは、ナッツの中では比較的カロリーが低めです。
脂質も他の種類より少ないので、罪悪感が少なくて済むかもしれません。

たんぱく質が豊富なので、筋トレをしたあとのおやつにぴったりです。

柔らかい噛みごたえで食べやすいナッツですが、よく噛んでほのかな甘みを味わうようにしましょう。
食べすぎを防止すると共に、消化を助けます。

ピスタチオの栄養


緑色の種、ピスタチオ。
食物繊維の量がアーモンドに次いで多いナッツです。

たんぱく質の量も多いので、ダイエットの助けになるでしょう。
朝、良質なたんぱく質をとると、その日1日の余計な間食を防ぐともいわれています。

朝食にピスタチオが入ったグラノーラを食べるのも良いかもしれませんね!

くるみの栄養

くるみのあの独特な苦味はクセになりますよね。
くるみは、体の中で作り出すことができない必須脂肪酸が多く含まれています。

くるみのリノール酸やリノレン酸は、血管の健康に深く関わっています。
くるみの力を借りて血のめぐりを良くし、代謝を上げ、ダイエット成功の可能性を高めましょう。

ピーナッツの栄養

木の実ではなく豆の仲間であるピーナッツは、たんぱく質の量がずば抜けています。
朝食や、運動のあとのおやつにぴったりな食材です。

ビタミンEも豊富なので強い抗酸化作用によってアンチエイジングにも効果が見込まれます。
さらに、ビタミンEの血行促進効果で代謝アップにつながるかも!

ダイエット中の間食にナッツを食べるときの注意点


いくら健康に良いとはいえ、カロリーが高めなのは事実です。
カロリーオーバーにならないように量を調整して食べるようにしましょう。

  • アーモンド1粒あたり…6kcal
  • カシューナッツ1粒あたり…9kcal
  • ピスタチオ1粒あたり…4kcal
  • くるみ1粒あたり…27kcal
  • ピーナッツ1粒あたり…3kcal
出典:カロリーSlism(外部リンク)

上記を目安にして、何粒まで食べても大丈夫なのか計算してみてくださいね。

また、ナッツには塩気を足したものや、チョコレートなどでコーティングしたものもあります。
塩分はとり過ぎると健康を害する恐れがありますし、チョコレートがかかっているものはカロリーが高くなってしまいます。

できれば、素焼きのナッツで自然の甘みを楽しむのがベストです。
味気ないときは、はちみつ漬けにしたものを少量食べるのも良いでしょう。

カロリーは高くなりますが、はちみつにもビタミン、ミネラルが含まれています。
食べすぎなければダイエットに支障はありません。

ナッツで暴食予防してダイエットを成功させよう!


ナッツは太りそうに見えて、実は栄養満点でダイエットに向いている食材です。
カロリーを計算して量を調整しながら、ナッツの健康・美容パワーをダイエットにいかしてください。

何も考えずにポリポリ食べていると、満足できないうちになくなってしまっているかも。
ダイエット成功のポイントはよく噛むことですよ!

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田んぼ(ライター)
田んぼ

働く女性って大変です…。職場でのこと、家事、美容。悩んでがんばるのに疲れてしまった人へ、肩の力を抜いてもらえるような答えを書いていけたらいいな、と思っています。

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