2021.10.12

起業アイデアの見つけ方とは?具体例と成功するポイントも解説

起業のアイデアは、趣味や知り合いの困りごとなど、日常の生活から見つかることがあります。まずは、思いつく案をたくさん紙に書き出してみましょう。今回は起業に興味がある方へ向けて、アイデアを見つけるためのポイントや仕事の具体例をご紹介します。

起業アイデアの見つける方法3つ


起業アイデアを見つけるポイントは、自身が興味のある分野を突き詰めるほか、知り合いの困りごとやフランチャイズ情報にアンテナを張る方法もあります。

さっそく、起業アイデアを見つけるための方法を3パターンご紹介します。

1.趣味や特技を追及する


まずは、好きなことや趣味を仕事にできないか考えてみましょう。
料理が好きな方であれば、「飲食店を運営する」以外にも起業方法はあります。

例を挙げるなら「オンライン料理教室」や「オリジナルレシピのネット販売」などです。
どちらもインターネットが発達している現代ならではの起業アイデアと言えるでしょう。

他にもハンドメイドが趣味であれば、フリマアプリやネットショップで販売することもできます
一見ビジネスにつながらなさそうな趣味であっても、どこにニーズがあるかわかりません。

そのため、趣味や特技も起業アイデアのひとつとして、カウントしておくことをおすすめします。

世間が困っていることを調査する


「需要のあるサービスや商品とは何か?」を考えるうえで、着目したいのが「誰かの悩み」です。
例えば「トイレ掃除中に困ったこと」「料理をしていて不便だったこと」など。

困りごとを解決するアイデアは、そのまま新しいビジネスに直結する可能性を秘めています。
まずは、家族や友人が悩んでいることを聞き出して、解決法がないか試行錯誤してみましょう。

昔から「必要は発明の母」ということわざもあるくらいです。
今、身近な人が必要としているサービスや商品を、常に考えるようにしましょう。

フランチャイズ募集をチェックする


フランチャイズとは、個人が本部と契約を結びサービスや商品を販売するビジネスのことです。
経営するために必要なノウハウがアウトソーシングされているため、異業種からの参入もしやすい特徴があります。

フランチャイズのほとんどが飲食業、小売業、サービス業のいずれかとなっています。
飲食店ひとつとっても、ラーメン、イタリアン、カフェなどジャンルはさまざま。

サービス業ではエステや脱毛サロンなど、美容系のフランチャイズ加盟店もあります。
未経験でもサポートがしっかりしている案件が多いため、どのようなフランチャイズ形態があるのか、一度はチェックすると良いでしょう。

起業アイデアを明確にするための2つのコツ


起業アイデアをより明確にするために、意識したいコツを2つご紹介します。

とにかく数を出す


最初は質よりも量を重視して、とにかくたくさんのアイデアを出してみましょう。
「現実的に無理かも」「需要がなさそう」などの懸念点があったとしても、アイデアを出す段階では、まったく気にする必要はありません。

アイデアの数をたくさん出すメリットは2つあります。
1つ目は、良い案に出会える確率がアップすること。

そして2つ目は「アイデアを生み出そうとする思考回路」を作れることです。
何気ない日常の光景からイメージが生まれて、素敵なアイデアが生まれるかもしれません。

紙に書き出す


アイデアが浮かんだら、どんなに小さなことでも紙に書き出してみましょう。
せっかくの良い案も、頭の中に置いておくだけでは上手く整理できず考えがまとまりません。

また、アイデアを脳内のみに留めておくと、最悪のケースでは「どんな案だったか忘れてしまう」可能性もゼロではありません。

一方、紙に書き出せば「見える化」され、よりアイデアを深めることができます。
ポイントは、アイデアを思いついたらすぐに書くこと。

日常的に「ノートを持ち歩く」「スマホのメモ機能を活用する」などの方法を取り入れてみましょう。

起業アイデアの具体例を5つピックアップ


起業アイデアの具体例を知りたい方へ向けて、5つの案をピックアップしました。
それぞれの仕事ごとに特徴があるため、自分との相性を見極めることが大切です。

ネットショップ


ネットショップ運営は、オンライン上で商品を売るビジネスです。
アクセサリーや服、インテリア雑貨など、取り扱うアイテムは自由に決めて仕入れればOK。

ハンドメイドが趣味であれば、自身で作った商品を売ることも可能です。
また、ネットショップ運営に興味がある場合は「ドロップシッピング」にも注目しましょう。

ドロップシッピングとは「注文が入る」⇒「仕入れ先へ発注」⇒「仕入れ先から購入者へ直接発送」の流れを導入している取引方法のことです。

利点としては、「在庫を抱えるリスク」や「商品管理の手間」などのデメリットを、最小限に抑えられることが挙げられます。

商品仕入れの初期費用が発生しないため、お金をかけずに起業したい方にもおすすめの方法です。

講師


得意なことや趣味を活かして講師として活動する方法もおすすめです。
例えば、開催するレッスンの例として下記の例があげられます。

  • ヨガスクール
  • 料理教室
  • ハンドメイド講座
  • ピアノ教室 

スキルと場所さえあれば、希望者が集まり次第すぐに始められます。
スクールや講座を開催したいタイミングにレンタルスペースを借りれば良いので、月契約をする必要もありません。

また、meetyouなどのオンライン講座を提供しているサイトに、講師として登録する方法もありますよ。

出典:meetyou(外部リンク)

デジタルコンテンツを売る


音楽や写真、電子書籍など、デジタルコンテンツを販売するビジネスも検討してみましょう。
カメラや楽曲作成など、クリエイティブな趣味を持っている方へイチオシの仕事です。

デジタルコンテンツの場合、オンライン上で売買が完結するため、発送などの商品管理が必要なく、在庫を抱えるリスクもありません。

また、商品原価がほとんどかからず、売上の多くを利益としての残すことが可能です。
デジタルコンテンツはBASEやSTORESなどのプラットフォームで簡単に販売できます。

サービス利用料はかかりますが、本格的な販売ページが作れる便利な機能が揃っていますよ。

サービスを提供する


クライアントにサービスを提供するタイプの仕事で、起業する方法もあります。
まずは、オンラインで活動できる仕事の例をピックアップしました。

  • イラストレーター
  • デザイナー
  • プログラマー
  • Webライター
  • 動画編集者 など

絵を描くことや文章作成が好きな方は、趣味を仕事に活かすことも可能です。
仕事の案件はクラウドソーシングサイトに登録してチェックしましょう。

オンライン型であれば、営業から納品までネット上で完結するため、在宅で仕事がしたい方にもぴったりです。
まずは「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのサイトを見て、どのようなスキルが求められているのか確認してみましょう。

結婚相談所


人を幸せにする仕事に興味がある方は、結構相談所の開業もおすすめです。
結婚相談所では、結婚を希望する方と面談をしてマッチングまでのサポートを行います。

特別なスキルや資格が必要ないため、未経験からでも挑戦可能です。
初めて起業する方は、フランチャイズ加盟店としてスタートする方法も検討しましょう。

大手連盟の場合、サポート体制が整っているため、安心して仕事をすることができますよ。

起業アイデアを成功させる3つのポイントとは?


起業アイデアを形にして成功へと導くためのポイントはお金をかけすぎないことです。
また、オリジナルにこだわりすぎず、収益の出るビジネスを選ぶことも意識しましょう。

ここでは、さらに詳しく3つの成功ポイントについて解説します。

1.お金をかけない


起業のリスクをなるべく避けるためにも、最初は費用をかけすぎないようにしましょう。
大前提として、起業をすれば必ず上手くいくわけではありません。

最初の失敗で金銭的な大ダメージを被ると、そのあと再挑戦しにくくなってしまいます。
また、初期費用を抑えることは「安定的に会社を経営できる」メリットにつながるため、最初はなるべくお金をかけずに始められる仕事を探すとよいでしょう。

2.オリジナルにこだわらない


オリジナルの起業アイデアにこだわりすぎると、壁にぶつかるケースもあります。
新しいアイデアであるほど、実現性が低くビジネスに繋がりにくい可能性があることを覚えておきましょう。

人生初の起業であれば、既にあるビジネスを真似ることから始めてみましょう。
フランチャイズに加盟して、ノウハウを教えてもらう方法もおすすめです。

オリジナリティを出すのは、一通りの基礎を習得した後でも遅くはありません。

3.収益を出せるビジネスを選ぶ


起業アイデアを形にする際は、「収益性があるか」を事前に計算することも大切です。
例えば、商品を仕入れて売る場合、想定している販売価格から仕入価格+送料などを差し引いて収益が残るのかチェックします。

ハンドメイドの商品を作って出品する際も、あらかじめ材料費などの原価を計算しておきましょう。
長く安定的なビジネスで起業したいのであれば、「好きなことで働くからお金は二の次」という思考はおすすめできません。

自身とお客様、win-winの関係性を作るためにも、収益についてもきちんと考えておきましょう。

起業アイデアを見つけてビジネスをはじめよう!


起業のアイデアのヒントは、日常の至るところに転がっています。
まずは自分の趣味やまわりが困っていることに目を向けて、ビジネスに繋げられないか考えてみましょう。

また、アイデアを形にする際は、お金をかけず小さくスタートしてリスクを回避してくださいね。

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shoko(ライター)
shoko

フリーランスのwebライター。コンセプトは、わかりやすく伝える◎美容・仕事・日常生活に役立つ記事をメインに執筆。最近は「自宅フィットネス」にハマり中。

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