ダイエット中でも焼肉がOKな理由と注意点
夏や秋のように屋外でも過ごしやすい時期になると、仲間で集まってBBQや焼肉を食べる機会も増えてくるでしょう。
「ダイエット中だから」といって肉を食べないと、場がしらけてしまうもの。
彼や友達との焼肉も楽しみたいですよね。
実は、ダイエット中こそ肉はしっかりと摂ってほしい食材。
ダイエット中はカロリー制限している人が多いでしょう。
しかし、決められたカロリー内で栄養を確保するのはなかなか難しく、スタミナ不足にもなりがち。
肉には、疲労回復によいビタミンBや筋肉を作るたんぱく質が豊富に含まれています。
スリムなモデルにも肉を積極的に食べている人が多い傾向です。
肉を摂ることで体の筋肉が作られるので、痩せ体質になりやすくなる可能性が。
皮膚はたんぱく質で作られているので、肉は美容にも注目されています。
また、定番ですがレバーは女性におすすめの食材。
鉄分豊富で女性にとって必要な栄養素が詰まっているので、積極的に食べたいお肉です。
レモンのようなできるだけあっさりしているタレを選ぶといった食べ方だけでなく、お肉の選び方も重要になってきます。
【おすすめ】カロリーが低く高タンパクな肉を選ぼう
ダイエット中に焼肉を食べるときには肉選びが重要になります。
低カロリーかつ高タンパクな肉がダイエットにはおすすめです。
焼肉といえば、やはり牛肉がメインの人が多いかもしれません。
焼肉で食べることの多い牛、豚、鶏のそれぞれのおすすめ部位を見ていきましょう。
100gあたりのカロリーとたんぱく質量で比較し、おすすめランキングにしました。
焼肉を食べる際の参考にしてみてくださいね。
牛肉|鉄分豊富でダイエットのサポート役
順位 | 部位 | カロリー | グラム |
---|---|---|---|
1位 | ヒレ | 133kcal | 20.5g |
2位 | 肩 | 180kcal | 19.0g |
3位 | モモ | 209kcal | 19.5g |
ヒレはお値段も高めですが、脂身が少なく柔らかいので女性に人気。
厚みもあるので食べ応え抜群です。
牛肉の赤みには脂肪燃焼を助ける「カルニチン」が多く含まれています。
また、女性は積極的に摂っておきたい鉄分も豊富です。
ヒレやモモ肉では鉄分が100g中2.5gと多いので、適量を食べることでダイエットサポートにもなります。
お店で食べる場合は種類も豊富なので、カロリー低めの肉をチョイスしてみてくださいね。
豚肉|疲労回復効果が期待できる
順位 | 部位 | カロリー | グラム |
---|---|---|---|
1位 | ヒレ | 115kcal | 22.8g |
2位 | モモ | 183kcal | 20.5g |
3位 | 肩 | 216kcal | 18.5g |
豚肉のほうが、牛肉に比べて若干カロリー低めでたんぱく質量は多い傾向です。
豚肉はサムギョプサルのように野菜に包んで食べても美味しく食べられます。
夏バテや疲労回復効果が高い食材として「土用の丑の日」にうなぎを食べる習慣がありますよね。
長寿で有名な沖縄では豚肉を多く食べる習慣があるのだとか。
豚肉には疲労回復が期待できるビタミンBが豊富に含有。
また、皮膚や粘膜の成長を促す働きもあるので、美肌効果も期待できます。
鶏肉|皮を剥がせばヘルシーで高タンパク
順位 | 部位 | カロリー | グラム |
---|---|---|---|
1位 | ささみ | 105kcal | 23.0g |
2位 | モモ(皮なし) | 127kcal | 19.0g |
3位 | 胸 | 191kcal | 19.5g |
鶏肉は皮を外せばほぼヘルシーでたんぱく質量も高いです。
モモ肉などは焼肉で焼いてもジューシーな柔らかさがあり、ダイエット女子でも満足して食べられる肉でしょう。
鶏モモ肉は皮なしだと127kcalですが、皮付きになると204kcalと倍近くに跳ね上がります。
ダイエット中は皮を外してから食べるのが無難です。
胸肉とささみには「イミダペプチド」という疲労回復をサポートする成分も含まれています。
「イミダペプチド」を配合した健康ドリンクなどもあるほど。
ダイエット中のスタミナ補給にぴったりです。
低カロリーで高タンパク、疲労回復にもいい鶏肉は積極的に摂りたいですよね。