毛穴ケアを美容のプロが徹底解説!あこがれのタマゴ肌になるには?

「ほほの毛穴が目立ってきた。」「イチゴ鼻をどうにかしたい!」美肌を邪魔する毛穴の目立ち。毛穴タイプに合わせたケアで、つるつるタマゴ肌を叶えましょう。この記事では現役化粧品メーカー社員の筆者が、毛穴タイプ別のケア方法を徹底解説します!

毛穴はどのようなはたらきをしているの??


毛穴は肌表面のキメの皮溝(ひこう)と皮溝(ひこう)が交わる部分にあります。

毛穴の数は生まれたときから決まっており、成長とともに増えたり減ったりすることはありません。
性別や顔の大きさも関係なく、顔には平均で20万個程度の毛穴があると言われています。

毛穴は体毛が生えるだけなく、”皮脂腺”や”汗腺”ともつながっています。

毛穴のはたらきは主に“体温調節”、“デトックス機能”、“肌のバリア機能の維持”などです。

毛穴の目立ちの2タイプ!自分の毛穴タイプを知ろう


産まれたときからずっと数が変わらないはずの毛穴。

なぜ赤ちゃんの肌は毛穴がほとんど目立たず、成長とともに毛穴が目立ってしまうのでしょう?

実は“毛穴の目立ちのタイプ”は大きく2つあります。                                     
“皮脂毛穴タイプ”と“老化毛穴タイプ”です。

毛穴ケアをするためには、毛穴タイプ別にメカニズムや原因を知っておきましょう。
 

皮脂毛穴が起こるメカニズム


肌の水分と油分の”うるおいバランス”が乱れると過剰な皮脂が分泌されます。

皮脂と余分な角質が混ざって固まると“角栓”となり、毛穴に詰まるので目立ちます。

悪化すると皮脂が酸化して角栓が黒く変色し、毛穴のまわりで色素沈着が起こります。

いわゆる“毛穴の黒ずみ”が発生している状態で、より毛穴が目立つ原因となります。
 
皮脂毛穴の悩みが出やすい部位はTゾーン(額、小鼻、あごなど)です。

皮脂毛穴の悩みは10~20代などの若い年代に出やすいと言われています。

いわゆる“イチゴ鼻”は皮脂毛穴タイプの肌悩みだと言えます。

皮脂毛穴が起こる原因


皮脂毛穴は肌の水分と油分のうるおいバランスが乱れることで発生します。

主な原因として挙げられるのは以下の5点です。

皮脂毛穴の原因5選

・肌の乾燥
・ストレス
・気温や湿度の上昇
・糖質や脂質の摂りすぎ
・ホルモンバランスの乱れ
 
皮脂毛穴タイプの方は、ベタつきを避けようとして肌を乾燥させている方が多いです。

理想のうるおいバランスは、“水分はたっぷり”、“油分は適度”にある状態です。
肌が乾燥するとうるおいを補おうとして、肌は過剰な皮脂を分泌するので注意しましょう。

食生活やストレスなどのライフスタイル、気温や湿度などの環境要因も皮脂の分泌には大きく影響します。
 

老化毛穴が起こるメカニズム


加齢などが原因で肌が老化し、コラーゲン構造が乱れると肌が全体的にたるみます。

すると当然毛穴周辺の肌もたるみ、重力に負けて開いてきます。

さらに悪化すると、毛穴が涙型にのびて変形して目立つようになります。

“ほほの毛穴の開きが気になってきた”という方は老化毛穴タイプです。
 
老化毛穴の悩みが出やすい部位は、主にほほなどのVゾーンです。
老化毛穴の出やすい年代は20代後半からと言われていますが、

年齢に関係なくダメージ肌やエイジング肌には出現しやすいでしょう。
 

老化毛穴が起こる原因とは?


老化毛穴は肌のエイジングが進行して肌がたるむことで現れます。

主な原因として挙げられるのは以下の5点です。

老化毛穴の原因5選

・紫外線のダメージ
・加齢による肌のエイジングの進行
・冷えなどからくる血行不良
・間違ったお手入れや、過剰なお手入れ
・肌内部の真皮層のコラーゲン構造の乱れ

老化毛穴は加齢とともに肌のエイジングが進行すると出現しやすくなります。

また紫外線による肌ダメージで、年齢に関係なく肌のエイジングが進行してしまうことも。

血行不良も肌のすみずみまで栄養や酸素が行き渡りにくく、エイジング進行の原因となります。

普段行っているお手入れも、やり方を間違ったり過剰に行ったりするとエイジングが進行して老化毛穴の原因となるのです。
 

毛穴の悩みを悪化させる?やってはいけない毛穴ケア3選

(1)吸着力の強すぎるシートで角栓をはがしとる

“毛穴の気になる部分にシートをはり付け、数分後に角栓をはがしとる”という毛穴ケア商品が流行した時期がありました。

たしかに角栓は一時的に取れますが、吸着力が強すぎると肌を傷つけることもあります。

本来はがす必要のない、毛穴まわりの角層部分もはがれてしまい、
逆に毛穴が目立ってしまったり、角栓ができやすくなったりすることもあります。

さらに“はがす”行為は敏感肌・乾燥肌の方には刺激が強すぎる可能性が高いです。

使用する際には自分の肌と相談して、吸着力の高すぎないタイプを選びましょう。

(2)紫外線対策をおろそかにする

毛穴のケアをしたいのであれば、基本のお手入れが大切です。

皮脂毛穴でも老化毛穴でも、特に大切にしてほしいのが“紫外線対策”です。
皮脂毛穴の場合は紫外線が当たると、皮脂が酸化して黒ずみがさらに目立ちます。

老化毛穴の場合は紫外線で肌のコラーゲン構造が乱れて、たるみが発生し毛穴がさらに開きやすくなります。
毛穴のケアに力を入れるならば、同じくらい紫外線対策も万全にしましょう。

(3)過剰なお手入れ、刺激の強い自己流ケアをしてしまう

毛穴をキレイにしようと、“ゴシゴシと強いタッチで洗顔をする”、“何度も洗顔する”などはNG行為です。
洗いすぎは肌の乾燥につながり、逆に皮脂の分泌が増えるおそれがあります。

ゴシゴシの刺激は毛穴まわりの角層を余分にはがしとってしまう可能性もあるので、
毛穴が気になる方もソフトなタッチでのお手入れが基本です。

さらに毛穴のつまりを解消しようと自分の指で角栓を押し出す方もいますが、刺激が強く肌に大きなダメージを与えます。

毛穴の目立ちを悪化させる行為なので、絶対にやらないようにしましょう。
 

皮脂毛穴タイプのおすすめケア方法を徹底解説!

皮脂毛穴ケアのお手入れポイント3選

(1)適度で正しい洗顔をする

皮脂毛穴ケアには余分な皮脂を洗い流し、肌を清潔な状態に保つことが大切です。

ただし強いタッチで行ったり、洗いすぎたりはNGとなります。

・泡立てネットを使い、両手にたっぷりのキメ細かい泡を作る。
・Tゾーンから泡をのせ、転がすように全体に広げながら優しいタッチで洗う。
・ぬるま湯でやさしく洗い流し、清潔なタオルで水分をおさえる。

敏感肌でなければマイルドな酵素洗顔やスクラブ洗顔を取り入れるのもおすすめです。
 

(2)適度な保湿でうるおいをキープする

皮脂毛穴ケアは肌のうるおいバランスを適度に保つことが大切です。

皮脂の分泌が気になる方は保湿をおろそかにしがちですが、
乾燥すると皮脂毛穴が悪化するのでうるおい補給はしっかりと。

ベタつきが気になる場合は、”さっぱりタイプ”の化粧品を使用してTゾーンを少なめに付けるなど調整しましょう。
収れんタイプ(肌をひきしめる効果のあるタイプ)の化粧品を選ぶとさらによいでしょう。
 

(3)日焼け止めを使用して酸化を予防する

紫外線は皮脂を酸化させるので角栓を黒ずませ、毛穴周りの色素沈着を進行させます。

朝や晩に毛穴ケアをがんばっても、紫外線ダメージが加わると毛穴ケアの効果は薄まります。

日中は日焼け止めを使用し、毛穴の目立ちを悪化させないようにしましょう。
 

皮脂毛穴ケアにおすすめのアイテム

ファンケル (FANCL) ディープクリア洗顔パウダー

毛穴汚れ、黒ずみ、角栓でお悩みの方におすすめのファンケルの酵素洗顔。

炭とクレイ(泥)を配合したパウダーが、汚れを吸着して“うるつる肌”に導きます。

肌をやさしく包み込むクッション泡がうるおいを守りながら洗浄。

つっぱらずにスッキリ毛穴を実感でき、使い続けるほど毛穴汚れの目立たない肌に。

1回1回使い切りのポーションタイプ。
※泡立てネットの使用がおすすめです。
 

皮脂毛穴ケアにおすすめ栄養素・食材


過剰な皮脂分泌を防ぐには、インナーケアも欠かせません。

おすすめの栄養素・食材を普段の食事に取り入れてみてください。

(1)過剰な皮脂分泌を抑える栄養素

・ビタミンB2
食材では牛乳、卵、納豆などに多く含まれています。

・ビタミンB6
食材ではニンニク、マグロ、鶏肉などに多く含まれています。

(2)炎症や酸化を抑える栄養素

・ビタミンC
食材ではイチゴ・キウイ・オレンジなどの果物、トマト・ピーマンなどの緑黄色野菜などに多く含まれています。

・ビタミンE
食材では大豆、アーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。
 
皮脂毛穴ケアはビタミンの摂取がポイントとなります。

サプリメントを上手に取り入れるのもおすすめです。
 

老化毛穴タイプのおすすめケア方法を徹底解説

老化毛穴ケアのお手入れポイント3選

(1)たっぷり保湿で肌に充分なうるおいをチャージ

老化毛穴ケアの基本となるお手入れは“保湿”です。

乾燥肌はさまざまなダメージが肌に入りやすく、エイジングが進行しやすい状態です。

逆にうるおいが常にキープされている肌はエイジングが進行しにくく、老化毛穴も目立ちにくい状態といえます。

老化毛穴が出現するほほは特に乾燥しやすいので、うるおいをたっぷり与えましょう。

(2)日中は日焼け止めでたるみの進行を防ぐ

紫外線は肌の内部にまでダメージを与え、真皮層のコラーゲン構造を乱れさせます。

お肌のハリ・弾力を決める大きな要素の一つがコラーゲンです。

たるみが進行すると毛穴の開きだけではなく、毛穴の形が涙型に変形する恐れがあります。

老化毛穴を進行させないためにも、日中の日焼け止めはとても大切です。

(3)美容液・クリームなどで積極的にエイジングケアを

老化毛穴が出現するのは、肌全体のエイジングが進行しているサインです。

積極的にエイジングケアの美容液やクリームなどをお手入れに取り入れて、肌のエイジング進行を防ぎましょう。

正しくケアできるならセルフマッサージを取り入れてもよいですし、フェイシャルエステなどプロの力に頼ってもよいでしょう。

老化毛穴ケアにおすすめのアイテム

エリクシール シュペリエル スリーピングジェルパック W 105g

 

夜のお手入れの最後に使用するスペシャルケアアイテム。

眠っている間にたっぷりのうるおいを与えながら、まるで美容成分に一晩中肌をひたすようなスリーピングジェルパックです。

翌朝の肌は吸い付くようなハリを実感でき、鏡を見るのが楽しみになります。

清潔に使い続けられる便利なスパチュラ付きです。

老化毛穴ケアにおすすめの食材・栄養素


肌のエイジングの進行を防ぐには、インナーケアも欠かせません。

おすすめの栄養素・食材を普段の食事に取り入れてみてください。

(1)肌にうるおいやハリを与える栄養素

・ヒアルロン酸やコラーゲン
食材では手羽先、フカヒレ、軟骨などに多く含まれています。

(2)炎症や酸化を抑える栄養素

・ビタミンC
食材ではイチゴ・キウイ・オレンジなどの果物、トマト・ピーマンなどの緑黄色野菜などに多く含まれています。

・ビタミンE
食材では大豆、アーモンドなどのナッツ類に多く含まれています。
 
老化毛穴ケアの方は肌にうるおいやハリを与える食材が特におすすめです。

体内のコラーゲン生成にはビタミンCは欠かせないので、コラーゲンとビタミンCは同時に摂取するとよいでしょう。

毛穴ケアはタイプ別に正しく手を打ちましょう


自分の毛穴のタイプによって、効果的なケア方法は変わってきます。

皮脂毛穴・老化毛穴の原因とメカニズムを知って上手に対処していきましょう。

ぜひご紹介したケアを取り入れて、毛穴レスのタマゴ肌を手に入れてくださいね!

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わかな ゆい(ライター)
わかな ゆい

某化粧品メーカー勤務の2児ママライター。 美容と投資が大好物。 本業でJMA(日本メイクアップ技術検定)1級、 認定フェイシャルエステティシャンの資格保有。