2022.01.05

寝る前のプロテインはNG?太らない摂り方とおすすめプロテイン

寝る前にプロテインを飲むと太る?からだづくりにプロテインを取り入れる女性も多いですよね。プロテインで太らないためには摂り方が大事!この記事では寝る前のプロテインはOK?NG?おすすめのプロテインや摂り方をご紹介します。

寝る前にプロテインを飲むと太る?


寝る前にプロテインを飲んでも、よほどまちがった摂り方をしなければ太る可能性は低いです。

寝る前のプロテイン摂取で太るイメージを持っている人もいますが、逆に寝る前のプロテインはかしこい摂り方のひとつ。
まずはプロテインを摂取するおすすめのタイミングと理由をいくつかご紹介します。

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寝る前のプロテイン摂取がおすすめの理由


就寝中は成長ホルモンが分泌されて、筋肉の修復や成長を促してくれます。
寝る前にプロテインを飲むと成長ホルモンの働きを助け、効率のよいからだづくりが期待できるのがメリットです。

寝る前のプロテインは太るのでは?と心配をする女性もいますが、太るかどうかは1日の総摂取カロリーによります。

適度なプロテイン摂取はむしろ痩せやすいからだづくりを助けてくれることに。
ただし寝る直前にプロテインを飲むと胃に負担がかかるので、就寝の30分から1時間前の摂取がおすすめです。

朝のプロテイン摂取がおすすめの理由


朝はからだがもっとも栄養を欲している状態です。
胃や腸が休まり、からだが栄養を吸収しやすくなっているので、朝はできるだけ早くプロテインを摂るようにしましょう。

たとえ就寝前にプロテインを摂取していても、目覚めたときはその効果は切れているので朝と寝る前どちらもプロテインを摂るのがおすすめ。
さらに朝食前にプロテインを摂取すれば、朝ごはんの食べすぎも防げて一石二鳥です。

その他プロテイン摂取におすすめのタイミングは?


からだづくりに筋トレをしている女子は、運動後45分以内のプロテイン摂取がおすすめ。
運動後はたくさん使った筋肉が回復をおこなうため、からだが栄養を求めている絶好のタイミング。

とくに運動後45分以内はプロテイン摂取のゴールデンタイムといわれています。
また間食にプロテインを取り入れるのもおすすめです。

最近は女性が好むフレーバーのプロテインも多いので、おやつ代わりにプロテインを摂取するとダイエット効果も期待できます。

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プロテイン選びのポイント【プロテインの種類と特徴】


効率よく理想のからだを手に入れるにはプロテイン選びも重要なポイント!
プロテインは大きく3種類あり、それぞれ特徴が違うので目的にあわせて上手に選びましょう。

1.ホエイプロテイン


“ホエイ”はヨーグルトのうわずみにできる液体(乳清)のことで、このホエイに含まれるプロテインがホエイプロテインです。

ホエイプロテインは水溶性で、乳脂肪分やカゼイン(乳固形分)が含まれていません。
ホエイプロテインは低カロリーで吸収が早く、ミネラルや水溶性ビタミンも含まれているのが特徴です。

【ホエイプロテイン】のおすすめの摂り方

ホエイプロテインは吸収が早いので、運動直後の筋肉が回復をはじめるタイミングで飲むのがおすすめ。
からだが栄養を求めているときに、ホエイプロテインは効率よく栄養補給をしてくれます。

味も淡白で飲みやすく、ミネラル・ビタミンなども摂取できるので運動後の栄養チャージにぴったりのプロテインです。

2.カゼインプロテイン


カゼインプロテインもホエイと同じく“牛乳”からつくられたプロテインです。
“カゼイン”は不溶性の乳固形分で、ヨーグルトやチーズを固める主要成分の一種。

ホエイプロテインよりもゆっくりと時間をかけてからだに吸収される特徴があり、満腹感が維持できるメリットがあります。
また人によっては独特なのどごし感が“飲みにくい”と感じる場合もあります。

【カゼインプロテイン】のおすすめの摂り方

カゼインプロテインは腹持ちがよく、ゆっくり吸収されるため寝る前に飲むのがおすすめ。
成長ホルモンの分泌に合わせて効率よくからだづくりをするためにも、寝る30分から1時間前がベストです。

胃に負担をかけず、さらに就寝後30分~3時間にくる成長ホルモンのピークにも間に合わせることができます。

3.ソイプロテイン


ソイプロテインは大豆が原材料で、吸収スピードがゆっくりなので腹持ちがよく、ダイエットにも向いているとされています。

さらにソイプロテインは女性ホルモンを整える大豆イソフラボンや、整腸作用の高い食物繊維も豊富に含まれています。

植物性タンパク質は肌や髪にもよいとされ、女性らしい若々しさや美しさをつくるためにもおすすめのプロテインです。

【ソイプロテイン】のおすすめの摂り方

ソイプロテインは健康維持や美容の意味でも総合的におすすめのプロテインです。

ホエイプロテインやカゼインプロテインは動物性タンパク質で摂りすぎると体臭や口臭がきつくなるといわれていますが、ソイプロテインは植物性タンパク質のためその心配がありません。

腹持ちがよいので寝る前にもおすすめですし、朝や間食として摂取すればダイエットや美肌づくりの強い味方になってくれます。

寝る前にプロテインを摂るなら!おすすめプロテイン3選


寝る前のプロテインは、腹持ちのよいカゼインプロテインやソイプロテインがおすすすめ。
ただしカゼインプロテインは独特なのどごし感があり、プロテイン初心者さんには少々ハードル高めです。

今回は比較的飲みやすいカゼイン&ホエイミックスタイプのプロテインと、ソイプロテインのおすすめ商品をご紹介します。

【おすすめ1】ウイダー マッスルフィットプロテイン ココア味

素早く吸収されるホエイと、ゆっくり吸収されるカゼインが時間差で効果を発揮するいいとこどりのプロテイン。
カルシウムや鉄分のほか、タンパク質の働きに必要なビタミンB群も配合しています。

くちどけもよく味もおいしいと評判で、プロテイン初心者さんにまずは試してほしいおすすすめのプロテインです。

【おすすめ2】ビーレジェンド カゼインプロテイン(カゼイン&ホエイ) いちごミルク味

カゼインの独特な飲みにくさをクリアするため、カゼインとホエイを絶妙なバランスで配合し両方のいいとこどりをしたプロテイン。

いちごミルクのまろやかな甘みとストロベリーの甘酸っぱさが特徴で、カゼインプロテインなのに飲みやすいと好評です。

【おすすめ3】明治 ザバス ソイプロテイン100 ミルクティー味

大豆プロテインを100%使用したザバスのソイプロテイン100。
からだづくりに欠かせないビタミンB群・ビタミンD、体調維持に欠かせないビタミンCをバランスよく配合しています。

ソイプロテインは粉っぽくなりやすいのですが、こだわりの独自配合と造粒技術で、サッと溶かせておいしく飲めます。
水でもおいしく飲みやすいですが、牛乳で溶かせばコクも出て飲みごたえもバツグンです。

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寝る前のプロテイン摂取の注意点はある?


基本的に寝る前のプロテイン摂取はおすすめなのですが注意点もあります。
とくにプロテインで飲んで太りたくないと考えている女性は以下の3点を意識してくださいね。

寝る前のプロテイン摂取の注意点

  1. 水などカロリー0の飲料で割って飲むこと
  2. 1日の総摂取カロリーのオーバーに気を付けること
  3. 胃や腸の負担になるため、寝る“直前”に摂取しないこと

寝る前のプロテイン摂取はおすすめ!おいしく無理なく続けよう


食事と同じようにプロテインにもおすすめの摂取タイミングがいくつかあります。
寝る前にプロテインは太るのでは?と思いがちですが、正しい摂り方をしていればプロテインが原因で太る可能性は低いでしょう。

おうち時間でからだづくりをするときも、プロテインは強い味方になってくれます。
自分のお気に入りのフレーバーを見つけて、無理なくおいしく理想のからだを手に入れましょう!

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わかな ゆい(ライター)
わかな ゆい

現役化粧品メーカー勤務のWebライター

東証一部上場の化粧品メーカーで10年以上勤務。美容トレーナー経験があり、コスメ・エステ・メイク・サプリの専門知識が豊富。本業でJMA(日本メイクアップ技術検定)1級、 認定フェイシャルエステティシャン、サービス接遇検定2級、コスメ薬事法管理者の資格保有。現在は経営コンサルタントとして首都圏のエステ店15店舗を担当。

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