2021.09.09

働き方改革で私達の仕事はどう変わる?理想と現実に女性に降りかかる負担とは

「働き方改革」がスタートしたことで、私達の仕事には大きな変化が起ころうとしています。この法律によって、特に子育てや介護問題などに直面しやすい女性にはどのような変化がみられるのでしょうか。働き方改革の理想と現実、女性に降りかかるおそれのある負担について知っておきましょう。

「働き方改革」とは


働き方改革とは、2019年4月1日に一部が施行された、働き方改革関連法案のことです。
働くすべての人々が、ひとりひとりに応じた柔軟な働き方を選べるようにするための改革で、たとえば少子高齢化に伴う働き手の不足などが一因として挙げられます。

ストレス社会とも言われている昨今、働く人がより意欲的に仕事に取り組めるよう職場でのストレスを減らして満足度を高めたり、たとえ短時間の勤務であってもこれまで以上の成果を出せるように取り組むなど、さまざまな提案が行われています。

まだまだ進まない法整備、女性への負担とは


働き方改革の施行によって、ライフステージの変化で休職・退職することも多い女性が働きやすくなるのでは?と思われます。

しかし、その一方でまだ充分な法整備が進んでいないこと、周囲の理解が追い付いていないことなどが課題として挙げられます。

法整備について


日本は欧米など海外に比べて産休・育休の取得率が低く、子育てをしながら働きたいという希望が叶いにくいと言えます。

いったん退職や休職をすると復帰しづらく、たとえ復職できても子どもの急病時などに休みづらいという課題があります。

待機児童問題


子どもを預けたくても預けられない、いわゆる「待機児童問題」が解決されていない自治体が多く、働きたくても働けない状況が続きやすいという課題があります。

周囲に理解されにくい


「結婚したら家庭に入る」「子どもが小さなうちから保育園に預けるのはかわいそう」など、育児と仕事を両立したい女性への理解が追い付いていない部分があります。

女性自身の考え方


最後に挙げられるのが、女性自身の考え方です。
「育児は母親がメインでやるべき」「家事は女性がやるもの」という考え方を持つ人も多く、たとえ産後に復職しても、子どもの急病時に早退するのは夫ではなく自分がほとんどということもあるでしょう。

また、このような働き方からキャリアアップを諦めざるを得なかったり、自分のやりたいことを「子どもがいるから」という理由で諦めてしまったりすることもあります。

ワークライフバランスを見直そう


子どもをもつ女性に対する、働くための環境整備がまだまだ不十分と言えるでしょう。
そのため、給与や保育園、労働時間などさまざまな点で悩みや不満が積み重なり、女性へ大きな負担となってのしかかります。

また、働く女性自身も「子どもがいるから仕方がない」など、本来やりたかった仕事や希望に蓋をする場面も多くみられます。
女性への負担を軽減するためにも、夫や上司・同僚とのコミュニケーションを密にとること、そして何より「諦めないこと」が大切です。

働き方改革は今後もさまざまな制度改革が行われ、時代に沿ったものになっていくと考えられますが、その際にいかに対応できるか、いかに制度への影響を受けず働けるかを考えておくと良いでしょう。

仕事に活かせる資格取得などのスキルアップ、さらに隙間時間でできる副業の開始、プライベートを充実させるための投資など、ワークライフバランスを整えられることを始めるのがおすすめです。

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Maki(ライター)
Maki

2012年よりライターとして独立。 3児の育児と並行しながら幅広いジャンルのライティング・イラスト作成・Youtube投稿などクリエイティブな活動を行っている。

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