2021.09.12

セルフカラーで黒髪から染めるコツは?おすすめのカラー剤も紹介!

セルフカラーで黒髪からキレイに染める方法に加え、おすすめの髪色やヘアカラー剤を選ぶコツなどを紹介します!「初めてセルフカラーに挑戦する」とか「セルフでもキレイに染められるようになりたい」という人は必見です。

セルフカラーで黒髪から好きな髪色にチェンジしたい!


「お金や時間の関係でなかなか美容室に行けない…」「美容室が苦手…」「コロナで外出を避けている」そういった理由で、キレイに染めた髪が黒髪に戻っている人はいませんか?

あるいは「今まで一度も髪を染めたことがない」という人もいるかもしれませんね。

ですが、わざわざ美容院に行かなくても、セルフカラーなら手軽に髪を染められますよ!

黒髪を染めるメリットやデメリットは?


今まで髪を染めたことがない人は特に、「黒髪を染めるメリットって何?」「黒髪を染めるとデメリットがあるのでは…?」と思うかもしれませんね。

というわけで、黒髪を染めるメリットとデメリットを解説します!

黒髪を染めるメリット


まずは黒髪を染めるメリットからです。
今まで髪を染めたことがない人も、メリットを知れば髪の色を変えてみたくなるかも!

見た目が軽くなる

黒髪は重たい印象になりがち…。
特に髪が長かったり毛量が多いと気になると思います。

しかし、ヘアアレンジでごまかすにも限界がありますよね?

そんなときは黒髪から明るい色に染めれば見た目も軽くなりますよ!

大人っぽく垢抜けた雰囲気を演出できる

顔の印象にもよりますが、黒髪だとヘアスタイル・メイク・ファッションを工夫しないと年齢より幼く見える場合があります。

また、オシャレで華やかなメイクやファッションをしているのに、「なんか地味…」「野暮ったく見える…」と悩む黒髪の人もいるかもしれませんね。

そういう人も髪色を変えれば大人っぽく垢ぬけた印象になる可能性があります!

オシャレの幅が広がる

黒髪だと似合うヘアスタイル・メイク・ファッションが限られてきますよね?

しかし、「他のヘアスタイル・メイク・ファッションも楽しみたい!」と思うこともあるでしょう。

そんな人も髪色を変えればオシャレの幅がグッと広がりますよ!

黒髪を染めるデメリット


黒髪を染めるデメリットには、ヘアケアが大変という点が挙げられるでしょう。

髪が伸びると根元が黒くなりますが、そのままだと見栄えが悪くなってしまいますよね?
よって根元を染め直したり、ヘアアレンジや帽子などで黒い部分を隠す手間がかかるのです。

それに、何度も染めると髪に大きな負担がかかります。
全体的にツヤがなくなったり毛先がパサパサになる恐れがあるので、黒髪のときよりヘアケアを念入りに行う必要があるでしょう。

黒髪から染めるのにおすすめのヘアカラーは?


「初めてのセルフカラーで何色に染めればいいかわからない…」「職場でも浮かないオシャレなカラーを探している」という人もいるのではないでしょうか?

そんな人に向けて黒髪から染めるのにおすすめのヘアカラーをいくつか紹介!

ちなみに、黒髪から明るい色に染める場合はブリーチ剤で髪を脱色したほうが仕上がりが良くなるのですが、今回はブリーチなしでも黒髪がキレイに染まる色を厳選しました。

暖色系のヘアカラーが与える印象は?


赤・ピンク・黄色・オレンジといった、暖色系ベースのヘアカラーは明るく優しい印象を与えます。

そんな暖色系は垢抜けを演出したい人にもおすすめです!

ただし、暗めの色でも光の加減で派手に見えることがあります。
髪色の規定が厳しい職場に勤める人は注意したほうが良いかもしれませんね。

寒色系のヘアカラーが与える印象は?


青・紫・緑といった、寒色系ベースのヘアカラーは落ち着いた大人っぽい雰囲気になります。

寒色系は髪のツヤや肌色を引き立てる効果もあり、クールな印象を演出したい人にもおすすめです!

ただし、色によっては気が強く近寄りがたい印象を与えてしまうことも…。
メイクやファッションとのバランスが重要になるでしょう。

アッシュ系のヘアカラー


黒髪ベースのヘアカラーの中でも特に人気なのがアッシュ系です!

アッシュとはくすみ感のある灰色のことで、髪に透明感と抜け感をプラスしてくれるオシャレなカラーでもあります。

ブリーチなしでも色が入りやすく目立ちにくいヘアカラーなので、初めて黒髪から染める人でも挑戦しやすいでしょう。

ベージュ系のヘアカラー


ベージュ系は透明感や可愛いらしさを演出できるおすすめのカラーです。

黒髪から明るいベージュにする場合はブリーチしたほうがキレイに染まりますが、暗いベージュならブリーチなしでもOK!

暗いトーンのベージュは、いきなり明るい色にしたり個性的なカラーに抵抗がある人にも向いているでしょう。

ブラウン系のヘアカラー


明るさで雰囲気がガラリと変わり、寒色系や暖色系との組み合わせも抜群なブラウン系も人気のカラーです!

種類が豊富な以外にも、ベーシックなカラーで失敗しにくく初心者がトライしやすい点もおすすめの理由になります。

オリーブ系のヘアカラー


オリーブ系も黒髪から染めるのにおすすめのカラーです!
トーンを変えると雰囲気がガラリと変わるのも魅力になります。

ブラウンやベージュがベースになっているため、緑がかった色ですがあまり派手な印象になりません。

また、ブリーチなしだと穏やかに発色するので、明るすぎる色や派手な雰囲気が苦手な人にも向いているでしょう。

セルフカラーのメリットやデメリットは?


「実際にチャレンジする前に、セルフカラーのメリットやデメリットを知っておきたい」という人もいるでしょう。

というわけで、セルフカラーのメリットとデメリットをまとめました。

セルフカラーのメリット


まずはセルフカラーのメリットについて解説します!

費用を抑えられる

セルフカラーのほうが美容室で染めるより圧倒的に安く済みます。

美容院のカラーリングの相場は地域差もありますが、5000円~8000円ほどです。
対して市販のへアカラー剤は1,000円以下で購入できる商品もたくさんあります。

できるだけお金をかけたくない人にセルフカラーはピッタリです!

好きなタイミングで髪を染められる

自分の好きなタイミングで髪を染められるのもセルフカラーの魅力です。

美容室でカラーリングしてもらう場合、お店が開いている時間に予定を合わせる必要があります。
さらに、予約を取ったりお店まで足を運ぶ手間もかかりますよね?

セルフカラーなら道具さえそろっていれば思い立ったときに染められます!
忙しくてなかなか美容室に行けない人にうってつけですね。

美容室に行かなくてOK

「美容室の雰囲気が苦手…」「美容師さんと会話をするのが面倒…」という人もいるでしょう。
このご時世なので、「外出はできるだけ避けたい」と考える人も少なくないはずです。

セルフカラーなら好きな場所で髪を染められるため、美容院へ行くストレスを感じることもなく、外出の機会を減らすこともできます!

セルフカラーのデメリット


次にセルフカラーのデメリットを解説します!

仕上がりがムラになりやすい

セルフカラーだと仕上がりがムラになりやすいというデメリットがあります。

特に後頭部は鏡を使っても見えづらいですし、頭全体にまんべんなくカラー剤を塗るのも手先が器用でないと少し難しいかもしれません…。

想像していた髪色にならない場合がある

色の染まり具合は髪質などによっても変わります。
よって、セルフカラーだと想像していた髪色にならない場合もあるのです。

市販のヘアカラー剤のパッケージには、明るい髪に使用した場合と暗い髪に使用した場合の色見本が載っていることが多いです。

黒髪から染める場合は暗い色の髪に使用した場合の見本を参考にして、カラー剤を選んでみてくださいね!

髪へのダメージが大きい

セルフカラーは髪に負担かかるのもデメリットです。

基本的に市販のヘアカラー剤は、色が入りにくい髪質でもしっかり染まるよう成分が強めに調合されています。

それから、自宅では本格的なヘアケアをするのが難しい点も髪が傷みやすい理由です。

セルフカラーで黒髪から染めるときのポイント


ここからはセルフカラーで黒髪から染めるときのポイントを紹介します。

初めてセルフカラーにトライする人は必見です!

準備を万全にする


作業手順の確認や必要な道具をそろえるなどの準備は万全にしておきましょう!

カラー剤を塗った部分から髪はどんどん染まっていくため、カラーリング作業は手早く行う必要があります。
スムーズに作業を進めるためにも手順は頭に入れておいたほうが良いでしょう。

それから、作業中に大きく動くとカラー剤が床に垂れたり壁について色が取れなくなる恐れがあります。
カラー剤を落とすまでは部屋を自由に移動することも難しいため、途中で「必要なものがない!」と慌てないように、道具は事前にそろえておくのがおすすめです。

事前に用意しておくもの

セルフカラーをする際に用意したほうが良いものは以下の通りです。

  • セルフカラー剤
  • ケープ
  • 汚れてもいいタオル
  • 時計
  • ブロッキング用のヘアクリップまたはヘアゴム
  • 肌への色移りを防ぐために塗る油性クリーム
  • くし
  • 新聞紙
  • ティッシュまたはコットン
  • 放置時に頭に巻く用のキッチンラップ

必要なものは使用するヘアカラー剤によっても異なります!
商品の取り扱い説明書も参考にしてみてくださいね。

髪のコンディションを整える


髪のコンディションを整えるのもセルフカラーを成功させるポイントです。

まず髪が汚れていると色が入りにくいため、染める前に洗髪をしましょう。
ただし、皮脂が少ない状態でカラー剤を使うと頭皮トラブルが起きる恐れもあるので、シャンプーは前日に行うのがベターです!

髪が濡れている場合も染まりにくいので、乾いた状態でカラー剤を塗るようにしてくださいね。

それから、カラー剤を塗るときに髪が絡まないよう、直前にくしで髪をとかしておくと良いですよ。

カラー剤は適量を髪に塗る


セルフカラーでは部位ごとにカラー剤の塗る量を調整するのもポイントになります。

こめかみやつむじといった色が染まりやすい部分は、カラー剤の量は少なめでOKです。
もみあげや襟足などの色が染まりにくい部分は、カラー剤の量を多めにしてみてくださいね。

アフターケアをしっかり行う


セルフカラー後の髪はカラー剤のダメージを負っているため、アフターケアは必ず行いましょう!
濡れた髪のまま放置したり十分なヘアケアをしないでいると、髪がボロボロになってしまうので気をつけてください。

セルフカラーの仕上げには、トリートメントやアウトバストリートメントなどを使うのがおすすめです。

セルフカラーでキレイに仕上げるには?ムラを防ぐコツ!


デメリットのところでも触れましたが、セルフカラーでは仕上がりがムラになることも珍しくありません…。
しかし、セルフカラーによる色ムラを自力で直すのは難しいので、できれば避けたい失敗ですね。

そこで、セルフカラーの仕上がりの色ムラを防ぐコツを紹介します!

「前にセルフカラーに挑戦して失敗した…」「不器用だから成功する自信がない…」という人は、ぜひ参考にしてみてください。

カラー剤は髪をブロッキングして手早く塗る


ヘアゴムやヘアクリップなどを使って髪をいくつかのブロックにまとめておくと、カラー剤が毛先から根本までスムーズに塗りやすいです!

髪をまとめるときは、前髪・顔周りの両サイド・後頭部の上下で分けると良いでしょう。
量が多い人は後頭部の髪を上中下の3段に分けるのがおすすめです。

染まりにくい部分から塗っていく

カラー剤は染まりにくい部分から塗っていくとムラを防ぐことができます。

おすすめの順番は、
①後頭部の下ブロック
➁後頭部の上ブロック
③顔周りの両サイドブロック
④前髪と頭頂部のブロック
です。

さらに、毛先・中間・根元の順番で塗るとキレイに染まりますよ!

放置するとき


カラー剤を塗り終えたら頭全体にキッチンラップを巻き、髪に色が入るまでしばらく待ちます。
キッチンラップを巻くと自分の体温で頭が保温されて髪の染まりが良くなるのです!

待ち時間は使用するカラー剤によって異なるので説明書に従ってください。

ちなみに、細くて柔らかい髪は染まるスピードが早く、太くて硬い髪は染まるスピードが遅いです。
髪質に合わせて放置時間を調整するのもキレイに仕上げるポイントになります。

乳化する


カラー剤を洗い流す前に行う「乳化」も色ムラを防ぐのに欠かせない作業です。
乳化は、頭皮についたカラー剤を落としやすくして髪に色を定着させる効果が期待できます。

乳化のやり方は、カラー剤を洗い流す前にお湯で頭を少し濡らして、カラー剤が髪に馴染むよう2〜3分ほど優しく揉み込めばOKです!

自分ではなく家族や友達に染めてもらうのもアリ!


セルフカラーだと塗り残しができてしまうことも珍しくありません。
特に髪の量が多いとカラー剤をまんべんなく塗るのも難しいでしょう…。

1人で染めるのが難しい場合は、家族や友達に手伝ってもらうのもアリですよ!

セルフカラーで黒髪から染める際の注意点は?


続いてセルフカラーで黒髪から染めるときの注意点を解説します。
対処法も一緒に紹介するので、失敗や後悔したくない人は要チェックですよ!

カラー剤が服や肌につかないように気をつける


カラー剤が服や肌につくと色が落ちにくくなってしまうので要注意!

セルフカラーを行うときは、汚れてもいい服あるいは首回りが広く開いた服を着て、その上に汚れてもいいバスタオルやケープを羽織るのがおすすめです。

髪の生え際・耳のふち・フェイスラインにはニベアなどの油性のクリームを塗っておきましょう。
油性クリームを塗っておけば、カラー剤が肌についてしまってもクリームの油分で落とすことができます。

手や目にもカラー剤がつかないように注意!

カラー剤を素手で触ると、指や爪が染まったり手荒れが起きる恐れがあります。
ですので、カラー剤を洗い流すまでは必ず手袋をつけて作業しましょう!

それから、ゆるめのテクスチャーだと垂れることもあるので、特に前髪を染めるときはカラー剤が目に入らないように注意してくださいね。

寒い場所だと染まりにくい


寒い場所で作業をすると髪が染まりにくい場合があります!

市販のヘアカラー剤は一般的に20~30℃の部屋で染めることを想定して、放置時間が設定されているのです。
特に冬場はセルフカラーを始める前に部屋を暖かくしておくと良いでしょう。

色持ちを良くする工夫


セルフカラーだと色落ちが気になることも…。
すぐ黒髪に戻ってしまうならカラーリングする意味がないですし、何度も染め直すのは大変ですよね?

というわけで、セルフカラーで色持ちを良くする方法を紹介します!

髪を染めた直後はシャンプーを避ける

セルフカラーをした日はシャンプーをしないのも色持ちを良くする方法です。

ヘアカラー剤は染めてから1〜2日かけて徐々に髪に定着していくので、その期間はお湯だけで洗髪するのもアリ!

ちなみに、カラー剤を落とすときは38度前後のぬるま湯で洗い流すようにしましょう。
タオルドライ後はドライヤーを使って髪をしっかり乾かすのも色落ちを防ぐポイントですよ。

アミノ酸系シャンプーやカラーシャンプーを使う

洗髪するときはアミノ酸系シャンプーやカラーシャンプーを使うのもおすすめです!

アミノ酸系シャンプーは洗浄力が穏やかなため色落ちしにくく、カラーシャンプーは色を補充できるためキレイな髪色をキープすることができます。

ヘアアイロンやコテを使うときは150度以下に設定

毎日ヘアアイロンやコテを使ってヘアセットをする人もいるでしょう。
しかし、ヘアアイロンやコテの熱も色落ちの原因になるのです…。

ヘアアイロンやコテを使うときは150度以下がおすすめ!
ダメージを受けやすい毛先は、さらに低い140度以下に設定すると良いですよ。

ヘアカラー剤を使う前にパッチテストを行う


ヘアカラー剤を使うとアレルギー症状がまれに出ることがあるので、パッチテストは必ず行ってください!
セルフカラーの経験がある人も同じ商品を使う場合も、パッチテストは毎回行ったほうが良いです。

パッチテストのやり方は、染める2日前にカラー剤を腕の内側に少量つけ、しばらく様子を見るだけ。
そのまま放置してみてカラー剤を塗った部分がなんともない、または少しかゆみがある程度ならセルフカラーをしてOKです。

ただし、ひどいかぶれや腫れなどが出たときは、そのカラー剤を使うのはやめましょう。

1トーン暗いカラーを選ぶ


黒髪からのセルフカラーでは、「仕上がりの色が予想より明るくなりすぎた!」という失敗もよくあります…。

黒髪から明るい色に染める場合は、希望の色より1トーン暗いカラーを選ぶのがおすすめです。

たとえ失敗しても暗いほうが目立ちにくいですよね?
明るさが足りないときは少しずつ色を調整していくと失敗も少ないですよ!

市販のヘアカラー剤を選ぶときのチェックポイントは?


市販のヘアカラー剤は種類が豊富なので、「どの商品を選べばいいかわからない…」という人も多いのではないでしょうか?

そんな人のために、市販のヘアカラー剤を選ぶときのポイントを紹介します!
自分に合うヘアカラー剤を見つけたい人はぜひ目を通してみてくださいね。

テクスチャーの種類


ヘアカラー剤には大きく分けて、泡タイプ・乳液タイプ・クリームタイプがあります。
それぞれの特徴を把握して自分が使いやすいタイプを選びましょう!

泡タイプ

泡タイプのカラー剤はシャンプーのように髪にもみ込めばOKなので、初心者や不器用な人にもおすすめです!
髪をブロッキングする必要もないので、より手軽にセルフカラーをしたい人にも向いています。

ただし、カラー剤をしっかり泡立てないと髪に液が密着せず色が染まりにくくなってしまうので注意。

他のタイプと比べるとカラー剤を塗ったところがわかりにくいので、塗り残しがないように気をつけましょう。

乳液タイプ

乳液タイプはカラー剤の伸びが良くてムラになりにくいので、髪の量が多かったりロングヘアの人にピおすすめです!

また、乳液タイプは髪や頭皮への負担も少ないので、セルフカラーによるダメージが心配な人にもうってつけ。

くし型ノズル付きの商品なら、髪を梳かすようにカラー剤を塗れるので塗り残しも防げるでしょう。
ただし、他のタイプと比べゆるいテクスチャーのため目や床などに垂れやすい点は要注意です。

クリームタイプ

クリームタイプは黒髪よりも白髪染めに特化した商品が多いです。
そのため、黒髪と白髪の両方を染めたいときに使うと良いでしょう。

クリームタイプは液だれしにくく、髪に密着するためキレイに仕上がります!
ただし、テクスチャーが少し固めなので、セルフカラーに慣れていないと少し塗りづらく感じるかもしれません。

色と明るさ


市販のヘアカラー剤は色の種類が豊富です。
多いと約20色以上のバリエーションがある商品も存在します!

同じ色でも商品によって仕上がりは異なるので、パッケージにある見本を参考にして理想の色を選ぶと良いでしょう。

色選びについて

まずは染めたいと思う基本のカラーを決めます。
黒髪から染めるのにおすすめのヘアカラーのところで紹介しましたが、アッシュ・ベージュ・ブラウン・オリーブ系は特に人気ですね。

基本が決まったら商品ごとの絶妙な色の違いをチェックして、その中で理想に近いカラー剤を選んでみてください。

どうしても決められないときは、自分の目や肌の色に馴染むヘアカラーを選ぶと失敗が少ないです。

明るさについて

カラー剤を選ぶときは商品パッケージに数字で書かれた明るさも確認しておきましょう。

トーンの数字が小さいほど暗く、数字が大きいほど明るい色を示しています。

4〜5トーンは黒髪に近い暗めの色なので、初めはここから試すのがおすすめです。
6〜9トーンは明るめで、髪色の規定が厳しい職場だと少し浮いてしまう場合があります。

10~16トーンはかなり明るく、目立つ髪色にしたい人向きです。
ちなみに、12トーン以上はブリーチが必須になります。

色持ち


一般的に市販のヘアカラー剤の色持ちは1ヶ月ほどと言われます。

髪色を長い間キープするなら、口コミやレビューなどを参考にして色持ちの良い商品を選ぶのもポイントですよ!

ヘアケア用品


市販のヘアカラー剤にはアフターケアに使う美容液やトリートメントが付いている商品もあります。
髪へのダメージを抑えるためにも、そういったヘアケア用品が付いている商品を選ぶと良いでしょう。

あるいは、カラー剤の中に保湿やトリートメント効果のある成分が配合された商品もあるので、パッケージで確認してみてくださいね。

内容量


髪に塗るカラー剤の量が少ないとキレイに発色しなかったりムラになる恐れがあります!

内容量は商品によって異なるため、パッケージで必ず確認しましょう。

毛量が普通でセミロングくらいの長さなら、ほとんどの場合1箱で染められると思います。
髪の量が多かったりロングヘアの場合は2箱用意しておくのがおすすめです。

セルフで黒髪を染めたい人におすすめ!市販のヘアカラーアイテム5選


ヘアカラー剤を選ぶときのポイントを解説しました。
しかし、「具体的にどの商品が良いのか知りたい!」という人も多いでしょう。

そこで、おすすめのヘアカラー商品を5つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

リーゼ泡カラー

リーゼ泡カラーは「セルフカラーなのにキレイに発色する」と評判の商品です!
泡には髪を保護する成分が入っており、洗い流すリペアトリートメントも付いているから、ダメージの心配も少ないですよ。

そんなリーゼ泡カラーには、ブラウンベースで自然な色味が出る「ナチュラルシリーズ」と華やかで個性的な色がそろう「デザインシリーズ」があります。

ナチュラルシリーズが全9色で、デザインシリーズが全11色です。
計22色の中から選べるので、きっとお気に入りのカラーが見つかるでしょう!

フレッシュライト 泡タイプカラー(かんたんポンプ)

フレッシュライトの泡タイプはポンプ式で扱いやすいのが特長です。

グリーンアップル&カシスのさわやかな香りなので、カラー剤の独特な匂いが苦手な人でも使いやすいでしょう。

カラーは全部で6色あり、3色がアッシュ系で他はベージュ系・オレンジブラウン系・ピンク系になります。
暗めで落ち着いた色が多いので、クールで大人な雰囲気を演出したい人におすすめの商品です!

ビューティーラボ ホイップヘアカラー(泡タイプ)

ホイップヘアカラーはシェイカーを振るだけで濃密泡ができ、黒髪からでもキレイに染まると評判です。

泡にはうるおい作用がある植物・果実・はちみつの成分だけでなく、テアニンやタウリンといった色持ち成分も入っています!

カラーバリエーションは、優しい色味で可愛らしさが演出できるナチュラルラインが8色、個性的でオシャレな色がそろうニュアンスラインが8色。
ブラウンとブラックの髪色戻しもあるので、万が一失敗しても安心です。

パルティ カラーリングミルク

乳液タイプですが垂れにくいテクスチャーで髪に塗りやすく、1箱180mLと大容量なのもポイントです。

うるおい成分のフルーツエキスや色持ち成分のシルクプロテインも入っています。

それから、色の種類が多いのも魅力です!
ナチュラルさを求めるなら、ベージュやブラウンをベースとした「なじみシリーズ」の4種から選ぶと良いでしょう。

個性を出したいなら「はなやかシリーズ」から選ぶのがおすすめです。
はなやかシリーズには、アッシュをベースとしたグレージュ・オリーブ・ネイビーに加え、ラベンダーやピンクを基調とした色が計10色そろっています。

ルシードエル ミルクジャムヘアカラー

名前の通りまるでジャムのようなトロっとしたテクスチャーで、ブロッキングなしでも髪にしっかり馴染みます!

弱アルカリ性のカラー剤で、コラーゲン・パールエキス・シルクエッセンス・ツバキオイルなどのヘアケア成分もたっぷりだから、ダメージも少ないでしょう。

カラーは、ヘーゼルナッツ・生チョコガナッシュ・きゃらめる・カフェシフォン・クラシックミルクティの全5色です。
黒髪からだと暗めに色が入るので、「明るすぎるのはちょっと…」という人にも向いています。

セルフカラーに挑戦して黒髪から理想の色へ!


「黒髪以外の髪色も楽しみたい」「手軽にイメチェンしたい」という人は、ぜひセルフカラーに挑戦してみてください!

市販のヘアカラー剤は種類が豊富なので、好みの色や使いやすい商品が見つかるでしょう。

今までと同じヘアスタイル・メイク・ファッションでも、髪色を変えるだけで違う雰囲気になれるはずです。
セルフカラーで色々な髪色を楽しんでくださいね!

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Rolmy編集部(ライター)
Rolmy編集部

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