自己紹介と自己PRを聞く理由
そもそもなぜ面接官は自己紹介と自己PRを求めるのか。
その理由は、応募者の経歴やスキルの確認と、自分のことを分かりやすく伝えることができるか見るためです。
通常、自己紹介は面接の冒頭でお願いされます。
最初に応募者の経歴を確認し、人柄を面接官は知りたいと思っています。
また、自己紹介と自己PRはYES・NOで回答をすることができないもの。
自分のことをどれだけ分かりやすくまとめて話すことができるのか、自身についてのプレゼンテーション能力があるかどうか見ています。
自己紹介と自己PRの違いは?
自己紹介と自己PRはどちらも自分のことを面接官にわかりやすく伝えます。
しかし、話す内容はそれぞれ異なるため、違いを理解して内容を考える必要があります。
自己紹介とは
自己紹介は、面接の冒頭で自分のことを知ってもらうためのプロフィールです。
基本情報を面接官へ伝えます。
また、面接官に対して第一印象となるため、明るく元気にハキハキと話すように心がけましょう。
話す時間は1分以内が目安です。
自己PRとは
自己PRは面接の中盤、または終盤で求められることが多いです。
自己PRではこれまでの経験から得たスキルや強みを面接官にアピールをします。
面接官に対して「私を採用したらこんなメリットがあります!」と自身をプレゼンするような時間です。
自己PRも1分以内を目安に伝えましょう。
自己紹介で話す内容
自己紹介では以下の内容を簡潔にまとめて面接官へ伝えましょう。
1.名前
名前は自己紹介の基本です。
必ず伝えましょう。
面接官が見ている履歴書と応募者の相違がないか確認にもなります。
2.学歴・職歴
「○○大学○○学部を○○年に卒業。その後○○会社に入社をし、営業を担当しました。」など、どんなことを学び、どのような業務を経験してきたのか簡潔に伝えましょう。
3.スキル・実績
保有している資格が応募企業の業務にも活かせる資格の場合、スキルとして伝えるとアピールにもなります。
また、前職で特筆した実績があった場合もアピールになります。
自己紹介で簡単に話しておくと面接官が興味を持って詳しく質問をしてくれる場合があります。
4.締めの一言
面接をしていただくことへの感謝の気持ちを込めて「本日はよろしくお願いいたします。」と元気に明るく自己紹介を締めましょう。