2022.01.05

ベビーオイルでうるおうツヤ髪へ!使い方のポイントとおすすめ5選

秋・冬は髪のパサつきや静電気が気になる季節。実は髪のケアにも使えるベビーオイル、乾燥の季節は1本用意しておくとよいですよ。この記事ではベビーオイルの髪への使い方やメリット、おすすめのベビーオイルをご紹介します。

ベビーオイルは髪に使ってもOK?


ベビーオイルは赤ちゃんから大人まで、全身に使えるトリートメントオイル。
髪に使うのはもちろんOK!

ベビーオイルを髪に使うことを推奨しているメーカーも多いのです。
もしベビーオイルを髪につけてベタベタになったり、逆にパサパサになったりしたことがある方は使い方をチェックしましょう。

デリケートな赤ちゃんの肌のために作られたベビーオイルは、香料・着色料・添加物もほとんど入っていません。
ベビーオイルを上手に使えば魅力的なツヤ髪づくりの強い味方になってくれますよ。

関連記事

ベビーオイルの種類や成分とは


そもそもベビーオイルの主成分となるオイルはどんな種類があるのでしょうか。

主にベビーオイルに使用されているオイルは、鉱物油と植物油の2種類に分けられます。
ベビーオイルの成分の特徴を見ていきましょう。

【ベビーオイルの主成分】鉱物油とは


鉱物油は別名ミネラルオイルとも呼ばれており、石油を精製して作られる成分で「ワセリン」や「パラフィン」などが該当します。

鉱物油は保護膜効果が高く、外部刺激の侵入を防いだり、お肌にうるおいを与えたりする効果も期待できます。

ただしオイルの劣化を防ぐための添加物が入っていることもあるので、気になる方は成分をチェックするとよいでしょう。

【ベビーオイルの主成分】植物油とは


植物油は天然由来のオイルで「ホホバ」や「ひまわり」、「オリーブ」などの植物から抽出した成分を精製して作られます。
天然成分で肌にやさしくうるおいを与えますが、鉱物油にくらべると保湿の持続時間は短め。

また天然由来であるがゆえに、人によっては赤み・かゆみなどのアレルギー反応が出る場合もあります。
アレルギー反応が心配な場合は、腕の内側などで試してから使用をスタートするとよいでしょう。

ツヤ髪をかなえる!ベビーオイルの上手な使い方とは


ベビーオイルは目的に合わせて幅広い使い方が可能です。
ツヤ髪をかなえるベビーオイルの4つの上手な使い方をご紹介します。

【ベビーオイルの使い方1】ドライヤーで髪を乾かす前に


洗い流さないヘアオイルがわりにベビーオイルを使いましょう。
通常のヘアオイルを使用するときと同じように、ドライヤーをする前にベビーオイル適量を濡れた髪の毛先中心になじませます。

日中の髪のパサつきやダメージが気になる方は、ドライヤーのあとや外出前に少量のベビーオイルを毛先につけ足すと効果的です。
毛先がしっとりと落ち着き、まとまりのあるナチュラルなツヤ髪を作れますよ。

【ベビーオイルの使い方2】入浴時の頭皮のマッサージ用として


イキイキしたツヤ髪を目指すなら、土台となる頭皮の若々しさも重要なポイント。
ゆったりと湯船につかれる日は、入浴時に頭皮マッサージをおこなうのがおすすめです。

ブラッシングで軽く髪についたゴミやホコリを取り除き、頭皮にベビーオイルをなじませて、爪をたてないように頭皮全体をゆっくりとマッサージしましょう。

湯船では頭皮の血行もよくなっているので、高いマッサージ効果が期待できます。
ただし頭皮にオイルが残るとベタつきやすくなるので、マッサージ後はシャンプーで丁寧に油分を洗い流すようにしてくださいね。

【ベビーオイルの使い方3】トリートメント剤と混ぜてヘアパックに


いつものヘアトリートメントの効果を高めるのにベビーオイルを使うのもおすすめです。
ヘアトリートメントにはもともと油分が含まれていますが、ベビーオイルと混ぜることでしっとり感がアップして髪にツヤがうまれます。

ヘアトリートメントに少量(2・3滴程度)のベビーオイルを混ぜ、毛先中心にヘアトリートメントをなじませたら少し時間を置いて洗い流しましょう。
ベビーオイルの量が多いとベタつきの原因になりますので注意してくださいね。

【ベビーオイルの使い方4】ワックスと混ぜてスタイリング剤として


ベビーオイルはワックスと混ぜればスタイリング剤としても使えます。
とくに秋冬など空気が乾燥する季節は、日中のから風で髪に静電気が起こりやすいですよね。

静電気が起こると髪はダメージをうけ、パサつきや枝毛などの原因になります。
ベビーオイルを数滴ワックスと混ぜて使用すれば、トレンド感のある“濡れ髪風”のヘアスタイルが簡単に作れます。

さらにベビーオイルの油分が髪をコーティングするので、乾燥による静電気も起こりにくくなりますよ。

髪に使えるだけじゃない!ベビーオイルのメリットとは


ベビーオイルはヘアケア以外にも万能な使い方が可能なアイテムです。

肌や髪が乾燥してしまったときのレスキューコスメとしてひとつ準備をしておくことをおすすめします。
ベビーオイルのメリットは大きく以下の2点です。

【ベビーオイルのメリット1】全身に使える


ベビーオイルを1本持っていると、肌・髪・爪など全身に使用できます。
使い方もマッサージオイルや保湿用オイルとしてだけでなく、いつものコスメの効果を高めるオイルパックとしても活躍してくれます。

ベビーオイルはデリケートな赤ちゃんのお肌を保湿する目的で作られているので、肌にやさしく保湿力が高いのも魅力的。
とくに秋冬は全身が乾燥しがちなので、この季節に1本は持っておきたいアイテムですね。

【ベビーオイルのメリット2】コスパが最強


ベビーオイルはほかのオイル系コスメと比較してもお手頃な値段になっています。
ひとつ持っておけば全身どこでも惜しみなくたっぷり使えるコスパのよいアイテム。

使い勝手がいいベビーオイルをデイリーケアコスメとして、もしくは乾燥したときにプラスするレスキューアイテムとして1本常備しておくのがおすすめ!

関連記事

髪も肌にも使える♡おすすめのベビーオイル5選


各メーカーから発売されているベビーオイルのなかでも、この季節におすすめしたいベビーオイルを5つ厳選しました。
マイベストのベビーオイル選びの参考にしてくださいね!

ジョンソン&ジョンソン ベビーオイル 無香料

ジョンソン&ジョンソンは幅広い層に人気のベビーオイル。
赤ちゃんの肌にもやさしい低刺激性の“高純度ミネラルオイル”の成分を配合しています。

テクスチャーもベタつかず、髪や肌にさらっとなじんでやさしくうるおいを守ります。
微香タイプのベビーオイルもあるので、お好みでチョイスしてくださいね。

麗白 ハトムギ ベビーオイル

保湿成分ハトムギエキスと低刺激のミネラルオイルをバランスよく配合したベビーオイル。
300mlたっぷり入っているので、毎日気がねなく使えるのがうれしいポイントです。

テクスチャーもやわらかく、無香料・無着色なのでデリケート肌でも使いやすいベビーオイルですよ。

熊野油脂 ディブ ベビーオイル

ディブのベビーオイルは300mlの大容量なのに驚きのコスパのよさが特徴。
低刺激のミネラルオイルを中心に、保湿成分でスクワランやヒアルロン酸を配合しています。

テクスチャーはなめらかでサラサラ、髪や肌にもすーっとすばやく伸ばせて感触もしっとり。

ピジョン 薬用クリアオイル ももの葉エキス配合

植物由来100%のベビーオイルを探している方はこちらのピジョンの薬用クリアオイルがおすすめです。
ももの葉エキス以外にもアロエやスクワランなどの保湿成分をバランスよく配合しています。

無添加・低刺激性でお肌にお肌にすっと伸び、ベタつかない使用感。
赤ちゃんから大人まで季節を問わず、気持ちよく使うことができますよ。

90mlのコンパクトなベビーオイルなので、バックに入れて持ち歩き用にするのもおすすめです。

ヴェレダ カレンドラ ベビーオイルN2 

天然由来成分100%、オーガニックコスメが好きな方におすすめしたいのがヴェレダ カレンドラ ベビーオイルN2です。 

ベビーオイルに使われている“カレンドラ”とは保湿や保護などの美容効果が高く、古代エジプト時代から肌荒れ予防や敏感な肌のケアに使用されてきたキク科の植物。
さらっとした軽い感触のオイルが肌にすばやくなじみ、全身をしっとりと保湿します。

ベビーオイルを髪に使うときの注意点はある?


ベビーオイルを髪に使ってパサついた、においが出てしまった方もいるかもしれません。

これはベビーオイルをつけすぎたことが原因です。
ベビーオイルをつけすぎると、髪の油分が逆に奪われやすくなりパサつきを起こします。

さらに普段よりもしっかりシャンプーをすることになり、髪の油分をシャンプーが取り除きすぎてしまうのです。

もしベビーオイルで髪がパサついたと感じた方は、使用量を減らすか、ベビーオイルケアを一時的にストップするなどの対処をするとよいでしょう。

ベビーオイルを上手に使って、うるおうツヤ髪を作りましょう!


ベビーオイルのメリットや上手な使い方、おすすめのベビーオイルをご紹介しました。
ベビーオイルは全身使用OKでコスパ抜群のアイテムなので、乾燥しがちなこの季節に1本用意しておくと安心ですよ。

ベビーオイルは髪に使うときも、目的に合わせて幅広い使い方ができます。
おすすめのベビーオイルを上手に使って、秋・冬でもうるおうツヤ髪を手に入れてくださいね。

この記事をシェア

Twitter
Facebook
わかな ゆい(ライター)
わかな ゆい

現役化粧品メーカー勤務のWebライター

東証一部上場の化粧品メーカーで10年以上勤務。美容トレーナー経験があり、コスメ・エステ・メイク・サプリの専門知識が豊富。本業でJMA(日本メイクアップ技術検定)1級、 認定フェイシャルエステティシャン、サービス接遇検定2級、コスメ薬事法管理者の資格保有。現在は経営コンサルタントとして首都圏のエステ店15店舗を担当。

このライターの記事を見る