切りっぱなしボブとは?
最近美容系の雑誌などでよく取り上げられる「切りっぱなしボブ」
人気モデルさんがこの髪型にするなど注目を集めているスタイルです。
ですが、そもそも切りっぱなしボブとはどんな髪型を言うのでしょうか。
まずは切りっぱなしボブのメリットやスタイルをおさらいしておきましょう。
2021.12.12
おしゃれ感とこなれ感を与えてくれる切りっぱなしボブ。一方で切りっぱなしボブにしたけれどなんだか似合わないと感じている人も多くいるはず。切りっぱなしボブがきまらない理由5つと対処法を、前髪ありなしなどスタイルの違いをまじえて解説します!
最近美容系の雑誌などでよく取り上げられる「切りっぱなしボブ」
人気モデルさんがこの髪型にするなど注目を集めているスタイルです。
ですが、そもそも切りっぱなしボブとはどんな髪型を言うのでしょうか。
まずは切りっぱなしボブのメリットやスタイルをおさらいしておきましょう。
切りっぱなしボブとはその名前の通り、あえて毛先を直線的にぱつんと切りっぱなしにカットするボブスタイルのことです。
ブラントカットとも呼ばれていますね。
ボブスタイルのブームが続く中、少し違ったニュアンスをだすことができる切りっぱなしボブ。
この髪型にするモデルさんや芸能人が増えたことがきっかけとなり、人気のスタイルとなっています。
切りっぱなしボブにするメリットは、やはりそのおしゃれ感。
毛先を切りっぱなしにすることで、普通のボブとは違ったニュアンスになり、こなれ感をだすことができます。
また意外と広いヘアアレンジも魅力の1つ。
切りっぱなしボブはクールなイメージを持たれがちですが、耳にかけたりハーフアップにしたり、あるいはコテでくるんと巻いたりすることで、さまざまな印象を与えることができます。
ロングヘアと違い、難しいテクニックなしでニュアンスを変えることができる切りっぱなしボブ。
不器用さんにもおすすめのヘアスタイルです。
おしゃれ感、こなれ感が魅力の切りっぱなしボブですが、いざ美容院でオーダーしたもののなんだか想像と違った……そんな声もちらほら聞こえてきます。
ここからは切りっぱなしボブが似合わないタイプを5つにわけて解説。
その解決策を含めてご説明します。
切りっぱなしボブは基本的に外にはねたボブヘアです。
外にはねたボブはシャープな印象を与えます。
輪郭の丸さをカバーしてくれるため、丸顔さんはこの髪型との相性が◎。
面長さんの場合はその反対です。
そのシャープでストンと落ちた髪が顔の長さを強調して、より一層面長に見えてしまうことも……。
そんな面長さんはパーマをかけて、顔の横幅にボリュームをもたせた切りっぱなしボブにするのが正解。
横にボリュームがあることで、顔の長さに意識がいかなくなります。
それでもなんだかバランスが悪いな……そう感じるのであれば、前髪を作ってみましょう。
前髪を作ることで顔の見える面積が少なくなり、バランスよく見えるようになりますよ。
切りっぱなしボブがおしゃれに見えるのは、その毛先にニュアンスがでるからです。
このニュアンスは毛先の動きから作られます。
柔らかな髪質や細い毛質だと自然に動きがでるものですが、髪質が硬いとニュアンスのないただのぱっつんヘアということにも……。
そんな髪質が硬い人は、毛先にパーマをかけて動きをプラスするのが◎です。
毛先に動きをつけることで柔らかい印象になり、女性らしい可愛らしいニュアンスがでてきます。
さらに柔らかさをだしたい人は、カラーを変えるのもおすすめ。
少し明るめの透明感のある色にすることで、さらにふんわりとした印象にすることができますよ。
切りっぱなしボブにニュアンスをだすには、毛先の動きが必要です。
じゃあくせ毛にも合うんじゃないの?と思うかもしれません。
残念ながらそれは半分正解で半分間違いです。
毛先が遊ぶのは切りっぱなしボブにとって◎。
しかし前髪やトップ付近の髪がうねってしまうと、単なるぼさぼさに見えてしまいがちです。
そんなくせ毛さんは縮毛矯正やストレートパーマ、あるいはヘアアイロンなどでセットするのが正解です。
とは言っても毛先の動きはぜひ残しておきたいので、毛先はあえてそのままにし、くせ毛をいかすのがいいでしょう。
切りっぱなしボブは毛先をぱっつんとそろえたスタイルです。
髪の量が適量であれば、ぱっつんと切り揃えた毛先の動きは柔らかいニュアンスを与えます。
ですが髪の毛の量が多いと、ぱっつんと切り揃えた毛先が重たく見え垢ぬけない印象になりがちです。
髪の毛の量が多くて、いまいち切りっぱなしボブが決まらない……。
そんな悩みは、トップや前髪で軽さをプラスして解決しましょう。
毛先が重いからといってすいたりして軽くしてしまうと、毛先のニュアンスまで消えてしまいがち。
あえて毛先はそのままで、他の場所で重さをカバーしましょう。
おすすめはシースルーバングです。
前髪は視線が一番集まる場所。
錯覚で全体を軽く見せつつ、切りっぱなしボブの良さもいかすことができますよ。
毛先をぱっつんと切り揃えた切りっぱなしボブは、毛先の自然なニュアンスが魅力。
あえてすいたりしないので、黒髪だと重い印象になりがちです。
そんな重い黒髪さんにおすすめなのは、カラーチェンジです。
軽やかな透明感のあるカラーに変えることで、印象ががらっとかわり柔らかく洗練された雰囲気になります。
なんらかの理由で黒髪にする必要がある人も大丈夫です。
日本人の多くの自然な髪色は、純粋な黒というより少しブラウンがかった黒であることがほとんど。
あえて黒に染めることで髪の黄ばみや赤さを消し、透明感をだすことができます。
切りっぱなしボブが似合わないタイプとその対処法について解説してきましたが、次は切りっぱなしボブの前髪あり・なしで印象がどう変化するかご説明します。
前髪は髪形の中で最初に目がいく場所です。
顔型や髪質、なりたいイメージに合わせて前髪のあり・なしを選びましょう。
前髪ありの切りっぱなしボブは、可愛らしい印象を与えます。
特に面長さんが切りっぱなしボブにするなら前髪は必須。
上でもご説明したように、切りっぱなしボブはシャープな印象を与え顔が長く見えがちです。
それをカバーするために、前髪で顔の面積を減らして小顔効果を狙いたいもの。
また、切りっぱなしボブの前髪はシースルーバングが基本です。
切りっぱなしボブは毛先部分に重みがあるので、シースルーバングで抜け感を出し全体のバランスをとっていきましょう。
大人っぽく洗練された印象を与えたいなら、前髪なしの切りっぱなしボブにしましょう。
切りっぱなしボブは若々しい印象を与える反面、一歩間違えると子供っぽくなりがちです。
20代後半から30代前半なら前髪なしで、大人の綺麗さを見せたいもの。
ふんわりエアリーなバング+切りっぱなしボブが特におすすめです。
切りっぱなしボブにするとき、髪色や前髪のありなし以外にも大きく印象を左右するのがレングスです。
切りっぱなしボブのレングス3種と、それぞれのレングスが与える印象について見ていきましょう。
ショートの切りっぱなしボブは、ちょうど顎先くらいの長さ。
肩に髪がつかない分切りっぱなしボブの毛先に動きがでて、柔らかなニュアンスを感じやすいです。
またコンパクトなフォルムで小顔効果も抜群。
ワックスでウェットな質感にしたり、ヘアアクセサリーをつけたり意外とヘアアレンジがきくのも◎。
一方髪の質感がそのままでるので、固い髪質やくせ毛で切りっぱなしボブがきまらない人にはちょっと難しい長さです。
顎より下で肩につかない程度の長さがミディアムの切りっぱなしボブ。
一般的にボブと言われるのはこの長さが多いですね。
この長さになるとパーマをかけたりとアレンジがきくようになります。
固い髪質の人やくせ毛なら、ミディアムボブ以上の長さがおすすめです。
肩につくかつかないかあたりの長さがロングの切りっぱなしボブです。
ロブと呼ばれることもありますね。
ハーフアップなども可能になり、自由自在にアレンジできます。
いきなりミディアムボブやショートボブにする勇気がない……そんなロング派の人は、こんなロングの切りっぱなしボブなら挑戦しやすいでしょう。
毛先のニュアンスが大切な切りっぱなしボブは、髪色の選択も大事な要素です。
切りっぱなしボブを垢ぬけた柔らかい印象にするには、透明感のある色を選ぶのが基本。
ここからは切りっぱなしボブに合う髪色を見ていきましょう。
切りっぱなしボブに限らず、どんな髪型でもはまるアッシュ系のカラー。
外に少しはねた毛先が基本の切りっぱなしボブはクールな印象がありますが、寒色系のアッシュカラーはそんな印象とよくフィットします。
アッシュ系カラーは、肌に透明感を与え顔色を一段と明るくしてくれる効果もありますよ。
オフィスで仕事をしていると、どうしても髪色に制限があったりしますよね。
アッシュやブラウンならOKなところも多いでしょう。
自毛に近い色合いを選ぶことでナチュラルな雰囲気にすることができます。
髪質や毛量の関係でブラウンでは重く見えてしまう……。
そんなときは上記でご紹介した切りっぱなしボブが似合わないタイプと対処法を参考に、シースルーバングを作ったり、パーマをかけたりして軽さをプラスしてみましょう。
黒といえば重い髪色の代表です。
日本人の自然な髪色に多い茶色がかった黒ではなく純粋な黒にすると、透明感と艶感がでます。
あえて黒に染めることで切りっぱなしボブの重さをカバーするのです。
モードな黒は大人っぽい雰囲気で、洗練された印象を与えることもできますよ。
一歩間違えるとギャルっぽくなってしまいがちなハイトーン。
柔らかいニュアンスの切りっぱなしボブなら、明るく透明感のある印象に変わります。
痛んで見えないように、艶感を意識してセットしましょう。
最近流行りのインナーカラー。
切りっぱなしボブとの相性は抜群です。
耳にかけたときちらっと見えるカラーがおしゃれ感を演出してくれます。
あえて強めの色でもインナーカラーだと挑戦しやすいものですよね。
切りっぱなしボブは毛先のニュアンスが命。
上手にスタイリングして毛先に動きをだし、抜け感を作りたいものです。
切りっぱなしボブのヘアアレンジやスタイリングをご紹介します。
毛先にオイルやワックスをつけてウェットな質感を演出すると、ガラッと印象が変わりアンニュイな雰囲気に。
つけすぎは重くなり切りっぱなしボブの毛先のニュアンスを台無しにしてしまいますが、雨の日や髪の毛がまとまらない日などにぜひ取り入れたいヘアアレンジです。
簡単でテクニックいらずなのも嬉しいですね。
切りっぱなしボブの基本は外ハネ。
コテで軽くくるんと内巻きにすると、可愛らしい柔らかなニュアンスのボブヘアに変身します。
毛質が固めで毛先に動きがでづらい人にもおすすめです。
綺麗にまとまった内巻きボブはコンパクトな印象でフェミニンですし、あえて手ぐしで崩してザックリとしたナチュラルなニュアンスをだすのも◎。
切りっぱなしボブの毛先は外ハネですが、アイロンやコテを使って動きを強調すると外国人風のニュアンスヘアに変身します。
黒髪や髪の量が多い人も、外ハネにすると軽かになって重さをカバーできますよ。
思い切ってアイロンで全体をまっすぐにするのも雰囲気がかわって面白いもの。
毛先を遊ばせず切りっぱなしを強調するとモードな雰囲気になりますよ。
子供っぽくならないために前髪をあげたり斜めにしたりと、おでこをだして大人っぽさをプラスするのを忘れないようにしましょう。
ミディアム以上の長さの切りっぱなしボブなら、ゆるふわのウェーブもおすすめです。
コテを使って無造作なウェーブを作ってみましょう。
うまく巻けなくても、ウェットな質感のスタイリング剤を使って束を作る様にすれば、無造作なこなれ感のあるゆるふわな切りっぱなしボブにできますよ。
また切りっぱなしボブのゆるふわウェーブは、髪の毛を伸ばしかけている人にもおすすめ。
肩につくくらいの長さは変にうねってスタイリングが決まりづらいものですが、ゆるふわウェーブならうねりもごまかせ一石二鳥です。
ガラッと雰囲気を変えたいならハーフアップにしてみましょう。
切りっぱなしボブでハーフアップにするとき、気を付けたいのがキッチリと結びすぎてしまうことです。
切りっぱなしボブは毛先が揃っていますから、きっちり結われたハーフアップは抜け感がなくなんだかいまいちな印象に。
バランスを見ながらおくれ毛を無造作にちらすとこなれた感じになり、おしゃれな印象になりますよ。
最後に切りっぱなしボブにおすすめのスタイリング剤をご紹介します。
毛先のニュアンスが大切な切りっぱなしのボブ。
ヘアスタイリング剤をかえることで毛先を遊ばせたり、いつもと違うニュアンスにすることができますよ。
切りっぱなしボブで一番簡単なヘアアレンジが、濡れ感をだしアンニュイな雰囲気にすることです。
ウェット感をだすなら以下の2つのアイテムがおすすめです。
初心者でも使いやすいジェル状のスタイリング剤です。
べたつかず、自然なウェット感をだすことができます。
また、束感を作るのにも◎。
固めずにニュアンスを作ってくれますよ。
自然由来成分のオーガニックヘアワックスです。
絶妙なセット力で自然な束感や濡れ感をだすことができます。
髪や頭皮を育む自然素材でできているので、髪だけではなくリップケアやハンドケアにも使えるマルチ仕様です。
柑橘系の香りが爽やかで心地よい使用感。
サロンでもよくつかわれる、ウェットヘアの定番中の定番商品です。
固い髪質や重い髪色で切りっぱなしボブにするなら、毛先にニュアンスをだすためにエアリー感がでるスタイリングをしたいもの。
ゆるふわなエアリー感なら、この3つのアイテムがおすすめです。
柔らかなセット力とドライな質感が特徴のヘアムースです。
泡に弾力がありへたらないので、ムラなく全体に馴染ませることができます。
軽めの使用感で程よいボリュームをだしてくれます。
髪質を問わず使いやすいアイテムです。
固めずふんわりボリュームをだしてくれるワックスです。
毛先に空気を含ませるようにもみこめば、切りっぱなしボブの毛先に動きがでて柔らかなニュアンスが作れます。
ヒアルロン酸配合でスタイリングしながらヘアケアもしてくれる嬉しい仕様です。
髪にふんわりとした動きをだしてくれるスタイリングフォームです。
かなり柔らかなフォームで強いカールをだすのには不向きですが、切りっぱなしボブにニュアンスを与えるゆるふわウェーブや、内巻きワンカールをキープするのに◎。
フォームをつけ軽く浮かせるようにスタイリングするだけなので、不器用さんにもおすすめです。
くせ毛で切りっぱなしボブにするなら、トップや前髪はしっかりストレートにして、毛先にニュアンスをだしたいもの。
また髪の毛の量が多いのも重く見えて×。
ボリューム調整をして適度な重さのニュアンスヘアを目指しましょう。
エルジューダ エマルジョンはヘアスタイリング剤ではなくヘアケア剤です。
シャワー後にこれを髪全体に馴染ませてまっすぐスタイリングしながら乾かすと、ボリュームとうねりが抑えられます。
このヘアケア剤を使うと、ウェット感をだすにせよゆるふわ感をだすにせよ、スタイリングがかなり楽になります。
ボリュームヘアの人、くせ毛の人におすすめのアイテムです。
熱を味方に髪をまっすぐにしてくれる、アイロン用のエッセンスです。
くせ毛をしっかり抑え、ボリュームをコントロールしてくれます。
サイドやトップの毛をまっすぐにし毛先にニュアンスをつければ、くせ毛や毛髪量の多い人でも切りっぱなしボブがきまります。
90種類以上の天然エッセンスから構成されるSalaの香りも◎です。
切りっぱなしボブは毛先のニュアンスでこなれ感、おしゃれ感がでる大人の女性にぴったりなヘアスタイルです。
面長やくせ毛の人なども、上記のようなポイントをおさえれば切りっぱなしボブがしっかりきまります。
今回ご紹介した切りっぱなしボブを作るポイントなどを参考に、洗練された大人の切りっぱなしボブに挑戦してみてください。
英語・キャリア系の記事が得意◎ブラジル在住ライター
英語力0からアメリカ高校留学・オーストラリアTAFE留学を経て英検1級・TOEIC950に。ブラジル現地会社で英語とポルトガル語で経理関係の仕事をしています。ブラジル会計士資格取得済み。ブラック企業から転職エージェントを利用しコンサル企業に転職成功した経験からキャリア関係の知識も豊富。趣味は読書と遺跡巡りと美容研究。
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