2021.11.17

大きいお尻を美尻に♡簡単トレーニング&骨盤矯正グッズ3選!

お尻が大きいと下半身が重たい印象となり、太って見えますよね。全身ふくよかな体型でお尻が大きい人や、メリハリボディの人、生活習慣でお尻まわりに脂肪がつきやすくなっている人がいます。簡単にできるトレーニングと骨盤矯正グッズを紹介します。

大きいお尻はダサい?


海外では「メリハリボディ」と憧れる人が多い大きなお尻。
日本では、少しずつ変わってきてはいるものの、お尻が大きいことを気にする女性は少なくないでしょう。

最近では、筋トレブームにのって、上向きでプリッとした大きなお尻が健康的な美尻だと言われています。
お尻の大きな筋肉を鍛えると、基礎代謝が上がり、効率よくダイエットができるため、積極的に鍛える女性もいますね。

では、あなたはなぜ、お尻が大きいことを気にしているのでしょうか?

  • 形が悪く、垂れ下がったりしぼんだりしているから
  • お尻が大きくて、標準サイズの服が入らないから
  • 下半身が重たい印象で、太って見えるから

大きくても、上向きで重力に負けてないようなお尻なら、サイズが大きいことをそれほど悩まないのではないでしょうか。

この記事では、ただ大きいだけではなく、魅力的な形の良いお尻になるための簡単トレーニングをお伝えします。
運動や継続が苦手な人でも、簡単に続けやすいお尻トレーニングで、少しずつ美尻に近づけていきましょう!

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お尻が大きくなる原因と解決策


生まれつきの骨格で、お尻が大きい人もいます。
しかし、そうではない場合、お尻が大きくなる原因は3つあります。

  1. 運動不足
  2. 冷え性
  3. 骨盤の歪み

です。
どの原因が当てはまっていたとしても、日々の生活習慣を見直したり、毎日トレーニングを積み重ねたりすれば、少しずつ美尻に近づきます。

ひとつずつ原因と解決策を解説します。

運動不足


運動不足になると、筋肉が衰え、脂肪がつきやすいお尻になり、下半身太りになることが十分考えられます。
車移動が多かったり、デスクワークが多かったり、同じ体勢でいる時間が長くなると、リンパや血液の流れが悪くなり、お尻周りに脂肪がつきやすくなります。

同じ体勢が続くような状況の生活をしている人は、意識して毎日の歩数を増やしたり短くても運動をしたりして、リンパや血液の流れが悪くならないよう気をつけましょう。

座っている時に左右交互に足をあげたり、立った時に腰をまわしたりするだけでも、血行を促すことができます。

お尻のリンパマッサージ

軽く手をにぎり、お尻の下から腰に向かってぐるぐるとほぐしましょう。

長時間イスに座っていると、お尻の同じ場所が圧迫されます。
その圧を解放するように、下から上へ少しずつ位置をずらしながら、優しくマッサージします。

冷え性


お尻を触ってみると、体の他の部位に比べてひんやりとしていませんか?
お尻は脂肪が多いため、体温が伝わりにくく冷えやすい場所です。

冷えた場所は血行が悪くなり、水分のめぐりも滞りやすく、むくみやすくなります。
意識して下半身をあたためましょう!

冬場の寒い季節はもちろん、夏場は冷房で体が冷えやすいです。
直接肌に冷気があたらないよう、工夫してみてくださいね。

ひざ掛けや厚みのある服装で体温を保ったり、体をあたためるものを食べたりして、体の外側・内側からアプローチしましょう。

体をあたためる食材

体を温める食材として有名な「生姜」は、熱を加えることで効果を発揮します。
生姜の成分「ジンゲロール」は、温められると「ショウガオール」という成分に変わり、血流を良くして体を芯から温める効果があります。

他に、唐辛子・にんにく・ごぼう・たまねぎ・人参・たまご・肉・赤身の魚なども、体をあたためる効果がありますので、積極的に食べましょう。

骨盤の歪み


足を組んで座ったり、いつも傾いた姿勢になったりしていませんか?
骨盤が前後・左右に傾いていると、体を動かした時に使用する筋肉のバランスが崩れます。

すると、常に姿勢が傾き、どんなに姿勢を正したくても、正しい姿勢が保てなくなります。
また、あぐらやガニ股で歩く習慣がある人は、骨盤が開きます。

骨盤底筋もゆるみ、骨盤で内臓を支えられなくなるため、内臓の機能も低下。
代謝しにくく、お尻まわりに脂肪がつきやすくなります。

骨盤の歪みを正すことで、腰回りの脂肪が燃焼しやすくなり、お尻全体が小さくなることもあります。
骨盤の歪みをとるストレッチや、お尻回りの筋肉を鍛えるトレーニングでバランス良く筋肉をつけることが大切です。

大きいお尻を美尻にする方法は?


昔と違って、大きいお尻は恥ずかしいことではありません。
それどころか、多くの女性が日々トレーニングを積み、お尻の筋肉を鍛えて大きくしたいと思うくらい、大きなお尻は魅力的です。

ここで勘違いしてはいけないのが、憧れの美尻とは、脂肪で大きくなるのではなく、筋肉で大きくなっているお尻です。

サイズが大きいだけでなく、形よく上向きで、弾力のある健康的なお尻。
ふんわりとした、女性らしい丸みのあるお尻が美尻のポイントです。

そのためには、キュッと引き締まった、重力で下がらないお尻になるようトレーニングを続けます。
冷えやむくみで脂肪がたまらないように、血流やリンパの流れをよくすることも大切です。

憧れの美尻を目指して、しっかりとトレーニングしていきましょう!

簡単にできるお尻・骨盤トレーニング6選!


「美尻は1日にしてならず」です。
少しでも継続しやすいように、運動が嫌いな人でも簡単にできるお尻トレーニングと骨盤矯正ストレッチを合計6つ集めました。

覚えやすい簡単なものばかりですので、ぜひ継続してみてください。

ヒップリフト【1セット30回×2セットを目標】

  1. 仰向けに寝転び足を肩幅くらいに開き、ひざを90度に立てます。
  2. お腹に力を入れて、ゆっくりと腰をあげます。
  3. 肩からひざまでが一直線になるところで少しキープ。
  4. ゆっくりと腰をおろします。

正しいフォームになれるまでは、勢いよく腰をあげるのではなく、お腹とお尻の筋肉を意識しながらゆっくりとやりましょう。
慣れてきたら、少しずつ回数を増やしてください。

バックキック【片足1セット30回が目標】

  1. 手と足を肩幅に開き、四つん這いになります。
  2. どちらからでも良いので、片方の足を後ろへ蹴り上げます。
  3. ひざが床につきそうなところまで戻します。

体がふらつかないようにキープしながら、お尻の筋肉を意識して足をあげてください。

片足1セット30回が終わったら、反対側の足を開始します。
慣れてきたら、少しずつ回数を増やしましょう。

ヒップアダクション【1セット10回(片足)×3セットを両足】

  1. 横向きに寝転びます。
  2. 下側の腕は頭を支え(伸ばしても良い)、上側の腕で体を支えます。
  3. 上側の脚に力を入れず、お尻を意識しながら上にあげます。
  4. 床につきそうなところまでおろします。

脚は高くあげなくても大丈夫です。
お尻に効いていることを意識しながらおこないます。

最初はフォームを確認しながら、ゆっくりとやってみてください。
脚に力が入ると、お尻の筋肉に効かなくなってしまいますので、気をつけましょう。

骨盤矯正ストレッチ①

  1. あおむけになって、片脚のひざを軽く曲げます。
  2. その脚を反対側の足のほうにパタンと倒します。
  3. 両腕を広げ、肩を床に近づけます。
  4. その状態でゆっくりと深呼吸します。

4~8回、深呼吸をしたら、反対側もおこないます。

骨盤矯正ストレッチ②

  1. 仰向けになって、両膝を立てます。
  2. 右足の足首を、左足の膝にのせて脚を組みます。
  3. 左足の太もも裏を両手で抱え、ゆっくりと胸に引き寄せます。
  4. その状態でゆっくりと深呼吸します。

4~8回、深呼吸をしたら、反対側もおこないます。

骨盤矯正ストレッチ③

  1. 仰向けになります。
  2. 右膝で円を書くように、股関節が動いていることを意識しながら、大きくゆっくりとまわします。
  3. 10回まわしたら、左膝も同じようにまわします。

痛みがあれば無理をせず、専門家に相談してくださいね。

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骨盤の歪みを防ごう♡ながら矯正グッズ3選!


骨盤の歪みを防ごうと意識しても、なかなか難しいですよね。

気がつけば脚を組んでいたり、あぐらをかいたり……。
すぐラクな姿勢に戻ってしまいます。

すでに骨盤が歪んでいたら、自分で矯正するのは至難の業です。

意識して姿勢を正す時間を増やすほかありませんが、市販の骨盤矯正グッズを使って骨盤をサポートしてみませんか?
他のことに集中している時でも、矯正グッズが常にあなたの姿勢と骨盤を守ります。

骨盤サポートチェア(LQY)

お尻の下に置いて座ると、サポートチェアがすっぽりとお尻を包み込んで支えてくれます。
仕事中のデスクワークでも、リラックスタイムのソファや床でも、使用できます。

てこの原理を利用しており、座るとチェアが前に傾く仕組みです。
蝶のような美しいフォルムの背もたれが、腰のあたりを支え、背骨を自然なS字カーブへと導きます。

通気性に優れたクッションが熱を逃し、長時間の使用でも快適です。
厚みのあるクッションだと、座面の高さが変わって作業しにくくなることもありますが、この薄さならあまり影響ありません。

気を抜くとすぐに傾いてしまう姿勢。
仕事に集中している時も、のんびりとリラックスしたい時も、このチェアがあなたの骨盤を支え姿勢を矯正します。

使っているうちに、自然と正しい姿勢が身につくかもしれないですね♡

色は、グリーン・ブラック・ブルー・ライトブルー・レッドの5種類です。

骨盤矯正ガードル・補正ショーツ(Yellow Leaf)

開いてしまった骨盤とたるんだお腹をパワーネットで引き締める、骨盤矯正ガードル・補正ショーツです。
2重構造になったパワーネットで3方向から骨盤と体型を補正し、小尻・ヒップアップ効果だけでなく、ウエストダウンや太ももを細くします。

垂れ下がったお尻をしっかりと持ち上げ、美しいカーブになるようサポート。
きれいな美尻ラインをキープしてくれますよ。

裾はシームレス加工になっており、スカートやパンツにも映らないので服を選びません。
「伸びがよく、体にフィットして心地よく履ける」という声が多く、ウエストや太ももの裾が丸まってくることも少ないとのこと。

サポート効果は「きつい」「ゆるい」と真逆のレビューがあります。
ご自身にあったサイズを選ぶことで、きちんとしたサポート効果になりますので、しっかりと確認をしてください。

通気性のあるメッシュ加工で、季節を問わずに使用できます。
オシャレをしておでかけする時、「こっそり服の内側に履いて……」という小技も叶いそうですよ♡

サイズは、S・M・Lの3種類です。

バランスボール 65cm(東急スポーツオアシス)

日々のトレーニングにも、作業中のイスとしても使用できるバランスボールです。
一度にさまざまな筋肉をバランス良く鍛えられるため、体や骨盤の歪みを解消することができます。

このバランスボールは「固定リング」と「ハンドポンプ」つきです。
届いたその日から使用でき、バランス感覚がついていない人でもすぐに、バランスボールに座ることができます。

固定リングにのせておけば、大きなボールがゴロゴロとリビングに転がる心配もありません。

最初はうまくバランスがとれずにトレーニングを諦めてしまう人が多いバランスボール。
しかし、特別なトレーニングをせずに座っているだけでも、自然と体幹が鍛えられるため、運動が苦手な人に向いているトレーニンググッズです。

長時間同じ姿勢で座っていると歪んでしまう骨盤も、バランスボールならその歪みや開きを矯正できます。
バランスボールをイス代わりに使用することで、硬いイスに比べて骨盤への負担を軽減。

上下にバウンドさせたり、骨盤をまわしたり、スキマ時間にすぐトレーニングできるところもオススメのポイントです。

バランスボールの大きさは、55cm・65cm・75cmの3種類。
ご自身の身長や腕の長さ(肩から指先)に照らし合わせてお選びください。

  • 【55cm】身長150~170cm・腕の長さ56~65cm
  • 【65cm】身長165~185cm・腕の長さ66~80cm
  • 【75cm】身長185cm以上・腕の長さ80cm以上

バランスボールに座った時、ひざが90度くらいに曲がるサイズを選びましょう。
耐荷重が300kgあり、万が一穴が開いてもゆっくり空気がぬけるようになっているため破裂の心配がありません。

色は、アイスブルー・シェルピンク・シルバー・ネイビー・パールホワイト・ブラック・モスグリーンの7種類。

部屋に置くと存在感が出る大きさですが、豊富なカラーバリエーションで、他のインテリアにも合いそうです。

お尻が大きくなるNG生活習慣


毎日トレーニングをがんばっても、起きている間にお尻が大きくなるような生活習慣をしていたら、努力が水の泡ですね……。
大きいお尻になってしまうNG生活習慣を確認しておきましょう。

運動を全くしない


短時間の簡単な運動を継続するだけで大丈夫です。
運動が苦手であれば、がむしゃらに筋トレをやろうとしても続きません。

まずは、1日1つ2つのメニューを「必ずやる!」ことから始めましょう。
筋トレをしてヒップアップをすることが目的ではなく、骨盤まわりにある筋肉のバランスを整えることから始めます。

「筋力の低下を防止する」くらいの気持ちでOK♡
骨盤の位置を正すためにも、ある程度の筋肉量は必要です。

長時間同じ姿勢を続ける


デスクワークで座りっぱなしになっている人だけでなく、その場をあまり動かず立ったままのお仕事をしている人も要注意です。

同じ姿勢を続けていると、常に体の同じ場所が圧迫されたり負荷がかかったりします。

小さな動きでは、血液やリンパの流れを良くするまでにはならず、水分や血液が滞ってしまうため、むくみます。
同じ姿勢を続けることは、骨盤の歪みにも繋がります。

猫背になっていると気がついたら、すぐに姿勢を正す!
ここから始めてみましょう。

内股・ガニ股で歩く


普段自分が歩いている時の姿を見たことがありますか?
歩く時の姿勢はとても大事です。

街中を歩いている時、お店のガラスに映った自分の姿を見て、ショックを受ける人も。
内股・ガニ股で歩くと、骨盤が開く原因になり、お尻が横に広がります。

歩く時は、おへそとお尻にキュッと締めて背筋を伸ばし、少し広めの歩幅で歩きましょう。
地面にかかとをついて、最後に親指で地面を蹴るイメージです。

筋トレやストレッチで筋肉を鍛えたりバランスを矯正したりできますが、普通に生活をしている時間のほうがトレーニングの時間より長いですよね。

毎日の生活の中でできることを、少しずつ改善するだけで、美尻に近づけることができます。
今日からぜひ意識してやってみてください。

骨盤の位置を正して魅せる大きい美尻に♡


お尻が大きいと悩む人に向けて、その原因と解決策を紹介しました。
骨盤の歪みや筋肉のバランスで冷え性やむくみになり、脂肪がつきやすくなっているのですね。

今回紹介した簡単にできるトレーニングや骨盤矯正グッズを、ぜひ続けてみてください。
毎日少しずつ繰り返すことが、冷えやむくみ解消につながります。

トレーニングやストレッチが習慣づき、日常生活のNGポイントがなくなる時には、今よりも1サイズ小さいボトムスが履けるようになっているかも♡
お気に入りの1着をお部屋に飾りながら、着こなせる日を目指して、簡単なトレーニングを継続しましょう!

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田部 愛(ライター)
田部 愛

好奇心旺盛で多趣味なフリーライター。プライベートでは娘と息子を育てる二児の母です。休日は関西の美味しいパン屋巡りをしています。朝の習慣は読書と10分ストレッチ。

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