2021.09.09

後輩が増え、部下もできた働き女子へ。上手なコミュニケーションで信頼される仕事術

「後輩や部下との上手なコミュニケーションって?」「人として、信頼されるリーダーになりたい!」チームを円滑に動かすためには、コミュニケーションが鍵となります。こちらの記事では、信頼されるリーダーに欠かせないコミュニケーション術を、簡単な3ステップでご紹介します。

信頼されるリーダーとは?


あなたがイメージする信頼できるリーダーとはどんなイメージでしょうか?
「指示が的確」、「率先して結果を出す」、「頼りがいがある」などたくさんの条件が挙げられると思います。

もちろん正解はひとつではありませんが、信頼できるリーダーの条件のとして“ひとりひとりのパーソナリティを理解し、上手に部下のパフォーマンスを引き出せる”というのも大切です。

リーダーになる以上、チームでしっかりと結果を出さないといけません。
年次・性格・得意不得意が違うメンバーが集まって、互いに協力しながら一つの成果を出すのです。

部下のパフォーマンスを上げるためにも、リーダーのコミュニケーションは非常に重要ですよね。

誰でもできる!3ステップの簡単コミュニケーション術

(1)相手を承認してコミュニケーションの土台を作る


相手のパーソナリティを理解する土台として、意見を言い合えるような働きやすい環境を作ることが大切です。
そのためには、まずは相手の存在を承認するところから始めましょう。

“承認”というと難しい感じがしますが、簡単に言うと相手に“自分はここにいていいんだ”と思ってもらうことです。
例えばすぐに実践できるのが“挨拶”です。

「なんだそんなこと」と思うかもしれませんが、挨拶は毎日ほぼ全員と交わすものなので大切な基本のコミュニケーションの一つです。
挨拶は毎日できていると思う方も、“きちんと”挨拶ができているか思い返してみてください。

”顔を上げて相手を見ながら“するのが、本当の挨拶です。
もちろん忙しい時に毎回実践するのは難しいと思いますが、“きちんと挨拶する”ことを少し意識するだけでも不思議とチームの雰囲気は良くなっていきます。

他にも、名前を呼ぶ・話しかける・意見を求める・相談するなども承認行動の1つです。
存在を承認することは、パフォーマンスを引き出すうえでも土台となります。

なぜなら人は存在を認められた場でなければ、良いパフォーマンスを発揮しようという気持ちにならないからです。

(2)相手のパーソナリティを知る


相手を承認し関係の土台を作ったら、次はひとりひとりのパーソナリティをしっかり把握したいところですよね。
相手パーソナリティを知る第一歩として、相手の話をしっかり聞く機会を作りましょう。

面談でも良いですし、かしこまった場では本音を言いにくい人ならランチ会などの機会を作っても良いでしょう。

スタンスとして大切なのは“相手を受け止める”姿勢です。
相手が話しているときは、途中で話をさえぎったりせずに聞き役に徹しましょう。

一番やってはいけないのは“否定すること“です。

人間は基本的に他人に認めてほしい生き物なので、否定されると瞬時に心の扉を閉めてしまいます。
「そんな考え方もあるのか、面白いな。」くらいの気持ちで相手の個性を理解することを優先しましょう。

(3)相手のパーソナリティを理解し、コミュニケーションに活かす


相手のパーソナリティがわかってくると格段に仕事をしやすくなります。
なぜなら、相手が気持ちよく動いてくれるためにはどうしたらよいかが見えてくるからです。

例えば、仕事を任せるときのワンシーンでも、「〇〇さんなら間違いないから、この件は任せるよ!」と言った方が燃えるタイプの人もいますし、逆に「この件でわからないことはフォローするからね。」と言った方が安心する人もいます。

このように相手のパーソナリティを理解すると、相手に一番響く伝え方もわかってくるのです。

信頼されるリーダーはコミュニケーション上手


役割の違いはあれど、上司と部下は仲間であり協力関係です。
仕事術というとテクニック的なイメージを抱きやすいですが、チームの一員として”しっかりと相手の気持ちを考え抜くこと”が本質です。

ウマが合わないと感じていた部下も、もしかしたらコミュニケーションを深める中で意外といい関係性が築けたりすることもあるかもしれません。

チームで仕事をする以上、お互いのパーソナリティを尊重することは欠かせません。
積極的にプラスのコミュニケーションをとって、メンバーのパフォーマンスを最大限に引き出していきましょう。

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わかな ゆい(ライター)
わかな ゆい

現役化粧品メーカー勤務のWebライター

東証一部上場の化粧品メーカーで10年以上勤務。美容トレーナー経験があり、コスメ・エステ・メイク・サプリの専門知識が豊富。本業でJMA(日本メイクアップ技術検定)1級、 認定フェイシャルエステティシャン、サービス接遇検定2級、コスメ薬事法管理者の資格保有。現在は経営コンサルタントとして首都圏のエステ店15店舗を担当。

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