2021.11.23

テレワークで選ぶべきおすすめWi-Fi|決め手はやはり通信量

突然のテレワーク。家のWi-Fi環境が整っていないと焦りませんか?テレワークにはどんなWi-Fiを選べばいいのかわかりませんよね。こちらの記事では、テレワークで選ぶべきおすすめWi-Fiを解説します。最適なWi-Fiで快適なテレワークにしましょう!

テレワークで使うWi-Fiを選ぶ基準は?


近年、さまざまなWi-Fiが発売されています。

ポケットWi-Fi、ホームルーター、光回線……。
Wi-Fiに詳しくないと、どれがいいのかわかりませんよね。

テレワークでWi-Fiを使うなら、スペックをしっかり見て選ぶ必要があります。
こちらでは、テレワークに使うWi-Fiを選ぶ基準を解説していきますね。

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通信容量が足りているか


ネットやメール、アプリケーションなどの通信時に消費する容量のことを通信容量と言います。

「通信容量が足りているか」は、Wi-Fiを選ぶうえで重要なポイント。
容量が足りなくなると、通信制限がかかってしまいます。

まずは、自分がどのくらい通信容量を使うか把握するのがおすすめです。

  • Windows…設定→ネットワークとインターネット
  • Mac…ユーティリティ→アクティビティモニタ

上記の手順で、使っているパソコンの通信容量を調べることが可能です。
他にも、通信容量がわかるアプリもありますので、そちらを利用しても良いでしょう。

通信容量がギリギリだと、システムのアップデートなどで容量が足りなくなることもあります。
余裕をもった通信容量にするといいですね。

回線速度は十分か


回線速度とは、データを送受信する速度のこと。
数値が大きくなるほど速くなります。

快適なテレワークに、十分な回線速度は必要不可欠です。

回線速度が遅いとサーバーへのアクセスに時間がかかります。
データのダウンロートやアップロードに、時間がかかるということです。

そのため、回線速度が遅いと、仕事がスムーズに進まない可能性も出てくるでしょう。

回線速度は遅いと問題アリですが、早い分には問題ありません。
Wi-Fiを選ぶ時、通信容量に目が行きがちですが、回線速度もしっかりチェックしていきましょう。

セキュリティはしっかりしているか


会社の情報を扱うテレワークには、強固なセキュリティが必要です。
セキュリティが甘いと、通信の内容を盗み見られる可能性も……。

現在主流のセキュリティ方式であるWPA2、または最新規格であるWPA3なら問題ないでしょう。

しかし「WEP」「WPA」など、古いセキュリティ方式は推奨されていません。
暗号の解読方法が知られているからです。

Wi-Fiを選ぶ時は「できるだけ新しいセキュリティ方式を選ぶ」と、覚えておきましょう。

会社の情報が漏洩したら、あなただけの問題ではなくなります。
しっかりしたセキュリティで、安全なテレワークにしましょうね。

通信費が予算内か


「Wi-Fiに高い通信費は出せない……」そんな人もいますよね。

高スペックなWi-Fiを選んでも、通信費が予算オーバーしているのならよくありません。
自分の予算に合ったWi-Fiを選びましょう。

  • ポケットWi-Fi…月額3500円~5000円程度
  • ホームルーター…月額5000円前後
  • 光回線…マンション月額4000円程度、戸建て5000円~6000円程度

上記のように、Wi-Fiによって通信費に差が出てきます。

また、光回線なら工事が必要になるでしょう。
スマホと同じ会社のWi-Fiなら、割引が効く場合もあります。

いくつか候補を出して、金額的にも納得できるWi-Fiを選ぶといいですね。

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テレワークで必要な通信容量


テレワークでは、ビデオ会議や資料の共有など、大きな容量が必要になります。

では、どのくらいの容量があれば快適なテレワークができるのでしょうか?
詳しく見ていきましょう。

最低でも月3GBは必要


テレワークをするのなら、最低でも月に3GBは必要です。
3GBがどのくらいの容量かというと……

  • メール…約6,270通
  • WEB閲覧…約10,470ページ
  • 動画視聴…約13.5時間

メールのやり取りメインなら、3GBでも大丈夫かもしれません。
しかし、ビデオ会議(ZOOMの場合)は、1時間約600MB必要です。

ビデオ会議を頻繁に行ったり大きなデータを扱ったりするなら、さらに大きな容量が必要になるでしょう。

通信容量が低いと仕事に支障が出ることも


通信容量が少ないと、仕事に支障が出る可能性もあります。

なぜなら、容量を超えると、通信制限がかかるからです。
通信速度に制限がかかるので、低速になってしまいます。

WEBの読み込みに時間がかかる。
ビデオ会議でフリーズしてしまう。

自分の仕事に支障が出るだけではなく、他の人に迷惑が掛かることも。
快適なテレワークには、余裕のある通信容量が必要です。

テレワークは通信速度も重要


通信容量と並んで重要なのが通信速度。
通信速度が速いと、ストレスフリーで仕事ができちゃいます。

テレワークにどのくらいの通信速度が必要なのか、見ていきましょう。

必要な通信速度は1Mbps以上


通信速度により、ダウンロードやアップデートにかかる時間が変わります。

テレワークには1Mbps以上の通信速度が必要と言われているんです。
ちなみに、1Mbpsは10GBのデータを約1分20秒でダウンロードできる速度。

通信速度が1Mbpsより少ないと、データの読み込みが遅く、仕事に支障が出る可能性もでてきます。
ビデオ会議をしない人でも、通信速度は最低でも1Mbpsあると良いでしょう。

ビデオ会議などに安定した通信速度が必要


テレワークと言えば、外せないのがビデオ会議。
通信速度が遅いと「画像が荒くなって共有する資料が見づらい」なんてことになりかねません。

音声が途切れたり映像が止まったりする可能性もあるでしょう。
そのため、ビデオ会議には3Mbps以上の通信速度が必要になります。

また、大人数のビデオ会議は、さらに通信速度が速くないとスムーズにできない可能性も。

大人数で安定したビデオ会議をするなら、10Mbps~30Mbpsは必要と言われています。
ビデオ会議を頻繁に行うなら、通信速度の速さに気をつけましょう。

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テレワークは固定回線とポケットWi-Fiどちらがいいか


Wi-Fiと言えば、固定回線(光回線)かポケットWi-Fiですよね。
でも、どちらがいいか迷っていませんか?

どちらにもメリットデメリットがあります。
納得した上で、あなたに合ったWi-Fiを選びましょう!

機能性に大差なし


固定回線とポケットWi-Fi、機能性に大きな差はありません。
しかし、それぞれ特徴があります。

固定回線(光回線)

  • 回線工事が必要
  • 開通するまで時間がかかる
  • 通信が安定している

ポケットWi-Fi

  • すぐに使える
  • 速度制限がかかることも
  • 通信が安定しない傾向
  • 持ち運び可

安定した通信がしたいなら、固定回線がいいでしょう。
「すぐに使いたい人」や「回線工事ができない環境の人」「持ち運びしたい人」には、ポケットWi-Fiがおすすめです。

複数人でシェアしたいならホームルーター


複数人でシェアしたいなら「ホームルーター」という選択肢もあります。
ホームルーターによって差はありますが、最大40~128台まで同時接続ができるのが特徴です。

ホームルーターはコンセントにつなげる据え置き型で、回線工事が不要。
そして、ポケットWi-Fiよりも通信が安定している傾向にあります。

複数人で安定した通信をしたいなら、ホームルーターがしっくりくるかもしれません。

しっかりWi-Fiを選んで快適なテレワークを


Wi-Fiには、契約期間がある場合が多いです。
そのため、一度契約するとすぐに解約できないことも少なくありません。

後悔しないためにも「なんとなく」ではなく、しっかりWi-Fiを選んでくださいね。
あなたにぴったりなWi-Fiで、快適なテレワークにしちゃいましょう!

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tomo(ライター)
tomo

アダルト・恋愛ジャンルが得意なママライター

育児をしながらママライターとして活躍。日本化粧品検定1級を取得。過去には、脱毛サロンで4年間勤務していたこともあり、美容業界の知識も豊富。現在は、美容関係の知識をアップデートするために化粧品関係の資格取得に奮闘中。

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