地黒でも肌を白くする方法はある?
地黒さんでもある程度まで肌を白くすることは可能です。
特に効果が出やすいのは後天的な地黒タイプ。
小さい頃はさほど肌が黒くなかったのに年齢とともに肌が黒くなった女性は、日頃のお手入れを見直すことで色白さんに近づくことができます。
一方、肌を白くするのが難しいと言われているのは先天的な地黒タイプ。
生まれつきメラニン色素の量が多く、色白に近づけるのは至難の業。
ただしこれからご紹介する方法で、透明感のある美しい肌になることは十分可能です。
2021.10.13
透き通るような色白の美肌はモテの代名詞!白い肌にあこがれる女性はとても多いですよね。「でも私の肌は地黒だし」と諦めていませんか?この記事では地黒さんでも効果バツグン!肌を白くする内外のWケア方法を、現役化粧品メーカー社員がご紹介します。
地黒さんでもある程度まで肌を白くすることは可能です。
特に効果が出やすいのは後天的な地黒タイプ。
小さい頃はさほど肌が黒くなかったのに年齢とともに肌が黒くなった女性は、日頃のお手入れを見直すことで色白さんに近づくことができます。
一方、肌を白くするのが難しいと言われているのは先天的な地黒タイプ。
生まれつきメラニン色素の量が多く、色白に近づけるのは至難の業。
ただしこれからご紹介する方法で、透明感のある美しい肌になることは十分可能です。
肌が黒くなる代表的な原因を5つご紹介します。
あてはあまるものが多い方は要注意!
自ら肌を黒くしているかもしれません。
肌を黒くする原因としてまっさきに思い当たるのは紫外線ではないでしょうか。
地球上に降り注ぐ紫外線には主にUV-A波とUV-B波があります。
肌を黒くする原因になるのは波長の短いUV-B波です。
UV-B波は表皮内のメラノサイトに刺激を与えるので、肌を黒くするメラニンが過剰に生成されます。
さらにUV-B波は肌表面を炎症させる(サンバーン)ので、炎症焼けの原因にもなります。
摩擦やお手入れのし過ぎによる物理的な刺激もメラノサイトが活性化する原因に。
例えば洗顔後にタオルで顔を拭くときも、ケバだった固いタオルを使用していたり、ゴシゴシと思い切り顔を拭きあげたりしていませんか?
肌を美しく見せようとファンデーションを肌にたたき込んだりしていませんか?
物理的な刺激の積み重ねで肌が黒くなってしまうこともあるので、お手入れは常にソフトタッチでおこないましょう。
肌に老廃物が蓄積すると肌全体にくすみや毛穴の黒ずみが発生し、肌が黒っぽくなることもあります。
老廃物とはターンオーバーで不要となった角質部分(垢)、メイクなどの汚れ、余分な汗や皮脂などです。
肌に老廃物を蓄積させないためには、肌に合った洗顔アイテムで正しい洗顔をすることが大切。
毎日の洗顔をなんとなくやっている、もしくは洗顔をサボってしまうことがある方は要注意です。
働く女性が避けて通ることができないのが、日常的なストレスです。
ストレスを受けると体は防御反応として、血管や筋肉を収縮させて緊張状態となります。
緊張状態がとけると血管や筋肉の収縮は緩和しますが、この反応を繰り返すと体内に大量の活性酸素が放出されます。
活性酸素は表皮にあるメラノサイトを内側から刺激して、メラニンの生成スイッチをオンにしてしまいます。
なるべくストレスをためない、上手にリフレッシュすることが大切です。
食事の内容でも活性酸素が発生しやすくなるのはご存じですか?
肌を白くしたいなら、食品添加物の多い食品には要注意。
例えばカップ麺や、ベーコン・ソーセージなどの加工肉、清涼飲料水などは保存料・着色料が多い食品です。
これらの食品には合成化学物質が使用されていることがあり、活性酸素の発生を助長します。
忙しいとついコンビニ食に走りがちになりますが、コンビニのお弁当・お総菜などは食品添加物が多いのでほどほどに。
脂質の多い食品も食べ過ぎ注意です。
スナック菓子やジャンクフードなど、過剰な脂質は活性酸素の発生源となります。
お手入れはソフトなタッチでおこなうのが大前提。
強いタッチによる刺激は肌表面を刺激し、メラノサイトを活性化させる原因になります。
肌を白くしたいなら徹底的に肌を焼かないことが必須です。
「日焼け止めは塗っているよ!」という方も、春・夏・秋・冬しっかり対策できていますか?
一説では紫外線を2分浴びただけでも、メラニン生成のスイッチが入ると言われています。
ちょっとしたコンビニまでの外出、洗濯物を干すときなども油断は禁物です。
日常生活であればSPF30・PA+++程度の日焼け止めを、真夏や長時間の外出はSPF50・PA++++の日焼け止めを使用するのを習慣化しましょう。
洗顔の方法が正しくできているか、洗顔料が自分に合っているか見直しましょう。
毎日の洗顔の肝となるのが泡の量と質です。
泡の質が悪いと、すみずみまで汚れを落とすことができません。
泡の量が少ないと、肌と指のクッションの役割を果たせず洗顔が刺激になることも。
自分に合った洗顔料の見極めも大切です。必要な洗浄力は人によって異なるので、あと肌がつっぱらないものを選びましょう。
マイルドに不要な角質を除去できる酵素洗顔、皮脂や黒ずみの洗浄効果が高いクレイ(泥)洗顔などもおすすめです。
カネボウ suisai(スイサイ)ビューティクリア パウダーウォッシュN 0.4g×32個
W酵素とアミノ酸系の洗浄成分が配合された酵素洗顔パウダー。
マイルドに毛穴の黒ずみや、古い角質を除去してくれます。
クッション性の高い泡が簡単に作れるので酵素洗顔デビューにもおすすめ。
洗いあがりはうっとりするような、つるつるなめらかタマゴ肌に♡
メラニンを生成するメラノサイトは、一度活性化すると一定量メラニンを作り続けます。
美白アイテムを積極的に取り入れ、メラノサイトの活性化を防ぐ対策をしましょう。
ベーシックなラインを美白もので揃え、スペシャルアイテムとして美白の薬用美容液を取り入れるのがおすすめ。
日焼け止めと同様に通年使用を心がけましょう。
ORBIS(オルビス) ホワイトクリアエッセンス 25ml
ホワイトクリアエッセンスは肌本来がもつ「透明感あふれる肌」へ導く薬用の美白美容液。
美白有効成分m-ピクセノールがメラニンの生成を抑え、シミそばかすを防ぎます。
肌なじみのよい使い心地で一年中快適に使用できるおすすめの美容液です!
内側ケアでは活性酸素を発生させないことが肌を白くする鍵!
特に以下の2点を意識してみましょう。
活性酸素は肌の表皮メラノサイトを刺激して、メラニン生成の原因となります。
活性酸素を発生させないために、日常的なストレスを緩和するのがベター。
とはいえ毎日忙しく働いている女性が、ストレスを感じずに生活するのはほぼ不可能です。
ストレスを上手に発散する方法を自分なりに見つけてみましょう。
例えば、適度に体を動かす、快適な寝具を見つける、お気に入りのアロマを焚くなど。
自分がご機嫌になる方法をいくつか取り入れてみるとよいですね。
食品添加物の多い食品や脂質の多い食品を避け、ビタミン・ミネラルを意識して取り入れると良いです。
ビタミンCは酸化を抑え、メラニンの色を淡くする効果があると言われています。
キウイやイチゴ、レモン、赤ピーマン、ブロッコリーなどはビタミンCが豊富な食品です。
仕事中の間食にはアーモンドがおすすめ。
抗酸化力の高いビタミンEがたっぷり含まれています。
ミネラルのなかでも亜鉛は皮膚の健康維持に、鉄分は肌のくすみ改善に一役買ってくれます。
ミネラルが豊富な食品は海藻類、魚介類、きのこ類、豆類など。
忙しいとつい手軽な食べ物に走りやすくなりますが、栄養素をバランスよく摂取しましょう。
地黒さんは白い肌を目指すのを諦めてしまいがち。
遺伝的な地黒タイプの方は肌を白くするには限界がありますが、肌本来の透明感を引き出すことは十分可能です。
肌本来の美しさを引き出すなら内外のWケアがマスト。
例えば窓をキレイにしようと思ったら、家の外側と内側の両面から拭いたほうがキレイになりますよね。
透き通る白い肌はモテ肌ですが、健康的で美しい肌は同じくらい魅力的。
ご紹介した内外ケアで美白とともに美肌も叶えてくださいね。
現役化粧品メーカー勤務のWebライター
東証一部上場の化粧品メーカーで10年以上勤務。美容トレーナー経験があり、コスメ・エステ・メイク・サプリの専門知識が豊富。本業でJMA(日本メイクアップ技術検定)1級、 認定フェイシャルエステティシャン、サービス接遇検定2級、コスメ薬事法管理者の資格保有。現在は経営コンサルタントとして首都圏のエステ店15店舗を担当。
このライターの記事を見る