2022.12.20

結婚式にパンツスタイルはあり?マナー違反にならない選び方を紹介

結婚式にパンツスタイルで参列する人が増えています。「結婚式に出席するときはパンツスタイルにしたい」と、考えている人もいますよね。その反面、気になるのが服装のマナー。結婚式のマナーを知ったうえでパンツスタイルを選べば、不安が少なくなりますよ。

結婚式のパンツスタイルはマナー違反?


「スカートは苦手だからパンツスタイルにしたい」
「結婚式はかっこいいパンツスーツで参列したい」

など、結婚式にパンツスタイルで参列したいと考える人も多いのでは?

近年、服装が多様化しており、結婚式にパンツスタイルで参列する人が増えています。
だからといって「結婚式=パンツスタイルでもOK」とは限りません。

結婚式に着ていく服装には細かなルールやマナーがあります。
そのため、服装のチョイスを間違えると、新郎新婦に迷惑をかける可能性も……。

「結婚式にパンツスタイルで行こうか悩んでいる人」は、参列する結婚式にパンツスタイルが相応しいかチェックしてみましょう。

結婚式の服装は格式の高さで決まる


結婚式のようなフォーマルな場には、服装のルールがあります。
格式の高さや立場によって装いを変えることがマナーです。

女性の洋装は、格式の高い順に

  • 正礼装
  • 準礼装
  • 略礼装


の3つに分けられます。
パンツスタイルはスカートよりも格下の「略礼装」にあたります。

結婚式と言っても、厳かな結婚式からカジュアルな結婚式までさまざまです。
また、パンツスタイルに対してよい印象を持たない人もいます。

会場や出席者、自分の立場などから「パンツスタイル」がふさわしい結婚式なのか、判断する必要があるでしょう。

格式の高い結婚式にパンツスタイルはNG


格式の高い結婚式にパンツスタイルは向きません。
格式の高い結婚式では、正礼装または準礼装がマナーだからです。

参列する結婚式の格式の高さがわからないのなら、まずは会場をチェックしてみましょう。
一流ホテルでの披露宴や伝統のある式場の場合、格式が高い結婚式と判断できます。

ほかにも、

  • 新郎新婦の家柄がよい
  • 新郎新婦が堅い職業
  • 親族として参列する
  • 親族や会社関係の参列者が多い


などの場合もパンツスタイルは避けた方がよいでしょう。

カジュアルな結婚式はパンツスタイルでもOK


パンツスタイルがOKとされるのは、いわゆる「カジュアルウエディング」です。

カジュアルなレストランでの結婚式やガーデンパーティなど、アットホームな結婚式でのパンツスタイルは許容範囲とされています。

ほかにも、招待状で「平服でお越しください」と指定されている場合は略礼服であるパンツスタイルで問題ありません。

最近では服装の多様化もあり「招待客が友人メインならパンツスタイルでもOK」と考える人も多いようです。

パンツスタイルで結婚式に出席する際の疑問を解消!


「結婚式に参列するときはいつもワンピース」なんて人も多いですよね。

そのため、結婚式にパンツスタイルで参列しようと思っても、どのように着こなしたらいいのか不安を感じる人も多いのでは?

こちらでは、結婚式にパンツスタイルで参列する際に気になる3つの疑問にお答えします。
疑問を解消できたら、パンツスタイルを着こなすコツが見えてきますよ。

結婚式で着るパンツスタイルとは?


結婚式で着るパンツスタイルは「パンツドレス」と呼ばれるものです。

パンツドレスとは、上品で華やかな印象のパンツタイプのドレスのこと。
上下にわかれているセットアップと、上下つながっているジャンプスーツの2種類あります。

最近人気が高いのが1枚で決まるジャンプスーツタイプです。
カッコいいデザインだけではなく、ワンピースのような女性らしいデザインも多いため、誰にでも取り入れやすいアイテムになっています。

パンツスタイルだからと言って結婚式にNGなのが、日常的に使用しているリクルートスーツ。
仕事からそのまま来たように見えますし、フォーマルではありませんのでマナー違反になります。

結婚式はフォーマルな場なので、TPOに合わせた上品なパンツスタイルを心がけてみてくださいね。

冬の結婚式でパンツスタイルはどうする?


冬場の結婚式はパンツスタイルでの防寒対策が気になりますよね。

結論からいうと、冬でもとくに防寒対策をする必要はありません。
なぜなら、会場内は空調が完備されているからです。

「寒そうだから」と、袖アリのパンツドレスなのに羽織ものを着ることはマナー違反になりますので、注意が必要です。

しかし、会場まで移動する際の防寒対策は必要になります。
会場までコートなど着ていき、クロークに預けるようにしましょう。

パンツスタイルにどんな羽織ものを合わせる?


肩の出るパンツドレスを着る際に必要になる羽織もの。
せっかくならパンツスタイルに合う羽織ものを選びたいですよね。

結婚式に着るパンツスタイルには、ジャケットを合わせるのがおすすめです。

  • かっこいい印象……襟付きジャケット
  • かわいい印象……ノーカラージャケット


のように、なりたいイメージに合わせてジャケットのデザインを選んでみてください。

使いやすいジャケットの色はベージュ、グレー、黒です。
しかしパンツドレスが黒い場合、黒いジャケットは避けるのが基本になります。

ほかにも、ファーや革のジャケット、白の羽織ものはマナー違反なので選ばないようにしましょう。
フォーマル感が出るジャケットとパンツスタイルでおしゃれに決めてみてください。

結婚式に着るパンツドレスの選び方


「結婚式にパンツスタイルで出席しよう!」と決めたのなら、つぎは「どのようなパンツドレスを選べばいいのか」知りたいですよね。

そんなあなたのために、こちらでは結婚式に着るパンツドレスの選び方を紹介します。
マナーを守ったパンツスタイルのなかから、あなた好みのパンツドレスを探してみてください。

露出の少ないデザインを選ぶ


パンツドレスを選ぶ時、まずチェックしたいのがデザインです。
結婚式に着ていくのなら、露出が少ないデザインを選んでみてください。

また、体のラインが強調されるようなパンツドレスは結婚式にはダメなので、避けた方がよいでしょう。
肩が出るパンツドレスを選ぶ場合は、羽織ものを合わせる前提で購入してくださいね。

上下に別れたデザインのパンツドレスは「別れを連想させる」と考える人もいますので、ジャンプスーツや上下つながったように見えるセットアップを選んでもいいかもしれません。

フォーマル感がでる素材を選ぶ


結婚式に着るパンツスタイルには、フォーマル感がある上品な素材を選びましょう。

昼の結婚式なら光沢感の少ない素材を選ぶのがマナー。
シャンタン素材やシフォン素材、ポリエステルのような化繊もおすすめです。

また、夜の結婚式ならサテンのような光沢感の強い素材もOKになります。

逆に避けたいのは、カジュアルな印象の素材です。
コットンやニット、デニムなど普段着にも使われるような素材を避けるのがマナーとされています。

パンツドレスを選ぶ際は、上品で華やかな素材を選んでみてくださいね。

白・黒以外の色のパンツドレスを選ぶ


パンツドレスを選ぶ際、白と黒は避けるのがマナー。

白は花嫁の特権カラーなので、白いパンツドレスで参列するのはタブーです。
また、明るいグレーやベージュは写真に白く映るという理由から避けた方がよいとされています。

そして、黒は喪服のイメージがあるため、できるなら避けた方がよいでしょう。

とくに全身真っ黒のコーデは喪服を連想させるためマナー違反です。
黒いパンツドレスを選んだ場合は、アクセサリーや小物で華やかにする必要があります。

ブルーやピンクなど明るい色のパンツドレスを選ぶと、会場が華やかになるのでおすすめです。

【20代】結婚式におすすめのパンツドレス


結婚式に向いているパンツスタイルの特徴はイメージできましたか?

「どのパンツドレスを選べばいいのかわからない人」のために、結婚式向けのパンツドレスを年代別にチョイスしました。

まずは、20代の女性におすすめなアイテムを紹介します。
人気のパンツドレスで結婚式を華やかに盛り上げましょう。

エメ 袖付きカシュクールオールインワン

エメのカシュクールオールインワンは、胸元のタックとカシュクールデザインが華やかなパンツドレスです。

フルスリーブですが、透け感のあるレースが使用されているので、重くなりすぎません。
また、ほどよくゆったり感のあるパンツシルエットがエレガントさを演出してくれます。

こちらのアイテムはXSからサイズ展開されているので、低身長さんでも挑戦しやすいですよ。
ボリューム感のあるパールアクセサリーを合わせて華やかに着こなしたいパンツドレスです。

エメ ストレートパンツオールインワン

かっこいいパンツドレスで決めたいなら、エメのストレートパンツ・オールインワンがおすすめです。
光沢感のないシフォン素材を使用しており、すっきりとしたシルエットのパンツドレスです。

パンツの太さは、細くもなくワイドでもないストレートタイプ。
胸元とフロント、腰部分に入ったタックが立体感を出してくれるので、スタイルアップ効果も期待できちゃいます。

肩が出ているデザインなので、ジャケットを合わせてかっこよく着こなしてみてください。

ニアナ パンツドレス

「パンツスタイルで結婚式に出たいけど、勇気が出ない」なんて人は、ニアナのパンツドレスはいかがでしょうか?

ワイドパンツのジャンプスーツは、一見ワンピースのようです。
キュッと絞られたウエスト+ワイドパンツでスタイルアップも叶っちゃいます。

最近人気の袖アリジャンプスーツで、トレンド感も外しません。

トップス部分はコード刺しゅうレースを重ねたデザインなので華やかな印象に。
7分袖なので、羽織ものなしで結婚式に出席できます。

女性らしさとトレンドを押さえたパンツスタイルで、まわりと差をつけちゃいましょう。

【30代】結婚式におすすめのパンツドレス


「かわいすぎるデザインのパンツスタイルは苦手」
「若作りと思われないパンツドレスを選びたい」

など、30代女性は結婚式の服装選びに悩みがちですよね。

こちらでは、大人の女性にも着こなしやすいパンツドレスを紹介します。
30代だからこそ着こなせるパンツドレスで、上品に決めちゃいましょう。

フォルムフォルマ カシュクールデザインパンツドレス

フォルムフォルマのカシュクールデザインパンツドレスは大人女子にぴったりのアイテムです。

カシュクールデザインと肩先にかかる程度の袖丈で、すっきりと着こなすことができます。

胸元とバックスタイルにはレースが施されており、華やかな女性らしさもプラス。
胸元があいていないので、前かがみになった時に胸元を気にする必要もありません。

シンプルなデザインなので、アクセサリーや小物で華やかさを出してみてくださいね。

クラリッサ レーストップスのオールインワン

落ち着いた大人の女性を演出できるクラリッサのパンツドレス。
こちらのアイテムはプチハイネックで露出も少なく、結婚式にぴったりなオールインワンです。

トップスはレイヤード風のレースでおしゃれな印象に演出してくれます。
袖アリなので羽織ものなしで着られるのもうれしいですよね。

デコルテ部分はほどよく透け感があるので、暗めカラーでもほどよい抜け感が出せますよ。
かっこよさの中に女性らしさも感じられるパンツスタイルと言えそうです。

アールズガウン パンツドレス

アールズガウンのパンツドレスは、一枚で大人可愛くなれるアイテムです。
ワイドパンツタイプなので、体型をカバーしつつ上品な大人の女性を演出してくれます。

ハイウエストなので、スタイルアップが期待できるのもうれしいポイントです。

シワになりにくいジョーゼット素材を使用しているので、長時間座る披露宴でもシワを気にせず楽しめます。
デコルテ部分の裏地付きのシフォン素材や袖口の幅広のカフスで、きちんと感もばっちりです。

【ぽっちゃりさん】結婚式におすすめのパンツスタイル


体型が気になると、「結婚式にワンピースを着たくない」「できるだけ足をだしたくない」と思いますよね。

しかし、パンツスタイルは、意外とカラダのラインが出るデザインが多いのも事実です。
では、ぽっちゃりさんはどのようなパンツスタイルを選べばいいのでしょうか?

こちらでは、ぽっちゃり女子におすすめのパンツドレスを紹介します。

リジェイアンドスプル セットアップパンツドレス

大きめサイズを展開しているリジェイアンドスプルから、ぽっちゃりさんにも着やすいセットアップタイプのパンツドレスを紹介します。

こちらのパンツドレスの特徴は、フロント部分のティアードフリルです。
ボリューム感のあるデザインなので、視線を上に集めてスタイルアップ効果が期待できます。

さらに、アシンメトリーなレース切り替えでさりげない大人っぽさをプラスしてくれますよ。
ウエストの後ろはゴム仕様になっているので、履き心地も抜群です。

ドレスプラス ジャンプスーツ

 

スタイルアップが叶う、ドレスプラスのパンツドレス。
身頃のタックやプリーツの切り替えが直線的なので、縦のラインを強調してくれます。

ワイドパンツのジャンプスーツなので、気になる脚もすっきり見せてくれますよ。
気になる二の腕もすっぽりとカバーできる7分袖も着やせするポイントです。

ウエストに同素材のリボンが付いているので、結び方次第で印象を変えることもできちゃいます。

3Lまでサイズ展開されているので、気になる人は試してみてくださいね。

ニッセン パンツドレス

ニッセンのパンツドレスは8Lまでサイズ展開されており、大きいサイズの人にもうれしいアイテム。
デザインブラウスとワイドパンツが大人可愛いセットアップです。

ゆったりしたシルエットなので、体型カバーも◎。
フロントタックの間にさりげなくレースがあしらわれており、デザイン性も高く上品さも演出できますよ。

こちらのパンツドレスは落ち着いたカラー展開なので、小物や髪型で華やかにするのがおすすめです。

パンツスタイルに合わせる小物&アクセサリー


結婚式のマナーやルールは服装だけではありません。
フォーマルなパンツスタイルでも、合わせる小物やアクセサリーが結婚式にふさわしくなければマナー違反になることも……。

こちらでは、結婚式でパンツスタイルに合わせたい小物&アクセサリーを紹介します。
マナーやルールを知った上でパンツスタイルとコーディネートしてみてくださいね。

足元は上品なパンプスを合わせる


結婚式に履いていく靴は、つま先とかかとが覆われているパンプスを選んでみてください。
ヒールは3cm以上ある物が好ましいとされています。

パンツドレスとのバランスをよく見せるためにも、高めのヒールを選ぶのがおすすめです。

エナメルやカーフ、サテンなど、上品な素材が◎。
結婚式に履く靴に色の指定はありませんので、明るめの色を持ってきても問題ありません。

ただし、アニマル柄は殺生を連想するのでNGです。
ほかにも、つま先の出るデザインやブーツ、サンダルなどカジュアルな印象の靴は結婚式に向かないため選ばないようにしましょう。

ランダ 7WAYパンプス

華やかな足元を演出できるランダの7WAYパンプスは、名前のとおり7パターンの履き方ができるアイテムです。

引っかけ仕様のベルト、パール、ビジューの3種類の取り外し可能ベルトで、TPOに合わせてパンプスの表情が変えられますよ。

また、ストラップは2種類のつけ方があるので、気分に合わせてデザインを変えられるのもうれしいポイント。

細すぎない6.5cmのヒールは「歩きやすい」と評判です。
結婚式だけではなく、日常使いもできるパンプスは重宝すること間違いないでしょう。

小ぶりで華やかなバッグを選ぶ


結婚式で着るパンツドレスには、小ぶりなクラッチバッグやハンドバッグを合わせましょう。

華奢で華やかなデザインを選ぶと間違いありません。
ゴールドやシルバーなど、華やかな色が好ましいとされています。

逆にNGなのが、ファーやレザー、地味な黒一色のバッグなど。
また、大きすぎるバッグもマナー違反となります。

小ぶりなバッグに荷物がはいらない場合は、サブバッグを用意してみてくださいね。

ニアナ ラメ切り替えパーティークラッチバッグ

ニアナのパーティークラッチバッグは、サテン生地とラメ生地の切り替えが特徴のレターケース型のアイテムです。

派手過ぎないグリッター生地なので、上品かつ華やかな印象になれますよ。
長財布が入るサイズ感なので、「小さすぎて何も入らない」なんて心配もありません。

カラーは、黒、シルバー、ゴールドの3色。
どの色も華やかで使いやすそうです。

まわりと差をつけたいなら、こちらのアイテムを合わせてみてはいかがでしょうか?

パールアクセサリーでフォーマルに決める


昼間の結婚式には、光らないアクセサリーをつけるのがマナー。
パールのアクセサリーやコサージュで華やかさをプラスしましょう。

イヤリングは大ぶりなデザインは避けて、花嫁を引き立てるような小ぶりのデザインを選びます。

一方、夜の結婚式に参列する場合は、宝石系やゴールド、シルバーなど華やかで輝きのあるアクセサリーをつけましょう。

出席する結婚式の時間帯に合わせて、つけるアクセサリーを選んでみてください。

つやたまうるる ロングネックレスイヤリングセット

結婚式の基本アクセサリーのパール。
「安っぽいパールは嫌だけど、高すぎると手が出ない」と悩みますよね。

そんな人におすすめなのが、つやたまのロングネックレスイヤリングセットです。
こちらのアイテムは、8mmの本真珠を使った135cmのロングネックレス。

二連にしたり、ねじって使用したり、アレンジしやすいアイテムです。
イヤリングとのセットなのもうれしいですよね。

天然パールだからこその照り、重量感は結婚式にもぴったりと言えます。

マナーを知ったうえでパンツスタイルを選んでみよう!


結婚式には昔から決められたルールやマナーがあります。
「今の時代に合わない」と思うかもしれませんが、マナー違反と思われて嫌な思いをするのは新郎新婦です。

結婚式に参列する際は、新郎新婦がどう思われるのか優先して服装を選んでみるといいかもしれません。
結婚式のルールやマナーの範囲内で、パンツスタイルやおしゃれを楽しみましょうね。

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tomo(ライター)
tomo

アダルト・恋愛ジャンルが得意なママライター

育児をしながらママライターとして活躍。日本化粧品検定1級を取得。過去には、脱毛サロンで4年間勤務していたこともあり、美容業界の知識も豊富。現在は、美容関係の知識をアップデートするために化粧品関係の資格取得に奮闘中。

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