2021.09.28

スーツに合うアクセサリーはコレ!知っておくべきマナーも解説

顔や手周りをおしゃれに見せてくれるアクセサリーですが、気になるのはスーツとの合わせ方ではないでしょうか。今回は、スーツに合うアクセサリーのご提案、そしてNGアクセサリーといったビジネスマナーについてもご紹介します。

スーツにアクセサリーはOK?


ビジネスファッションの中でも特にかっちり感の出るスーツは、その着こなしにも気を配りたいもの。

特に女性が気になるのは「アクセサリーは着けてもいいの?」「もしOKなら、どんなアクセサリーがいいの?」ということではないでしょうか。

基本的にスーツスタイルが求められる場というのは、華やかさよりも真面目さ、誠実さなどを重視することが多いもの。

そのため、アクセサリーは付けないほうが良いという考えもあります。
特に就職の面接のときなどには避けたほうが良いでしょう。

ですが、顔や手の周りを華やかに見せてくれるアクセサリーは、いわば男性で言う「ネクタイ」のようなもの。

特に会社で禁止されている場合を除き、おおむね付けていても問題はありません。

ただし、華美なものやデザイン性の高いものはスーツにはなじまないので避けたほうが無難でしょう。
続いてはスーツスタイルには相応しくないアクセサリーについてご紹介します。

スーツには相応しくないアクセサリーとは?


かっちり感が重視されるスーツスタイルでは、アクセサリーもシンプルであまり派手でないものをあわせるのが鉄則です。

特に以下のアクセサリーはスーツにはなじまず、またお相手の方からの印象を下げてしまう可能性があるため避けたほうが良いでしょう。

1.ボリュームアクセサリー


着こなしにアクセントをプラスしてくれるボリューミーなアクセサリーですが、スーツスタイルにはNG。

仕事の邪魔になってしまいそうなロングネックレスや揺れが落ち着かない気分にさせるスイングピアス等も避けたほうが良いでしょう。

2.プラスチック素材のアクセサリー


キュートな印象のプラスチック素材のアクセサリーですが、チープな印象を与えてしまうためスーツスタイルでは避けたほうが良いでしょう。

スーツスタイルでは、上質な金属素材がおすすめ。

特に原色やパステルカラーなどのアクセサリーはチープさがより際立ちます。
アクセサリーだけではなく、腕時計やヘアアクセサリーでも避けたほうが無難です。

3.ファー、コットン素材のアクセサリー


秋冬になると流行するファー素材のアクセサリーですが、こちらもスーツスタイルにはなじみづらいもの。

また、ものによってはファーが抜け落ちてしまいスーツやデスク周りを汚してしまう可能性もあるためビジネスシーンでは避けたほうが良いでしょう。

さらにコットン素材のアクセサリーはカジュアルな印象を与えるためこちらも避けたほうが無難。

どうしても布素材のアクセサリーを使いたいというときには、ツイード素材やベルベット、サテンなどきちんと感のある素材を選ぶようにしましょう。

4.ブランドロゴが際立ったアクセサリー


アクセサリーに限らず、スーツスタイルではブランドロゴが目立つようなアイテムは避けたほうが無難です。
特に接客業をしている場合や外回りが多い方は、避けたほうが良いでしょう。

5.音が鳴るアクセサリー


特にロングネックレスやロングピアスは、動き回るたびに「カチカチ」と音が鳴ってしまうことも。

また、バングルやブレスレットもパソコン作業時に机にぶつかって音が鳴ることもあります。

余計な音を立ててしまうとお客様や同僚の集中力を削いでしまうこともあるので、避けたほうが良いでしょう。

アクセサリーのモチーフにNGはある?


小ぶりでシンプルなアクセサリーならスーツスタイルでもOK!と早速お買い物をしようと思っている方も多いかもしれません。
ですが、実はスーツスタイルではアクセサリーのモチーフにも気を付けたほうが良いことも。

もちろん、アクセサリーの素材やデザインによって印象が異なるので完全にNGではありませんが選ぶときには気を付けておくのが良いでしょう。

ガーリーモチーフ


ハートモチーフやフルーツモチーフなど、ガーリーなアクセサリーはとてもかわいいものですがかっちりとしたスーツスタイルと合わせると違和感が出てしまうことも。

また、場合によっては「何となく頼りなさそう……」という印象を与えてしまうこともあります。

どうしてもかわいいモチーフのアクセサリーを付けたいなら、小ぶりなものにしたり上質素材のスタイリッシュなものを選ぶなどちょっとした工夫が必要になるでしょう。

動物モチーフ


人気の動物モチーフのアクセサリーも、どちらかといえばカジュアルより。
特に動物がデフォルメされたものやカラフルなものは、スーツにはあわせづらいでしょう。

シルエットタイプのものを選ぶなどすると合うこともあるため、デザインを吟味してみてください。

宗教色の強いモチーフ


世代や考え方によってその捉え方は異なりますが、場合によってはクロス(十字架)のネックレスなどはお相手に誤解を与えてしまうこともあります。

昨今では余り重要視されないこともありますが、特にこだわりがないのであればビジネスシーンでは避けたほうが無難です。

関連記事

これならマナーも◎ スーツにおすすめのアクセサリー5選


ここまで、ビジネスシーンで気を付けるべきアクセサリーについてご紹介してまいりました。
最後にお届けするのは、スーツにもよく似合いそうなおしゃれでセンスの良いアクセサリーたち。

アクセサリー選びの参考にしていただければ幸いです。

大人カラーのネックレス

しずくのモチーフと落ち着いた色味のストーンが魅力的なネックレスは、スーツの胸元にさりげなくとりいれたい逸品。
程よい輝きが美しいアクセサリーなら、オフィシャルな場にもよくなじみお相手にも好印象を与えてくれそうです。

一粒ダイヤのピアス

スーツスタイルでイヤーアクセサリーを付けたいなら、できるだけ揺れ感のないシンプルなデザインのものを選ぶと良いでしょう。

上質な一粒ダイヤのピアスは、お守り的なアクセサリーをお探しの方にもぴったり。
さりげなく耳元で輝き、あなたをより魅力的に見せてくれるでしょう。

華奢なデザインのブレスレット

スーツスタイルにも合わせやすいブレスレットは、やはり華奢なデザインのもの。
腕時計のデザインも吟味して選ぶと、よりおしゃれで統一感のあるスーツコーディネートが叶います。

軽くて負担のないブレスレットなら、パソコン作業などもサクサクできそうです。

装飾の少ないバングル

ブレスレットよりもバングル派、という方におすすめなのはとことんシンプルなバングルです。

できるだけ他の色味や細かい意匠のないものを選ぶとシンプルなスーツにも似合うでしょう。
肌なじみの良い色を選ぶのもポイントです。

クラシカルな雰囲気のリング

年齢や性別を問わず人気を集めるのが、クラシカルな雰囲気のアクセサリー。
ベーシックなスーツにも合わせやすい上品なデザインのものなら、お相手に好印象を与えることができますよ。

パールのついたアクセサリーはフォーマル感もプラスできるので、スーツスタイルにもおすすめです。

スーツに合うアクセサリーで好印象をゲットしよう!


女性にとってアクセサリーは単なる装飾品としての働きだけではなく、時に励ましてくれたり背中を押してくれる「お守り」のような存在でもあるもの。

そんなアクセサリーはスーツスタイルのときでも身に着けて、自分自身を鼓舞していきたいですよね。
ですが、アクセサリー選びを間違えてしまうとマナー違反となってしまうこともあります。

ぜひ今回ご紹介したマナーやおすすめのアクセサリーを参考に、ご自身にとってベストなスーツコーディネートを組み立ててみてください!

関連記事

この記事をシェア

Twitter
Facebook
mochi_kinako(ライター)
mochi_kinako

インテリア・女性向け記事を中心に執筆するライター

SE、受付事務を経てライターに。着心地の良い服と、居心地の良いお部屋が大好きです。最近は和菓子にハマっています。

このライターの記事を見る