2021.11.05

ブリーチ後にセルフカラーするなら?注意点とおすすめカラー剤6選

ブリーチ後に、セルフカラーで好きな色を入れたいと思う人は多いですよね。ブリーチした後はカラーの発色もよく、ヘアカラーが楽しくなります。今回は、ブリーチ後にセルフカラーをするときの注意点や、おすすめのカラー剤6つを紹介します。

そもそもブリーチとヘアカラーの違いって?


ブリーチをしてからヘアカラーすると色の入りがよいと言いますが、そもそもブリーチとヘアカラーの違いについて詳しく知らないという人もいますよね。
まずは、ブリーチとヘアカラーの違いについてチェックしてみましょう。

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ブリーチとは?

ブリーチとは、髪の毛の色素を抜く「脱色剤」のことで、髪の毛の色素を抜き髪の明度を高めます。

ダメージが大きいと思われがちですが、ブリーチすることで3つのメリットが得られます。

  • カラー剤の色をそのまま入れられる
  • 表現できる色味の幅が広がる
  • 透明感が出る

ブリーチをして色素を抜くことで、ベースとなる髪の毛に黒い部分がなくなります。
つまり、カラー剤の色味を邪魔するものがなくなるというわけです。

その結果、カラー剤の色をそのまま入れやすくなり、色味の幅が広がるというメリットが得られます。
また、髪の色素を抜くことで髪色が薄くなるため、透明感を出すこともできます。

ヘアカラーとは?

ヘアカラーとは、カラー剤を使って髪の毛を染める「染毛剤」のことで、髪の毛に色を加えます。

ヘアカラーは、カラーバリエーションが豊富で、ブリーチした後に使えば発色が良く、絶妙な色合いのカラーも入れることが可能です。

まず髪をブリーチ(脱色)し、そのあとヘアカラー(染色)と2段階にわたってカラーリングすることを、ダブルカラーとも言い、多くの人が取り入れています。

ブリーチ後にセルフヘアカラーは可能?


ブリーチ後のヘアカラーをセルフですることは、もちろん可能です。
同じ日に美容室で施術しようと思っても、時間や料金の兼ね合いでブリーチだけして、カラーはセルフで考えている人もいますよね。

市販のカラー剤には様々なタイプがあります。
セルフで扱いやすいものも多く、ブリーチ後のセルフカラーは手軽に髪色チェンジを楽しめる手段のひとつです。

ブリーチ後のセルフカラーでの3つの注意点


ブリーチ後に自宅でセルフカラーをする際は、次の3つのことを注意しましょう。

1.アレルギーには注意を払う

「いつも美容室でカラーしても、アレルギー反応が出たことがないから大丈夫」と思っていても、突然かぶれが出てしまうのがカラー剤によるアレルギー反応です。

カラー剤に含まれる主要成分が原因となり、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
そのため、セルフカラーで市販のカラー剤を使用する際は、必ず製品に記載されているパッチテストを行いましょう。

2.カラー剤を塗る順番や放置時間に気を付ける

美容室でヘアカラーをすると、均一でムラのない仕上がりになりますよね。
これは、知識と経験のあるプロの美容師が、薬剤の付け方や量を調整しながら染めてくれるためです。

ブリーチ後にセルフカラーで色を入れる場合、色ムラにならないように、次の2点を覚えておくと良いでしょう。

1.塗る順番

カラー剤は基本的に頭皮に近い根元付近が染まりやすいです。
そのため、まず毛先から染めて根元へと移行します。

毛先以外にも、もみあげ付近・襟足付近は頭頂部に比べて染まりにくいため、この部分も先に塗るようにしましょう。

2.放置時間

カラー剤は、髪の毛についた瞬間から反応がスタートします。
そのため、塗り始めと塗り終わり部分に時間差がありすぎると、仕上がりでの色ムラの原因になってしまいます。

そのため、10分以内に終わらせるのが良いでしょう。
また、カラー剤ごとに設定された正しい放置時間を守りましょう。

カラー剤は時間をおけば置くほどよく染まるというわけではありません。
反対に放置時間が足りないと、思った色に仕上がらない可能性もあります。

そのため、放置時間には注意を払い、こまめな色のチェックを心がけましょう。

3.希望色よりも1段階明るめor暗めを選ぶ

ブリーチ後のセルフカラーでは、思った以上にトーンが明るくなってしまったり、反対に暗くなってしまったりする可能性もあります。

明るくしたい場合は自分の狙いの色よりも少し暗めのトーンを選ぶ、今よりも暗めにする場合は狙いの色よりも少し明るめを選ぶと良いでしょう。

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セルフカラーの選び方


ブリーチ後にセルフカラーをしようと思ったら、どのようなカラー剤を選べばよいのか、選び方のポイント3つを解説します。

選び方1.泡タイプかミルクタイプかで決める


市販で発売されてるヘアカラー剤には、泡タイプとミルクタイプがあります。
それぞれに特徴やメリットがあるので、どちらが自分に合っているかをチェックして選びましょう。

泡タイプ

  • 泡で出てくるため伸ばしやすい
  • 良く広がり髪への馴染みが良い
  • 後頭部など見づらい部分にも塗りやすい

クリーム(乳液)タイプ

  • 濃く付くため、しっかり染まる
  • 薬がムラになりにくく均一な仕上がりになりやすい
  • 生え際など細かいところに部分的に塗れる

選び方2.明るさと色をチェック


ヘアカラーは、色だけでなく明るさも選べます。
数字で記載されているものは、地毛が5トーンくらいで、8トーンがやや明るめです。

箱にカラーチャートという表で書かれていることが多いので、目安にしてみてください。

また、色は茶色系(ブラウン)、寒色系(アッシュ)、暖色系(レッド)などがあるので、好きな色味を選びましょう。

選び方3.量を確認する


忘れがちですが、どのくらいの量が入っているかを確認することも大切です。

塗っている途中で足りなくならないように、髪の長さや毛量に合わせた量を購入しておきましょう。

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セルフカラーおすすめカラー剤6選


ブリーチ後のセルフカラーでおすすめのカラー剤を、泡タイプとクリームタイプからそれぞれ3つ紹介します。

1.リーゼ 泡カラー|ムラなくキレイに染まる

参考価格:1,680円(税込)
内容量 :108ml

特徴

  • 「もっちり濃密泡」がしっかりと密着し、毛先までムラなく染め上げます。
  • 毛髪保護成分やうるおい成分が配合されているので、しっとりと指通りがなめらかな髪に仕上がります。

2.ホーユー ビューティラボ ホイップヘアカラー|きめ細かいホイップで使いやすい

参考価格:1,795円(税込)
内容量:1剤40g+2剤80ml

特徴

  • きめ細かい濃密なホイップを一度に作れ、使い方が簡単です。
  • ホイップをすくって塗るだけでムラなくキレイに染まります。
  • はちみつ・植物・果実 成分配合で潤いのある艶やかな髪に仕上げます。

3.パルティ 泡のヘアカラー|ダメージケアしながらキレイな仕上がりに

参考価格:1,098円(税込)
内容量:1剤42ml+2剤63ml

特徴

  • 泡立てネットで揉みこむだけで簡単にホイップが作れます。泡がゆるくなってきたらもう一度揉みこめば復活します。
  • オイル成分が髪に密着してムラなくキレイになめらかな仕上がりを叶えます。

4.ルシードエル ミルクジャムヘアカラー|伸びが良く内側の髪まで馴染む

参考価格:1,049円(税込)
内容量:1剤40g+2剤80ml

特徴

  • とろ~り伸びの良いミルクタイプのヘアカラーです。
  • 伸びが良いので、髪全体に素早く広がり、内側の髪までムラなく塗れます。
  • コラーゲンやツバキオイルを配合し、ツヤツヤの髪に仕上げます。

5.ビューティーンメイクアップカラー|明るい髪にしっかり発色

参考価格:1,387円(税込)
内容量:1剤40g+2剤88ml

特徴

  • 発色&色持ちにこだわり、明るい髪にしっかり発色します。
  • ミルクを揉みこむと泡立ち、髪全体にいきわたり、ムラなくしあがります。
  • ボタニカルオイル配合で手触りの良いツヤツヤな髪に仕上がります。

6.フレッシュライトミルキーヘアカラー|ムラなく塗れるノズル型

参考価格:710円(税込)
内容量:1剤40g+2剤80ml

特徴

  • くし型ノズルで直接塗れるから、ムラなく簡単に塗布できキレイに染まります。
  • 8種類のアミノ酸(うるおい成分)配合で、ツヤツヤで柔らかい髪に仕上がります。

ブリーチ後はセルフカラーで楽しもう!


ブリーチ後の髪は、色素が抜けているため、色がそのまま入りやすく、好きな髪色を堪能できます!
注意点を守って自分に合ったカラー剤を選べば、セルフカラーでも十分満足な仕上がりが叶います。

ブリーチ後にセルフカラーをした後は、アフターケアとして次の2つことも覚えておいてください。

  • シャンプーはカラーケア用のものを使う
  • アウトバストリートメントでケアする

色落ちを防ぐためにも、しばらくの間はカラーケア用のシャンプーを使うことをおすすめします。

また、ブリーチやヘアカラーはどうしても髪にダメージを与えてしまいます。
カラー剤と一緒にヘアトリートメントがついているのも多いですが、痛みがひどいと感じたときは洗い流さないトリートメントで日々ケアしてあげましょう。

ブリーチ後のセルフカラーで、思いのままの髪色でオシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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恩田 彩花(ライター)
恩田 彩花

20代のフリーライター。国内外問わず、ひとり旅をするのが大好きです。読者さんの悩みを解決できるよう、丁寧でわかりやすい記事を執筆します。

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