シャンプーの意味を考えよう
シャンプーは髪についた汚れを落とすためにする…のではありません。
頭皮の汚れを落とすためにするのです!頭皮の汚れを落とせなかった場合、頭皮トラブルになることもあります。
【起こり得る頭皮トラブル】
- 頭がかゆい
- 髪がギトギトになる
- ふけが出る
- 赤くなる
- 髪が抜ける
筆者は以前、手を怪我してうまくシャンプーができなかった期間があります。
そのとき頭には上記のトラブルが起きました。
頭がギトギトでかゆくなり、円形脱毛症のように一部分だけハゲたときの絶望感…。
その後しっかりシャンプーできるようになってあっさり改善されました。
「ただ泡立たせて流すだけ」にならないよう、シャンプーの正しい方法をおさらいしておきましょう。
シャンプーの正しい使い方
では、さっそくシャンプーの正しい方法について、順を追って解説していきます。
正しいシャンプーの極意その1|入浴前の準備
正しいシャンプーのために、入浴前にもできることがあります。
- ブラッシングで髪をとかしておく
ただでさえ髪は濡れると絡まりやすくなるもの。
濡れる前から絡まっている状態でシャンプーをすると大変なことに…。
無理にほぐそうとするとどうしても髪の毛が引っ張られるので、頭皮にも良くありません。
入浴前に櫛でといておきましょう。
正しいシャンプーの極意その2|シャンプー直前
さて、いよいよシャンプーをしていきますが、その前に気をつけて欲しい点が以下です。
- お湯だけでしっかり洗う
- シャンプーの適量を守る
- シャンプーを泡立てておく
実は頭皮の汚れのほとんどが、お湯だけでも落ちると言います。
まずはお湯だけでしっかり頭皮の汚れを洗い流してください。
シャンプーの役割はそのあと、余分な皮脂を落とすだけ。
ですから、適量を守ることも大事です。
【シャンプーの適量】
- ショート……1プッシュ
- ボブ、ミディアム……1プッシュ~2プッシュ
- セミロング、ロング……2プッシュ~3プッシュ
そして、ムラなく頭皮全体にシャンプーが行き渡るよう、あらかじめ手のひらで泡立てておくこと。
ここまで準備ができたら、実際にシャンプーしていきます。
正しいシャンプーの極意その3|シャンプー中
泡立てたシャンプーがついた手で、優しく洗っていきます。
- 指を立てて頭皮をマッサージ
指を立てるようにして洗いますが、このとき爪を立てるのはNGです。
頭皮はとても薄くいたみやすいので、力を入れないようにしましょう。
必ず、指の腹で優しくくるくると弧を描きながら洗っていきます。
正しいシャンプーの極意その4|シャンプー後
洗い流すときにもポイントがあります。
- お湯の温度は36~38度
- すすぎ残しがないようにしっかり流す
お湯の温度は「少しぬるい」と感じる程度。
熱すぎるお湯は頭皮にダメージを与えてしまいます。
肌に負担のかからない温度で洗い流してあげましょう。
そしてすすぎは念入りに。
すすぎ残しは頭皮に汚れを残しておくのと同じことです。
正しい方法でシャンプーすればみんなが振り返るキレイな髪に!
正しいシャンプーで頭皮の健康を保てれば、髪はサラサラつやつやに。
洗うときに髪を引っ張らないこと、頭をひっかかないことを意識しましょう。
そしてシャンプーの量とシャワーの温度にも気を配ってみてください。
頭皮を労わった正しいシャンプー方法を続ければ、「シャンプー変えた?」と、同僚たちも髪質の違いに気づくかも。
「シャンプーの仕方を変えただけ!」と自信を持って教えてあげましょう♪