【OK例】女性営業職向けの髪型
さっそく、女性営業職に向いている髪型を紹介します。
第一印象をよくできれば、社内の同僚とも社外のクライアントとも良好な人間関係を築けます。
2021.10.26
「自分が好きな髪型にしたい!」と考える女性は多いものです。最低限TPOに合ったヘアスタイルにして、プライベートでもビジネスシーンでも楽しめる髪型にすれば、気分も上がるでしょう。今回は、営業職女性に最適な髪型を、OK例とNG例に分けて解説します。
さっそく、女性営業職に向いている髪型を紹介します。
第一印象をよくできれば、社内の同僚とも社外のクライアントとも良好な人間関係を築けます。
センターもしくは左右どちらかで前髪を分け、顔全体を相手に見やすくする髪型です。
ビジネスシーンにおいて、顔や表情がはっきり見えることは、透明感や誠実さを演出するきっかけとなります。
男性営業職でも前髪を分けている(もしくは上げている)人が多いのも、このような効果を狙っているためです。
きりっと凛々しい印象を与えやすく、ビジネスシーンに最適だと分かります。
あごから肩上くらいまでの、ミディアムヘアーにするのがおすすめです。
顔周りをすっきりまとめられるため、髪よりも顔に自然と目線が集中させられます。
Face To Faceで交渉するシーンが多い営業職では、視線を1ヶ所に集められれば、解釈に相違の少ない会話ができるでしょう。
そのため、ボリュームの多い髪型を避け、肩上くらいまでにするのが理想なのです。
また、バタバタと忙しい朝でもヘアスタイルを整えやすいため、準備の面でもメリットがあります。
どうしてもロングヘアーにしたい場合、ピンやアクセサリーですっきり髪をまとめておくことで改善できます。
髪を後ろで結んだり、襟足部分で低めにお団子にしたりするのもよいでしょう。
つまり、顔にかかることなく表情がしっかり読み取れれば、多少長くても問題ありません。
外回りで汗をかいて髪が顔に張り付くことも防げるため、一石二鳥だと言えます。
ピンやアクセサリーは派手になりすぎないよう意識する必要があるため、百貨店のコスメカウンターにいる店員などを参考にしていくのもよいでしょう。
すっきしたシャープな印象を与えたい場合は、ストレートにするとよいでしょう。
知的かつ利発な印象を与えやすいため、営業職の他、コンサルタントやアドバイザーが多く導入している髪型です。
反対に、柔らかく話しやすい印象を与えたい場合は、毛先をワンカールくらい巻いてゆるパーマにするのもおすすめです。
コミュニケーションに壁がなく、何でも相談できてしまうような印象を与えやすく、カウンセラーや相談員なども取り入れています。
髪型だけでなく、髪色も重要です。
カラーリングをすること自体に問題はありませんが、あまり明るくしすぎないよう注意しましょう。
髪色は明るさごとに「トーン」という単位で分けられており、基本的にビジネスシーンでは7トーン以下にすることが望ましいと言われています。
地毛を少し明るくしたくらいの自然なブラウンカラーにまとまるため、美容師に相談していくことをおすすめします。
ここでは、女性営業職向きではない髪型を紹介します。
マイナスイメージを抱かれてしまいやすいため、あらかじめ注意しておきましょう。
胸下まで伸びるような長い髪を、まとめずそのままおろしていると、清潔感のない印象を与えてしまいます。
「若すぎて学生みたい」「手入れがされていない」というイメージになりやすいため、要注意です。
どうしても長めの髪型にしたい場合は、後ろで低めにまとめてポニーテールスタイルにしたり、くるっと上げてシンプルめなシュシュやアクセサリーでまとめたりするのがよいでしょう。
例え髪が短くても、顔を隠してしまうような髪型はNGです。
「何を考えているのか分からない人」という印象を与えやすく、とっつきにくいと思われてしまいます。
特に、書類に目を落としたときや、通りすがりに頭を下げたとき、顔全体が髪で隠れないようにすることが理想です。
サイドの髪を耳にかけたり、長めの前髪は左右どちらかに分けたりすることで、手軽に改善できます。
髪色も、明るすぎないよう注意する必要があります。
「ギャルっぽい」「遊び人に見えて頼りがいがない」と思われ、ビジネスパートナーとして良好な関係性を築きにくくなるものです。
また、若く見えすぎることもあり、経験やノウハウが必要な営業職とは相反するイメージを抱かせます。
7トーン以下の大人しめなカラーに抑え、繰り返しカラーリングしているうちに色が明るくなりすぎないよう、意識しましょう。
基本的に、個性的すぎる髪型は避けておく方が無難です。
例えば下記のような髪型は、プライベートのみにしておいた方がよいでしょう。
クリエイティブ業界など一部の会社を除き、冒険しすぎないことをおすすめします。
営業職向きの髪型があると分かっても、どうしても好きな髪型にしたい人もいるでしょう。
最後に、自分の好みを重視したい場合に試せる方法を紹介します。
社外交渉をおこなわない職種であれば、髪型に関する規則が緩い場合があります。
バックオフィスである総務・経理・法務・労務や、社内の人としか関わらない一般事務であれば、多少派手でも許してもらえるかもしれません。
また、コールセンターなど相手に顔を見せないコミュニケーションをする仕事や、髪型や服装含めてコーディネートするファッション業界の仕事であれば、更に自由度は上がります。
営業職が特に髪型に厳しいのは、取引先である企業と対面交渉をする機会が多かったり、第一印象が最も重視されたりする職種であるからです。
周りの先輩や同僚を参考にしながら、眉をひそめられない範囲で楽しみましょう。
営業職含め、全体的に社内規則が緩い会社に転職する方法もあります。
外資系企業やベンチャー企業では、髪型やメイクに縛りを設けず、比較的自由にできる可能性もあるため検討してみましょう。
しかし、あくまでも「相手にどう見られるか」を重視しながら、髪型を決めることが大切です。
あまりにも独りよがりになりすぎないよう、注意していきましょう。
フリーの営業マンとして独立し、髪型ではなく仕事の腕を買ってくれるクライアントと提携する方法もあります。
働く時間帯や場所も自由に選びやすく、イメージ通りの仕事ができるかもしれません。
しかし、安定した給料を手放し、自分の腕一本でのし上がる覚悟を持つ必要があります。
時には年収が下がったり、希望する仕事以外も請け負ったりせねばならず、自分で自分を売るバイタリティーが求められるでしょう。
自分のスキルが十分なものであるか検討しながら、決定していくことが大切です。
髪型のみならず、メイク・ネイル・ファッション・言葉遣いなど、TPOに合わせた対応ができることが、社会人として必須のスキルです。
TPOに合わせられれば印象もよくなり、仕事もしやすくなるでしょう。
周りから自然に受け入れてもらえる髪型を作り、自分の環境を整えていくことが大切です。