耳たぶピアスでよくある、位置の失敗例
「ピアス位置に失敗した」とは、具体的にどのような状態のことをいうのでしょうか?
まずは耳たぶピアスでよくある、位置の失敗例を見ていきましょう。
病院で開けたのに失敗された
失敗したくないから病院で開けたのに、伝えた位置に開けてもらえず失敗された…という例は、実は少なくありません。
単に先生の腕が悪かったことが理由の場合もありますが、患者の健康を最優先に考える病院だからこそ、先生はわざと位置をずらすケースがあるのです。
「かわいいピアス位置かどうか」は病院の先生にとってあまり重要ではなく、大切なのは「ホールが化膿しにくい位置か」「ピアスが安定しやすい位置か」です。
そのため、希望とは異なる位置にピアスを開けられてしまうことがあります。
ピアスの位置が気に入らない
開けた瞬間は気に入っても、時間が経ってから見直してみると「位置が気に入らない」と思うこともあります。
また、たとえ見た目の位置に問題はなくても、よく引っかかってトラブルが多い位置は次第に気に入らなくなるでしょう。
ピアス位置に不満を持つのは、開けたいと思った直後にピアッシングした場合に多く「その位置にピアスを開けるとどうなるか」をよくイメージしていなかった際に起こりやすい失敗です。
ピアスの位置が高すぎた・低すぎた
ピアスの位置はほんの少し高い・低いだけで大きくイメージが変わるもの。
そのため、開けたい位置からほんの少しずれて高低差が生まれるだけで、自分の想像とは異なる仕上がりになり失敗しやすいです。
高すぎる位置にピアスを開ければ、小ぶりなフープピアスがつけられない可能性がありますし、低すぎる位置にピアスを開ければ安定しにくくトラブルの原因になります。
よって、ピアスを開ける際は「どの高さに開けるのが最適か」をよく考え、その位置からずれないように開けることが大切!
マーキングはもちろん、ピアッシング時にも注意を払ってくださいね。
ピアスの位置が真ん中すぎる
耳たぶの真ん中にピアスを開けてしまい、失敗したと感じる人も少なくありません。
真ん中の位置に開けられたピアスは存在感が大きいため、人によっては「悪目立ちする」と思うことがあります。
このほか、主張が強い位置なので華奢なデザインのピアスが似合いにくくなることもあり、扱いにくさを感じる人もいるでしょう。
しかし一方で、真ん中の位置に開けられたピアスは安定感抜群で、トラブルが少ないというメリットもあります。
ピアス位置の流行が変わった
ピアス位置は、時代によって流行があります。
たとえば、かつては耳たぶ上寄り、または真ん中の位置にピアスを開けるのが主流でしたが、近年は耳たぶ下寄りの位置にピアスを開ける人が増えました。
そのため、開けたときは問題なかった位置でも、時を経て流行が変わるとともに気に入らなくなり、失敗したと思うケースがあります。
未来の流行を完全に読むのは難しいため、ピアスを開ける際は「流行に左右されないオーソドックスな位置」に開けると失敗しにくいです。
ピアスの位置が悪く排除された
どれだけ気に入っている位置でも、体にとって不都合が生じれば、ピアスは排除されます。
排除とは、体がピアスを拒否して外へ排出しようとすること。
排除が起これば痛みや赤みが発生してピアスをつけていられなくなり、ホールは完成しません。
よって、ピアスの位置に失敗したくなければ、できるだけ排除されにくい位置を選ぶことが大切です。
耳たぶの厚さが均等で、引っかかりにくい位置を選ぶことで、排除による失敗を予防できます。