2022.08.08

目を見て話す人は気持ち悪い!?じっと見る人の特徴と心理を解説

目を見て話す人を「気持ち悪い」「怖い」と思ったことはありませんか?会話にアイコンタクトは必須といっても、あまりにもじっと見られるとやはり気持ち悪いですよね。今回は、目を見て話す人の特徴や心理、気持ち悪いといわれる理由を解説します。

気持ち悪いと思われる、目を見て話す人の特徴


目を見て話す人全員が、気持ち悪いわけではありません。
実は、目を見て話すことで気持ち悪いと思われる人には、いくつか共通する特徴があります。

無表情


無表情のまま目を見て話す人は、会話する相手から気持ち悪いと思われやすいです。

そもそも、目を見る・見ないの問題の前に、会話中ずっと無表情の人は不気味で、あまり印象の良いものではありません。
人は、わからないものに気持ち悪さや不安を感じるので、何を考えているのか読み取れない無表情の人に恐怖心を抱きます。

そんな無表情の人からじっと目を見て話されれば、相手は居心地の悪さを感じて当然といえるでしょう。

一度も視線をそらさない


会話中、目を見たまま一度も視線を逸らさないのも、気持ち悪いと思われる特徴。
「目を見て話す」と「凝視しながら話す」は全くの別物です。

適度なアイコンタクトは信頼関係構築に貢献してくれますが、穴が開くほど見つめられれば誰だって戸惑い、見てくる相手を気持ち悪いと思います。

また、中には「目を見て話すとモテる」という情報を過剰に捉え、一度も視線を逸らすことなく異性と会話する人がいますが、見つめ過ぎは逆効果をもたらすので注意しましょう。

話していないときでも見ている


会話中にプラスして、話していないときまでじっと人のことを見る人も、周囲から気持ち悪いと思われるでしょう。

「じっと相手を見る」という行動は、たとえ会話中でなくても相手に緊張感や不快感を与えます。
それどころか見られた相手は「話してもいないのに、なぜそんなに見るの」と一層気持ち悪く思うはずです。

目を見て話す人が気持ち悪いといわれる理由


目を見て話す人が気持ち悪いといわれる理由は、主に3つあります。
それぞれの理由をチェックしてみましょう。

じっと見られると気まずいから


日本人は、世界各国と比べてもアイコンタクトが苦手な人種だといわれています。
「他人をじろじろ見ると失礼」という文化が根付いている日本では、親しい間柄においてもアイコンタクトが少ないのです。

そのため日本人は、じっと目を見て話されると、何となく気まずいと感じる人が大半。
リラックスして話せなくなり、目を見て話す人に対して気持ち悪さや苦手意識を持ってしまいます。

目を見て話すと疲れるから


目を見て話す人が気持ち悪いといわれる理由は、会話するうちに目線で相手にプレッシャーを与えることも一因です。

たとえ本人に悪気はなくても、目を見て話すと会話の相手は「様子や心中を探られている」ような気分になり、無言の圧力を感じることがあります。
そうすれば見られる側の人は会話中も緊張しっぱなしになり、話した後どっと疲れを感じるでしょう。

本能的に怖いから


目を見て話す人は気持ち悪いと思われるだけでなく、怖がられることも日常茶飯事。
本来の動物の世界では、他者と目を合わせることは威嚇や攻撃を意味し、警戒すべき出来事です。

人間には状況判断能力や理性があるため他人の目を見られますが「目が合うと怖い」「警戒しなきゃ」と感じる本能そのものが消えたわけではありません。
よって、あまり親しくない関係性でがっつり目を見て話す人は相手の本能を刺激し「怖い」と思われやすいのです。

気持ち悪い?目を見て話す人の心理


どうして、気持ち悪いと思われるほど目を見て話してしまうのでしょうか?
ここからは、目を見て話す人の心理を解説します。

好意を抱いている


目を見て話す行動は、心理学では「視線の交錯」と呼ばれ、良い人間関係を築きたいという気持ちの表れだとされています。
つまり、目を見て話す人は相手に好意を抱いている可能性が高いということ。

好意に恋愛感情が含まれるかは状況によって異なりますが、目を見て話す人は相手に「もっと仲良くなりたい」「お互いのことを理解し合いたい」と思っているのでしょう。

また、目を見て話す行為は恋愛テクニックの一つでもあり、わざとずっと目を見ながら話すことで脈ありサインを送っているケースもあります。

相手の理解度や気持ちを確かめている


目元や眼差しは、言葉以上に本人の感情が現れる部位。

そのため「相手が話の内容を理解しているか」や「相手が自分との会話を楽しんでいるか」を確かめたいという気持ちから、目を見て話す人も多いです。

目を見て話す人にとっては「相手の様子を確認しながら会話を進めたい」という気遣いなのですが、見られる側からすれば何だか監視されているようで気持ち悪さを感じます。

自分に自信がある


まっすぐ目を見て話す男性に多いのが、自分に自信があるという心理です。

確かに、自信がないときや迷っているとき、相手の目をじっと見続けるのは難しいですよね。
揺るぎない自信を持っているからこそ、強い視線を送れるのでしょう。

ただし、根拠のある自信によるまっすぐな眼差しならかっこいいのですが、ただの自己過信による振る舞いなら相手から気持ち悪いと思われてしまうことも珍しくありません。

単なる習慣


幼いときから「話すときは相手の目をちゃんと見ましょう」と教育され、目を見て話すのが習慣になっている人もいます。

この場合、本人にとって目を見て話すことは単なる礼儀作法の一つに過ぎず、深い意味や考えはありません。
ですが、しっかり相手の目を見て話す女性は、男性から「俺のことが好きなのかも」と勘違いされ、トラブルに発展しやすいので要注意。

目を見て話しても気持ち悪いと思われない方法


無意識に目を見て話して、人から気持ち悪いと思われる可能性もゼロではありません。
ここでは、気持ち悪いと思われないために、正しいアイコンタクトの方法を紹介します。

会話中の視線は適度に外す


ずっと目を見て話すのではなく、会話中は適度に視線を外しましょう。
目を見る時間は、話題にもよりますが会話全体の30~50%が理想だといわれています。

それ以上の時間目を見て話すと、相手から気持ち悪いと思われる可能性が高いので、視線は基本的にちらりと送るだけで十分です。
「ここぞ!」というときだけ目を見て話したほうが、相手も嫌な緊張感を持つことなくリラックスして話せます。

信頼関係を重要視する


あまり親しくない人から目を見て話されれば、誰だって警戒して気持ち悪いと感じるはずです。
このように、目を見て話して気持ち悪いと思われるかどうかは、普段の信頼関係によっても大きく左右されます。

人と気持ちよく目を合わせて会話したいなら、相手との関係性を大切にしましょう。
相手から信頼を得て心を許してもらえれば、必然的に目が合う回数も増えていきます。

目が合わない相手を見つめない


「目を見て話すのが苦手」という人も少なくありません。
なかなか他人の目を見れない人と話すときは、相手に合わせて自分も視線を送る回数を減らすのがベストです。

ムリヤリ目を合わせたり、じっと見つめたりすれば、相手はさらに萎縮して目を見れなくなります。
信頼関係が少しずつ構築されれば目を見て話せる可能性もあるので、相手に合わせた方法で焦らずコミュニケーションを取りましょう。

目を見て話す際に大切なのは、さりげなさ


目を見て話す行為は、本来であればコミュニケーションを円滑にするテクニックの一つです。
しかし、さりげなく行わなければ、相手から気持ち悪いと思われてしまうことがあるため注意しましょう。

ポイントさえ掴めば効果的なアイコンタクトができるようになるので、ぜひ今日から「目線」に意識して会話してみてくださいね。

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ごとうゆき(ライター)
ごとうゆき

恋や仕事に悩む女性を応援するマルチライター

web制作会社に勤務し、デザイナー兼ライター業務を担当。女性らしいデザインや文章を学ぶ。認定心理士の資格を所持しており、心理分析をもとにした恋愛記事が得意。現在はフリーライターとして恋愛、キャリア、エンタメなどの情報を発信中。恋に悩む女性の背中を押せるよう、心を込めて記事執筆しています。

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