2021.12.30

カロリーメイトはダイエット向き?メリットとデメリットを徹底解説

栄養食品として有名なカロリーメイト。一見するとダイエットにも使えそうだけど、実際に効果はあるのでしょうか?今回はカロリーメイトのメリットとデメリットを徹底解説!カロリーメイトの正しい知識を身に付けてダイエットを成功させましょう♡

カロリーメイトはダイエット向き?


コンビニやスーパーなどで1度は目にしたことがある、カロリーメイト。

栄養食品としては、日本で最も有名な製品といえます。
「栄養食品だからダイエットにも向いているのでは?」と思う人もいるのではないでしょうか。

そこで、ここではカロリーメイトが本当にダイエットに向いているのか徹底的に解説!
カロリーメイトのメリットとデメリットの両方を分析し、ダイエットに効果的なカロリーメイトの摂取方法をお伝えします♡

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そもそもカロリーメイトとは?


カロリーメイトとは、1983年に日本の大塚製薬が開発した栄養食品です。
当初は点滴の代替品となる「医療向けの栄養食」として開発されました。

しかし、日本人の乱れた食生活が目立つようになったことで「栄養バランスを考えた栄養食品」へと姿を変えていったのです。
黄色のパッケージデザインが目印となり、お店のどこに置かれていても見つけやすいことも特徴的ですね。

そんなカロリーメイトには、皆さんがよくご存知のビスケット型以外にもさまざまな種類が存在します。
そちらも詳しくご紹介しましょう。

カロリーメイトの種類


カロリーメイトには、現在のところ3つの種類があります。

おやつのように食べることができるビスケットタイプや缶ジュースのように飲むことができるドリンクタイプ。
さらには、手を汚さず手軽に摂取できるゼリータイプまであります。

それぞれに特徴と味の違いがあり、各々のライフスタイルにあったタイプを選択できるのです。
ひとつずつ見ていきましょう!

ビスケット


まず紹介するのは、ビスケットタイプのカロリーメイト。
皆さんが1番見たことの多いタイプなのではないでしょうか。

カロリーメイトの商品名では「ブロックタイプ」と呼ばれています。

イギリスはスコットランドの伝統菓子「ショートブレッド」をモチーフにした形が特徴的です。
ホロホロサクサクの食感を楽しむことができ、味の種類も以下の5種類あります。

  • プレーン
  • チーズ
  • チョコレート
  • フルーツ
  • メープル

特に、チョコレート味は子どもから大人まで人気があります。
優しいココア風味の味がおやつにもぴったりです!

5種類とも2本入りと4本入りの2タイプがあり、両方とも個包装になっているので便利ですよ♡

ドリンク


ドリンクタイプのカロリーメイトもあり、カロリーメイトの商品名では「リキッドタイプ」と呼ばれています。

こちらはあまり見たことがないという方も多いのではないでしょうか。
現在は以下の3種類が発売中です。

  • ヨーグルト
  • フルーツミックス
  • カフェオレ

いずれも1日に必要なビタミンが半分も含まれているので、好きな味を選んで飲むだけで気軽にビタミン摂取が可能!
1缶200mlなので、仕事の空き時間や休憩時に飲みやすい量でもあります。

ゼリー飲料


最後に紹介するのは、ゼリータイプのカロリーメイトです!
カロリーメイトの商品名では「ゼリータイプ」と呼ばれています。

その名の通り、ゼリーを飲みやすい容器に入れてあるもので持ち運びも便利です。
種類は以下の3種類です。

  • アップル
  • フルーティミルク
  • ライム&グレープフルーツ

甘みが抑えられているアップル味は食べやすく飲みやすいため、老若男女問わず人気があります♡

ゼリータイプのカロリーメイトを食べたことのない人も多いかもしれません。
しかし、ゼリータイプのカロリーメイトにはBCAAが含まれています。

BCAAとは、筋肉を作るエネルギーになってくれる必須アミノ酸の一種です。
適度な筋肉は体を引き締め、太りにくい体質にしてくれます。

そんな筋肉作りに役立つBCAAを含むカロリーメイトのゼリー飲料。
一度、試してみませんか?

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カロリーメイトのメリット


さて、カロリーメイトの基礎知識を知ったところで、ここからはカロリーメイトのメリット・デメリットについて解説していきます!

上記で紹介したカロリーメイトの種類などをふまえながら、自分のライフスタイルにカロリーメイトをどうやって取り入れるべきか考えながら読んでみてください♡

手軽に栄養補給ができる


冒頭でも記載したとおり、カロリーメイトは栄養食品であり、人間が摂取すべき5大栄養素(糖質、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミン)がバランスよく配合されています。

ダイエットのときは、体重の増減だけに気を配りがちですが、ダイエットのときこそ必要な栄養素をバランスよく摂取することが大切です。

カロリーメイトはビスケットからドリンク、ゼリー飲料まで幅広いタイプが存在します。
そして、すべて「いつでも・どこでも」手軽に食べたり飲んだりすることが可能です。

忙しい仕事や受験勉強、家事育児の合間にサッと必要な栄養素を摂取することができる。
これが、カロリーメイトの最大のメリットといえるでしょう。

いろんな味があって飽きない


カロリーメイトは「ビスケット」「ドリンク」「ゼリー」の3つのタイプがあるだけでなく、それぞれに異なる味が存在します。
だからこそ、続けて摂取しても飽きず、ダイエット期間中も無理なく続けることができますよ!

例えば、家でのおやつにはビスケットタイプを数種類用意しておき、仕事や通学にはドリンクタイプやゼリータイプを常備しておきましょう。
それぞれ味が被らないようにすることがコツです!

家では甘いものを食べてのんびりしたいからチョコレート味やメープル味のビスケットタイプのカロリーメイト。
仕事や学校では、必要な栄養を摂って頭をすっきりさせたいから飲みやすいヨーグルト味やアップル味を選んでみてください♡

持ち歩きやすい


最後に、カロリーメイトのメリットとして紹介するのが「持ち歩きやすさ」です!
栄養食品は持ち歩きやすいものが多いですが、カロリーメイトはその中でも特に持ち歩きに便利といえます。

ビスケットタイプはショートブレッド風なので、少しの圧力などではボロボロになりません。
個包装タイプでもあるので、必要な分だけカバンに入れることもできます。

同じように、ドリンクタイプのカロリーメイトも1缶200mlと少量型なので、カバンに入れやすいですよ!
ゼリー飲料は持ち運びに便利なほか、飲みかけでもキャップをしっかり締めればいつでも再び飲むことができます。

カロリーメイトのデメリット


それでは、カロリーメイトのデメリットについても解説していきましょう。
「手軽に栄養補給ができる」「飽きない味」「持ち運びに便利」などの便利な面がある一方で、ダイエットに不向きな面もあります。

ひとつずつ確認していきましょう!

カロリーが意外と高い


カロリーメイトは、種類別にカロリーが少し異なります。
それぞれ分かりやすい単位ですが、意外とカロリーが高いのです!

  • ビスケットタイプ:1本100kcal
  • ドリンクタイプ:1缶200kcal
  • ゼリータイプ:1袋100kcal

ダイエット中の間食におけるカロリーの目安は約200kcal。
カロリーメイトのドリンクタイプだと1缶で1日分の間食になってしまいます。

ビスケットタイプも要注意です。
上記で紹介したとおり、2本セットや4本セットで販売されています。

そのため、1本100kcalとはいえ2本や4本食べれば200kcal〜400kcalにまでなるのです!
間食にしては多すぎますよね。

ドリンクやゼリー飲料も飲みやすいからといって何本も飲んでしまうと、あっという間に500kcal越え!
1日1本から2本程度を目安にするよう心がけましょう。

お腹にたまらない


もうひとつのデメリットが、そこまでお腹にたまらないことです。

腹持ちが良ければ1本のカロリーが多少高くても効率はいいですよね。
しかし、悲しいかな、カロリーメイトはそこまで腹持ちがよくありません。

ダイエット始めの頃は、減量に慣れていない時期。
おやつも適度に腹持ちするものの方が続きやすいです。

しかし、カロリーメイトのドリンクタイプやゼリータイプではおやつに食べても昼食や夕食前にお腹が空いてしまうでしょう。

ただし、ビスケットタイプはそこまでではありません!
まずは2本セットのタイプを買って、1日の腹持ち具合を確認してみてください。

好きな味ならば味わって食べることで、満腹感も得られますよ♡

炭水化物や脂質が多い


最後に、カロリーメイトのデメリットとして紹介するのは「炭水化物や脂質が意外と多い」ことです。
カロリーメイトのビスケットタイプ(チーズ味)には、1本に炭水化物が約10.7g、脂質が約5.6g含まれています。

それに比べて、白米のご飯はカロリーメイト1本と同じ量(20g)で炭水化物が約7.4g、脂質が約0.06gです。
食パンの場合は、8枚切りで炭水化物が約23.8g、脂質が1.5gになります。

比較してみると、カロリーメイト脂質が白米や食パンよりも非常に高いことがわかりますね。
炭水化物も同じ量ならば白米のほうがずっと少ないです。

「糖質制限ダイエット」などもあるように、ダイエット期間中は炭水化物や糖質、そして脂質の摂りすぎは禁物!
カロリーメイトの種類やそれぞれの味によって炭水化物や脂質の量も異なるので、必ず確認してから購入するようにしてくださいね。

カロリーメイトとの上手な付き合い方


カロリーメイトのメリットとデメリットを理解したところで、今度はカロリーメイトとの上手な付き合い方をご紹介します!

デメリットがあろうと、カロリーメイトを上手く利用すれば効果的なダイエットを行うことが可能です。
食べる量やタイミングなど、様々な視点からダイエットにおすすめのカロリーメイトの食べ方を見ていきましょう♡

食べ過ぎない


どんな栄養食品にもいえることですが、まずは「食べすぎない」ことが重要です!

カロリーメイトのデメリットでも解説したように、カロリーメイトは1本あたりのカロリーが高く、炭水化物や脂質の量も多いため食べる量には注意が必要になります。

ビスケットタイプなら1日2本、ドリンクタイプなら1本、ゼリー飲料は1本か2本と決めておきましょう。
ビスケットタイプと他の2種類を組み合わせるなら、ビスケットタイプを1日1本にするのがおすすめです。

気分を上げるために、メイソンジャーなど可愛いお菓子入れを作ってカロリーメイトを保管しておくのもよいでしょう。
そうしておけば、ドカ食いの防止にもなります。

他の食材もきちんと摂取する


これも当たり前のことですが、カロリーメイトだけに頼らずに「他の食材もきちんと摂取する」ようにしましょう!
カロリーメイトには5大栄養素が含まれていますが、だからといってそれだけで日々の栄養全てが賄えるわけではありません。

お肉やお魚、お野菜に果物などバランスの良い食事を楽しむこともダイエットには必要です。
特にカロリーメイトには炭水化物と脂質が多く含まれていますので、食物繊維やタンパク質は普段の食事から摂取してくださいね!

そのうえで、小腹が空いたときなどにカロリーメイトのような栄養食品で補うようにしましょう♡

置き換えダイエットに使わない


ダイエット期間中に朝食や夕食の代わりにカロリーメイトを食べようと計画する人もいるでしょう。
しかし、こうした置き換えダイエットにカロリーメイトを使うのはおすすめできません!

カロリーメイトのデメリットでも紹介したように、カロリーメイトは腹持ちがあまりよくないので置き換えダイエットに利用するとすぐにお腹が空いてしまいます。
そして、ドカ食いに走ってしまう危険性があるのです。

カロリーメイトはあくまで補助食品として、間食などに利用するようにしましょう!
筋トレの補助として、BCAAが含まれているカロリーメイトのゼリー飲料をおやつがわりにするのもおすすめですね♡

水やお茶と一緒に食べよう!


こちらはビスケットタイプに限ることですが、必ず飲み物と同時に食べるようにしましょう。
というのも、ショートブレッドタイプのカロリーメイトはボロボロしていて、喉が乾くのです。

しかし、ここで甘いジュースや炭酸水を飲むのはご法度!
水かお茶、無糖の紅茶などを飲むようにしましょう。

カロリーメイト本体に甘みがあるので、飲み物が無糖の方がちょうどいい塩梅になります。
「もっと甘みがある方がいい!」という人は、カロリーメイトの味をチョコレートやメープルといった甘みが強いものにしてみてください♡

食べるタイミングは15時のおやつタイム


カロリーメイトを食べるタイミングでおすすめの時間帯は、15時のおやつタイムです!

1日の中で15時ごろは1番太りにくい時間と呼ばれています。
その理由は身体に脂肪を溜め込む働きをするBMAL1です!

このBMAL1はタンパク質なのですが、15時ごろが最も少なくなるのです。
そのため、炭水化物や脂質の多いカロリーメイトも15時のおやつタイムに食べれば、脂肪として身体に吸収されにくくなります。

逆に、22時以降はBMAL1の活動が活発になるのでカロリーメイトおよび間食をするのは控えるようにしましょう!

よく噛んで食べる


これはダイエット期間中のどの食事にもいえることですが、とにかく「よく噛んで食べる」ことを意識してください。
ダイエット期間中の食事制限や運動で疲れていると間食で一気にお腹を満たしたくなりますよね。

気持ちはよく分かります。
しかし、至福のおやつタイムだからこそ、ゆっくりと味わうようによく噛んでカロリーメイトを食べてください。

よく噛むことで満腹感が得られるだけでなく、消化しやすい状態となります。
消化しやすくなると新陳代謝が低下することなく、「痩せやすい身体作り」を促すことができるのです!

また、咀嚼回数が多ければそれだけカロリー消費にもつながります。
目安は30回ほどです。

カロリーメイトはボロボロした食感なので、飲み物ですぐにお腹に入れたくなりますよね。
けれど、少し飲み物を置いて、テイスティングするみたいに味を確かめながら食べてみてください!

ダイエット効果だけでなく、味の種類を吟味することで自分のお気に入りのカロリーメイトを見つけられますよ♡

カロリーメイトを上手く利用してダイエットを成功させよう!


カロリーメイトは日本に昔からある栄養食品です。
今では、ドラッグストアでも見かけることがありますよね。

身近にある食品でダイエットを成功させられることほど、コスパがいいものはありません!
しかし、ここで紹介したようにカロリーメイトはあくまでも栄養食品。

食事のメインディッシュではありません。
上手に使わないと逆に太ってしまう可能性があります。

ここに書いたメリット・デメリットのほか、成分表示などもしっかり確認してからカロリーメイトをダイエットに役立てるようにしましょう。
もちろん、カロリーメイトとの上手な付き合い方を実行することも大切です!

自分らしい素敵な体型を手に入れるためにも、カロリーメイトで効率的なダイエットを行ってくださいね♡

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Yuri(ライター)
Yuri

歴史メディアやライフスタイル系メディアなど幅広く活動するwebライター

Yuriと申します。主に美容とライフスタイルの記事を執筆。心と身体に優しいライフスタイルを研究中です。皆さんに素敵な情報をお届けできるよう努めてまいります。

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