2021.09.27

年の差婚が気持ち悪いといわれる理由6選!後悔しないための注意点

世間から「理解できない」「気持ち悪い」といわれることも多い年の差婚。なぜ、年の差婚は気持ち悪いと思われがちなのでしょうか?この記事では年の差婚が気持ち悪いと言われる理由や、年の差婚を後悔しないための注意点をお伝えします。

年の差婚が気持ち悪いのか?に正解はない


実際に年の差婚をした人や、年齢の離れた男性とお付き合いしている人の中には「年の差婚って気持ち悪いのかな」と不安に思っている人もいるでしょう。

確かに、年の差婚は気持ち悪いといわれることも多く、マイナスイメージを持つ人が存在することは事実です。
しかし気持ちが良い・悪いというのは所詮個人の感想に過ぎず、正解があるわけではありません。

また、年の差婚でも周囲から「気持ち悪い」と思われず、幸せに過ごしている夫婦もいます。
世間の目を意識することは悪いことではありませんが、意識しすぎてネガティブ思考にならないように注意してくださいね。

気持ち悪い?「歳の差婚」に認定される年齢差


年の差婚に指定される年齢差に、明確な決まりはありません。

しかし、世間ではだいたい10歳以上の年齢差で結婚した夫婦を「年の差婚」ということが多いです。

10歳以上の年齢差は兄弟でもあまりないため、やはり周囲の目には珍しく映るのでしょうね。

また、20歳以上年齢が離れて結婚した場合は「超年の差婚」といわれることもあり、年齢差が大きいほど周囲からの風当たりも厳しくなります。

歳の差婚が気持ち悪いといわれる理由6選


誰に迷惑をかけているわけでもないのに「気持ち悪い」といわれがちな年の差婚。
年の差婚が気持ち悪いといわれる理由とは、一体何なのでしょうか?

この項目では6つの理由を深掘りします。

どことなく犯罪っぽく見える


かなり年下の相手を恋愛対象とするところに「ロリコン」「ショタコン」というキーワードが思い浮かび、嫌悪感を抱くという人は少なくありません。

例えば10歳差のカップルの場合、片方が20歳だった頃もう片方は10歳だったと考えると「犯罪じゃん!」とツッコみたくなる人の気持ちもわかる気がしますよね。

子供のように幼い子が好きなのかな?特別な性癖があるのかな?と疑ってしまうため、年の差婚は気持ち悪いといわれることが多いです。

ラブラブな様子を想像できない


人は、自分の想像を超えるものに対して恐怖や嫌悪感を持ちます。
そして、自分よりもうんと年が離れた異性と、イチャイチャしたりセックスしたりするイメージはなかなかつきにくいものです。

もしも自分が親くらいの異性と寝ることになったら…と考えた時、多くの人が「ムリムリ!」と感じてしまい具体的に想像できないことも、年の差婚が気持ち悪いといわれる理由の一つでしょう。

親を連想させる


人間には近親相姦を回避しようとする本能が備わっているため、親を連想させる相手を恋愛対象として見ることはできません。

そのため、もしも自分に親世代の恋人がいたら…と想像するだけで親の姿が思い浮かび、気持ち悪くなってしまう人もいるのです。

「親と年齢が近い」ことは、年の差婚を見極める一つのポイントになるといえます。

子供や老後のことを考える


実際に年の差婚をしている人からすれば「余計なお世話」だと思われてしまうかもしれませんが、どうしても子供や老後の心配が脳裏をかすめることも、年の差婚が気持ち悪いといわれる理由です

ついつい「今すぐ子供を産んだとしても、子供が成人するとき親は〇歳か」と考えてしまったり、「早くから年上パートナーの介護が始まるんじゃ…」と心配になったりすることが、年の差婚に対して否定的な気持ちを強めます。

年の差婚に対して幸せが長続きするイメージが持てないため、多くの人が「気持ち悪い」と一蹴してしまうのです。

年上が年下を丸め込んだように見える


年の差婚は、年上が年下を丸め込んだように見えてしまうから気持ち悪いという人もいます。

年齢差がある人と親密な関係に発展することはあまりないため、どうしても否定的な邪推に走ってしまうのです。

また、年上の人は人生経験や恋愛経験も豊富なだけでなく、経済的にも余裕がある場合が多いため、それらを使って年下を落とした「肉食系」のイメージがついてしまうことも珍しくありません。

同世代から相手にされないのでは?と疑う


中には年の差婚をした人に対し「同世代の人からは相手にされなかったのだろう」と決めつけ気持ち悪いと思う人もいます。

そして「年齢の近い異性は皆結婚してしまったから」という理由だけで、年齢差のある異性を狙う人が少なからず存在することも事実です。

また、年下と付き合える年上は精神年齢が低いと見なされることもあり、これも嫌悪感を助長させる一因となっています。

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気持ち悪いといわれても!年の差婚にはメリットもある


年の差婚は周囲から白い目で見られたり、気持ち悪いといわれたりすることも多いのが現実です。
しかしその一方で、年の差婚でしか味わえないメリットもあります。

ここでは、そんな年の差婚のメリットを3つお話します!

経済的に安定しやすい


年齢が近いとどうしてもお互いの年収も近くなりますが、年齢が離れていることで年上の年収が高くなり経済的に安定する傾向にあります。
もちろんお金のためだけに結婚するわけではありませんが、やはりお金の心配がある結婚生活はつらいですよね。

お金の有無は心の余裕にも繋がるため、経済的に余裕があれば夫婦喧嘩も減るといわれています。
また、お金の心配がないため出産やマイホーム購入にも前向きになれるところもメリットといえるでしょう。

知らない文化を知れる


年の差婚において、ジェネレーションギャップは必ず存在しますし、埋めることはできません。
生まれた時期、生きてきた時間の長さが違うのですから、ジェネレーションギャップは存在して当然です。

そして、このジェネレーションギャップこそ会話に新鮮味をもたらし、新たな知識と出会うきっかけとなります。
日本ではジェネレーションギャップという言葉に対し悪いイメージが先行していますが、自分が知らない世代の話は本来聞いていて楽しいもの。

自分の中の「当たり前」が相手にとって「驚き」の世界は毎日が楽しく、会話していても飽きません。

喧嘩にならない


年の差婚は同世代同士の結婚に比べて、圧倒的に喧嘩が少ないといわれています。
これは、年上の包容力で年下を包み込んだり、年下が「自分も大人にならなきゃ」とムキになったりしないことが理由です。

年齢が離れているぶん、日頃からお互いに「歩み寄らなくちゃ」と考えていることも一因でしょう。
夫婦は仲良くいるのが一番ですから、喧嘩が少ないのは年の差婚の大きなメリットといえますね。

年の差婚で後悔しないために注意すること


気持ち悪いといわれるデメリットがある一方、メリットも多い年の差婚。

しかし年の差婚をした女性の中には、結婚して後悔している人や、最悪の場合は離婚を選択する人もいます。
年の差婚をして後悔しないために、注意点を押さえておきましょう。

周囲に驚かれることは覚悟する


世の中には、年の差婚を気持ち悪いと思う人が一定数います。

年の差婚をすることで周囲の人に驚かれたり、理解してもらえなかったりするケースがあることは理解しておきましょう。
年の差婚に対する考え方は個人の価値観なので、押し付け合っても仕方がありません。

そのため、万が一周囲の人から理解が得られなくても怒らないことも大切です。
また、家族から理解が得られない場合も怒るのはナンセンスで、徹底的に話し合う必要があります。

「戦利品」のように扱う男性はNG


もしもあなたが年下で年上男性と年の差婚を考えているのなら、相手男性のことをよく吟味する必要があります。
なぜなら世の中には、自分が成功したという証明のために若くて美しい女性と結婚し、自分に箔をつけようと考えている男性もいるためです。

この場合、男性にとって若い女性は「戦利品」でしかなく、男性はあなたと結婚することよりも若い女性を落とせた自分に喜びを見いだします。
あなたが年齢を重ね戦利品としての価値がなくなると、新たな戦利品獲得のために浮気する可能性も高いため注意が必要です。

価値観を重要視する


年の差婚で感じるジェネレーションギャップにばかりヤキモキしてしまう女性は多いですが、結婚生活において最も大切なのは「価値観」です。
世代による違いは話の種として楽しめますが、根本的に価値観が違う人と会話を楽しむことはできません。

知識や経験は違っても価値観が同じであれば「楽しい」「幸せ」という気持ちを共有することができますし、2人の絆を守ることだってできるはず。
年の差による違いを意識するよりも共通する部分を意識したほうが、結婚生活が楽しくなります。

常に対等な関係を心がける


年齢差により自然と上下関係が生まれ「対等な関係が築けなかった」というのは、年の差婚夫婦の離婚に多い理由の一つ。
年上は敬うべきという考え方も確かに存在しますが、夫婦として苦楽を共にする以上、そこに上下関係はないはずです。

あなたが年上の場合は年下彼氏と対等な関係になれるよう配慮することが大切ですし、あなたが年下の場合は年上彼氏に気後れすることなく自分の意見を伝える必要があります。
意識することなくフラットな関係が築けるようになれば、たとえ年齢が離れていても年齢差をネックに感じなくなるはずです。

同世代の男性と比べない


同世代同士の結婚と年の差婚とでは、やはり結婚生活にも違いが出ます。
もちろん同世代同士の方がアクティブに遊んだり、同世代ならではの話題で盛り上がったりすることもあるでしょう。

しかし、どんな選択にもメリット・デメリットがあり、他者と自分を比べても意味がありません。
自分が選んだ男性のことを大切にするためにも、同世代の男性と年の差婚をした彼とを比較するのはやめましょう。

気持ち悪いと思われない歳の差婚夫婦の特徴


年の差婚をしている人の中には、周囲から「気持ち悪い」と思われない夫婦も存在します。
ここからは、気持ち悪いと思われない年の差婚夫婦のポイントをご紹介しましょう!

お互いが経済的に自立する


年上に安定的な経済力があるからといって、年下が経済的に依存するのはNGです。
周囲の目には「お金目当てで結婚したのでは?」と映り、気持ち悪いと思われてしまいます。

家庭の状況などにより必ずしも共働きである必要はありませんが、相手のお金で贅沢をする様子は周囲の人に見せないようにするのが得策です。
お金のための結婚ではないと周囲にも伝われば、自然と気持ち悪いという目で見られる機会も減るでしょう。

街中でイチャイチャしない


年の差婚だけに限った話ではありませんが、いい大人が10代のカップルのように街中でイチャイチャしている姿は気持ち悪いです。
特に年の差婚は否定的な考えを持つ人も多い関係性なので、街中では適度な距離感でいることをおすすめします。

わざとよそよそしくする必要はありませんが、周囲に人がいる状況で過剰なスキンシップを取ることは大人としてマナー違反ですよ。

ファッションで年齢差を埋めようとしない


年の差婚によくある失敗が、少しでも年齢差を埋めようと年上の人が実年齢にそぐわない若者ファッションに走ってしまうこと。

しかし、若々しくいることと若作りすることは別物です。
ファッションは自分に似合ったものをチョイスし上手に着こなしたほうが、若々しく見えます。

過度な若作りは周囲から「気持ち悪い」と思われることに直結するため注意しましょう。
また、もしも年上の彼が若者ファッションを身に着けているのなら、年下のあなたが服装をコーディネートしてあげるのもおすすめです。

年の差婚の気持ち悪さは年々解消される


本当にお互いが想いあっているなら、たとえ気持ち悪いといわれても年の差婚に踏み切ってみるのも一つの選択肢です。
周囲から向けられる気持ち悪いという視線も、時が経つにつれ緩和されていきます。

同じ20歳差であっても、20歳と40歳の夫婦と40歳と60歳の夫婦とでは、少し印象が違いませんか?
人生経験が少ない状態の年の差婚はどうしても周囲に誤解を与え、気持ち悪いと思われることも多いですが、年齢を重ねることで周囲は「人生経験を踏まえたうえで年の差婚に踏み切ったんだな」と思えるため嫌悪感が減少します。

信頼関係をしっかり築きお互いを尊重できれば、年の差婚をしても後悔しないはずです。

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ごとうゆき(ライター)
ごとうゆき

恋や仕事に悩む女性を応援するマルチライター

web制作会社に勤務し、デザイナー兼ライター業務を担当。女性らしいデザインや文章を学ぶ。認定心理士の資格を所持しており、心理分析をもとにした恋愛記事が得意。現在はフリーライターとして恋愛、キャリア、エンタメなどの情報を発信中。恋に悩む女性の背中を押せるよう、心を込めて記事執筆しています。

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