産休に入る前に必要な準備
産休に入れるのは、出産予定日の6週間前。
つまり出産予定日の「1ヶ月と2週間前」には休業に入れます。
産休に入るといよいよ本格的に出産への準備が始まりますね。
しかしスムーズに産休に入るためには、計画的な事前準備が必要です。
ここからは、働く女性向けに産休に入る前に必要な準備について解説します。
産休に入る時期の調整
産休に入れるのは出産予定日の6週間前からですが、
- 里帰り出産したい
- 体調的に早めに休暇に入りたい
- 余裕を持って出産準備したい
と考えている方は、有給を活用して早めに休暇をとることがおすすめです。
ただし、早めに休暇に入るためには
- 出産予定日から逆算し、自分がいつから産休に入りたいのか日程を決める
- 希望した日程の休みに入るためには、何日有給が必要か確認する
- 自分の有給が何日残っているのか確認する
などの調整・確認作業が必要になります。
産休に入る時期は人それぞれです。
早い段階から「いつから産休に入るべきか」周りの方と相談しつつ決めておきましょう。
職場・上司・同僚への報告
産休制度は国が定める制度です。
しかしながら、仕事を休業することになるため職場への相談・報告が必要です。
報告のタイミングは人それぞれですが、妊娠報告の際に「◯月頃には……」とおおよその時期を相談してもいいかもしれません。
具体的な日程に関しては、遅くても3ヶ月前には伝えておきましょう!
また、「産休と合わせて有給を取得したい」と考えている方は、さらに余裕を持って相談するといいですね。
早い段階から信頼できる上司・同僚に相談しておくと、スムーズに産休に入れますよ。
仕事の引き継ぎ準備
産休に入る具体的な日程が決まったら、
も業務内容に組み込みましょう。
産休に入る前にしっかり自分の仕事を引き継げれば、気持ちよく休暇に入れますよね!
産休に入れば、必然的に自分の仕事を誰かにお願いしなくてはいけません。
引き継ぎ作業をスムーズに進められるよう、日頃から職場の方々とのコミュニケーションをとっておくことも大切です。
産休に入ったらまず何する?産休中にやること9選
実際に産休を取得した女性の意見を反映し、「産休に入ったらやるべきこと」を9つリストアップしました。
経験者の意見なので、参考になることばかりですよ。
ぜひ自分が産休に入った時のことを想像しながら読み進めてくださいね!
産休中やることリストを作成
仕事の引き継ぎも終わり、今日から産休!
産休初日にはぜひ「産休中にやることリスト」を作成してください。
産休中や出産後には、手続きや助成金の申請などやることは山ほどあります。
後になってバタバタしないためにも、
- 産休中にやること
- 産休中にやりたいこと(遊びの予定など)
- 書類の提出や期限
などをまとめたスケジュールを作成しましょう!
一覧にまとめれば、旦那さんとも一緒に確認できるのおすすめです。
産後の市役所や会社への提出書類の期日・流れの確認
産休中・産後には市役所や会社へいくつかの書類を提出する必要があります。
例えば、
- 産前産後休業取得者申出書の申請・提出
- 育児休業給付金の申請・提出
- 赤ちゃんの健康保険の加入
- 出生届の提出
- 児童手当金の申請・提出
書類によって提出先や期限が異なるため混乱しがち。
産休中に必要な手続きや書類の確認などを済ませておくこと、後からバタバタしません。
また、書類の提出にはご家族や旦那さんの協力も欠かせません!
産休を活用してしっかり準備しておきましょう。
入院バッグの準備を終わらせておく
産休に入ったら、出産予定日まではあっという間です。
妊娠中の体の変化は自分自身でも気がつきにくく、いざという時もすぐに動けない可能性があります。
いざという時のために、早めに入院バッグの準備を終わらせておきましょう。
急な陣痛がきても「この荷物があれば安心」というセットが揃っておけば少し安心です。
動けなくなった時のための準備をしておく
お腹の状態や体調次第では、食事や家事ができないケースも少なくありません。
産休に入ったら、
- ネットスーパーのへの登録
- 親族・市のサポートなど頼れる人や機関を整理
などを準備しておくといいでしょう。
ネットスーパーに登録しておけば、外出せずとも日用品や食料が配達されます。
旦那さんの仕事が忙しい時も安心ですね。
また、早い段階からもしもの時に連絡できる相手を見つけておくのも大切です。
万が一の時に備えておくと、急に動けなくなった時も冷静に対処できますよ。
赤ちゃんの迎えるための準備
産休を経験した女性に「産休に入ったら何をした?」と質問したところ、
という回答が多くありました。
赤ちゃんを迎えるとベビー用品・グッズ・衣類などあらゆるものが必要になります。
必要なものが増えれば、その分スペースの確保も重要ですよね。
部屋の整理や模様替えは、赤ちゃんを迎え入れたあとではなかなかできません。
「もう少し片つけておくべきだった……」と後から後悔しないためには、産休中にお部屋の掃除・スペース確保が大切です。
赤ちゃんに必要なものを買い出し
産休中を活用して、赤ちゃんを迎えた後に必要なものを一通り揃えておきましょう!
例えば、
- ベビー服
- オムツやおしりふき
- ベビーバス
- ベビーベッド
- 抱っこひも
- ベビーカー
など。
旦那さんと相談しながら、事前に買っておくべきものを洗い出しましょう。
育児や保育園の下調べ
産休の時間を利用して、ぜひ育児について調べておきましょう!
例えば、
- おむつの変え方
- ミルクの準備方法
- 抱っこの仕方
- 赤ちゃんのかかりやすい病気
- 予防接種の種類
などなど……。
また、近くの保育園を下調べしておくのもおすすめです!
育児が始まれば、ゆっくりスマホを見る時間もありません。
時間ある時に下調べしておくと気持ちに余裕がでますよ!
自分時間を存分に楽しむ!
出産後はバタバタで、自分だけの時間はほぼ取れません……。
そこで産前休業中は、やりたいことを存分にやっておくのがおすすめ。
- おしゃれなレストランで食事する
- ゆっくりカフェに行く
- 気軽にラーメン屋さんや焼肉屋さんに行く
- ゆっくり映画を観る
- 好きなだけ睡眠をとる
- 雑貨屋さんめぐりをする
- 好きな漫画をひたすら読む
などなど!
産休に入ったら、ぜひやりたいことリストを書き出しましょう!
旦那さんとの2人の時間を楽しむ
旦那さんとの2人の時間。
赤ちゃんを迎えた後は、なかなか取ることはできません。
時間を見つけて、
- 子連れではいけないお洒落なお店へ行く
- 2人だけでお出かけ
- 日帰り旅行
などを計画しておくのをおすすめ。
ぜひ産休を活用して、2人の時間を楽しみましょう!