上司の誘いを上手く断るポイント4つ
まずは、上司の誘いを上手に断るポイントを紹介します。
断り方ひとつで相手が受ける印象は大きく変わるため、上司の顔を立てるためにも意識しておくとよいでしょう。
1.その場で早めに断る
上司の誘いを断りたい場合、断る意思が決まった時点で早めに伝えておきましょう。
なぜなら、「考えておきます」と結論を先延ばしにすることで、相手の期待感を上げてしまう可能性があるからです。
直前になって断ると、上司がもう一度メンバーを再考する手間も生じてしまいます。
待たせれば待たせるだけ、「来てくれるはず」と思われると思っておきましょう。
反対に、その場で気持ちよく断ることができれば、お互いのストレスも減らせます。
即断即決を意識して対応することがベストです。
2.行きたいという姿勢を見せる
例えどんなに行きたくない誘いだったとしても、建前上「行きたかったのに残念」という姿勢を見せることが大切です。
次以降も同じような誘いが来る可能性はありますが、それ以上に「感じの悪い部下だ」と思われてしまうリスクの方が大きいでしょう。
反対の立場で考えれば、勇気を出して誘った部下に冷たい対応をされる悲しさが分かります。
自分の顔を潰されたように感じ、当たりを強くする人がいるかもしれません。
嘘も方便と割り切って、一方的に切り捨てないよう工夫していきましょう。
3.嫌な顔をしない
上司の誘いが突然だった場合、思わず素の反応を出してしまう可能性があるでしょう。
「行きたくない」「面倒だ」という気持ちが先走り、突発的に感情が顔に出てしまうことも考えられます。
しかし、ここはグッとこらえ、嫌な顔をしないようにすることが大切です。
上司は、ちょっとした表情や口調を見抜くことが上手です。
口ではどんなに「行きたかったのに残念だ」と言っていても、表情が暗かったり気まずそうな顔をしていては、本音が見えてしまうでしょう。
まずは笑顔で対応し、気持ちよく断ることを優先することがポイントです。
4.また誘ってほしいと伝える
会話の最後には、「また誘ってほしい」と率直に伝えることが大切です。
誘いを断ることで、自分側も上司側も、少しモヤモヤした気まずさが残ることがあるでしょう。
こうした気まずさを払拭するためには、「また誘ってください」「次こそは絶対に行きたいです」という前向きな気持ちを示すことが重要です。
心から嫌がっているわけではないと伝えられれば、その後の関係性にヒビが入ることもありません。